NOCEの家具バイヤーズブログ 2010年08月

NOCEのバイヤーズブログ

2010年8月27日 熱中症(物件ハンター@福岡)

相変わらず暑い日が続いています。
後で触れますが西日本の暑さは東京と違いハンパではありません。
週末は、札幌を除いてよく晴れるそうです。
来週も名古屋以西は強烈に暑くなるそうです。
暑い中、誠に恐縮かとは思いますが
是非、NOCE各店にお越しいただければと
全国スタッフ一同お待ち申し上げております。

余談ですが、僕にとって悲しいニュースがありました。
今週、HMV渋谷店が売上不振で閉店してしまいました。
CDの時代が去ったのか、ネットの販売に代わったのかわかりませんが、
渋谷系音楽(オリラブ、オザケン)を作った殿堂の灯が消えました。
ついでに、僕のオアシスもなくなりました。
行き詰まると必ず試聴しに行き、時間を忘れる事ができました。
後は、フォーエヴァー21になるそうです。


新商品が続々入荷しているため、
新商品のご紹介が店頭展示の後になってしまっている事もありますが、
順に新商品としてご紹介させていただきます。

今週は、ルースィティカルなチェアとテーブル、
曲木035でおなじみのトーネットメーカーであるチェコのTON社が、
デンマークデザイナーとコラボして作ったチェアのご紹介です。

まず、ルースィティカルな方から。

EC003Cチェア0827.jpg EC003Cチェア 0827-2.jpg EC003Cチェア
¥8,980

幅41×奥行51×高さ82(43)cm
Made in China








チェアですが、デザインは、フィンランドデザイナーの
有名なチェアの影響を受けています。
全体的なバランスもよく、カフェ系インテリアにはよくマッチします。
ここのメーカーには他にも様々なデザインのチェアがあるのですが、
この1本以外に興味のあるチェアはありませんでした。
航空便でのサンプルのやりとりと塗装の仕上げに時間がかかってしまい、
発注に半年くらいかかってしまいました。
それでも満足のいく一品になったので満足しています。

素材はブナ材で仕上げには「つや消し」のライトウォールナットを
使用していて、少しユーズドライクな雰囲気になっています。
また、繊細なイメージの見た目よりガッチリ出来ていて安心感もあります。
カフェ系インテリアはもちろんですが、モダンは別としても
シンプル系インテリアにもはまります。
テーブルはウォールナットやダーク系、
パインのオイルステインでも合います。
所謂、スピンドルチェア(縦に細い棒を背もたれに使用するデザイン。
もともと英国のヴィクトリアン様式1800年代の家具が起源と言われる。)
といわれるこのチェアですが、影響をうけたフィンランドの「それ」より
クセがなくインテリアとしては扱いやすいデザインになっています。
このデザインの秘密はシートに厚い成型合板を使用していて、
全体を丸く仕上げていることです。
この厚い成型合板は、コストがかかってしまうため、
ヨーロッパや日本のメーカーで作れば、
とんでもなく高価なチェアになってしまうのです。
実用面でも座り心地もよく「包まれ感」さえあります。


次はテーブルです。

DT02テーブル0826.jpg DT02テーブル
¥13,800

幅140×奥行80×高さ72.5cm
Made in China
※組立式


チェアと同じプライウッドのメーカーで、
脚に2本のプライウッドを直角曲げで
それぞれ天板に沿うようにして支えているところが特徴です。
デザインはシンプルでどんなチェアでも合いそうです。
本来、今回ご紹介させていただいたチェアとのカップリングを考えて
取ったのですが、あえてそれにこだわる必要はありません。
チェコの曲木とあわせてもOKです。
ただ、あまりにもシンプルすぎてしまい、
従来の予定価格をかなり下回ってのプライシングとなっていますので、
ある意味お買い得です。

その値段ですが、まずチェア。
8,980円と、この素材とパフォーマンスではあり得ないほど
安い価格設定となっています。
テーブルは既に、先ほどの通りバーゲンプライスの13,800円と
超お買い得価格になりました。
プライウッドの脚の値段にもなりません。
是非、実物をNOCE各店でご覧いただければと思います。


