NOCEの家具バイヤーズブログ 2009年05月

NOCEのバイヤーズブログ

2009年5月29日 Introduction 1

じめじめとした雨が続きまるで梅雨のはしりのようです。
週末もやはりすっきりとしない天気になりそうです。
これは大きな低気圧の影響だそうで
来週はまた晴れて暑い日が続くそうです。

今週の商品ですが、シンプルなシステムソファのご案内です。
3578B GY.jpg 3578Bソファ グレー
¥35,800

W184×D135(70)×H75(40)cm
※部分組立

◇他レッドライラックダークブラン(下写真)、グリーンの全5色展開です。
<レッド>            <ライラック>          <ダークブラウン> 3578B RD.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像 3578B LA×BL.jpgのサムネール画像のサムネール画像 3578B DKBR.jpgのサムネール画像のサムネール画像






アームのないソファにカウチをつけただけというとても単純な構造ですが、
機能的には結構使えます。
まず、セットで売っていますが、お互いに単体としても使えます。
例えばソファを普通に部屋の直線に沿って単体で設置して
その前にローテーブルを置き、
カウチを少し斜めに別の場所に置いてもラウンジっぽくなります。
また、急な来客時にカウチをソファ代わりにも使えます。
もちろん本来のシステムソファの機能としても
カウチが左右どちらにも簡単に動かせるので部屋を選びません。
また模様替えの時もフレキシブルに対応できます。
値段もセットで35,800円とかなりリーズナブルです。
というか信じられません。
僕もバイイングしているうちにこの価格に慣れてしまっています。
もうひとつメーカーにたのんでギミック(仕掛け)をしてみました。
それは、ボタンの色をそれぞれコントラストになるように変えてみました。
例えばダークブラウンのボディにベージュのボタンとか、
グレーにオレンジとかです。
単調な雰囲気からかなり高級感がでました。

いつもの商品紹介以外に今回は、
NOCEの店を簡単にご紹介させていただきます。
なぜならばこの連休に少し
「商品開発の勉強のために東京以外の街を見て来るように」との命令があり、
1泊2日で福岡、広島、大阪、名古屋へと行ってきました。
相変わらずの超過密スケジュールです。
まず下北沢のチケット屋で飛行機会社の株主優待券を買いました。
連休初日ということでフレキシブルに対応できるようにするためです。

まず、羽田9時ちょうど発の飛行機で福岡に向かいました。
羽田1.jpg 羽田2.jpg












福岡空港とダウンタウンはとても近くにあります。
6大都市では、間違いなく最短で行けます。
空港の地下に地下鉄の駅があります。
空港地下1.jpg 空港地下2.jpg
NOCEのある大名には、5個目の天神で降ります。
10分くらいです。
天神1.jpg 天神2.jpg

天神3.jpg

福岡の中心である天神では「博多どんたく」が開催されていて
街じゅうがお祭り状態でした。
お祭り状態1.jpg お祭り状態2.jpg





NOCEのある大名地区は、天神のとなりにあります。
個性的な店の集積で福岡で一番コアなところでしたが、
人気の上昇とともに家賃も上昇して現在は、
撤退する店舗も多く少し寂しくなったような気がします。
さびくくろった.jpg













NOCE福岡店は、歴史ある大名小学校の前にあります。
開店してからもうすぐ10年になります。
<大名小学校>             <NOCE福岡店> 大名小学校.jpg NOCE福岡1.jpg
090529福岡店.jpgのサムネール画像

大名地区には個性的な店が多く、大阪の堀江、船場とならんで
僕にとっては「Another下北沢」だと思っています。
Another下北.jpg



















路地にはカフェや雑貨屋、服屋があります。
店1.jpg 店2.jpg













この路地を抜けると国体道路にでます。
国体道路.jpg








少し歩くと渡辺通りにぶつかりそこをまた少し歩くと、
黄色い看板の大きな雑貨店があります。
さらに歩くとイタリアモダンの店があり
その先にインテリアのコンプレックスがあります。
<イタリアモダン> イタリアモダン.jpgのサムネール画像

