NOCEの家具バイヤーズブログ 2010年12月

NOCEのバイヤーズブログ

2010年12月30日 Good Bye 2010

今年最後になってしまった新商品のご紹介は、
サイドボード、TVユニット、エンドテーブルの3アイテムで、
2つのシリーズにわかれています。
縦座標と横座標のようなもので
どのようにご紹介させていただくか迷ったのですが、
デザイン別にご紹介させていただく事にいたしました。

まずGENEVIEVEから。
全体のデザインのモチーフは
北欧ミッドセンチュリーに基づいています。
少し長めのテーパードレッグ(先が細くなった脚)が
ハの字に付いているのが特徴といえます。
デザインはそれほどクセがないためあまり部屋を選ばず
カフェ系からシンプルまで幅広く対応してくれそうです。

素材はオークナチュラルで落ち着いていて、
スモーキートーン色のソファやファブリックならどれでもいけそうです。
少し難しくなりそうですが、
ホワイトやブラックのPVC素材のソファなら
かなりハードなインテリアになると思います。

1230GENEVIEVEエンドテーブル.jpg 1230GENEVIEVEエンドテーブル2.jpgのサムネール画像 GENEVIEVE エンドテーブル オーク
¥24,800

幅55×奥行45×高さ60cm
Made in Malaysia
※組立式




エンドテーブルは全くシンプルそのものなのですが
見た目より結構大柄です。
ソファやベッドのサイドテーブルとして使用しても
小型のAV機器のボード代わりとしても使えそうです。


1230GENEVIEVE TVユニット1.jpg 1230GENEVIEVE TVユニット2.jpg GENEVIEVE TVユニット オーク
¥58,000

幅160×奥行45×高さ50cm
Made in Malaysia
※組立式




TVユニットは、なんといってもフラップする前板のついた
両サイドのシェルフが特徴です。
この手のTVボードの前板は、ガラスのものまたは
エンプティ(何もついていない棚だけのもの)のものが多く
フラップ式は重宝します。
使用していない時、フラップを降ろしておけば
中の機材が隠れて部屋はナチュラルな雰囲気をキープできます。
また、使用時にフラップを上げたままにしておけば、
機材にタッチする時やリモコン操作する時
いちいち扉を開け閉めする必要がありません。


1230GENEVIEVEサイドボード.jpg GENEVIEVEサイドボード オーク
¥79,800

幅160×奥行45×高さ90cm
Made in Malaysia
※組立式

サイドボードは、一見シンプルな物に見えますが、
脚の長さと本体の縦横の割合とのバランスが大変よく
デザイン上とても美しく見えます。
そして取っ手などがなくフェース(全面)がフラットなところが
全体をスッキリ見せることに寄与しています。
そして木製の扉と引き出しが中の物を隠してくれるので
リビングに置いてもダイニングに置いても良さそうです。

さて価格ですが、さすがにオーク突板で激安とはなりませんが、
エンドテーブルで24,800円、TVユニットで58,000円、
サイドボードで79,800円と
比較すればかなり安い価格が付けられたと思います。

ナチュラルな雰囲気ですが、
使用していくとだんだん焼けていい色に変わっていきます。


次は、GENELAシリーズです。
このシリーズにもエンドテーブルがあったのですが、
割高な上にデザインもしっくりこなかったので
バイイングは見送りました。
大きく言って、GENEVIEVEとの違いは脚のデザインと素材です。
脚のデザインは長めのテーパードレッグが真っ直ぐに下に伸びていて、
これも北欧ヴィンテージでよく使われているデザインです。
これをスッキリと見せているのは全面のフェースがフラットだからです。
素材はウォールナットを使用していて重厚感があります。
それでもそれほど重く感じないのは全面のフェースがフラットなのと
サイドボード、TVユニット共に縦横のサイズの割合
そして脚の位置と長さと箱自体とのバランスが大変よく
「野暮ったさ」を感じさせないからです。
このバランスは家具のデザインでは実は非常に重要で
どちらかが長くても短くてもNGです。
箱は箱で脚は脚なわけで、いいデザインを生むには
ラインを作るデザインとはまた違ったセンスがなければならないわけです。
縦と横、脚の位置と長さ、これをバランスよく配置しなければ
いいデザインとはいえません。

ウォールナットとこのデザインにより
カフェ系インテリアにはもちろん和系レトロからシンプルまで
かなりオールマイティに使えそうです。

1230GENELATVユニット1.jpg 1230GENELATVユニット2.jpg GENELA TVユニット ウォールナット
¥58,000

幅160×奥行45×高さ50cm
Made in Malaysia
※組立式



TVボードは機能もサイズも前出のものと変わらないのですが、
ウォールナットと脚のデザインを変えただけで全く別の物に見えます。
お部屋の雰囲気に合わせてお選びいただければと思います。