次にチェコTON社のチェアです。

0826曲木700.jpg 曲木700チェア (左からナチュラル、ナチュラル105)
¥18,000

幅48×奥行53×高さ83(46)cm
Made in Czech Republic


トーネットチェアメーカーで有名なTON社とデンマークデザイナー、
Mads K. Johannsen(マッズ ケー、ヨハンセン)との
コラボによるものです。
ストックホルムと名づけられたこのチェアは、
2009年のストックホルム、ミラノで行われたファニチャーショーで
デビューしました。
ヨハンセン(ダイニングチェアを服や靴のサイズと同じように
公式にサイジングした事で有名)とTONのコラボはこれが初めてで、
ヨハンセン自身が以前デザインしたものを
TON社で量産用に「リデザイン」し完成させました。
ヨハンセン自身このチェアの完成に時間を費やさなかった事に
TON社の質の高さに驚いていました。
彼は、実物をストックホルムのショーで初めて目にするわけですが、
「本来デザイナーは、自分のデザインがモディファイされる事を
いやがるものだけど僕は気にならなかった」と
TON社との対談で語っていました。
一方、TON社も従来のトーネットデザインのものだけではなく
自社のブランドの構築にはデザイナーとのコラボが必要と考え、
今回のストックホルムチェアが出来たわけです。

バイヤーである僕は一目惚れだったのですが、
NOCEとしてのコレクションには少し高めで
オーダーするには勇気が必要でした。
それでも「035チェアのコンテナに少量載せることができれば
OKだろう」と決意したわけです。

デザインは、完全な北欧スタイルで、
モダンなカフェなどに合いそうです。
またスタッキングできるのも特徴で
見た目よりも一般的ユーズを目指しています。
プライウッドのシートを脚のフレームに乗せるという
一見簡単そうに見える構造ですが、
これをチェアとして完成させるには
それ相当な経験と技術が必要とされます。
これがこのチェアのデザインの根幹となり、
またその美しさを強調させているわけです。

さて、値段ですが18,000円でハッキリ言って安いと思います。
もちろん相対的な値段であってNOCEの価格からすれば高価です。
それでもこのデザインとクオリティからすれば
考えられないくらい安いと思います。
今の北欧系デザインを感じ、またそれほどモダンっぽくない
デザインは飽きずに長く使えそうです。


今週、福岡の店舗の移転に伴い、
上司からの突然の命令で物件を見に行くことになりました。
当然、日帰りの過密スケジュールです。

朝、通常通り出勤し10時に下北沢を出て、
渋谷から
0827-1.jpg








品川に出て10時29分発の急行で
0827-2.jpg 羽田空港に着きました。
0827-3-1.jpg 0827-3-2.jpg








11時30分発
0827-4.jpg








福岡行き
0827-5.jpg








59番ゲートから
0827-6.jpg 機内に向かい
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シートに着くと珍しく寝てしまいました。
0827-8.jpg 福岡空港には13時10分に着き
0827-9.jpg








飛行機を後にして
0827-10.jpg








地下鉄の駅に向かい
0827-11.jpg 13時22分発の姪浜(めいのはま)行きにのり
0827-12.jpg











大濠公園で降りました。
0827-13.jpg








最近、福岡でこのエリアは注目されているそうです。

ホームから
0827-14.jpg 外に出ると
0827-15.jpg











とにかく暑い。
0827-16-1.jpg 0827-16-2.jpg








東京が涼しく感じます。

業者と2時に待ち合わせで現場に向かうため1分程歩きましたが、
シャツは搾れるほど汗で濡れてしまいました。

打ち合わせを終え現場をあとにして、
0827-17.jpg 3時の約束の次の現場である天神に向かいました。

とにかく暑い。
0827-18.jpg








打ち合わせが終わり少し時間に余裕があったので
0827-19.jpg 大名にあるNOCE福岡店界隈を歩きました。

天神も
0827-20.jpg








大名も人が歩いていません。
0827-21-1.jpg 0827-21-2.jpg









不況のせいでしょうか。

大名小学校の
0827―大名小学校.jpg








前にあるNOCEを過ぎ
0827-22.jpg 天神に戻りました。
0827-23.jpg








きらめき通り中央にも人がいません。
0827-24-1.jpg 0827-24-2.jpg











まるでゴーストタウンに迷い込んだみたいです。

その上を爆音とともに飛行機が飛んでいきました。
0827-25.jpg









この時、自分がどこにむかっているのかわからなくなっていることに
気がつきました。
「これって前にインドのニューデリーで感じたことに似てる」
と思いました。
(その時の事とは、買い付けでニューデリーの街を歩いていて
「ピザハットでランチ」と思い注文する時でした。
するとなんと言葉が出ないのです。
「ピザ」の一言もでません。
「アーとかウー」しか出ないのです。
しょうがないので指をさして注文するとなんと
お金が数えらないのです。
ONEから先がわからないのです。
それなら日本語でと思い「イチ」からはじめると
なぜか次はロクになっているのです。
ルピー札が今何枚あるのかもわかりません。
そのうちに強烈な頭痛が襲ってきました。
意識が少し混濁してきても
なんとかビルのクーラーのあるところにたどり着き
しばらくしてなんとかなりました。)