インテリアの・・・.jpg












ここが終点なのでバスで博多駅に向かいました。
バスで博多駅に・・・.jpg









昼すぎなので博多といえばやはりラーメンということで
駅の中にあるラーメン屋にはいるため並びました。
ラーメン屋.jpg









どんなに東京の博多ラーメンがおいしくても
博多で食べるラーメンは別格です。
以前あまりおいしくて、屋台を数件はしごした事があります。
店内は所狭しといっぱいです。
所狭し・・.jpgのサムネール画像








この店のスタンダードなラーメンがきました。
ラーメン.jpg








「なんばしよっと」というあたりの目も気にせずカメラで撮りました。
この後、調子に乗って止めようと思ったのですが
「替え玉かためで」とやってしまいました。
やっぱり美味でした。

このまま福岡の新幹線駅に出てのぞみに飛び乗りました。
福岡の新幹線2.jpg
福岡の新幹線1.jpg 福岡の新幹線3.jpg
自由席はかなり余裕がありました。
一時間少しで広島に着きました。
午後3時くらいです。
広島に着きました.jpg











駅の目の前に「有名な市電」乗り場があります。
駅の前の市電1.jpg 駅の前の市電2.jpg
本当はこのかわいい方に乗りたかったのですが、
行く先が違っていました。
かわいい電車.jpg



















駅の前の市電のりば.jpgのサムネール画像
青い電車に乗って広島のダウンタウンである
八丁堀、紙屋町を目指します。




青い電車1.jpg 青い電車2.jpgのサムネール画像










市内には川が流れていてとてもいい雰囲気です。
市内の川.jpg

紙谷町東.jpg 紙屋町東で降り、
本通りとよばれるアーケードのある
メインストリートに出てみました。




<本通り> アーケードのある.jpg










知らなかったのですがこの日は
「フラワーフェスティバル」という一大イベントがあり街じゅう混んでいました。
とくにこの本通りは歩けないほどです。
ここから原爆ドームのある平和記念公園は
歩いてもすぐのところにありますが、
今日は観光ではないのでなしです。
ちなみに宮島も市電ですぐです。
本通りに平行する通りには、ちょっとしたかわいい店があります。
ちょっとしたかわいい店3.jpg ちょっとしたかわいい店2.jpg
ちょっとしたかわいい店1.jpg
ここを進むと広島のダウンタウンの中心にいきます。
ここにお好み焼きの集積地があり、
どこの店に入っても東京では食べられないくらいのものがでてきます。
僕の行く店は決まっているのですが、
さっきの替え玉が効いてしまって断念です。
広島でお好み焼きを食べると
東京の広島風お好み焼きが別のものだとわかります。


市電に乗り広島駅に戻りました。
広島駅に戻りました.jpg









途中にレトロな喫茶店がありました。
レトロな喫茶店.jpg














レールスター(「のぞみ」のような「ひかり」)で新大阪を目指し
新大阪には午後5時くらいに着きました。
新大阪.jpg












ここから、NOCE梅田店と堀江店をめざします。
疲労度も増してきましたが今晩の食事のためひとがんばりです。

つづく・・・
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  1. 2009/05/28(木) 06:08:56|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2009年5月22日 ファーストフライト

まだ5月だというのに暑い日が続いています。
今週末、東京ではすっきりしない天気になるそうですが、
暑さは増すそうです。
じめじめした感じになるのでしょうか。

今週の商品は、久々にダイニング回りです。
発注からリリースするまで半年もかかりました。
とにかくマレーシアのデリバリーはどこに限らず長くてまいります。

組立て式のダイニングチェア、
カウンターテーブルとチェアの3アイテムになります。
デザインは、イタリア北部のペイザンヌチェアが基本になっています。
ダイニングチェアはカラフルな物と
オーソドックスなブラウンやホワイトを使用しています。
CDK0383チェア
¥4,980
カラー:右からグリーン、イエロー、ホワイト、ブラック(◇ウォールナットあり)
幅40×奥行44×高さ85.5(45)cm
※組立式


