NOCEの家具バイヤーズブログ 2008年04月

NOCEのバイヤーズブログ

2008年4月25日感覚の違い

気候もすっかり春らしくなり、
暑くもなく寒くもなくといったいい季節をむかえています。
僕のブログは最近「バイヤーのぼやき」だと上司から注意されたので
もっと商品よりに変えていく努力をすることにしました。

さて、2月に注文した新商品の生産が完了し
出荷準備が整ったと中国の工場から連絡がありました。
それがこのチェアです。
black-1.jpg
brown-2.jpgwhite-2.jpg







ダイニングチェアとしても使えるのですが、
カフェっぽくサイドチェアとしてもつかえそうです。
最近モノトーンが少し落ち着いてきているので
少しヨーロッパの流行色を取り入れて遊んでみました。
ホワイト、ブラック、ブラウンは売れ筋ですが、
残り4色が冒険です。
green-4.jpgpurple-1.jpgred-2.jpgpink red-2.jpg






ヨーロッパで見たインテリアショップで目立った色を指定しました。
NOCEでどれだけ評価があるか楽しみなところです。
デザインは、60年代を意識しています。
たぶん、「どこかの商品のコピーのしそこない」といったところですが
商品化するため、勝手に工場のほうで
「デザイン無視のすわり心地優先」で作ったらこうなったという感じです。
それでも試作品を見てすぐに気に入りました。
「色」を使いたかったからです。
それでも無難色を発注しないと
大量売れ残りとなるので
こんな中途半端な色展開になってしまいました。
価格は、6980から7980を予定しています。
クロームの脚でこの価格は安いと思います。
船積みが今月末なのでNOCEショップにならぶのは、
5月末を予定しています。
ご期待ください。

と、ここで終わりたいのですが、
このメーカー現地で契約したはずが
日本に帰ってきたら価格が上がっていたのです。
通貨と原材料の値上がりだそうです。
色指定までしてあきらめるのは不本意であるばかりでなく、
仕事として失敗です。
工場である彼らにとってこのチェアの面白さはわかりません。
「値段を維持したいならこのチェアはどうか」と変なチェアを紹介してきます。
感覚が違うので良し悪しは、答えられません。
挙句のはてに
「色が気に入ったのならどんなデザインでも同じだ」といい、
「早く契約を進めて欲しい」と無茶を言い始めました。
何か妥協案をとおもいディスカウントと数量の増加で話しをつけました。
それでも当初の価格にはならず、
しかも全部で1300本まで増えてしまいました。

写真も「商品紹介に使いたいので撮って欲しい」とたのんだのですが、
アングルが少し変です。
「このチェア横から見た方がいいのに
なんで上から撮るのかな」と思いましたが、
これも感覚の違いで
相手も「なんでこんな色使うんだろう」と思っているのかもしれません。
だからきっとこちらに配慮して色を強調したのでしょう。
まあ、これもありかもしれません。
見方によっては、キャンディーみたいです。

最後にまた余計なこと書いてしまいましたが、
「こんなかわいい、まるでキャンディーのようなチェアみつけました。」
みたいなブログ書けないんですかね、
と上司に言われる前に反省する事にしました。

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  1. 2008/04/24(木) 06:14:50|
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2008年4月18日タイミング

今日は朝からまるで台風のような雨と風が吹き荒れています。
明日の昼頃まで続くそうです。
なんとなく気のおもい週末です。

僕の仕事の環境もきびしくなってきそうです。
リピートオーダーをするたびに
メーカーからの確認書には値上げされてくる上、
売価に反映できません。
こんな状態がもうそろそろ一年くらい続いています。
この先これがずっと続くと思うと・・・・怖くて想像できません。
ただ海外のメーカーも大変な状況なのは同じなのです。

ここのところ、
キャンセルされたから格安で買って欲しいという
海外取引先からのメールが多くなりました。
おそらく、値上げを要求したが受け入れられないパターンでしょう。
なぜならば、
契約の段階で決めた価格を出荷の段階で値上げしてくるのです。
常識では考えられません。
メーカーも好きでやっているわけではないと思いますが、
原材料の値上げや為替の関係で
損してまで出せないということなのでしょう。
この値上げ要求を拒絶すれば自動的にキャンセルとなり、
商品が宙に浮くというかたちになるのです。

ただ、こいつがくせものです。

それが本当かどうかを見極めなければならないからです。
確立は、30%です。
つまり、70%はうそです。
Bグレードの処理か、セールストークの可能性があるからです。
これを見抜くには、慣れと経験しかありません。
恥ずかしながら、
両方ともひっかかりました。
過去のことですが上司にバレていません。
「コンテナに詰めたまんまの商品が
出荷前にキャンセルになったので買って欲しい。
サンフランシスコの有名インテリア店のキャンセル品につき
50%オフで提供する。
コンテナに詰めた状態なのですぐに出荷可能。
大至急送金して欲しい。
困っているので今日中に返事がなければ他社に売る」と。
日本の港に着いたのはその3ヶ月後でした。
上司に「コンテナに積んであったんじゃないの」と言われると
他の話題に触れたり、
コンテナを運ぶドライバーが間違えて他の船に積んでしまった
と、あり得ない言い訳をしたりと結構苦労しました。
ただ、もし本当に30%の確立のキャンセル品ならば
ヒット間違いなしです。
安く提供できるNOCE独自のルートです。

インドネシアの取引先から
チェア1600本のキャンセルセールのメールが3日前にありました。
安いし、まあまあです。ただ、本数に疑いありと見ました。
ブラウン900とホワイト700で少し中途半端な感じがしたからです。
安い商品の確保はこの時代重要です。
とりあえず、出荷時期を即日問い合わせてみると
もう500本売りがついていて、
残り500本にも問い合わせがあると。

マズイ!もしかしたら本物かも。
いや、だましか?

ここで少しタイミングをはかることにしました。
2日間返事がないと思ったら
削除メールのなかに2通も入っていました。
迷惑メールとともに消してしまっていたのです。
1100本買うとメールしましたが
これもタイミングなのでしょうか。
ちゃんと来ればですが。

それでも本当は、
最初の段階で買いに躊躇してタイミングを逃したのは失敗です。
いまだ勉強中と言い訳なしに反省しています。
  1. 2008/04/18(金) 04:56:42|
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