これはマズイと思い、ニューデリーの時のように
近くの地下鉄の天神駅と表示されたところに逃げ込みました。

0827-25-2.jpg










地下街は人でいっぱいでした。
ゴーストタウンの謎が解けました。
みんな非難しているのです。
いつか、地上に住めなくなる日がくるのかも知れないと思い
少し怖くなりました。

そして天神駅まで実は記憶がありません。
0827-26.jpg 16時発の地下鉄で福岡空港にむかいました。
0827-27.jpg








地下鉄に乗るとクーラー効きすぎで震えそうでした。

空港に着くと強烈におなかが空いて来ました。
0827-28.jpg








「福岡だけに明太子」と思い
「明太子のおにぎり」をひとつ買いました。
これも今から考えればおかしな話です。

食べるとなんと「味がしない」のです。
「これってもしかしたら熱中症の初期症状」と思い
水分補給をしました。
それでも「きっと来る」というものが、やはりやってきました。
強烈な頭痛です。

17時発の飛行機で東京に帰ります。
0827-29.jpg








機内のシートに着いたとたんに深い眠りに落ちてしまいました。

いつも水分補給には事欠かないのですが、
炎天下、水分も取らずにあまりにも物件に熱中しすぎました。
気をつけましょう。

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  1. 2010/08/26(木) 11:28:52|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2010年8月20日 そば猪口

夏休みも終わり、昨日くらいから「つくつくぼうし」がなき始め、
夏の終わりを告げています。
昨日、今日と少し涼しい風も吹いてきました。
週末は、札幌を除いて晴れるそうです。
来週は、名古屋以西ではまた強烈に暑くなるそうですが、
東京は僅かに和らぐそうです。

今週の商品のご紹介は、チェア、スツール、テーブルと雑貨です。
それでは、チェアから。

0820A4100WN×GR2jpg.jpg A4100チェア ウォールナット×グリーン
¥12,800

幅45×奥行49.5×高さ79.5(49.5)cm
Made in Poland

◇こちらは色違いです。
0820A4100NR&WN.jpg










A4100チェア(左からウォールナットナチュラル
¥12,000

ポーランドからこのチェアがオファーされた時、
ほぼ「一目惚れ」でバイイングしました。
デザインは北欧のミッドセンチュリーに基づいていますが、独創的です。
多分、ポーランド人デザイナーか、
北欧系のデザイナーのものだと思います。
ポーランドの、もともとトーネットの曲木を生産する工場で作られた物
なので、よりレトロな雰囲気がでました。
所謂、カフェ系チェアの王道といった感じで
その手のインテリアにはピッタリです。
写真では見えづらいのですが、
背もたれのフレームから前脚のフレームまで
2本の補強のための細い木が走っていて、
綺麗なラインを作っています。
0820A4100-2.jpg











背もたれの成型合板の形状と
下から上につぼまった2本のフレームのラインが
「北欧ミッドセンチュリー」を表現しています。
0820A4100-3.jpg











全体的に見た目もそれほどごつくなく「カワイイ」感じです。
言ってみれば「カワイクてカッコイイ」ともいえます。

ブナ材の曲木と成型合板を混ぜて作っていて、
カラーはナチュラルとウォールナットの2色に、
ボディがウォールナットのグリーンのファブリックシートを付けた
3タイプになります。
どれもバランスよく、実際のカフェユースから、
一般ユーザーまで幅広くカバーできます。

とにかくフォルムが綺麗なので
実物を店舗でご覧いただければと思います。

さて価格なのですが、12,000円とシートがグリーンの方が12,800円と
まだユーロが安くなったとはいえ若干高く感じてしまうかも知れませんが、
このパフォーマンスを考えれば決して高くありません。
小ぶりなテーブルにチェア2脚でも充分きまります。
テーブルを合わせてもNOCEならば3万円台で充分揃います。