サイドチェアから本格的なダイニングチェアとしても使えます。
組立て式ですが方法はそれほど難しくありません。
価格は4980円と手ごろなので、
思い切ってカラフルな色をバラバラにそろえてみるのもいいとおもいます。

TCF0718table & CCK0408chair WN.jpg TCF0718カウンターテーブル ウォールナット
¥12,800

幅75×奥行75×高さ91cm
※組立式
◇同型ホワイト、ブラック(TCF0680カルンターテーブル)あり


CCK0408カウンターチェア ウォールナット
¥7,980

幅40×奥行42×高さ96.5(60.5)cm
※組立式
◇他ブラック、ホワイトあり


次にカウンターのセットですが、
テーブル12800円とチェア7890円という価格は
探してもあまり見たことがありません。
朝食用や夕食後のバーカウンターとして最高ですが、
ふつうにダイニングとしても使えます。
最近、家で食事したり飲んだりする人が増えているそうですが、
(僕もそうなのですが)そういった人達にはピッタリです。
なぜならば、前菜のつまみを作って、
次のメインのおかずを作るこの間にタイムラグが出来てしまい、
せっかく作った前菜が楽しめなくなってしまうのです。
普通の高さのダイニングテーブルに前菜のプレートを置き、
次のメインを作る時に飲みながら前菜をやろうとすると
どうも「つまみぐいスタイル」になってしまい落ち着かないのです。
これが、カウンターの高さだと流行の立ち飲みスタイルとなり、
次のつまみを作りながら飲めるのです。
そしてメインはチェアに座ってゆっくりとになります。
ちなみに商品ですがチェア2脚とテーブルで3万をきります。
高さは、このコンセプトに基づいて
通常のバーカウンターよりも低く設定しています。


  今週、どうしても勉強しなければならないところに
「お勉強」にいきました。
スタートは渋谷です。
090522-2.jpg 090522-1.jpg













ファイヤー通りを目指して新緑の宮下公園を右に見て明治通りを渡り、
キャットストリートの入り口に行きます。
<ファイヤー通り>                <宮下公園>
090522-3.jpg 宮下公園.jpg







                                                              <キャットストリート> キャットストリート.jpgのサムネール画像














平日の午後という事もあり人もまばらです。
まばら1.jpg まばら2.jpg














表参道を渡りプロペラ通りに出ます。
表参道.jpg













表参道の丘も静かです。
表参道の丘.jpg










プロペラ通りを左に折れて原宿に向かい
明治通り沿いの目的地に着きました。
プロペラ.jpg















バイヤーとしては、異業種であれ、おさえておきたい所です。
左がスウェーデンのメガ、
右が日本初のアメリカの「メガ チェーン」アパレルです。
左.jpg 右.jpg

どちらも価格の安さとデザイン、いち早いファッションが特長です。
特にアメリカの方はオープンしたばかりで、
初日には入場するために数キロ列ができたそうです。
まぁとにかくビックリしました。
キャットストリート、プロペラ通りの静けさとは大違いで
「一体どこからこんなに人がくるのか」というほど人がいます。
平日の午後だというのに入場するのに並んでいます。
とりあえず比較的空いている(といっても店内まともに歩けません)
スウェーデンアパレルに入りました。
ヨーロッパでは、入ったことがあるのですが、
別段驚くこともなくそれ以降入ったことはありません。
特に安いと思ったこともないというのが感想です。
この店は、大体商店街の真中にあることが多く、
それこそ今年の始めに行ったドイツのケルンから、
パリ、ロンドンはもちろん、昔よく行ったイタリアのUDINE(ウディネ)や
ポーランドのワルシャワまで
ヨーロッパのある程度の都市には必ずといっていいほどあります。
中国にさえ6軒あります。
ただ、僕の主観で言えば
ヨーロッパに来てわざわざ買う必要がないほど普通です。
この店の周りにある個性的なアパレルのほうが僕は好きです。
ヨーロッパにはこのようなメガアパレルで
日本にまだ上陸していないものがまだかなりあります。
ただどこも同じに見えてしまいますが。
さて、何年ぶりか忘れましたが入店するのは2回目です。
とにかく混んでいます。
男性物はB1でちょっとさびしく、海外とは違っていました。
女性のフロアより空いているのですが、
上のフィッティングルームが混んでいるのか
男性フロアのそこだけは女性で異常に混んでいました。
レジもそれほど並んでいなかったので半袖丸首シャツを探してみました。
さすがヨーロッパのアパレルだけに目当てのものはすぐに見つかりました。
一枚1280円です。
「デザインや素材から見れば、日本でこの値段で買えのるのはここだけか」
なんてすっかり黒とパープルを取ってレジに並んでしまいました。
情けない。
ヨーロッパでは入る気もなかったのに。
次にここの袋を持ってアメリカに向かいました。
アメリカの方.jpg


















