NOCEの家具バイヤーズブログ 2008年12月

NOCEのバイヤーズブログ

2008年12月26日 「2008年」

いよいよ2008年最後の週末となりました。
天気は晴れて平年並みの気温になるそうです。
年末年始の天気もよさそうです。

イヤーエンドなので今年を少し振り返ってみると、
とにかく変化の多かった年だったと言えます。
特に外部環境の変化は強烈でした。
それは今年始め、
ドイツのケルンに行った時から始まっていたのかもしれません。
いつもは人で賑わうはずのショッピングエリアが
閑散としていたのです。
その時、正直初めての光景でびっくりしました。
その後中国の主要都市でも同じように
街が前よりもおとなしくなっていく様を見ました。
世界の繁栄を謳歌しているはずの中国まで
少し様子が変わってしまいました。
工場閉鎖が相次いでいるという話は
たしか6月くらいだったかもしれません。
そして日本。
10月くらいから様子がおかしくなってきました。
それまで一般的に景気はそれほど悪くならないというところから
一気に悪化となりました。
特に年末にかけては凄まじいものがあります。
今年一年がこの1ヶ月に集約されていると言っても過言ではないほどです。
ニュースや話題は暗いものばかりになってしまいました。
残念ながら来年もこのトレンドは続くと思います。

外国のビジネスマンと「来年どうなるのか」と話していると
大きく3つにわかれています。
ひとつは、ここでは言えない最悪のシナリオです。
ふたつ目は、朝目をさますと突然
「物の値段が十分の一になってしまった」です。
3つ目は「どうにかなるさ」のあまり物事を深く考えない楽天家です。
今取引している会社の殆どが3番目の人が多いので
少し救われています。
特に中国のメーカーは展望について
「大丈夫か」と心配になってしまうほど夢をもっています。
少しでも僕が暗い話題を話すと同情的で
かならず「そんな事忘れておいしいものでも食べに行こう」となってしまいます。

ただ、今この「のうてんき」さが
バイヤーにとって重要なのかもしれないと思っています。
バイヤーが真剣になって肩に力がはいってしまったら、
いい商品など見つけることが出来なくなってしまいます。
「僕ひとり心配したってどうせ世界が変わるわけないし、
なるようにしかならないし」と。
とは言え、こう考えようと思ってもなかなか出来るものでもありません。
衝撃的なニュースがでてくるたびに心配になってしまいます。

来年もやっぱり「やってられない」って感じで
飲みにいくほうがいいのでしょうか。

さて今年最後の商品紹介ですが、
「僕らのリアルインテリア」という本で参考商品として掲載していて
問い合わせが多かった試作品が商品として登場します。
難はデザインをしている時に
形優先にしてしまったため
大きくなりすぎてしまったことですが、
ただ値段はこのサイズとデザインとしてはかなり安いので
全体として出来はいいと思います。
次にカラーですが、
思い切ってピンク系、パープル系、エメラルドなどを使ってみました。
これがかなり「いい感じ」になっています。
僕も気に入っていて自己満足かもしれませんが、
この商品を今年最後の商品紹介に使えて本当に良かったとおもいます。
今週末からの展示になります。

3P ダークレッド.jpg 3562ソファ 3人掛け ダークレッド
¥44,800

W200×D80×H79.5(43)cm
Made in China
※部分組立

3562 2P アメジスト.jpg 3562ソファ 2人掛け アメジスト
¥34,800

W160××D80×H79.5(43)cm


※下写真は色違いです。
  左上から順に、
  レッド、ライトレッド、グリーン、ライトブルー、ダークブルー、です。
  その他にダークブラウンがあります。

2P レッド(10).jpg LTRD.jpg




2P グリーン.jpg LTBL.jpg DKBL.jpg



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  1. 2008/12/26(金) 12:09:54|
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2008年12月19日

今週末も穏やかで冬にしては、あたたかな気温になりそうです。
天気も崩れることなく晴れそうです。
クリスマス前の週末で日本では実質この週末がクリスマスとなりますが、
東京はなんだか気温のせいか、
世相のせいかあまり「うきうき」という気になれません。

