NOCEの家具バイヤーズブログ 2008年10月

NOCEのバイヤーズブログ

2008年10月31日前夜祭

3連休を迎える今週末は、
くずれそうな予報もなく全体的に秋晴れになりそうです。
外に出るにはピッタリな陽気だと思います。

LC39.jpg
LC39ソファ ブラウン×ベージュ
¥79,800
W212×D145(86)×H77(41)cm
※港北ニュータウン店、大泉学園店、
 梅田店、名古屋店に展示あり。


今週は、少し大きめなシステムソファのご紹介です。
このソファは、
オットマン付きの一人掛けソファのメーカーで作られたものですが、
デザインは飽きのこないオーソドックスな形になっています。
色はこのダークブラウンとアイヴォリーのクッションの
一色展開になっています。
バイイングの時にはこの組み合わせしか思い浮かばず決定しました。
メーカーのスペシャルプライス商品です。
そのためかなり安くご提供できるのですが、
ただ少し大きいのが難といえば難といえます。
幅が2m12cmもあるのです。
もう少し小さいのが欲しいのはやまやまなのですが、
そこはメーカーのプロモーションアイテムなので無理でした。
プロモーションアイテムというのは
メーカーが宣伝用に特定商品を大量に作り
低価格で提供するものをいいます。
そこで、色は指定できるのですが
サイズとなると注文生産と変わらなくなり、
たとえダウンサイズさせてもかえって高くなってしまうのです。
価格はこのヴォリュームからすればかなりお買い得といえるでしょう。

こうしている間にも時間は動いています。
もう来年のカタログの撮影を開始しているのです。
バイヤー2.jpg どのような出来上がりになるのか楽しみです。
12月頃に新商品ラッシュが来るので
カタログに掲載できるかが微妙なのですが、
僕としてはカタログの発行を遅らせても載せて欲しいので
上司に交渉中です。
撮影は、NOCE港北店の中で行われたもので
カメラマンはプロですが
他にスタジオ代などの経費はかかっていません。
しかも商品は店内から移動させるので移動のコストも削減できます。
なんといっても
もう7年近くお世話になっているカメラマンさんの
手際のよさは絶品です。
なんと一日(9時間)で「物撮り」80カット(80アイテム)やってしまうのです。
約7分でワンカット(移動設定含む)はスゴイと思います。
昔なら、カタログに「これだけお金がかかりました」と自慢する時代でしたが、
今は逆に
「これだけ切り詰めてやりました」といったほうがいいのかも知れません。

3連休前の週末、こちらもワクワクしてしまいます。
ハロウィンだし。
「今晩こそ切り詰めるぞ」と覚悟してくりだすのですが
そんな時にかぎって盛り上がってしまうものです。
飲んでいるとついつい楽しくなって
切り詰めるなどどこかに飛んでしまいます。
予算いっぱいいっぱいまでいかないと気がすまなくなるのです。

それでも翌日かなり「やってしまった」とやたら自分を責め、
ひどく後悔するのです。
もしビデオに撮られていて再生して見たら
人間やめたくなるのまちがいなしです。
そして決意するのです。
「もうやらないぞ」と。
でももう何百回これをくりかえしています。

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  1. 2008/10/31(金) 01:16:05|
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2008年10月24日 雨の下北沢

今日、東京では朝から雨が強く降り
午後にかけてさらに土砂降りになるとの予報ですが、
週末は全国的に晴れそうです。
それにしても今年はいつまでも暖かく、
とくに今日など、普通は雨だと寒くなる季節なのに寒くなく
半袖Tシャツ一枚でOKです。
週末も同じスタイルで過ごせそうです。

バイヤー1.jpg 今週は、コンサヴァティブなデザインのソファの紹介です。
モダンスタイルの原型ともいえるクセのないソファです。
色はレッドとダークブラウンの2色で表情がそれぞれちがいます。
レッドだと少しモダンな感じになり、
ブラウンだとよりシックな感じになります。
ブルーも考えてみたのですが
よりコンサヴァティブになりすぎて色気がなくなってしまうし、
またアイヴォリーもあまりあわないと思い
この2色に決定しました。
幅が180CMあるのでヴォリューム満点です。
シートにはポケットコイルを使用しています。
値段はNOCE価格でコスパ充分にあると思います。