あまりの混雑で入場制限をしているのですが、
勉強なので並んで入店することにしました。
平日の午後3時半です。
店に入るととんでもない程混んでいます。
渋谷に黄色いディスカウントができたばっかりより混んでいます。
歩けません。
男性物は最上階とこれもなんか虐げられたかんじです。
エスカレーターで上がるのも一苦労です。
階段の踊り場では、とりあえず取ってきた山のような商品を選定している女性が 何人もいます。
こんなに日本はファッションに飢えていたのでしょうか。
テレビの中のバーゲン会場でパロディでおばちゃん同士が
物を取り合っているといった感じです。
もちろんここは若い女性ばかりですが。
なんとか、上の売り場にたどり着きましたが、
僕の欲しいものはなにもありませんでした。
ちょっと男性商品は手を抜いた感じに見えました。
それでも薄手のサマージャケット4000円くらいを手にとって、話のタネと思い
一階の集中レジ(欧米ではこのスタイルが殆ど)に行ったのですが
「レジ最後尾」のプラカードを持った警備員からレジが見えないので
あきらめ店をでました。
景気どこ吹く風、圧倒されました。
しかもこの手の店には普段着でくるのが普通なのですが、
なんかみんなオシャレです。
一昔前の青山と言った感じです。
花柄のシルクに黒のレギンスとか、
最近はやりのフォークロアと一体ここがどこだかわからなくなります。
ただ、気になったのはマスクをしている人、
ほぼ全員はずして店に入るので意味ないです。
結構つかれましたが、いい勉強になりました。
原宿の駅を右に見て左にNHKを見て、
少し考えながら代々木公園を歩いて下北沢に戻る事にしました。
NHK.jpg 原宿.jpg













さっきのお祭りから代々木公園までは5分くらいです。
新緑に少しグレイの空が映えます。
新緑.jpg



















途中、綺麗な花が咲いていました。
花1.jpg 花2.jpg
花3.jpg

この時間なのでほとんど人がいません。
しばらく歩くと日本航空発始之碑がありました。
明治43年にここで初めて日本人が空を飛んだのです。
日本航空.jpg













ところで先のアパレルのカテゴリーをファーストファッションといいます。
代表的なものは、このエリア(表参道)にあるスペインのものと、
日本ではまだ見ないU.K.のものがあります。
欧米ではもう6年前くらいにこのカテゴリーが定着しています。
これはファッションウイークとよばれる年2回行われる
パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークのコレクションショー(春と秋)に代表される
ファッションをどれだけ早く(ファースト)安く店頭に並べるかという
コンセプトに基づいています。
ここでは、長くなってしまうので省略させてもらいますが、
バイヤーから工場までかなりシビアに連携しないと実現できません。
この工場をQRMといいます。(Quick Response Manufacture)
どれだけ早くクライアントの要望に答えて製造できるかというわけです。
当然あの安さなわけですから。
ちなみに僕のシャツはバングラディッシュ製でした。
最早、中国でも高いというわけです。
どのくらいメガかというと例えば、
一店舗の面積にもよりますが先程のスペインのもので58カ国、
20000店です。
そして2週間に一回くらいの割で新しいコンセプトが導入され、
毎年、10000点以上のデザインがリリースされるそうです。
この規模ででです。
ただ最近では、アナスイやHARAJUKU LOVERSといったデザイナーに
商標で(パクリ)裁判沙汰に発展することもしばしばだそうです。
なんとも彼らのファーストフライトの地である原宿に起因するとは
皮肉なことです。
それにしても日本のファースト(Fast)ファッションの地である
キャットストリートに、ファーストフライト(First)の飛行機が
爆弾を落とした感じです。
このシステムに対抗できる会社は残念ながら日本にはありません。
それこそ、表参道に軒を連ねる名だたるブランドのデザイナーたちが
バックにいるからです。
そういっても僕はキャットストリートが好きです。
ちょっと元気がなくて残念です。
でも自分もバイヤーの身なのでつらさがわかります。

