NOCEの家具バイヤーズブログ 2009年10月

NOCEのバイヤーズブログ

2009年10月30日 ひととき

すっかり秋らしくなり朝晩、寒いくらいになりました。
今週末も秋晴れが望めそうです。
この季節になると夕焼けがきれいだったり、
空気が澄んでいたりとついつい「飲み」がすすんでしまいます。
いずれにしても「いい季節」です。

先週までの怒涛の中国展示会ツアーのブログも終わり
今週からまた商品紹介から始めます。
あれから日本に帰ってとにかく「見方を変えなければ」と思い
日々、商品と布サンプルと格闘しつつ、
海外メーカーとのメールのやりとりをやりつつ、
徐々にオーダーがまとまってきてます。
少し従来のNOCE路線とは違うものが登場するかもしれませんが、
スピリットは変わりませんので
楽しみにしていただければと思います。

今週の新商品はダイニングテーブルです。
古くからやっていたダイニングテーブルのサイズ違いを、
デザインを変えて作ったものです。

1030ダイニングBF6128.jpg ダイニングテーブルBF6128
¥10,800

W60×D60×H75cm
PVC、MDF、ラバーウッド
Made in Taiwan

1030ダイニングテーブルBF6127.jpg ダイニングテーブルBF6127
¥10,800

W80×D60×H75cm


1030ダイニングBF6126.jpg ダイニングテーブルBF6126
¥12,000

W80×D80×H75cm

1030BF6125.jpg ダイニングテーブルBF6125
¥12,800

W120×D80×H75cm


デザインはカフェっぽく「北欧ユーズド」が基本になっています。
2009年版NOCEカタログの
NARDOテーブルの後継モデルとなります。
NARDOも素朴な作りでいいのですが、
サプライヤーも素朴すぎて
納期に半年かかる上に毎回色が違っていたり、
ボルトの位置が合わなかったりととにかく手間がかかりすぎました。
そこでメーカーを変えて
デザインからやり直して作ることにしたのです。
コストを下げるるために天板にはPVCを使用してあります。
これは、今後本物のウォールナットを使用して作るかの
課題が残されます。
価格が上がってしまうからです。
とことん安さを追求するか、
多少値段があがっても質を若干上げるかなのですが
結論はまだ出ていません。

さて本題に戻ります。
ウォールナット色とデザインがいわゆるカフェっぽさを
表現しています。
本物のカフェユースから「おうち」まで汎用性は幅広く、
またサイズが違うので、サイズの選択によってはパソコンデスクや
お子様の学習机代わりにも使えます。
プロユースの場合、天板にPVCを使用することにより
天然木より取り扱い易く、また「色あせ」も気になりません。
「うちカフェ」「うちバー」にはピッタリだと思います。
値段も手頃なので気軽に模様変えしてみてはいかがでしょうか。

先日、横浜に行ってきました。
秋の暮れなずむ空を見ながらの一杯はやはり最高です。
港の近くにあるこの店は、
ここが横浜だという事を忘れさせます。
暮れかけた空に乾杯!とシャンパンをあけます。
1030-1.jpg こんないい雰囲気でも
話題は最近の景気の話になってしまうのが少し悲しい。
港を出る船の汽笛が空けかけたワインボトルにこだましています。
1030-2.jpg









暮れていく街に酔いが溶けていきます。
1030-3.jpg











グラッパを飲み干しながら見上げると
白く光るタワーが黒い空にささっていました。
1030-4.jpg















スポンサーサイト
  1. 2009/10/29(木) 05:48:26|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2009年10月23日 2009年秋 中国出張 最終回

ピークを迎えるはずだったオリオン座流星群でしたが、
やはり東京の空は明るく僕には見えませんでした。

先週からの続き

翌日、目覚めると上海の街は朝もやに包まれていました。
1023-1.jpg











6時に朝食をたっぷりととり、
(この後ロールパン2個にハムとチーズをはさみ、
デザートにコーヒーとクロワッサンひとつ)
午前のみの展示会にのぞみました。
1023-2.jpgのサムネール画像