つぎは、少し「レトロ」なスツールです。

1306Aチェア全色0820.jpg 1306Aチェア
(左から、ウォールナットナチュラル365Mグリーン
                      291Mブルー318Mライトブルー
¥5,980
Φ32×高さ44.5cm
Made in China

デザインは、既にNOCEで販売させていただいている
1219Mテーブル2039Mチェアと同じです。
メーカーも同じです。
この手のスツールは座面にファブリックを使用している例が多いのですが、
このスツールの座面は木です。
カラーも木の上にペイントされています。
スツールなのですが、デザインに特徴があるためかなり主張があります。
普通にダイニングチェアの代わりにしても
また、部屋のアクセントに置いても充分価値があります。

カラーは、脚は全てウォールナット色で、
座面は全て成型合板にアッシュ材ナチュラルとウォールナット突板、
ほかにパントーネ指定(365Mグリーン、318Mターコイズ(ライトブルー)、291Mブルー)の 3色を使用しています。
基本的にはカフェ系インテリアなのですが、どんな部屋でも合いそうです。
スツールは汎用性が高く、場所をとらないのでとにかく重宝です。
小さな部屋でもダイニングテーブルと合わせて置くことも出来るのです。
本来背もたれ付きのチェアであれば2脚が限界でも
このスツールなら4脚いけそうです。

価格は5,980円です。
ただのスツールではないので僕は安いと思います。
色を取り混ぜて揃える方がかわいいかもしれません。


次は、小ぶりなテーブルです。

1216Mテーブル WN0820.jpg 1216Mテーブル ウォールナット
¥19,800
幅90×奥行90×高さ70.5cm
Made in China
※組立式

◇こちらは色違いのナチュラル¥18,800)です。
1216Mテーブル NR0820.jpg











こちらもまた、カフェ系インテリアに基づいています。
脚が丸脚テーパーで「ハの字」に開くデザインは
もともと北欧スタイルですっかり定着しているものですが、
このテーブルの特徴は、天板が直線的な正方形ではなく
丸みを帯びた正方形を使用している事です。
正方形の長所を活かし、また角を取り丸みをつけることにより
やわらかな印象になりました。
丸テーブルと正方形テーブルの「いいとこ取り」なわけです。
前にも触れましたが、丸テーブルは、やわらかくスタイルもいいのですが
チェアを付けるとスペースを取ってしまいます。
正方形は、機能的でも少し堅くて
デザイン面で無機的になってしまうというわけです。
普段はあまり見ないこのデザインを何故実現できたのかというと
天板に贅沢にも成型合板を使っているからです。
成型合板は、ミッドセンチュリーの時代に全盛となっていたのです。
きっとこの辺がこのテーブルをそれっぽくしているのでしょう。

タイプは2つで、アッシュナチュラルとウォールナット突板
(脚はアッシュにウォールナット色塗装)になっています。
丸いデザインなのでチェアのラインが丸であれば、
あまりカラーや素材にこだわらずに合わせられます。
先ほどご紹介させていただいたスツールでもOKなわけです。

さて価格ですがアッシュナチュラルが18,800円、
ウォールナットが19,800円と「大変お買い得」になっています。
「なぜ、大変?」と思われるかもしれませんが、
それは先ほどの成型合板にあります。
以前チェコの1135テーブルの時に天板に成型合板を使ったところ
売り値で70,000円を超えてしまい、
普通の突板にもどした経験からすれば、
大安売りとしかいいようがありません。
是非、実物をご覧いただければと思います。


最後は雑貨です。
そば猪口(そばちょこ)です。
0820-1.jpg そば猪口の目的は「せいろそば」をそば屋で注文する時に付いてくる
「つゆ入れ」なわけですが、「なぜNOCEで」という疑問が浮かびます。

そば猪口は、「そば」はもちろんワインやコーヒーを飲んだり、
枝豆や冷奴を入れたりとなんでも使えます。
0820-2.jpg









またインテリアでもウォールナットのテーブルやカップボードにも
よく似合うカフェ系インテリアのアイテムにもなるというわけです。
実際のカフェでは「さとう入れ」に使っています。