新緑の代々木公園も出口になりました。
都会の喧騒をはなれると辺りには誰もいませんでした。
いい勉強でしたがおおきな宿題がのこりました。
白い袋のなかの2枚のシャツとともに。
090522-4.jpg 090522-5.jpg











  1. 2009/05/22(金) 05:14:22|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2009年5月15日 Inside Structure (内部構造)

初夏を思わせるような暑い日が続いています。
特に先週末は東京でも30度を越すような真夏日となりましたが、
今週末はすっきりしない天気で気温もそれほど上がらないようです。

ゴールデンウイークも終わりとともに、
いわゆる家具の一年で最も売れるシーズンもひとまず終わりました。
これから来年のトレンドを計ったり企画したりと
バイヤーにとっては始まりといえます。
なんと言っても去年のリーマンショック以来、世界がガラリと変わってしまい
非常に予想をつけにくい状況になってしまいました。
ただやはり低価格志向は変わらないような気がします。

と言ったところで、「今週も先週に引き続き2万円以下のソファの紹介です」
といくところだったのですが、
実際スゴイ勢いで2万以下のソファが続々入荷しているところに
仕込んでおいたデザイン志向のソファの完成写真が工場から来たので
ご紹介いたします。
まずは実物をご覧下さい。

2003L-1.jpg 2003L-2.jpg 2003L-3-2.jpg 2003L-4.jpg 2003L-5.jpg 2003L-6.jpgのサムネール画像








張り生地はベルベットを使用しています。
デザインは北欧とモダンのフュージョンで
ガラスのテーブルからウォールナットなどのウッド系でも合います。
価格は2シーターで49800円、1シーターで29800円と
一連のソファより少し高めに出来ていますが、
デザインとヴォリュームによるもので決して高いとは思いません。
むしろ安く感じます。
この商品は今現在、まだ海の上で来週に倉庫搬入をし、
早ければ来週末にも店頭に並べる事ができるかもしれません。
さて工場から内部構造についての写真が来ましたので
簡単な「バイヤー中目黒のソファ講座」をしてみます。

( 1 ) 20090515-1.jpg まずこれはまさにソファの骨格と言われるフレームです。
木製なので木枠フレームと呼ばれています。
完全手作りです。
ここで工場の職人の「センスの良さ」が問われます。
同じ設計図でもこの段階で変わってしまうからです。
また、凝った作りになればなるほど技術と実際の原材料が必要とされ
これもコストに反映されてしまいます。

( 2 ) 20090515-2.jpg フレームが完成するとシートの底の部分に
S字バネと呼ばれるバネをソファに対し垂直にはっていきます。
よく「Sバネ構造」と呼ばれるのはこの部分です。
次に横にウェービングテープと呼ばれる布製のベルトをはります。
こうする事により、つまり縦横にすることにより
上からの力を分散させて強度をアップさせるのです。
たとえばSバネを縦横にすると強度は増すのですが硬くなりすぎたり、
金属の接触により磨耗したりと合理的ではありません。
また、ウェービングテープのみであれば強度が増しません。
よってこのようなハイブリッド構造が最も適していると言えます。
ソファ底辺の構造はNOCEに限っていえば
殆ど値段に関係なくこの構造になっています。
ただヨーロッパなど環境に厳しいところは
ウェービングのみといったスタイルが主流です。