食後コーヒーを飲みながらホテルの大きな窓の外を覗くと、
まだ誰もいない歩道に強い風が吹いていました。
1023-3.jpgのサムネール画像








と、ここまではよかったのですが
部屋に帰ると少しつ疲れているのか、食べ過ぎたのか、
しばらく頭が「ぼー」っとしてしまい、これを払拭させようと
歯を磨いた後に悲劇が起こりました。

飛行機のセキュリティチェックのため
液体をビニールのひと袋に入れなければならず、
ここに歯磨きのチューブとメンソレのチューブを入れていました。
1023-4.jpgのサムネール画像







チューブを押して歯ブラシにたっぷりと塗って、
最初は味がしなかったので「疲労で舌までいってしまったのか」
  と思った瞬間、激痛というか歯医者の麻酔というか
「ひりひり」してしばらく口の中が北極状態でした。
後であまりの悔しさに「何でまちがえたんだろう」と思って
見てみるとあまりにも似すぎていて笑ってしまいました。
疲れているのか?と自問自答してしまいました。
「疲れてるわけない」と自分に必死に答えていました。

体をストレッチでほぐした後、
8時にチェックアウトを済ませ地下鉄の駅に向かいます。
1023-5.jpg








上海とはここでバイバイです。
1023-6.jpg








振り返ると昨晩の通りがありました。
少し秋の涼しい風が吹いていました。
駅の入り口を下り、
1023-7.jpg








自動販売機に向かい、
1023-8.jpgのサムネール画像 タッチパネルで自分の行きたい路線または駅をタッチします。
1023-9.jpgのサムネール画像








次に路線が表示されるので目的の駅をタッチすると、
1023-10.jpgのサムネール画像







金額が表示され4元(約70円)を投入すると
(右に写っているのはまとめ買いのアイコンなのですが
最大9人まで買えます。人口の多い国ならではでしょうか。)
1023-11.jpgのサムネール画像







クレジットカードくらいのおおきさのカードが出てきます。
(これは使いまわししていて、資源の無駄になりません)
1023-12.jpgのサムネール画像







これを自動改札機にタッチさせて入場します。
出る時に自動改札機で回収する仕組みです。
1023-13.jpgのサムネール画像
駅は朝の通勤ラッシュで混みあっていました。
1023-14.jpg








人民広場駅に
1023-15.jpg 1023-15-2.jpg













展示会方面に向かう列車が来ました。
1023-16-1.jpg 1023-16-2.jpg



郊外に向かうため、空いていました。
1023-17.jpg 列車を降り
1023-18.jpg








展示会行きのバス停に向かい(並んでいるのは出展者)
1023-19.jpg バスに乗り展示会場に行きました。
1023-20.jpg













又、戦闘開始です。

1023-20-2.jpg 昨日の夜考えたのですが、
僕自身のバイイングスタイルを変えるつもりで
見方を変えてみました。
すると結構商品が違って見えてくるものです。
それでもそんな簡単に変えられるわけも無く、
やはり無難なものをセレクトしてしまいました。
1023-21.jpg













オットマン付きで左右交換可能なコンパクトなシステムソファ、
49,800円でいけそうです。
11月には入荷します。
が、「全然スタイル変わってないじゃん。」
この手のソファがあると条件反射的にゾクゾクしてしまうのです。
「Change has not come to me!」ってわけですが、
少しずつ変えていくつもりです。
本当は、ここで公表できない検討できる商品が結構あるのですが
発注には勇気が要り、時間もかかるので
決定され次第アップしていこうと思います。

展示会最終日のため、12時前から混雑を避けるため
(大きいので撤退も大変。)
出展者の片付けが始まってしまい、
見ることは不可能になってしまいました。
1023-22-1.jpg 1023-22-2.jpg マグレブで空港にこのまま直行するため、
シャトルバスのバス停に並びました。
1023-23.jpg