さて、今回のそば猪口は、
「そば猪口といえば伊万里(有田)」と言われるほど
伊万里が有名なのですが、珍しく「九谷」なのです。
0820-3.jpg 九谷といえば石川県加賀で赤、金、緑といった
派手な絵付けを連想してしまいますが、
ここの窯はわりと落ち着いた絵で
カフェ系インテリアにも似合うものが多くあります。

九谷焼は、九谷村で1655年頃から生産を開始しました。

0820-4.jpg






花びら文 ¥2,800

一方、中国の景徳鎮の影響を受けた伊万里は1605年、
豊臣秀吉が陶工を朝鮮出兵のときに連れ帰ったのが始まりと
言われています。

この窯は、イッチンと呼ばれる技法で
ひとつひとつを手作りでていねいに上絵付けをして
0820-5.jpg






横シダ文 ¥2,600

名峰白山(富士山、立山とともに日本三霊山のひとつ)を
目の前に焼いています。
0820-6.jpg
馬の目文 ¥2,600

ボディは有田(伊万里)ほど重くなく全体的に軽くて薄く、
しかもモダンな印象さえする上絵がワインでもやりたくなります。
0820-7.jpg






横線文 ¥2,980

この絵は、やはり九谷焼の伝統といえます。
伊万里のそれとは少しニュアンスが違います。
0820-8.jpg







左から、赤色絵花文テルミ ¥2,800
      赤花唐草 ¥3,600


「相むぎわらに海老」という名のついたこの一品は
底から「めでたい」海老が出てきます。
0820-9-1.jpg

相むぎわらに海老 ¥2,600

0820-9-2.jpg







こちらの窯、もちろんひとつひとつ注文生産なので
一ヶ月ほどかかりました。
0820-10.jpg
松梅文 ¥2,400


加賀百万石、金沢の東茶屋町にある「お茶やさん」で
現役の芸者さんが経営するカフェがあります。
0820-11.jpg






左から、矢羽根 ¥2,600
      菱文 ¥2,400


3年前に行きました。
(上司の命令で殺人的日程の日帰り店舗物件ハンター)

「お茶やさん」を改造したワインバーもあるそうです。
0820-12.jpg









やはり現役の芸者さんがソムリエールだそうです。
そんなバーでこんな「そば猪口」で赤ワイン。
底から海老の絵。
外には、オレンジの光に東茶屋町の軒。
と思いを馳せてみました。

  1. 2010/08/20(金) 02:42:30|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2010年8月11日 夏休み2010

僕は、明日から来週の月曜日まで夏休みを取らせてもらいます。
これといった計画もなく、
きっとアッと言うまに過ぎてしまうでしょう。
今日は気持ちよく晴れていますが
明日は台風の影響でほぼ全国的に荒れた天気になるそうです。
その後は、晴れそうですが、暑さも復活するとのことです。
海や山もいいですが、この休みに
是非NOCEをご覧いただければと思います。

夏休みでブログもお休みにしようかと思ったのですが、
新商品がたまり過ぎてしまったため、休みとはなりませんでした。

まず、はじめに中国出張3 でご紹介させていただいたチェストからです。

H08123Bキャビネット エルム 0811.jpg H08123Bキャビネット エルム
¥32,800

幅92×奥行40×高さ89.5cm
Made in China


H08123Aキャビネット オーク 0811.jpg H08123Aキャビネット オーク
¥38,000

幅92×奥行40×高さ89.5cm
Made in China


ほぼ一目惚れ状態で買い付けてしまいました。
こういった雰囲気のあるチェストはなかなかありません。
デザインはフランスと北欧ユーズドを足して2で割ったようなもので、
素材とペイントにより一層カフェ系チェストになりました。
実際のカフェでは、カトラリーやランチョンマット、
ナプキンなどのテーブルまわりの小物を収納するために
使われています。
アンティークやユーズドでは、デザインがよく
状態のいいものはなかなか見つかりません。
またあったとしても高値になってしまいます。
ここのメーカーはひとつひとつていねいに作っていて
職人技が光っています。
これによりユーズドと遜色なく、出来上がっています。
シンプルなデザインはどんな部屋にも合いそうです。
また、存在感があるため
このチェストがひとつあるだけでアクセントとなります。

素材は、オークとエルム材(楡の木で寒い地方に多く見られ、
日本では北海道でよく見られる)の2種類でどちらも雰囲気があり、
部屋と好みの問題でお選びいただければと思います。