( 3 ) 20090515-3.jpg 次にこのソファの特長ともいえる背の部分です。
この部分にしっかりウェービングを入れる事により
背もたれに余分にウレタンを使わなくてすみます。
今回の場合これはデザインに起因するもので、
デザインに凝ると価格が上がるという証明にもなります。
つまりシンプルになればなるほどコストはおさえられるのです。
これでフレームは完成です。

( 4 ) 20090515-4.jpg さて完成したフレームの上にウレタンをはっていきます。
この辺でいわゆるソファの質の問題になります。
ウレタンがピンキリだからです。
特に「ハイデンシティウレタン」よく高密度ウレタンと呼ばれているものが
高価なもので堅めで長持ちします。
またウレタン素材に他の素材を混ぜて
例えば自然素材である植物などで使うこともあるようです。
工場の説明によればフレームまわりにもこれを使用していて
手抜きはしていないそうです。
ただソファの体の触れない部分には
ここまでいい素材は使われてなさそうです。(5)参照
( 5 ) 20090515-5.jpg これでフレームは完成しこの上に布をかぶせていきます。
そのあとに座面のクッションを置き完成です。
よく「構造はポケットコイルですか、Sバネですか」
という質問を受けるのですが、
これでこの質問に意味がないことがおわかりできたかとおもいます。
つまりポケットコイルが内蔵されるのはこのクッションの中だからです。
Sバネが入るのはフレームです。
今回のソファのクッションは、ウレタンですが
ポケットコイルとウレタンのコストの差は
低品質のウレタンを選択しない限りあまり変わりません。
むしろ高品質のウレタンはコイルの数倍高価なものとなります。
ヨーロッパは基本的にウレタンのみです。
環境に配慮してなのでしょう。
もちろん自動車のシートも早くからコイルではなくウレタンでした。
余談ですが、北欧の有名な自動車のシートを作っている工場が
ソファも作りはじめたという事例もあります。
実は日本でもあるのですが。

最後に今回の入荷は各色、1,2シーターで160本ほどなので
御興味のあるお客様はお早めにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2003Lソファ 2P.jpg 2003Lソファ 2人掛け
¥49,800


今週もなんか「いきつけのカフェ」の話題でいきたかったのですが
上司の指導により堅い話題にさせられました。
内部構造なので。

  1. 2009/05/15(金) 10:27:51|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2009年5月8日 ゴールデンウイーク2009

今年のゴールデンウイークは、まだ最中の人もいるそうですが、
僕はカレンダー通りでもう終わってしまい昨日から働いています。

今朝の東京は、土砂降りの雨のなか雷鳴が響き渡り
季節の変わり目をつげていました。
それでもこの週末、ゴールデンウイーク最後にふさわしく
晴れて暑く初夏のような陽気になるそうです。

今週の商品紹介も小ぶりでかわいらしいソファです。
8047 2P PK.jpg 8047ソファ 2人掛け ピンク
¥19,800
W121.5×D65.5×H64(38)cm
張地:マイクロファイバー 中身:ウレタンフォーム 脚:木製
Made in China
※部分組立

※ピンク、グリーン、パープル、ブラウンの4色展開です。                グリーン   GR(8047).jpg<展示店舗>
ピンク ・・・ 仙台店、神戸店
グリーン ・・・ 下北沢店、福岡店
パープル ・・・ 自由が丘店
ブラウン ・・・ 日野橋店

値段もまた先週に引き続き2万円を切りました。
デザインはシンプルなのですが、
背の部分とシートにくぼみを付けたところがアクセントになっています。
布の張り生地が全体の雰囲気をやわらげているので
カフェインテリアでも使えます。
思い切ってピンクはどうでしょうか。
小ぶりなので部屋のアクセントにもなります。
ホワイトだけでなくウォールナット系のダイニングやキャビネットにも
意外にあうかもしれません。
座り心地は固めでこの値段からは想像できません。
コストパフォーマンスから考えれば優秀といえるのですが、
バイヤーとしては単価が下がってしまうため、
成績があがらずつらいところです。

僕のゴールデンウイークは実質3日でした。
それも飛び飛びで。
2日間は命じられた仕事をしていました。
まぁそれもいいことだと思っています。
5日間も連続してオフになると
現実の仕事に復帰するのにかなり苦労するからです。