1230GENELAサイドボード.jpg GENELAサイドボード ウォールナット
¥84,800

幅160×奥行45×高さ90cm
Made in Malaysia
※組立式

サイドボードですが、こちらも実は機能もサイズも
GENEVIEVEと変わりません。
素材と脚のデザインが違うだけです。
和系のレトロな部屋、カフェ系そしてシンプルまで汎用性があります。
ソファはグレィ系やブラウン系はもちろん
グリーンやオレンジといった色でも合いそうです。
又、ホワイト、ブラックのPVC素材でもお部屋を引き締めます。
思い切ってレッドにすれば、かなりアヴァンギャルドな雰囲気で
ピカソやミロのポスターが欲しくなりそうです。

さて価格ですが、TVユニットは、58,000円と同じに出来ましたが、
サイドボードは84,800円と少し高くなってしまいました。
これは単純にウォールナットの方がオークより高いからです。
サイドボードの表面積がTVボードより大きい分だけ
影響を受けてしまったというわけです。
ただ比較すればこちらも安いということに変わりありません。

今回ご紹介させていただいた商品は
風合いやその全体的なデザインの完成度を表現することはとても難しく、
是非NOCE各店で実物をご覧いただければと思っております。


今年も後2日残すのみとなりました。
今年の僕の休みは短くて大晦日と三が日の4日です。
まぁ、この方が正月ボケしなくていいかもしれませんが。

今年は、商品の見直しをずっと考えてきました。
商品の傾向は年々変わっていくわけですが、
価格だけでは競争が激しく、
デザインに特化すればお客様の層が限定されてしまうと
まさにバイヤーにとっては受難だらけでした。
価格を下げるために突き板を止めてPVCにすれば
「安っぽい」と上司に怒られ、
突き板にすれば「高くて売れない」となり
「一体どーしろっていうの」と何回も叫んでいました。
その中でも「高くて売れないだろう」というものが
今年は売れたような気がした一年でした。
その背景には、今や家具生産のトップになった
中国の飛躍的な向上があります。
よく、「中国製は?」という言葉を耳にしますが
「リアル中国」を実際見ていると
これは既に過去の話になりつつあると感じます。
中国のメーカーもすごい格差で、
残念ながら日本に入ってきている中国商品のグレードは
まだ低いといわざるを得ません。
中国全ての商品が悪ければ世界でトップになることは有りません。
先日、イタリアの古くから付き合っている友人に
「新しい商品を開発したい」ともちかけたところ、
「もうそんな投資を出来る工場はない」といわれました。
たった15年前世界のチェアの7割を生産するといわれた
北部イタリアの話です。
そして「君の知っているメーカーは殆ど無くなったよ。
倉庫に積みあがった倒産品でも買わないか。」と。
現存する工場も少量生産で稼働率が悪く
メーカーとしては瀕死の所が多いようです。
かつての消費地であったドイツ、フランス、イギリス、アメリカ
そして日本もイタリアからの輸入は激減だそうです。
「中国の質が向上してドイツも中国から輸入しているし、
君だってそうだろ?」
それでもがんばっているイタリア家具メーカーもあり、
年々売上を伸ばしているそです。
それは「B&B、MORROSO、MINOTTIなどの超高級メーカーで
アメリカからの需要がすごい。」そうです。
なんだか複雑な気持ちでした。

それでも「中国が安泰で心配要らず」という状況ではありません。
それは中国の国自体の発展と共に起こるインフレ(物価上昇)です。
これは、労働者の賃金の高騰に直結して商品原価に跳ね返ります。
また、資源高騰により原材料が値上がりしていて
最近原価の値上げを要求するメーカーが増えてきています。
来年はこういった状況下で
ますますバイヤーの環境は厳しくなるばかりですが、
泣き言も言ってられません。
上司からのプレッシャーも一層激しくなりそうだからです。

「売れるもの持ってきて当たり前」
だれも誉めてくれません。
「売れないもの持って来れば」100倍怒られ、人間以下。
とぼやいて来年もがんばる肥やしにする事にしました。


今年の締めくくりに下北沢のイタリアンバールに行きました。

1230-1.jpg












イタリアワイン好きにはたまらない1本を
店長さんがキープしてくれていたからです。

それは、北イタリアのピエモンテ地方のワインで
「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」という
バルベーラ(ぶどうの品種)主体のレア物です。
1230-2.jpg 樹齢80年のぶどうしか使わないそうです。
(ノーチェはイタリア語でウォールナットを意味します)

ピエモンテ地方にはネビオーロというぶどう品種を使った、
「バローロ」「バルバレスコ」といった高級ワインがありますが、
バルベーラはどちらかというと庶民派のテーブルワインです。
1230-3.jpg















ただこのトリンケーロという作り手が特別で
高級ワインに匹敵するものをこだわって生産しているとの事でした。
また、バルベーラの作り手として始めて
公式に「自然派ワイン」(ビオワイン)に認められたそうです。
ちなみに「ヴィーニャ・デル・ノーチェ」とはここの畑の名前です。