価格は、オークが38,000円、でエルムが32,800円と
この質感から考えれば、お買い得感は充分あります。
だんだん世界規模で職人が減少する中
この価格がいつまで維持できるのかが心配です。

次は、同じメーカーの可愛いスツールです。

0811H9021スツール 全色.jpg H9021スツール
(左からグリーンパープルブルーホワイト
¥4,580
幅40×奥行29×高さ45cm
Made in China

色は4色で北欧やフランスでよく見かける配色になっています。
ウォッシュペイントなのでユーズドっぽく仕上がっていて、
ダイニングはもちろん玄関先やリビングでも活躍しそうです。
ただ、このスツール初回在庫が少ないうえに、
なんと4,580円と安価のため、
早ければこの週末に完売になってしまいそうです。
ご興味のあるお客様は早めにご覧いただければと思います。
次回入荷は11月を予定しています。

今度は、アジャスタブルテーブルです。

0811 BF6420 BKWN1.jpg アジャスタブルテーブルBF6420 ブラック×ウォールナット
¥13,800

幅100×奥行55×高さ11―70cm
Made in Taiwan

0811 BF6420 2.jpg








0811 BF6420 3.jpg








◇色違いのオレンジグリーンです。
0811 BF6420 OR.jpg 0811 BF6420 GRWN1.jpg


ガス圧式なので高さが範囲内で自由に調整できます。
と、ここまではよく見るテーブルなのですが、
少しカフェ風にアレンジしてみました。
まず、天板をウォールナット天然木突板に変えました。
そして、脚の色をオレンジ、グリーン、ブラックに塗り変えました。
少し「とんがった」感じにはなりましたが、
カフェ系インテリアにはピッタリです。
また、最大のセールスポイントである機能もあるので大活躍できそうです。
ダイニングテーブル、ローテーブル、また平たくしてしまったり、
立てかけたりとオケージョナルテーブルとしても使えそうです。

価格はこの機能と雰囲気で13,800円です。
ガス圧式リフトテーブルカフェバージョンはいかがでしょうか。

新商品、まだ続きます。
次はフリーラックです。

0811フリーラックBF6316C.jpg フリーラックBF6316C 
(左からウォールナット×ブルーウォールナット×グリーン
¥12,000
幅60×奥行30×高さ123cm
Made in Taiwan
※組立式

従来のフリーラックにパントーネで色指定をして
バックパネルに加えました。
デザインから、もともとカフェ系のラックだったのですが、
色を加える事によりミッドセンチュリー風に変わりました。
フィフティーズ、シックスティーズの雑貨や食器を飾ると
かなりはまります。
ファイヤーキングのグラスや昔の「キリンレモン」や
「三ツ矢サイダー」の記念グラスがあればいいのですが、
この手の商品、最近、値上がりぎみです。
このあいだ、下北沢のかなりコアな店で
「キリンレモンのおまけのグラス」
(当時は酒屋さんでケースで頼むともれなく付いてきた。
三ツ矢サイダーも同じで単なる名前入りではなく
転写シートを使ったレトロなものが当時好評だった)
多分70年代前半の「転写もの」のグラスが800円で売っていました。
絶対、「買い」なのですが、金、土、日しか開かない店なので
週末にでも買いに行こうかと思っています。

さて夏休み前の商品のご紹介、これで終わりです。
どの商品も実物をご覧いただければと思っています。
写真は、素人用のデジカメで撮ったもので表現に限界があります。
夏休み中、是非NOCE各店にお立ち寄りいただけるよう
スタッフ共々お待ち申し上げております。

それでは、「よい夏休み」を。
Have a nice summer holiday. !

  1. 2010/08/11(水) 03:47:44|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2010年8月6日 勘違い

ここのところ、日の沈む時間が早くなったのか
夕方少し「ホッ」とする風がふくようになりました。
来週から夏休みの所が多いようですが、
この機会に是非NOCEにお立ちよりいただければと思います。
暑さは来週も続くそうです。
ただ夏本番も最終章だそうです。