それでも少しはゴールデンウイークを満喫するために
格安プチリゾートトリップをしてきました。
まるでNOCEのコンセプトを地でいっているような感じです。
究極の安近短です。

まず下北沢から新宿にいきます。
リゾートなのでここは普通の快速急行に乗ってはいけません。
やっぱりロマンスカーしかありません。
ロマンスカー.jpg 特急「えのしま29号」に乗ります。
特急券は600円なのでこのくらいの贅沢はありです。
また、このホームの前にあるカフェでコーヒーでもやりながら待つのも
旅のプロローグとしてはグッドです。

定刻どおりに発車.jpgのサムネール画像 15時20分、
定刻通りロマンスカーは発車しました。
いつもと変わらない風景も大きな車窓から見ると違ってみえます。





1時間で片瀬江ノ島終点につきます。
駅が竜宮城みたいでした。
駅.jpg








そこから商店街を歩いて江ノ電の江ノ島駅にいきます。
江ノ電江ノ島駅.jpg








商店街.jpg この商店街にはなつかしい射的屋さんや、
おいしい「シラス丼」の店、
老舗のようかんの店などがありますが、
今日はバカンスなので
ドメスティックな要素には目をつぶります。





江ノ島からはかわいらしい江ノ電という電車に乗ります。
江ノ電.jpg













走るとすぐに車窓の外に海が広がります。
海.jpg


カフェ.jpg そこから10分くらいで七里ヶ浜駅に着き、
そこで下車します。
駅の前にカフェがありました。





線路沿いに歩いて行くとピッツェリアの入り口があります。
線路1.jpg 線路2.jpg
山の上にあるので急な坂を登っていかなければなりません。
途中に江ノ島が見えました。
途中の江ノ島.jpg








赤いパラソル.jpgのサムネール画像 見上げるとピッツェリアの赤いパラソルが
青空の中にみえました。





エントランスに到着するとまだウエイティングが
5組くらいしかいませんでした。
この店は予約を受け付けていないので待つしかありません。
1時間待ちは普通ですが、今日は20分くらいですみそうです。
待っているあいだ、海が見えたり、
木々の間から江ノ島が見えたりしました。
海が見えたり.jpg 木々の間から.jpg

席の準備が整ったという案内にしたがい中に入ると人で賑わっていて、
リゾート気分が盛り上がってきました。
偶然ですが、一番いい席になりました。
一番いい席.jpg 席.jpg
スプマンテ.jpg まずは、スプマンテ(イタリアのシャンパン)で江ノ島に乾杯。




太陽がだんだん沈んでいきます。
だんだんと・・・.jpg










沈み切るとオレンジの弾幕を残して
江ノ島と富士山のシルエットを移していきます。
江ノ島と富士山1.jpg 江ノ島と富士山2.jpg
最高な時間が流れていきます。
最高の時間.jpg









心地よい・・・.jpg 心地よい海風が酔った体を癒します。






暮れなずむ空に江ノ島に灯が見えます。
暮れなずむ空.jpg
ワインの色も・・・.jpgのサムネール画像 このころ僕のワインの色も赤に変わっていました。






すっかり暮れていくと僕もしっかり出来上がっていました。
すっかり暮れて・・・.jpg








勘定をすませ・・・.jpgのサムネール画像のサムネール画像 勘定を済ませて、来た急な坂を降りて
ひと気のぬけた七里ガ浜の駅にきました。



片瀬江ノ島には
「えのしま48号」が待っていました。
かたせえのしま.jpg









20時48分新宿に向けて出発しました。
僕の短い2009年のゴールデンウイークの思い出を残して。
ぼくのGW・・・.jpg
  1. 2009/05/08(金) 12:37:03|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2009年5月1日 桜紀行

いよいよ明日から5連休が始まります。
天気にも恵まれそうで全国的に大きく崩れることもなく
初夏のような陽気になりそうです。

僕は近場をうろうろしたり、
街を見て研究したりといった感じでしょうか。
Forever 21とか見たいのですがもう少し人が引いてからにして、
ワンデイトリップは、また江ノ島近くのPIZZERIAで
明るいうちからシャンパンをやって、サンセットのころに出来上がるという
いつものパターンでいくつもりです。