ゆっくりと残された僅かな2010年が
1230-4.jpg

















過ぎてゆきます。
1230-5.jpg まだ早い夜も
1230-6.jpg













だんだんざわめいてくると
1230-7.jpg ワインと共に「あのチェアを作っていた」頃の
1230-8.jpg


















イタリアの喧騒の想い出に変わっていきました。
1230-9.jpg











すっかり酔って
1230-10.jpg 勘定を済ませ
1230-11.jpg











1230-12.jpg 外に出ると、
いつもの下北沢が
2011年を待っていました。
















それでは皆様よいお年をお迎えください。

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  1. 2010/12/30(木) 11:44:32|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2010年12月24日 2010年 クリスマスイブ

今週は、12月半ば過ぎにも関わらず驚く程暖かい日がありました。
その後も暖かい日が続いたり、
大雨が降ったりとあまり冬らしくない天気が続きました。
週末は、クリスマス寒波の襲来で寒くなるそうです。
NOCEのある札幌、新潟、福岡は土日とも雪、仙台は土曜日が雪で、
他の地域は崩れることはないそうです。
雪のない東京ではホワイトクリスマスがうらやましく感じてしまいますが、
降り過ぎても迷惑な話なのかも知れません。
イブの晩に路上の新雪をサクサクと歩きながら
曇ったガラス窓のオレンジの灯りの下でシャンパンで乾杯とは、
東京では夢の話です。
週末は全国的に寒くなるそうなので、
お出かけの際には暖かくして、
そして是非NOCEにご覧いただければと
全国スタッフ一同、皆様のおこしをお待ち申し上げております。


今週の新商品のご紹介はクリスマスイブにふさわしく
「家具好き」にはたまらないチェアとテーブルになります。
メーカーは、今年のNOCEカタログの表紙に写っているテーブルと同じ
ニューヨーク、ブルックリンのものです。
製造は中国、広州で
現地に住んでいるアメリカ人デザイナーが監修しているものです。
今や、世界一となった中国の家具ですが
なかなか感度のいいものが作れる職人が枯渇してきていて
この商品も製作に半年かかってしまいました。
キャプションが要らないほどよく出来ています。

それでは、テーブルから。

1224T339.jpg T339テーブル ウォールナット
¥58,000

幅140×奥行89×高さ72cm
Made in China
※組立式

いつもはデザインの特徴からご説明させていただいているのですが、
価格の高さが素材に関係しているため
素材からご説明させていただきたいと思います。
まず第一に、天板の素材も脚もウォールナットの突板ではなく
ソリッド(集成無垢)であるという事です。
今年、デザイナーと話した時に
「本来彼のやりたいオイルフィニッシュの風合い」は
突板では上手く表現できないそうでこのテーブルを作ったと言っていました。
確かにプロトタイプを見ると雰囲気はこちらの方がいいのですが
価格が割高になってしまうので随分悩んでいたのですが、
比較するとこの価格でも割安なので思い切って買いました。
最近時々ワックス仕上げのテーブルを目にしますが、
ウォールナットを使用していてこれほど風合いのいい
ワックス仕上げのテーブルは見た事がありません。
もちろんデザインとのマッチングもグッドです。
そしてまず無垢のウォールナットワックス仕上げで
このサイズのテーブルは、
100,000円以下ではまず買えません。

次にデザインですが、シンプルな構造で幕板の無い無垢の天板に
テーパードレッグが垂直に4本ついているといったものです。
基本的には北欧系ミッドセンチュリーでカフェ系にはピッタリです。
スッキリとしたデザインは「野暮ったさ」を感じさせません。
そしてなんと言っても全体のオイルワックス仕上げが
全体のデザインと雰囲気のバランスを保っています。

チェアは、基本的になんでも合うとは思いますが
やはり今回ご紹介させていただくチェアがベストマッチといえるでしょう。

さて価格ですが、58,000円です。
決して安いとは言えませんが
ウォールナット素材とこのデザインで比較すれば
市価の半分以下です。
突板ではでない味があります。

次はチェアCW620です。

1224CW320 1.jpg 1224CW620 2.jpg CW620チェア
¥19,800

幅56.6×奥行49.5×高さ95.5(43.5)cm
Made in China









デザインはこちらも北欧フィンランド系ですが、
ご覧の通り作り方が大変凝っています。
前脚を背もたれまで45度で上げて
その頂上でジョイントさせてあります。
そして後ろ脚は前脚にジョイントさせた横の棒に
別の2本の細い棒でつなげてあり
力が分散するように設計されています。
デザイン的にも機能的にもとても理にかなった美しい椅子としか
言いようがありません。
いわゆる「スピンドルチェア」の派生系なのですが、
なにか理念そのものが違うような気がします。

素材は、アメリカンウォールナットとヒッコリーのハイブリッドで
オイルとワックスで仕上げています。
使えば使うほど汚れが味に変わっていくようなチェアです。
雰囲気はカフェ系ナチュラルの王道といえます。
そのためテーブルは、DT7189やT339との相性がベストですが
チェアにこれだけインパクトがあるので
ウォールナットのテーブルなら間違いはないと思います。