今週の新商品は、テーブルとチェアをご紹介させていただきます。

RH0384-135 オーバル0806.jpg RH0384-135オーバルテーブル ウォールナット
¥29,800

幅135×奥行80×高さ72.5cm
※組立式

◇こちらはアッシュナチュラルです。
RH0384-135 オーバル0806 NR.jpg まずテーブルからです。
これは、以前RH0384-135として販売していたものの
モディファイバージョンです。
実はこちらの方が正しく以前の方が変形バージョンだったのです。
なんだかややこしい話なのですが、
先方のファクトリーの担当者が辞めてしまい
新しい担当者が僕の図面を間違えて製品化してしまったのです。
コンテナを開けてビックリと言うわけです。
フルオーバルのはずがRH0384-120のように
片方が直線で半オーバル状態になってしまっていたのです。
そもそも何故フルオーバルにしたかったのかというと、
チェアを両サイドに2脚づつ収納させたかったからなのです。
こういうトラブル発生時はどうするかと言うと
返品できない以上販売するしかありません。
幸いにもなんとか完買しました。
「半オーバルの方がいい」とおっしゃっていただけるお客様も
いらっしゃいました。

さてようやく本物(図面どおり)が入荷してきたわけです。
デザインはカフェ系が基本になっています。
カフェ系でオーバルの大きめなテーブルがなかったので
お探しの方にはおすすめです。
また、普通サイズのチェアであれば並べて2つ片側に収まります。
「何故、長さが135センチになったのか」と言うと
構造的に考えてこのサイズがオーバルでこのデザインを活かしかつ、
チェアの収まりも機能的に欲しいとなった時の最小値となったからなのです。
ちなみに120センチではチェアは収まりません。
150センチでは、カッコ悪くなってしまいます。

素材は、アッシュとウォールナットになっています。
アッシュはナチュラルでつや消しとなっていて
素材感が活かされています。
ウォールナットは、本来のウォールナットナチュラルに
若干ブラウンを加えたいわゆるウォールナットブラウンで
カフェ系の王道と言った感じです。

価格は29,800円とこの雰囲気と素材から考えれば
かなり安いと思います。
さて次にチェアなのですが、これも少し勘違いがはいっています。

STOCKチェア0806.jpg STOCKチェア ウォールナット、アッシュナチュラル
¥12,000

幅49×奥行53×高さ78.5(45)cm

試作の段階で僕が使った「Stackable」Stack(積み重ねる)と
Able(可能)の造語で積み重ね可能なという意味を
(この業界ではよく使う単語です)「Stockable」(在庫できる)と
勝手に勘違いされてしまったのです。
余談ですが、スタッキングチェアもスタッカブルチェアも
同じ意味で使う事が多いのですが、
エクステンションテーブルとはあまり言わず、
エクステンダブルかエクステンディング言った方が普通です。

担当者からメールが来るたびに
わざわざStackableと返しているのですが、
どうしてもStockableになって帰ってきてしまい、
僕も「まァ、いいや」と言う感じになってしまいましたが、
相手もStockableという言葉は辞書に存在しない事が解ったのか
いつのまにかStocksになってしまったのです。

デザインは北欧系でやや角ばったところが特徴です。
カフェ系デザインで今回ご紹介させていただいているテーブルとも合います。
なかなかチェアだけで主張できるアイテム少ない中、
本格派ともいえるかもしれません。

素材と色ですが、アッシュナチュラルと
ビーチにウォールナット色の塗装をかけた物の2種類になっています。
どちらも主張がありやわらかい中にもドッシリとした信頼感があります。
カフェ系インテリアにはおすすめの一品といえるでしょう。

機能は積み重ねができる事で、
予備として部屋にストックする事も可能なわけです。
(ときれいにまとめてみました)

価格は若干高めの12,000円ですが、
実物をご覧いただければ御納得できるとおもいます。
今日ご紹介させていただいたテーブルと合わせてみてはいかがでしょうか。
チェア4本とテーブルの美しいシルエットが
部屋のインテリアに貢献するでしょう。
是非実物をNOCE各店でお確かめいただければと思います。


最近、勘違いしていると言う人をすっかり見なくなりました。
何を勘違いしているのかと言えばそれは「流行」です。
今はネットなどの情報化の発達により情報が早く
また正確に取れるようになりましたが、
つい前まではこの流行を取ることが困難でした。
そのため流行を先取りした人がそのステータスを得るわけです。
ただ、外国で流行っているものを身につけているだけで
「最先端の人」としてもてはやされました。
流行を先取りする事だけで商売も左右されたわけです。
現在のように高度な情報化時代は逆に「流行」をなくしてしまうわけです。
つまり情報を入手するのが困難な時代、
せいぜい専門雑誌や海外のファッション誌くらいしかなかった頃には、
流行を先取った僅かな人と多くの出遅れた人が存在するわけで、
ここに格差による羨望と劣等感がうまれるのですが、
今は簡単に海外の情報も何もかもがキーワード検索で
簡単に入手できるのです。
これが、情報格差のギャップを埋めると言うわけです。
知っている事がステータスでない限り、大きな流行は生まれません。
ヒットはあってもホームランは無いわけです。