この時間でもダフ屋が少なくとも4人見えます。
行きに買った往復チケットのカードを自動改札機に通し、
1023-24.jpg






プラットホームに続くエスカレーターを登り、
1023-25.jpg








マグレブトレインを待っていると
1023-25-2.jpg すぐに来ました。
1023-26-1.jpg 1023-26-2.jpg
13時0分0秒に発車し、13時0分1秒で時速4キロ。
1023-28-2.jpg









13時0分53秒で123キロ。
1023-28.jpg








13時03分12秒で最高時速431キロになりました。
1023-29.jpg








高速道路の車が止まって見えます。
1023-30-2.jpg 空港が見えてきました。
1023-31.jpg









13時07分に空港に着きました。
1023.jpg








距離は約30キロ。
山手線が一周34キロで一時間、
徒歩10時間と考えると速さに驚きです。
空港に着き、
1023-32.jpg








カウンターでチェックインを済ませ、
1023-33.jpg 飛行機を待ちます。

1023-34.jpg








これで東莞、広州、東京に戻って更に上海とまわった一週間が
終わろうとしています。
何か答えを見つけようと、また広州の雪辱を果たそうと
上海に来たわけですが、明確な答えは見つからないものの
指針は見つかったような気がしました。
それが上司に具体的に報告できないもののもどかしさはありません。
割とすっきりしています。
帰ったら生地サンプルやカタログ、
写真との格闘の日々が待っていることが楽しみでさえあります。

D84の搭乗ゲートでは
「14時15分成田行きCX919便」の搭乗が始まっていました。
1023-35.jpg










搭乗用通路を歩いて搭乗口に向かっていると
ガラス窓に大きなカマキリがとまっていることに気が付きました。
1023-36.jpg 誰にも気付かれず器用に逆さまになって
まるで僕をのぞき込むようでした。
それはまるで「がんばれ」とエールを送っているように。

  1. 2009/10/23(金) 12:47:12|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2009年10月16日 2009年秋 中国出張 5

(先週からの続き)

太陽が沈みかけてもその1日は終わりません。
会場の前にあるタクシー乗り場には
とてつもない長蛇の列ができていました。
1016-1.jpg















これを並んで待った後に道路渋滞が待っていて
いつ帰れるのかわかりません。
やはり、パブリックトランスポーテーションが一番、
というわけで地下鉄までのフリーシャトルバスのバス停に並びます。
ここはそれほど並んでいません。
1016-2.jpg








バスに乗り、
1016-3.jpg








地下鉄の駅に向かいます。
1016-4.jpg

改札を抜けホームに下りるとすぐに列車がきました。
1016-5.jpg









ラッシュアワーでドアが開くと後ろから苦しくなるくらい押されました。
1016-6.jpg 1016-7.jpg
「うー、苦しい」
少し疲れている体に、外国での通勤電車はかなりつらい。
しかもこの地下鉄は乗り降り順番関係なしで、
ドアが開くと一斉に乗降がはじまります。
慣れないと目的の駅で降りられないこともありそうです。

人民広場駅で降りました。
1016-8.jpg








ここもすごい人でキャリーバックはかかえていきました。
外に出て南京東路と呼ばれる銀座の歩行者天国のような道を
バンドに向かって歩きます。
1016-9.jpg









写真ではわかりにくいかもしれませんがここも「すごい人」です。
ホテルでチェックインを済ませ
しばらくすると街にあかりが灯り始めました。
本来ならバンドまで歩いて
シャンパンにヌーベルシノワーゼといきたいのですが、
明日がある仕事中の身、アルコールは疲労のもとになるのでダメです。
ただ、上海には僕の大好きな「焼き小龍包」があるので
(実はこれも赤ワインによくあう)アルコールはぬけそうです。
ホテルを出ると南京東路も灯りに包まれていました。
1016-10.jpg