最後にCW621チェアです。

1224CW621 1.jpg 1224CW621 2.jpg CW621チェア
¥19,800

幅50×奥行53.5×高さ93(44.5)cm
Made in China







こちらのデザインもフィンランド系です。
スピンドル系のチェアは少しカントリーな感じがしますが
このチェアにはそれがありません。
全体的にバランスがよく前述のCW620よりクセがなく
リアルカフェに普通に置いてあっても違和感がありません。
このメーカーのウリでもあるヒッコリーとウォールナットのハイブリッドが
このデザインにこれほど美しく調和しています。

構造は、いわゆるこの手のチェアのオーソドックスな作りになっています。
クセの無いデザインとは書きましたが、
充分他のチェアと較べれば存在感があります。
テーブルは前述同様DT7189、T339など
少し大きめのサイズのものが合いそうです。
なぜならば、このチェアが少し大柄なので
テーブルが小さいとバランスが悪くなりそうだからです。
それでも80cm位のスクエアに2本だけならいけそうです。

さて、今回のチェアですがどちらも19,800円です。
これについてはあえて「安い」と言わせていただきたいと思います。
この素材とデザインです。
絶対ありえません。
まずは実物をお確かめいただければと思います。

今回は初回入荷ということで数量が限定的になりますので、
すぐに売り切れとなる場合がございます。
又、手作りのため
次回入荷が3月を過ぎてしまう可能性もございますので、
ご興味のあるお客様には誠に勝手ながら、
お早めにNOCE各店にてお確かめいただければと思います。
(尚、展示のない店舗もございますので事前にご確認頂ければと思います。)



基本的に毎週金曜日にブログを更新しているのですが、
今日は偶然クリスマスイブの日になりました。
「イブ」というと年々盛り上がりに欠けてきたと言われてきましたが、
比較する「盛り上がっていた頃のイブ」がバブル期前だとすれば、
もう20年経っているわけで、
その頃を知らない世代にとっては例年変わらないイブとなるわけです。

本来クリスマスイブとは、
キリストの誕生日12月25日の前夜の事を指すわけですが、
このイブとはEvening「イブニング、夜」であり、
正確には12月24日の日没から
(宗派によっては25日午前0時とすることもある)
日付の変わる時間までを言うわけです。
つまり、正確に言えば24日の日没から25日の日没までが
クリスマス全体ということになるわけです。
つまりクリスマスイブとは、
クリスマスの一部(イブニング)にあたるというわけです。
例えば、仮に8月30日が誕生日の人がいるとすると
誕生日のナイトパーティはこの論理からすると
8月29日の夜しなければならないということになるのです。
24日全体がイブであると間違えている人や、
24日は子供のためのクリスマスで
25日は大人のクリスマスというのもおおきな誤りとなります。

高度成長期の昭和40年、50年イブの晩は、
子供だけではなく大人たちの間でも「飲み」の理由として
繁華街を賑わせていました。
おみやげにお父さんたちは「遅い帰宅の言い訳」として
クリスマスケーキを買って帰りました。
子供達の枕もとには
イブにサンタさんからのプレゼントがありました。

こうした傾向を劇的に変えたのがバブルも終りの頃、
JRのCMと共に流行った山下達郎さんの名曲「クリスマスイブ」です。
遠距離恋愛のせつなさを表現したCMのイメージと
歌詞の内容のイメージが重なり
すっかりイブは恋人達のものになっていったのです。
イブにカップルで過ごす事が常識となり、
相手にどれだけのプレゼントを渡すかが重要になりました。
ティファニーにイブが近くなると行列が出来ました。
東京中の夜景の見えるホテルが満室となり
チェックアウト時に翌年の予約をしても取れないという事もありました。
有名レストランは当然予約でいっぱいでした。
街は「クリスマスツリー」と
「銀色のきらめき」でいっぱいになりました。

その頃の騒ぎから較べれば
「今のクリスマス」が寂しく感じるのかも知れませんが
当時のほうが異常だったのかも知れません。
あるリサーチによるとクリスマスソングの一位は
今年も「クリスマスイブ」だそうです。
30代から50代までの圧倒的な支持があるそうです。
1988年にJRが採用したので40代以上はわかるのですが、
30代は?というとJRがリバイバルで2000年に復活させたからです。
ダブルトップを形成し支持層の厚みを増したという事です。
これは2000年組も含め
「銀色のきらめき」だった頃を知る世代であり、
「今のクリスマス」と比較するクリスマスのはこの時期なのかもしれません。
(10代トップは倉木麻衣さんのWinter Bellで総合では2位)
1988年の「クリスマスイブ」は1991年に始まり、
1998年に中止になった表参道のイルミネーションと連動しています。
(2000年組は入りません)
ちなみにイルミネーションランキングには
去年から復活した表参道はTOP10にも入っていません。
丸の内、ヒルズといった所がここ数年の常連です。
表参道はイルミネーションとしては少し地味なのでしょうか。
それでも、自然のケヤキに彩られるイルミネーションはやはり綺麗です。
今年は去年復活してから2年目で
LED90万球と過去最高だそうです。