ソファTD7804 レッド
¥59,800
W182×D90×H80(46)cm

僕の会社のある下北沢の空も暗くなり雨足が強くなってきました。
徒歩通勤なので電車の心配はありません。
ところで僕は住んでいるということを差し引いても下北沢が好きです。
カフェ、ライブハウス、劇場、個性的な服屋、飲み屋と
会社帰りに数々の誘惑が待っています。
個人的には日本のカルチェラタンだと思っています。
ちゃんとサンジェルマンデプレとレアールのように右岸と左岸があります。
(勝手な思い込みです)
バイヤー2.jpg 本当の日本のカルチェラタンは、
千代田区の駿河台周辺を
指すようですが、
なんか違う気がします。
また、吉祥寺や代官山、表参道、
青山、神楽坂ともちがいます。
多分、これらの街には劇場や
ライブハウス(ロック系)などの
若年層によるパフォーマンスの場所が
少ないからだと思います。
そしてなによりも、
この街には無数の
「なにやってるかわからない人」が
存在します。
ここが他の街と決定的に違っているのです。
カウンターで飲んでいて、偶然隣りと話す事が(よくある事)あって
その人が役者であるといえばそれでよく、
デザイナーだと言ってもそこで尊重しあえるのです。
どんな役者であるとか、どんなデザインをしていることなど関係ありません。
ここが、サンジェルマンみたいなところなのかもしれません。

うーーん、よくここまで平和な話題で引っ張れたぞ。
でもこれ以上無理。
書けません。
円は95円台に突入。
ユーロ122円。
本来輸入者なら有利なのですが、将来を考えると楽観的にはなれません。

今夜も、サンジェルマンのワインバーに捨てにいきます。
  1. 2008/10/24(金) 03:44:28|
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2008年10月17日 十六夜(いざよい)

ここのところ、とてもさわやかに晴れ渡り気持ちのいい日が続いています。
というより、まるで夏の終わりのような陽気で毎日半袖で会社に通っています。
名古屋から西ではまだ夏が続いているようです。
この週末も晴れ渡り、
日中は汗ばむ陽気になりそうです。

そんな陽気とはうらはらに世界は・・・・と始めると
又先週のようにとめどなくなるのでやめておきます。(上司の検閲)

先週デザインをあげておいた工場からプロトタイプが届きましたが、
まだもう少し改良が必要でした。
11月中旬頃にはお見せできると思います。

今回は最近届いたソファを紹介させていただきたいと思います。   TD8318 3P GR.jpg
ソファTD8318 3人掛け¥59800 グリーン
(他2人掛け¥49800、ブラウン、オレンジ、ブルーあり)
デザインはオーソドックスな50年代、
60年代のアメリカといったところでしょうか。
シートの奥行きを深くしてあるところがそれを強調しています。
このてのソファは割と「こぢんまり」としてしまいがちですが、
これは結構主張があります。
シートにはポケットコイルが使用されているため
座り心地もよくフレームもしっかりしています。
ファブリックは4色あり、どれもこのデザインにあった色になっています。

ところで、こう世界が動いていると
ついニュースをチェックしがちです。
昨日の夕方屋外に出る機会がありました。
ふと東の空を見上げると薄いオレンジ色の満月が
ビルの間に浮かんでいました。
帰る頃には天空にくっきりと見事な月光をはなっていました。
「あんまり気にしないでいった方が幸せかも」と
十五夜にさかずきを捧げてしまいました。
「飲み」のいいわけにはとてもいい心地です。
仲秋とは、ちょうど今の季節になるので
本当の月見になるのでしょうか。
昨晩(10月15日)は、テレビは一切見ずに寝てしまいました。

朝起きてビックリ。
ニューヨーク市場。
そして、今日の東京。

今日は十六夜ですが、一見形は昨日の月と殆ど変わりません。
今晩もテラスのある飲み屋で月を見ながら一杯行くことにしました。
十六夜酒、けっこういけます。
忘れさせてくれます。

それでもこんな時に限って上司から誘われたりするのです。
「元気なさそうだから」という断らせない理由で。
そのくせ「世界はこれからどうなるのか」とか
「仕入先はだいじょうぶか」としっかり忘れたい話題になります。
月など永遠に見えない地下の居酒屋で。
それでもニュースを気にせずにいられるので
これもありかもしれません。
少し「いざよい」ながら。
  1. 2008/10/17(金) 01:05:39|
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2008年10月10日 気分転換