さて、久しぶりに商品紹介します。
8006 2P DKBR.jpg 8006ソファ 2人掛け ダークブラウン
¥15,800

幅124×奥行77×高さ72(40)cm
張地:ビニールレザー 中身:ウレタンフォーム 脚:木製
Made in China
※部分組立

※3人掛け(幅164cm)、¥22,800
※色違いでブラウン、
 素材違いでライトブラウン、ライトグリーン、オレンジ(2人掛け、¥19,800)

ついにここまできたかという驚きの安さのソファです。
すでにウェブにアップしているのですが、
僕が中国の話や梅田のオープンの話をしている間に進んでしまいました。
NOCEバイヤーとしては「これぞ」という感じです。
アームとボディのバランスも良く、
とても15、800円(税込み)とは思えません。
幅も124cmあり、この価格にしてはボリュームもあります。
張り生地にバイキャストを使っているので高級感さえあります。
デザインの素は北欧スタンダードですが、
ダウンサイズしてもあまりテイストは落ちません。
ただやはり値段追求もあり
「こぢんまり」してしまったのが難といえば難でしょうか。
カフェインテリアから日常ユースまで幅広く使えそうです。
それにしても、ソファのファーストユーザーが
「とりあえず始めに」がこのレベルとは
ある意味とんでもない時代になったことを痛感しています。

新緑の5月になりましたが、
今年の桜があまり見事だったので
少し季節感が前後してしまいますが触れてみます。

4月5日、桜が満開になったのでどこかに見に行こうとおもいました。
僕の住んでいる下北沢だと北沢川緑道から目黒川を通って中目黒まで
というコースが一番手ごろなのですが、とにかく混んでいて
「なにしにきたんだか」わからなくなってしまいます。
また、名所と言われる、千鳥が淵、井の頭公園、新宿御苑も見事なのですが
これは歩くのがやっとでとても花見どころではありません。
又僕の苦手なしょう油でイカを焼いたにおいが桜の花の香りを消し去ります。
そこで今年は東北沢から新宿までつづく玉川上水緑道に行くことにしました。
あまり知られていないこの道は新宿までの散歩コースとして使っていて
漠然と桜のころは「穴場かも」と思っていました。

住宅街.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像 下北沢の住宅街も桜が満開です。











その住宅街を抜けると緑道の入り口に着きます。
入り口.jpg











予想通り満開の桜でも人はあまりいません。
満開の桜・・・1.jpgのサムネール画像 満開の桜・・・2.jpgのサムネール画像 満開の桜・・・3.jpg
都会の公園では子供達が遊んでいました。
子供.jpgのサムネール画像 ピンクのベンチが桜に華をささげています。
ベンチ.jpgのサムネール画像












たしかに沢山の木に桜が満開も見事なのですが、
ゆっくりと枝ぶりをみながら静かな小道を歩くのもとてもいいと思います。
枝ぶり.jpgのサムネール画像









桃と桜が一緒に咲いていました。
モモとサクラ.jpg










頭の中に荒井由実の「花紀行」という曲がながれていました。
「過ぎ行く春の、投げる口づけは髪に両手にはらはら停まる」
見上げると花の雲のあいだから太陽かこぼれていました。
太陽が・・・.jpgのサムネール画像












チェア.jpgのサムネール画像 途中、北欧調ダイニングチェアが
ポツンと置いてありました。
やがてそのまま朽ちていくのでしょうか。








下北沢に帰ってきました。
下北0501-1.jpgのサムネール画像 下北0501-2.jpgのサムネール画像 下北0501-3.jpg
建設中の場所には暮れていく下北沢の空が見えました。
建設中の.jpg









路地の向こうに・・・.jpgのサムネール画像 路地の向こうに「いきつけ」があります。








やっぱり花見のあとにはこれが待っていました。
ワイン.jpgのサムネール画像







 
  1. 2009/05/01(金) 01:15:22|
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