少しだけクリスマスの
1224-1.jpg









夕方の下北沢から表参道にいきました。
1224-2.jpg








千代田線を降りて地上に登ると
すっかり彩られた表参道がありました。
1224-3.jpg










1本の街路樹が
1224-4.jpg















次々とつながっていきます。
1224-5.jpg















街角のクリスマスツリーが
1224-6-1.jpg 1224-6-2.jpg













喧騒の中で
1224-7.jpg 幻想の中に
1224-8.jpg










続いていきました。
1224-10.jpg











空間に伸びた光の先に月が見えました。
1224-11.jpg
















小さな光のひとつが
1224-12.jpg ひとつの木になって
1224-13.jpg













おおきな河になっていきました。
1224-14-2.jpg












表参道交差点からふり返ると光の河が流れていました。
1224-15.jpg それでは、「よいイブ」を。

  1. 2010/12/24(金) 10:17:37|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2010年12月17日 八王子でイタリアン

今週は、全国的に一気に冬本番という天気になりました。
ヨーロッパやアメリカでは大寒波という事なので
日本にもいずれ来るのでしょうか。
週末は、土曜日に札幌、新潟で天気が崩れるそうですが
日曜日は回復するそうです。
他のNOCEのある地域は土日とも天候には恵まれるそうです。
日曜日は暖かくなるそうです。
少し寒く感じられる季節ですが、
イルミネーション輝く街にお出掛けはいかがでしょうか。
その際は、是非NOCEに足をお運びくださいますようにと
全国NOCEスタッフ一同みなさまのご来店をお待ち申し上げております。

今週の商品のご紹介は、ベンチの付いたダイニングセットと
ウォールナットのダイニングテーブルです。
どちらも正統派系ダイニングで
質感とデザインと価格のバランスが絶妙です。
まずは、ダイニングセットから。

1217WNNDAセット.jpg WANDAダイニングセット オーク
(テーブル×1、チェア×2、ベンチ×1のセット)
¥89,800
テーブル:幅150×奥行90×高さ72.5cm
チェア:幅47×奥行48×高さ83.5(47)cm
ベンチ:幅136.5×奥行44×高さ55(47)cm
Made in Malaysia
※組立式(チェアを除く)

テーブルのデザインはテーパードレッグ(脚の先が細くなる形状)を
外側に向け付けてあることから
北欧やミッドセンチュリーが基本になっています。
脚の根元をもう少し外側にして欲しい気もしますが、
そうすると脚の先が天板からはみ出す事になり
実用性がそこなわれます。
また、はみ出さないように作れば今度は脚の斜線角度が甘くなり
本来のデザインを阻害してしまいます。
ある意味バランスのとれたデザインといえます。

チェアですが、一見シンプルなデザインに見えますが
背もたれ部分にアクセントがあります。
後ろ脚のフレームを持ち上げて背もたれとの接合部分にエッジを入れて
背もたれの板とフレームの面を揃えているのです。
前からだとわかり難いのですが横から見るとよくわかります。
この辺がこのテーブルのデザインにマッチしています。

ベンチの特徴は、サイドの脚が上に伸びていて
取っ手の役割をしているところです。
ここにもラインを作っていているのでテーブルともよく合っています。
そしてこの取っ手がデザイン面だけではなく
機能的にも優れているのです。
座る時や立つ時にベンチ自体をずらす場合
この取っ手が活躍するわけです。
これは有りそうであまり見かけませんでした。
又、あったとしても何かデザイン的にしっくりくるものが
無かったような気がします。

素材はテーブル、チェア、ベンチ共にオーク材を使用し、
つやを落としてナチュラルな感じに仕上がっています。
ベンチとチェアのファブリックはグレーの織り柄で高級感があります。

ダイニングセットとしては、カフェ系でも
シンプルまたはナチュラルでも協調してくれそうです。
テーブルに個性がある分チェアやベンチが中和させているため
比較的に部屋を選ばないと思います。

さて、価格ですが89,800円と額面では高価ですが
実物から考えれば決して高いとは思えません。
また価格を安く設定するために今回はバラ売りをやめました。
もしバラで売るとなると売上にバラつきが出てしまい
管理にコストがかかるのと、
アイテムにより売れ残りが出てしまうからです。
また、それよりもセットの方がデザイン的に綺麗だからです。


次はウォールナットのダイニングテーブルです。

1217CROSSTONテーブル.jpg CROSSTONテーブル ウォールナット
¥38,000

幅150×奥行90×高さ75cm
Made in Vietnam
※組立式

デザインはかなり洗練されています。
まず天板の薄さと幕板が無いところに特徴があります。
幕板をなくす事により全体がよりシャープな印象になります。
また天板を薄くすることによりいわゆる重たさ、
「ボテ」っとした感じもなくなりました。
脚がマッシブなので天板が厚いと大変な事になるというわけです。
さて、薄い天板と幕板無しの理由は脚の構造にあります。
それはそれぞれサイド2本の脚と逆サイドの脚を
クロス(それでCROSSTON)させて天板を支えているのです。
通常の4本脚のテーブルだとこの役割を幕板がしているわけです。
又、NOCEにも幕板の無いテーブルも数多くありますが
脚の受けに負荷がかかるため、
受け側にもしっかりした物が必要になります。
必然的に天板の厚みは制限される事になるのです。
薄くできないというわけです。