道の左右には色とりどりの店が並び、
レトロな建物がオレンジ色に照らされています。
1016-11.jpg 1016-12.jpg1016-13.jpg









しばらく歩いて路地を曲がりしばらくすると、
1016-14.jpg








その店があります。
1016-15.jpg









なんと、人気店だけに店がきれいになっていました。
ただ行列はありませんでした。
焼き小龍包とは、いわゆる小龍包とは全く別のもので
上海でしか食べられません。
1016-16-1.jpg1016-16-2.jpg
日本でも「焼き小龍包」と名乗って売っているところで食べたのですが、
これはいわゆる小龍包を焼いたもので本物ではありません。
(最近聞いた話で町田にあるらしい。がまだ試していません)
本物はどちらかというと肉マンの皮と餃子の皮の間くらいの皮で
肉汁たっぷりの具を包み(この具が小龍包のものと似ている)
これを直径70センチくらいの専用フライパンで
焼くというより揚げるというかたちで調理します。
基本的に小龍包とは別の食べ物です。
調理のおじさんは変わらなかったのですが、
人は空いていて並ばず入れました。
炒飯がまず始めに出てきました。
1016-17.jpg








味は普通より薄めで具は多めでした。
次にお目当てのものが出てきました。
20091016.jpg 1016-18.jpg
揚げていることがわかります。
残念ながら味は少し落ちてしまったような気がしました。
中の具が少なく肉汁が溢れる感じがしませんでした。
又、来客が少なくなってしまったせいか「あつあつ」が出てきません。
大きなフライパンでまわすため
量が出ないと作りおきになってしまうからです。
ただ高レベルな話で充分美味でした。
前は、テイクアウトにも行列が出来ていて、昼は「立ち小龍包」
夜はちょっと汚れた感じの店内でと、
1日に2回食べても飽きないほどでした。
「店がきれいになると味が落ちる」という格言は世界共通なのでしょうか。
食事代金250円を払いまた歩きはじめると
なにかコンサートのようなものをやっていて
またすごい人になっていました。
1016-19.jpg








街を見ながらホテルに帰る途中、
さっきの「焼き小龍包」の事を考えていました。
1016-20.jpg













なにか、広州からひきずっていた「もやもや」を解消する答えの
ヒントがあるような気がしました。
明日はまた半日ですが展示会を見ることができます。
少し気持ちが明るくなってきました。
上海の夜は更けていきます。
1016-21.jpg
見上げた建物がレトロに光っていました。
1016-22.jpg









  1. 2009/10/16(金) 11:05:07|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2009年10月9日 2009年秋 中国出張4

(昨日吹き荒れた台風も去り、秋晴れの週末となっています。
連休も晴れそうです。)

収穫のなかった広州から帰り成田からそのまま家に帰れず
「やけ酒」をやってしまいました。
理由は先週のとおりです。
一夜明け翌日、航空券とホテルの手配をしてその翌日、
早朝上海に向け1泊2日のビジネストリップが始まりました。
予想は上海もおそらく状況は変わらないと思いますが、
実際見なければ何もわかりません。
上司から「商品見つけてやる」とかって力まずに
「焼き小籠包でも食べに行くつもりで肩のちからを抜いてリラックス」
と言われれば言われるほどプレッシャーがかかります。