今週の商品は、テーブルのご紹介です。
以前、TB901というコードネームで中国生産していたのですが、
中国もこの景気の煽りで倒産、廃業が相次いでおり、
その流れでこの工場も突然廃業してしまいました。
かつてこのテーブルは、人気があったため
このまま「打ち切り」するには惜しいので
マレーシアの取引先に生産依頼をして再開となりました。
雰囲気はむしろ今回のほうがいい感じになっています。
ちょうどいい素朴感がカフェインテリア系に馴染みます。
塗装に関して、少し雑にするように指示をしていたので
思い通りの仕上がりです。
値段は中国よりも安くできたのも〇でした。
この時期、このテーブルに合うチェアも続々と入荷していますので
NOCE各店をのぞいてみてはいかがでしょうか。
初回入荷分はある程度確保したのですが、
入荷後の反応がかなりいいので
物によっては年内売り切れの可能性もあります。
難をいうと雑なところ(僕は味が合ってとても好きですが)と
マレーシアの方が中国よりのんびりしていて
生産期間が異常にかかるといったところでしょうか。

NARDOテーブル120×80.jpg NARDOテーブル120×80
¥14,800

W120×D80×H75.5cm
Made in Malaysia
※組立式
※サイズ違いで80×80cm(¥12,800)、60×80cm(¥10,800)もあります。

街角にはクリスマスツリー、
銀色のきらめきとハンドベル風のイントロと
エイトビートで刻むベースのスラッピングで始まる曲の週がきます。
ちなみに未だランキングでは他の曲を抑えて一位になるらしいです。
それでもこの曲はとてもいい曲なのですが
なぜかカップルとは相反しています。
ひとりきりのクリスマスイブできっと君は来ません。
そしてまだ消え残っている君へのおもいが、
街角のクリスマスツリーの上に、
「夜更け過ぎに雨から変わった雪」が降り積もっていくのです。
とてもメランコリックで勝負のカップルでも聞けます。
これがランキング2位の曲、
英語で歌っていますが内容がわかるとカップルの前にバがつきます。
去年の混んだクリスマスパーティーで
誰にでも社交的な彼女が
本当は自分に気があるんじゃないかと勝手に思い込み、
Last Christmas I gave my heart
あのメロディーとともに自分の気持ちをささげますが、
翌日には当然捨てられます。
それが忘れられずに今年のクリスマスを迎え、
Tell me baby do you recognize me ?
「ねえ、僕のことわかる?」(直訳すると識別できる?)
と、いまでも自分がバカだったと思いつつ、
彼女が振り向いてくれたらメロメロな自分がいます。
今年は他の安全な彼女に愛を捧げることにします。
もう泣きたくないので。
「僕の心を引き裂いた君にはもうだまされないぞ」と捨てゼリフをのこして。
へたするとストーカーです。
が、ここは日本と感覚の違いなのでしょうか。
ここで実はランキングのトップ1と2の
主人公のシチュエーションは同じなのです。
だから、2位の彼に言わせれば
「降り積もる雪なんか見てないで合コンしようぜ」って感じなのでしょうか。

「イブが勝負の日」が死語になってどのくらいたつのでしょうか。
そしてクリスマスも
年々イベントでは無くなっていくような気がします。
僕も結構な年までサンタの存在を本気にしていましたが、
いまではすっかりサンタのプレゼントは
ワンランク上の飲みの口実になってしまいました。

クリスマスイブには、
グノーかシューベルトのアヴェマリアが最高だと思うのですが、
今年はそれ程気持ちが穏やかになれそうにありません。
今年もまた「メリークリスマス!」とか
大声で乾杯してクリスマスソングを歌ってしまいそうです。
  1. 2008/12/19(金) 01:34:19|
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2008年12月12日 小春日和

今週は、水曜日、木曜日、金曜日と暖かな日が続き
オープンテラスのカフェでは、
半袖でランチをしている人がめずらしくありませんでした。
12月とは思えない陽気でした。
週末は、少し寒くなるようですがそれ程でもないようです。
ただ、はっきりしない天気になるようです。

さて、今週の商品ですが
先週に引き続きクラッシックモダンの一人がけソファです。
先週のソファと工場が違っているため、
全体の雰囲気も少し違っています。
先週が曲線を意識していたものに対し、
今週のは少し角張っています。
ホテルの部屋によくあるやつです。
色は、ダークブラウン、グレー、ブラックと
できるだけどこにでも合うようにチョイスしました。
ふたつおいて2シーターソファの代わりにしてもいいかもしれません。
ホテル系インテリアが好きな人にはおすすめです。