連休を迎える週末です。
天気は土曜日に少し崩れそうですが、
日曜日、月曜日とも晴れて秋のすがすがしさを満喫できそうです。
寒くも暑くもなく昼間なら半袖で歩けそうです。
テラスのあるオープンカフェなどいかがでしょうか。
とは言いつつ、実はそんな気分にとてもなれません。
上司にもう一年以上前から
「大変なことになりますよ」と言っていたのですが、
とにかく風当たりがきつい。
「メーカーに値引き交渉をして」とか
「もっと売れるものないの?」など
到底できない無理な要求をしてくるのです。
そしてここにきて株価暴落とか倒産ラッシュ、
景気低迷などマイナスなキーワードが世の中を回っているので
よけい拍車をかけてしまっているのです。
僕自身としては、あまりショックは感じていません。
なぜならば、
もう去年の段階でヨーロッパの様子がおかしくなってきていて、
この3月に中国に行った時、
途中で建設がストップしてしまった高層ゴーストマンションを
見ていたからです。
中国でさえ、一般レベルでは大変な事になっていたのです。
これは、おそらく海外に仕事で行っている人にしか
わからないかもしれません。
当然上司も同じなのです。
バイヤーにとってもかなり厳しい状況です。
それでもみんなが欲しくなるものを持ってくれば
需要がまったくなくならない限りクビにならないと信じてやっているのですが、
そんな簡単にいかないものです。
しかも、メーカーから電気が5時過ぎると止まってしまうので
納期に間に合わないというメールや、
部品工場がつぶれてしまったので
調達の目途がたつまで生産を保留させて欲しいとか、
リストラのため商品アイテム削減による突然の出荷停止など
およそ想像の世界を超越しています。
上司にはわかってもらえないので全部僕の責任になってしまいます。
この場合メーカーに交渉しても100%無理です。
「この商品を続けたければ会社ごと買わなければ無理です」
と言いたいのですが、
どうせ「努力が足りない」とか
「根気よく交渉しなければ」と言われるだけです。
上から下からと八方ふさがり状態です。

こんな時こそ流れを変えなければと思い昼休み本屋に行ってみました。
レストランやカフェの情報誌を見ようとすると、
「世界同時不況」「恐慌前夜」だとかいう本に
まるで夢遊病者のように引き込まれていってしまうのです。
頭の中でシャンパングラスが音をたててパリン。
会社の帰りに行き着けのバールに飲みに行くと
前はあんなに混んでいて「イタリアみたい」だったのが、僕だけ。
かなり気まずい。
オーナーに「景気どうなの?」と聞かれて
「電気止められないだけましです。」と冗談で返したら、
オーナー理解できず(っていうか無理なジョーク)本気にされて
余計気まずいことに。
酔う前に心のとびらがピシャリ。
家に帰って楽器をいじってみたのですが、
弦をしばらく替えていなかったのでいまいちクリアな音がでません。
替えようと買い置きした弦をみるとニッケル製。
世界的金属価格の上昇。
がまんして弾くかぁ。
この弦、週末になべで煮沸して再生すればまだだいけるぞ。
諸行無常の鐘の音が「ぼーーーん」。

今度こそ流れを変えるぞと行き着けではなく、飛び込みで居酒屋へ。
「はじめになになさいますか」。
流れを変えるぞ。
冗談で「とりあえず、豚の角煮をダブルで」と。
「よろこんで!」と飲み物も聞かずに厨房に消えていきました。
角煮がふたつ来た時にグラスワインを。
「よろこんで!」と彼、笑いこらえつつ。
「店の名前からして、うーんこれもありかぁ」と思いつつ、
気分が5度くらいいい方向に向いたかもしれません。

※注釈(弦をなべで・・・)
弦を煮沸すると弦に付着した油分が溶けて
若干もとの音にもどりますが、すぐにダメになります。
ダメになった音は煮沸前より悪化するので気付きにくくなります。
また弦の種類により茹で時間が異なりますのでご注意ください。

  1. 2008/10/10(金) 09:24:04|
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2008年10月2日 上海出張 2