朝5時に起き、朝焼けの誰もいない下北沢商店街を抜け、
1009-1-1.jpg 1009-1-2.jpg 1009-1-3.jpg













誰もいない朝の改札口を通り
1009-1-4.jpg









ホームに出ると日が昇っていました。
1009-2.jpg














「上海でいい仕事するぞ」と思うとなにかワクワクする瞬間です。
疲れてなどいません。
下北沢を6時12分の井の頭線で渋谷に行き、
1009-5.jpg








やはり誰もいない渋谷駅のホームで
1009-6-1.jpg 1009-6-2.jpg








6時39分発の成田エクスプレスを待ちます。
1009-7.jpg










1009-8-1.jpg 1009-8-2.jpg
列車は定刻通り出発し、終点に到着しました。
1009-9.jpg








出国手続きを終えゲートに向かい搭乗しました。
1009-10.jpg







機材は去年の同じ便より3分の1に縮小されていました。
1009-11.jpg







エアバスの一番小さなやつです。
上海線は羽田からも就航するようになり、激戦路線になっているようです。
飛行機は滑走路に出ると
1009-12.jpg












あっという間にテイクオフし
1009-13.jpg







成田空港を眼下にしました。
1009-14.jpg 関東平野の向こうにぽっかりと富士山が浮かんでいました。
109-15.jpg















しばらく雲の上を通過した後、雲の切れ目から長崎空港を見て、
1009-16.jpg







天草から右にターンして上海を目指します。
1009-17.jpg









1時間の飛行の後、上海郊外の埋め立て地が見えてきました。
1009-18.jpg








飛行機は高度を下げていき
1009-19.jpg







滑走路にアプローチし
1009-20.jpg












後輪を着地させ
1009-21.jpg 上海空港に着きました。
1009-22.jpg








この空港も大きく、この長い建物が並んで2つ建っています。
1009-23-1.jpg 1009-23-2.jpg





飛行機はこの建物の間を通りゲートに向かいます。
1009-24.jpg







ゲートに着き飛行機のドアが開くとここからが真剣勝負。
1009-25-1.jpg 1009-25-2.jpg


時間との戦いとなります。
イミグレーションまで走ります。
1009-26.jpg









とりあえずトップ独走中です。
今11時19分。
UNI_1819.jpg














日本時間12時19分。
なんとか午前中に会場に行かなければ。
ここから会場まで距離にして30キロくらいあります。
通常ならタクシーを使うのですが
ここには世界に誇る新兵器があります。
マグレブトレインというマグネットを使った
ドイツシーメンス社のリニアモーターカーがあるのです。
(ちなみに日本は超伝導式、コストはかかりますが安全性とスピードが売り。)
これで行くと時速430キロで10分で行けます。
入国手続きを終えマグレブの案内にしたがって、
1009-27.jpg










これまた大きく長い通路を抜け
1009-28.jpg








マグレブの改札口に着きました。
1009-29.jpg








明日もこれを使うので往復割引のチケットを買い
1009-30.jpg















自動改札機に通し、 1009-31.jpg









ホームに下りるとマグレブがすぐに来ました。
1009-32.jpg












扉が開き
1009-33.jpg









中に入り席に着くとすぐに出発し5分で会場の近くの駅に着きました。
1009-34.jpg












会場までシャトルバスを使い到着しました。
1009-35.jpg








12時05分でした。
エントランスで登録を済ませ
1009-36.jpg






戦闘開始です。
1009-37.jpg












人数は広州と比較すると少し多く感じます。
とくに欧米系外国人が目立ちました。
上海の展示会場も大きく歩くだけでも大変です。
1009-38-1.jpg 1009-38-2.jpg













このチェアはオーク無垢材で出来ているのですが
結構安くゲットできました。
1009-39.jpg
















チェアの付け根も「すみ木」でていねいに作っています。
1009-40.jpg









この素材をウォールナットに替えて販売する予定で、
価格も8,000円前後でいけると思います。
このデザインでウォールナットだと8,000円でも安く感じます。
また他にもウォールナット素材のダイニングテーブルも揃える予定です。
会場を3分の2まわったところで閉場のアナウンスが鳴りました。
会場を後にしようと外に出ると朝、下北沢で見た太陽が沈むところでした。
1009-41.jpg











  1. 2009/10/09(金) 02:47:23|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2009年10月2日 2009年秋 中国出張3

翌朝も5時半と早く目覚めてしまいました。
窓のブラインドを開けると珠江(全長2200キロにわたる大きな川の名まえ)が
朝もやに包まれていました。
1002-1.jpg
















珠江を見ながらストレッチをして体をほぐし朝食を終え、
ホテルのチェックアウトを済ませ会場に向かいました。
朝8時半と出展者より早く到着してしまったせいか全く人がいません。
1002-2-1.jpg 1002-2-2.jpg
荷物を預けるのも一番です。
1002-3.jpg








しばらくすると人がパラパラと集まってきました。
1002-4-1.jpg








ここらへんは日本と違ってのんびりしています。
「開場15分前なのに」です。
開場後30分でも人のいないブースもあるくらいです。
開場内に入ると警備員たちが朝礼をしていました。
1002-4-2.jpg