先程触れてしまいましたが、脚は薄い天板に対して
ガッシリとしたものがついていて、
ここにデザインのコントラストが生まれ微妙に調和しています。
丸みを帯びたテーパー気味の脚が外側に向いていて北欧系ともいえますが、
イタリアモダン全盛時にイタリアンデザインとしてよく見かけました。
それが、北欧の影響なのかどうかはわかりませんが。

モダンっぽく見えますが全体的な丸さ
そして素材にウォールナットを使っていることから
カフェ系でもシンプルでもモダンでもと
かなりオールマイティに幅広く使えそうです。
これは、先程の天板と脚のバランスだと思います。
どんなチェアが合うかというと
NOCEのジェネリック系のチェアで
DC231A、DC594V、DC595、DC541などがおもしろいかもしれません。
DC231Aのグリーンやブラックとこのテーブルなど
想像しただけでワクワクします。

さて価格ですが、ウォールナット素材でこのデザイン、構造で
38,000円と信じられないほど格安です。
DC231A×4とこのテーブルで65,920円になります。
テーブルに主張がありそうですが
バランスのいいデザインなのでどこにでも合うとおもいます。

今日ご紹介させていただいた商品ですが、
是非とも実物をNOCEのお店でご覧いただければと願っております。


先日、「とある理由」で記念日のディナー会をやりました。
場所は何故か八王子です。
日野橋店のほど近くにあります。
八王子でアニバーサリーディナーといえば
ミシュランでも有名な鉄板焼の店ですが、
メンバーの中の一人が「ついこの前、行ったばかり」という事で、
折角なのでスパニッシュ、イタリアン、フレンチから
選択することになりました。
どの街にもジャンルNO.1の店がありますが、
候補に懐かしいイタリアンの名前があったので
「そこに行こう」という事になりました。

以前このブログでも、
イタメシを誤解していて大変な事になったと書きましたが、
「勘違い」「おうちカフェ」ってなんだ?4
今では普通にチャーハンまたはイタリアンチャーハン、
リゾットに至るまで間違えて当たり前の話になっています。
イタメシ自体知っている方がむしろ
少数派に属しているのかもしれません。
(「王将でイタメシを食べる」は
現代の省略話法としては正しいかもしれない。
炒飯を訓読みとして解釈すれば「炒め飯」となり説得力はある。
しかし王将のメニューの表記は「焼飯」でありこ
ちらの方が本来の呼称と言える。
なぜならば「焼そば」は「炒麺」
チャオメンであり、「イタメン」にも「イタソバ」にもならない。
又、「イタソバ」は山形の冷たい日本そばを板の上に盛って出てくる
有名料理の呼称なのでNG。
よって炒飯をイタメシと呼ぶには若干無理がある。
炒飯は「焼飯」。
イタメシは90年代前半に流行ったイタリア料理屋の呼称。
新進気鋭の現代イタリアンに「イタメシ行こう」は誤り。)

さて正しくは、イタメシとは漢字で「イタ飯」と書きます。
つまりイタリアのご飯というわけです。
1990年バブルも終りの頃から流行り始めた造語です。

それまでイタリア料理といえばスパゲッティ
(多くはやわらかめのスパゲッティを
ラードとケチャップとで鉄製の黒いフライパンで高温で炒める。
皿には必ず冷えたラードとケチャップが融合してできた
オレンジ色のツブツブが残る。)
しかなくイタリア料理といえば高級なイメージがありました。
高級店と言えば六本木にあるトスカーナ地方のワインの銘柄の店や、
本場ローマが本店の店などが代表でした。
どちらも敷居が高く一般人は入れない雰囲気です。

バブルも終りのころファッションでは空前のイタリアブームが起こります。
アルマーニ、ヴェルサーチ、ブルガリです。
こんなバブルも終焉を迎えようとしている頃、
イタリア人シェフによるトラットリア
(リストランテよりももっと庶民的でイタリアの大衆食堂、
フレンチで言うとビストロといった感じ)が恵比寿に初めてできました。
インテリアも料理も
まるでイタリアのどの都市にもあるような感じです。
そして今までのような高級なイタリアンでもスパゲッティでもない
当時流行り始めた「原宿もNYイタリアン」でもない
「素のイタリア」がありました。
口コミはあっという間に広がり
予約が取れただけでデートの確約が取れたも同然という店になりました。
アルマーニやヴェルサーチが食堂をいっぱいにしました。
その当時の「カッティングエッジ」で
バブル期の「金があれば」と言う風潮より
本物を知っているという事がステータスになった頃です。
ここでこれらの店を気張って行く時に
「XXX予約取れたから」と言うより、
それをまるで行きつけのように
「今日イタメシ行く?」が出るわけです。
当然、当時の平均ディナー料金よりも高いわけで、
「これを普通のように使っている」ように見せかけるのは、
まだバブルの最中だったのでしょうか。
余談ですが、その後イタリア人シェフはイケメンシェフとして有名になり
いつしかその店も女子が多くなって行きました。
イタメシの起源は女子会の起源にもなっているのかもしれません。