S6045-20ソファ グレー.jpg S6045-20ソファ グレー
¥39,800

W83.5×D92×H105(45)cm
Made in China
※部分組立
※自由が丘店に展示あり。


来週には、8月にデザインしたカジュアル系のソファが来ます。
一連のクラシックモダン系とシンプルを調和させたものでクセはありません。
色がパープルやダークピンク系なので
結構ポップに仕上がっています。
NOCEの商品ラインナップ上で円高も手伝って値段も安くて乞うご期待です。

最近、本当に寒暖の差が激しくとても12月とは思えないような気候です。
街路樹に飾られたイルミネーションを見てもあまりピンときません。
今年は特に暖かいからでしょうか。

小春日和とは、春先の2月の寒い日が続いたあと
少し暖かくなる日だと思っていたのですが、
実はちょうど今くらいの時期に
移動性高気圧に伴って(西高東低の冬型気圧配置が崩れる)
暖かくなる日を指すそうです。
と言う事は、今の時期暖かいことが昔から普遍的にあったのかもしれません。
そういえば、十年位まえに台風がこの時期に来たことがありました。
その時は、死語になってしまった
「季節はずれの」という言葉で表されていました。
今日も小春日和です。
こんな日は、陽気に誘われてオープンテラスのある店で
仕事帰りに一杯行きたくなってしまいます。
季節はずれのイルミネーションの下で。
 
  1. 2008/12/12(金) 03:48:55|
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2008年12月5日 ベル・エポック

今日は、午前中暖かくすごしやすく、
午後から天気がくずれ夜は雨になるようです。
週末は雨もあがり晴れるようですが、かなり冷え込むそうです。
街にはイルミネーションが溢れ、
街路樹の枯葉が舞い、
とてもいい季節になってきました。
コートのポケットに手をつっこみながら
おもわず散歩にでも出かけたくなってしまいます。
行先は、飲み屋なのでしょうが。
煮込みとワインですか。

さて、先週ブログで書いた新商品を紹介させていただきます。
最近の買付けのなかでかなり「上位ランクもの」で気に入ってます。
やってくるのが楽しみでした。
このソファいままでのNOCEのラインと違い
シンプルではありません。
むしろ逆の方向にいっています。

ブログ写真2.jpg
去年の夏くらいからヨーロッパのインテリアでは
ポストモダンとしてちらほら見かけていたのですが、
モダン全盛の日本では難しく見送っていました。
今年、上海でこれを見つけた時衝撃でした。
このデザイン、ヨーロッパでもあまり見つけることができません。
なぜならば、ヨーロッパの工場では伝統であるロココスタイルで、
クラシックすぎてしまうからです。
ルネッサンスまで戻ってしまうのです。
これは、職人技でそれはまたいいのですが、
少し違うのです。
もちろん価格もゼロのけたがちがいます。
独特な曲線は、まさにモダンとクラッシックの融合で
なかなかこのようなデザインは見ることができません。
そして何より存在感があり、
シンプルで機能性を重視したものとはちがいます。
ひとことでいえば、「艶っぽい」のです。
ひとつの部屋がこのソファひとつで完結してしまいそうです。
流行のパープルという選択肢もあったのですが、
「アナスイみたい」といわれてしまうので
あえてベル・エポック調の赤にしました。
生地はヴェルヴェットを使用しています。
値段ははっきり言って安いとおもいます。

ブログ写真1.jpgのサムネール画像 VI008ソファ 3人掛け レッド
¥78,000
W200×D88×H96(46)cm
青山店に展示

※サイズ違いで2人掛け、
 色違いでブラウンあり。
 (横浜店に展示)

最近、景気とか世相とかあまりいい話を聞きません。
僕も本当はあまりよくないのですが、
あまり気にならなくなってしまいました。
そこらじゅうで話を聞くのでこれが普通になってしまったからでしょうか。
つい一年ほど前、
すごいレストランが続々オープンして
銀座や表参道エリアの一等地には
ブランド店のデザイナーズビルが建ったのが嘘のようです。
振り返ればあの時が日本のベル・エポックとなってしまうのでしょうか。

[ベル・エポック]
1920年ころのパリがもっとも世界で華やかっだった頃の総称。
産業革命のあと人々に仕事が訪れるとともに消費文化が栄えた。
パリの老舗デパート「ボンマルシェ」もこの時に栄えた。
いまでもファッションの中心といわれるのはこの名残かもしれない。
「旧き よき パリ」の比喩として、
またこのころの文化芸術をベル・エポックという。
ユトリロの絵に代表される、
ムーランルージュやラパンアジルをモチーフにすると想像しやすい。
(印象派ではセザンヌ)
  1. 2008/12/05(金) 03:07:25|
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