ここの会場も広大でただ歩くだけでも大変です。
1002-5-1.jpg 1002-5-2.jpg 1002-5-3.jpg








結局、収穫はこのソファのみでした。
1002-6.jpg
年内には入荷します。
価格は2万の中くらいになると思います。
今日は展示会の最終日です。
気が早いのかこれだけ多くの展示ブースがあり撤退するのが大変なのか、
午後1時過ぎから閉場時間など関係なく「片付け」が始まってしまいました。
とても商談をする雰囲気ではありません。
午前中に全部見てしまっていたのでよかったのですが
「これで終わりか」と思うと情けなくなってきます。
最後にカフェテリアでサンドウィッチとコーヒーを。
1002-7.jpg







「なんで中国のサンドって全部つながってるんだろう」と
関係ない話題に自問自答して自分をごまかしています。
(ちなみにつながっているとは、
普通2枚のパンにハムがはさまっているのですが、
5枚のパンのそれぞれにハムがはさまっていて
5枚で独立している事です。
食べにくいのですが慣れてくると「これもありか」と思ってしまいます。
通常、中の具は単一で
サラダとハムが一緒にはさまれていることはありません。)

とうとう広州も終わってしまいました。
1002-8.jpg









でも仕方ありません。
いつも大漁とは限りません。

香港に鉄道で帰るため
広州東駅に向かう地下鉄のプラットホームに降りました。
1002-9.jpg








ブルーのラインの地下鉄を右から乗り、赤いラインに乗り換え上に行き、
黄色いラインに乗り換えて終点に到着というコースになります。
1002-10.jpg










黄色いラインの地下鉄が来ました。
1002-11.jpg









終点の広州東駅につきました。
1002-12.jpg








なぜか駅の「ざわざわ感」が好きです。
広九鉄道(広州と香港の九龍を結ぶ)は
出国のイミグレがあり別の改札口になるため階段を上っていきます。
1002-13.jpg
改札口に着くと昨日ホテルで予約した列車の一本前の列車の
発券をしていました。
「席があれば換えて欲しい」と告げるとラッキーにも空席があったので
元の券の上にシールを貼ってもらい
1002-14.jpg







予定より早く香港に戻れることになりました。
出国手続きを終え、ゲートが開きホームに下りていきます。
1002-15.jpg










ホームには2階建ての特急「香港行」T825列車が待っていました。
1002-16-1.jpg








1002-16-2.jpg 1002-16-3.jpg














列車は平原を抜け、
1002-17.jpg








東莞駅を越し、
1002-18.jpg
深蝨ウから、
1002-19.jpg












国境の橋を渡りました。
1002-20.jpg








香港駅で入国審査を終え地下鉄の駅に向かいます。
1002-21-1.jpg 1002-21-2-2.jpg
待っているとすぐに地下鉄がきました。
1002-21-2-1.jpg 1002-21-2-2.jpg













疲れているのかめずらしく座ってしまいました。
1002-22.jpg








ホテルの窓からダウンタウンが見えました。
1002-23.jpg










この日はこのまま寝てしまいました。
翌朝ウェークアップコールを午前4時半に頼んでおいたのですが
4時に目が覚めてしまって外を見ると
雷と雨の中に昨日のダウンタウンが沈んでいました。
1002-24.jpg










ホテルで早朝チェッアウトを済ませ、
1002-25.jpg








雨なので地下鉄で空港に行こうと思ったのですが
1002-26-1.jpg 1002-26-2.jpg
外を見ると小雨に変わっていたので
1002-27.jpg











上から見下ろしていたダウンタウンを抜け
1002-28-1.jpg 1002-28-2.jpg
バス停に向かいました。
1002-29.jpg












バスがきました。
1002-30.jpg
空港に向け発車しました。
1002-31.jpg













バスの2階の窓から見上げると
小雨の空に小さな青空がみえました。
1002-32.jpg













活気のある香港の港を左に見て、
1002-33-1.jpg 1002-33-2.jpg







長い大きな橋を渡り、
1002-34.jpg














空港に着きました。
1002-35.jpg








搭乗ゲートに向かうともう搭乗が始まっていました。
1002-36.jpg
滑走路に出て「まもなく離陸」のアナウンスとともに
飛行機は滑り始めました。
1002-37.jpg