イタメシ屋はその後、青山、六本木、広尾などに次々と出来ました。
どこも予約でいっぱいでした。
このブームは表参道のフレンチスタイルのオープンカフェ、
今は当たり前になった窯焼ナポリピザなどにつながり
その料理は多用的かつ専門的になって行きました。

そこで、広尾にあるイタメシの八王子店に向かいました。

早い夕方、下北沢は夜の準備をしていました。
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低い雲がホームから見るクレーンを包んでいきます。
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井の頭線を
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明大前駅で降りると
1217-4.jpg 網の外には明大前の冬がありました。
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京王線に
(新宿と八王子を結んでいる私鉄。東京と八王子で京王線。)
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乗り換え
1217-7.jpg 準特急で
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八王子に着きました。
1217-8.jpg クリスマスの
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街からタクシーで10分。
1217-10.jpg まるでイタリアの
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コリオにあるワイナリーのようなレストランに着きました。
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(イタリア北部フリウリ地方には、
数々の大きな丘の斜面にシャルドネ、トカイ、ピノグリージォ、
カベルネフランレフォスコなど赤白様々な
この地域を代表するようなワイン用のぶどうが栽培されています。
その雄大な景色の向こうにアルプスが見えます。
丘の上にはそのワイナリーのワインを出すリストランテが併設されています。)

エントランスの噴水を抜け
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着いたダイニングテーブルの向こうに
1217-14.jpg すっかり冬支度をした木々がありました。
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フランスの古城から持ち込んだレンガは今も光っていました。
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このレストランは外苑西通り沿いの広尾の地下に下りていく
指折りイタメシ屋の支店でした。
僕はたしか10年位前に一度行った事がありました。
ただここのインパクトはかなり違いました。
イタメシではなくイタリアのコリオのリストランテでした。
テーブルの前に降り積もる雪があったなら最高だと思いました。

八王子から
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また明大前で乗り換え
1217-20.jpg 下北沢に着くと
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終わりかけた夜が
1217-22.jpg 少しずつ
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少しずつ
1217-24.jpg 静かに続いていました。
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銀杏の葉が
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路地を黄色く彩っていました。
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  1. 2010/12/16(木) 06:35:53|
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2010年12月10日 PICOBAR

今週は、朝晩とようやく冬らしく寒い日が続いています。
ヨーロッパは大変な大寒波にみまわれているようで、
曲木チェアでおなじみのTONから
メールで一面銀世界の写真が送られてきました。
夜はマイナス20度になるそうです。
それに較べれば
東京の最高気温が14度といえば夏の終りくらいでしょうか。
ちなみに明日土曜日は18度くらいになるそうです。
週末、NOCEのある地方で札幌は土日とも雪で
福岡が土曜、新潟が日曜日に雨で他は晴れるそうです。
先程も書きましたが明日は全国的に暖かくなるそうで
絶好なお出掛け日和となりそうです。
その際は是非NOCEをご覧いただければと
全国NOCEスタッフ一同皆様のお越しをお待ち申し上げております。

今週の新商品のご紹介は、シンプルなラックです。

1210フリーラックBF6550(タテ).jpg フリーラックBF6550 ウォールナット
¥19,800

幅79.5×奥行30×高さ179.5cm
Made in Taiwan
※組立式

◇ヨコにした状態でもご使用頂けます。

1210フリーラックBF6550(ヨコ).jpg これと言ったデザインの特徴はないのですが、
幾何学的に配置されたシェルフが特徴なのかも知れません。
物の置き方や置くものによっては、
すごくデザイン性の強いシェルフになる可能性があるのです。
また、表裏が無いので部屋の間仕切りとしても使えそうです。

さてデザインでは特徴が無いと書きましたが、
機能では面白いところがあります。
横にしても縦にしても使えるというところです。
真中のシェルフをひとつだけ動かして
縦にしたり横にしたりするという事ですが、
写真を見るとその幾何学的なシェルフの配置により解りづらく感じます。
ここはあえて正解は書きませんので
「間違い探し」の要領で見つけて見てはいかがでしょうか。

ウォールナットカラーなのでカフェ系でもシンプルでも使えそうです。
60’s系の雑貨や食器等を置くと雰囲気がグッとカフェっぽくなります。
またCDを入れてもいいかもしれません。
大きさの違う様々なものを置くと有効活用できると思います。

さて価格ですが、高さが180cmという事は
横に置くと幅が180cmになるという事でボリュームもあり、
少し変わった配置のシェルフで19,800円です。
このパフォーマンスから考えれば格安といえます。

少し使いづらいと思ったスペースには
思い切って額に入れたポスターを入れてみてはいかがでしょうか。
ピカソ、ミロ、カンディンスキーなど少し色を意識したものが似合いそうです。

実物は結構大きいのでNOCEで実際御確認いただければと思います。


下北沢はまだ秋のようです。
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先日、下北沢から
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井の頭線で
1210-3.jpg 渋谷に行きました。
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街の喧騒が
1210-5.jpg 灯の中に融けていきます。
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街は少しずつ
1210-7.jpg 少しずつ
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クリスマスの準備をしていました。
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歩道橋の上から黄色く光る銀杏を見ながら、
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ハンバーガー店になってしまった
「PICOBAR」の事を考えていました。