予想された台風接近による影響もなく、
秋らしくカラッと晴れおだやかな天気に恵まれる週末をむかえられそうです。

今週も先週に引き続き上海なのですが、いつもほど楽ではありませんでした。

予定より一時間遅れて会場に到着してしまったので
今日の閉会まで時間との勝負となります。
なぜならば今日は、6時間でざっと見て回り
明日個別交渉と予定していたのですが
4時間半しかなくなくなってしまったからです。
大きさは東京ドームを使わせてもらうと5個分、
甲子園で言えば6個分に相当します。
ここに大小さまざまな出展者1600のブースがひしめき合っています。
ただ歩くだけでも大変なのに、
これを商談、問い合わせ含むで
2日間の8時間で決めなければなりません。
けっこうきつい命令です。
ただ、これにはコツがあります。
全部見て歩いたら丸3日かかります。
NOCEにあう商品にターゲットを絞りこむのです。
次に価格です。
どんなに優れていても価格が高ければNGです。
これを瞬時に見分けるのですが、
そう簡単に誰にでもできません。
また常にこのような大型の展示会を見て
勘を維持していなければなりません。
それがなければ出張費や僕の給料もでません。
ひとつひとつのブースを見て瞬時に○とか×をつけていくのです。

会場でエントリーを済ませ
いよいよスタートするのですが、
この瞬間が一番ワクワクします。
しかし出端をくじかれました。
いつもあるはずのクローゼット(一時荷物預かり所)が
今年から無くなったというのです。
ということは、
空港から直行のため
全荷物とともに会場を歩くと言う事になってしまうのです。
考えていてもどうにもならないので、
歩きはじめました。
ここの展示会も目新しいものはありません。
もう出尽くしたという感じです。
初めて来れば驚くでしょうが、
中国だけでこの他にこのような大きな展示会が
年5ヶ所で10回ありそれに参加していると、
なんか全部同じに見えてきてしまうのです。
こうなるとスランプになり、
仕入れゼロ、
帰国しても出社しづらい、
上司に言い訳レポートと頭のなかで誰かがささやくのです。
しかも、空港から引きずっている荷物が重く感じてきました。
「なんでもいい一本ヒットが出れば楽になる」のに
この一本がでないのです。
あせってきました。
もう半分まわっています。
「うーんどれも一緒だ。
これならわざわざ新規で契約するものでもない。
NOCEにももう似たものがある。
目新しさがない。」
とうとう会場を一周してしまいました。
本日の収穫ゼロでした。

ホテルにチェックインしたのは、午後7時。
部屋に帰ってもヘトヘトで食欲もなしです。
外を見ると上海の街が暗いのが印象的でした。
電力不足と景気のせいだそうです。
それでも明日のため、
ホテルの中のチャイニーズでディナーを。
客は、数人でした。
メニューを見ても疲れてしまっていて
知っている食べものしか頼めません。
酢豚とちんげんさい炒めと白いご飯。
王将と変わらないかと。
アルコールは飲みません。
翌日に響くからです。
部屋に戻りバスタブに浸かって寝たのは9時でした。
さて、5時に起きてしまったので
ストレッチをしながら反省と今日の戦略を考えました。
テーマを変える事にしました。
イメージを膨らませて既存のNOCEの概念を捨ててみました。
「これだ!」というのが浮かんできたのです。
(商品で紹介できると思うのでここでは言えません。)

はやる気持ちをおさえて
8時にホテルをチェックアウトして
9時開場を目指しました。
テーマがきまったとはいえ、
見つけるのは簡単ではありません。
それでも初めの一歩がでました。
商品の詳細、納期、カラー、デザインの変更などを確認しました。
この一歩がでればあとは楽です。
その後2社程商談してそのまま空港に直行しました。

上司に商品を見せたところ
「今までにない雰囲気で今のトレンドに合ってていいんじゃない」
という事になり
3社にオーダーを入れました。
早ければ年内に来そうです。

それでも、バイヤーとしてはここがゴールではありません。
売れなければ全部僕の責任になるからです。
しかも、雰囲気が今回は少しいつもと違うからです。
それでも、この強行スケジュールで行った事をアピールすれば
言い訳の足しにはなるかもしれません。

最近、新しくラグが入荷してきたのでご紹介したいとおもいます。
この工場いつも遅いのですが、
今回は不気味なくらい早かったです。
クセのあるものばかりですが、
意外と床に置くと楽しくなります。

kk576.jpgkk615.jpgkk624.jpgkk630.jpgkk634.jpgKK613,KK576,KK575
KK615,KK624,KK630
KK634,KK669
全て、幅115×160cm、¥12,800
  1. 2008/10/02(木) 05:57:32|
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