程よいスピードとともに車輪が地面から離れ、
1002-38.jpg






地上から遠くなり
1002-39.jpg









香港も小さくなっていきます。
1002-40.jpg










雲の層を抜けると
1002-41.jpg








青い空の中にいました。

1002-42.jpg














と、ここで普通なら終わるのですがこのまま悔しい気持ちでは帰れません。
(実際この晩やけ酒を下北沢でやってしまい、
翌日も酒臭かったらしく9月10日のブログのように
上司からあたたかいお言葉をいただく事になったわけです。)
「戦果の無い負け惜しみと思われてもここでぶちまけてやる。」
「はっきりいって、中国のあんな沢山ある工場の商品全部おんなじじゃん。
どこがちがう。」と。
それでもこれ以上取り乱せない自分も情けない。
まぁまずは冷静に。

それはヨーロッパ、アメリカ市場が活発なころ、
中国の家具はヨーロッパの家具をパクって安く商品化し
飛ぶように売れていました。
これによりヨーロッパメーカーは大打撃を受けます。
そしてアメリカ、ヨーロッパ市場の衰退が
さらに新商品の開発の速度を鈍らせました。
それはパクる対象が無くなることを意味します。
また売上減少が今度は中国メーカーを直撃します。
技術はレベルに達しているのですがデザインの開発はまだまだで、
とうとうお互いの会社同士で「パクリあい」するようになり、
「みんな同じになってしまう」わけです。
だからデザインが2年前からあまり変わっていないのです。
ここにこんなデータがあります。
家具出荷の前年対比なのですが、
欧米、オーストラリアに関しては大体2割くらい落としているのに、
なぜか日本だけ7%も上げているのです。
これは国内市場で家具全体の売上減を考えれば、
日本全体の中国家具のシェア率が
他国または国内のメーカーのシェアを
物凄い勢いで奪っているということになるのです。
おりしも、世の中「安けりゃいいじゃん」ブームで
国内の高級インテリアショップ、大手家具店、通販、
激安ネット通販に至るまで技術の向上した中国に殺到しています。
前は僕がデザインしたり提案したりする商品が
サンプルの段階でそのままメーカーのカタログに載っていたり、
展示会に出ていたりと結構メチャクチャでした。
それでもここまでは別に不思議ではありませんでした。
それが最近は、中国家具メーカーも必死で「いかに早くパクるか」に
熾烈な競争をしています。
例えば僕がサンプルをカタログに載せるのを止めさせたり、
他の日本のカスタマーに売るのを止めるように言ったりして、
それを仮に彼らが実行したとしても今は無理です。
なぜなら簡単にその情報がそこの従業員、出入り業者を通じて
漏洩してしまうからです。
つまりそのメーカーがいかに紳士的であっても
他にパクることができるメーカーは無数にあるということなのです。
パクる事ができるという事はそれだけレベルが高い証拠になります。
現実にオリジナルの工場より
パクったところのほうが良かったという話はザラにあります。
ここで日本の事情があります。
日本の好む商品は少し他と違います。
このため工場も限定されてくるのです。
その工場は、日本人の好む商品だけを作っているので
「だんだんどれを作っても雰囲気が似通って」きてしまうのです。
現実、僕も日本で色々なインテリアショップ、家具店を見て歩くのですが
商品を見れば殆ど工場の名前までわかります。
「こんなとこまで」と驚くことも最近はめずらしくありません。
これは、なにも日本が特殊といっているのではありません。
欧米も同じ事です。
だから「みんなおんなじ」になってしまうのです。
展示会も慣れればブースを見た瞬間、輸出相手国の想像がつきます。
はっきり言って「全然つまんない。」になるわけです。
これは、おととしブログを書き始めたころから危惧していたことでした。
「じゃあどうすれば」は上海を見てから考える事にしました。
飲み過ぎで頭ガンガンしてます。

  1. 2009/10/02(金) 03:40:20|
  2. バイヤー&スタッフのブログ