そこで勘違いしている人なのですが、
これは流行を先取りしようとしてフライングする人のことです。
ただ、この勘違いが大きな流行を作る事もありましたが、
これも現在の情報化社会ではありえません。

今から10何年前か忘れてしまいましたが、
取引先の年上でスーツの似合うカッコいい人がいました。
当時、ケータイを持っているだけで「仕事できそう」といわれる時代でした。
商談中に「ピリピリ」とケータイが鳴ると
「ちょっと待ってて」と言うところがまたカッコよかったのですが、
この人忙しすぎて世の中の流行にちょっと取り残されていました。
僕との会話で「イタメシ」という言葉が出てきた時でした。
(バブル後半、従来のスパゲッティ、ピザ専門店ではなく
イタリアのトラットリアを模倣したイタリアンレストランが
大ブームを起こし、席を予約しただけでデートが確約された。
恵比寿、神楽坂(現存)にある店が火付け役となり、
西麻布、青山界隈に拡がった。これらの店をまるで行きつけのように
ラフな感じで表したのがイタメシ屋である。
イタリアと飯屋との造語でトラットリアという観点からは正しいが、
価格がイタリア高級リストランテも真っ青だったのでおそらく違う。
「イタメシでも行く?」と気軽に勝負レストランに行く時に使うのが
正しかった)
彼は当然知っているかのように
「最近ブームらしいけど、ただのメシをあそこまで良く言うんだろうね。」と。
僕は、「この人冗談でリゾットの事を言っているんだろう」と思いました。
ただ会話が進むと理解できていない事が判明してきました。
それでもクライアントで年上です。
返事は、ふつう「すみません」と「ありがとうございます」だけです。
「それ違います」とはいえません。
今度、僕も知っている部下の彼女、イタメシに誘うそうです。

当日、「イタメシ行こう」と誘われた彼女、
どこに行くのかと聞いたところ「内緒なんで楽しみにしていて」と。
途中「パスタはやっぱりアルデンテよね」と言ったところ、
「うん。アンデルセンね。僕も時々パン買うよ」と。
このあたりから「何かただならぬ」ものを感じたそうです。
店の前に来ると黒を基調にしたオシャレなダイニングバーでした。
「えっ。ここ?」と彼女。
「うん。ここのイタメシおいしいんだ」ですと。
「これありかも。さすが先輩」
2人で乾杯の後、イタメシからはほど遠いつまみをチョロチョロとした後、
何気なく「今日はイタメシじゃあなかったけ」と。
「これから、これから」と言われたので彼女、
「ここはスタートのバー」だと思ったそうです。
「そろそろイタメシいく」といわれ身支度したのですが、
彼は反応しません。
すると、皿に盛られた「イタメシ」がきました。
彼女ギョっとして思わずつぶやいてしまいました。
「これって、ただのチャーハン?」と。
聞こえた彼「うん。イタメシ」(炒飯)ですと。
ここのダイニングバーのメニューに
冗談でチャーハンの事をイタメシと書いてあったことが
全ての悲劇を生みました。
彼は本気で「チャーハンをオシャレな所で出すとイタメシになる」と
信じていたそうです。
この後2人がハッピーになったとの報告はありません。

最近、イタメシも使い方によってはいけるそうです。
バブルの悲哀を知っている世代でいけてる「阿部ちゃん」が上司で
「グッ、ジョッ。イタメシでも行く」は、はまりそうです。

イタメシは「イタリアン」でフランス料理は「フレンチ」ですが、
中国料理は何故か「チャイナ」とはいいません。
「中華」です。
最近、中華でもデザイナーズ系の
「ヌーベルシノワーゼ」の店が増えてきました。
これは中華とはいいませんが、お父さんがこれを間違って
「よくやった。今日はチャイナでも行くか」はまずいです。

想像の先には、スリットの入った深紅のチャイナドレスのお姉さんが
羽根扇子をゆっくりと動かして、「いらっしゃいまし」となるからです。

  1. 2010/08/06(金) 03:43:10|
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