今年、渋谷を歩いている時
「とても感じのいい店を見つけた」と喜んでいました。
調べるとアパレルが経営している店とのことでした。
やはり渋谷の真中で出来るという事は
バックに資本がないとできないのでしょうか。
オープンになっていて、おいしくて安めのワインに食事もまずまずで
これからのカフェの新しいスタイルかと思ったくらいでした。
渋谷にしては少し「モダン」で
パリのレアールかニューヨークかという感じです。

ある日の夕方、
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表参道から渋谷まで歩いた後
1210-12.jpg 行き交う人と
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街と
1210-14.jpg 黒板に書かれたメニューのあるPICOBARにいました。
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9月頃、前を通ったらハンバーガーの店に変わっていました。
売上がまずかったのか、
オープンなだけに秋冬がまずかったのか判りませんが、
少し寂しい気がしました。
個性的な店は、家賃の高い大衆の集まる街では難しいのかもしれません。

渋谷で2軒「はしご」した後、
下北沢に着いたのは夜中の12時くらいでした。

更けていく
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静かな夜の跨線橋を
1210-17.jpg 下りると
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JAZZマサコ の路地がつづいていました。
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  1. 2010/12/10(金) 11:48:59|
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2010年12月3日 IFFT(東京国際家具見本市) 2010

今週は12月とは思えない程暖かく、穏やかな天気が続いていましたが、
今朝はたたきつけるような土砂降りの雨と風
そして雷鳴が鳴り響くという大荒れの天候でした。
ただそれも9時頃にはあがり、
今は青空と雨雲がミックスされた僕の好きな空になっています。
この週末は、土曜日の新潟と札幌を除いて
ほぼNOCEのある地域は天候に恵まれそうで、
絶好なお出掛け日和になりそうです。
お出掛けの際には是非NOCEをご覧いただければと
全国NOCEスタッフ一同皆様のご来店をお待ち申し上げております。

今週の新商品のご紹介は、実用性と雰囲気をミックスさせた
エクステンダブル(伸長式)ダイニングテーブルと
ワイヤーを使ったスツールです。

まずダイニングテーブルから。

1203BF6557.jpg ダイニングテーブルBF6557 リアルウォールナット
¥15,800

幅80(120)×奥行80×高さ72cm
Made in Taiwan
※組立式

◇こちらはエクステンションした時のシルエットです。
1203BF6557 2.jpg 伸長式といっても従来のものと少し異なっています。
今までの物は、どちらかというとオケージョナル的な要素が多くありました。
普段はたたんでおいて
来客など人数が増えた時に天板を伸ばすという形です。
このため延長される天板は大抵メインの天板の下に隠されています。
これはデザイン的にはGOODなのですが、実際不便な場合もあります。
例えば、伸ばさない状態で盛り上がっている時に
「近くまで来たんで参加していい?」という場合です。
テーブルの上に広げられた様々なもの、
この時期特に「鍋系」のものがあれば下にある天板を引き出すために
ある程度どかさなければいけません。
ここで結構酔いが回っていると「鍋ごとバシャン」という悲劇がおこります。

今回ご紹介させていただくテーブルは、その面倒な作業がいりません。
しかも脚の先にキャスターが付いているため簡単に伸ばせます。
また、通常のエクステンダブルテーブルでは脚が固定されているため
チェアが天板の下に並べて入りませんでしたが、
このテーブルは移動式なので並べて座れるというわけです。

スペックは、スティールのブラックつや消しの脚に、
ウォルナット天然木の突板と
機能だけではなくスペックにもこだわりを持たせてあります。
高級感があり、素材に天然木を使用しているのでそれほど堅くも感じません。
カフェ系でもシンプル系でも万能に活躍してくれそうです。

価格ですが、15,800円と天然木を使って
この機能からすれば、まさに格安としか言いようがありません。

写真ではわかりづらいかも知れませんが
雰囲気も良く出ていてこの価格とは思わせません。


次はスツールです。

1203BF6556.jpg スツールBF6556 リアルウォールナット
¥2,980

Ф40×高さ43cm
Made in Taiwan

丸い柔らかなラインのスティール製の脚をブラックにする事により
全体のフォルムを締めています。
またシートに天然木のウォルナットの突板(MDF)を使っているので
より一層高級感がでました。
このため単なる補助的な役割だけではなく
普通にチェアを目的としても使えそうです。
小ぶりのウォルナット系のテーブルに2個スツールを合わせれば
充分小家族のお客様にもご使用いただけるものかと思います。

また、スタッキング(重ねる事)できるので
テーブルの下に重ねて収納しておけば
年末の急な来客にも対応できそうです。
スツールでもそこそこ存在感があるので
オケージョナルな使用でもインテリアの邪魔はしません。

さて価格ですが2,980円とこれもまた「安い!」の一言です。
エンドテーブルの代わりに使ってみたり、
フラワースタンドに使ってみたりと
スツール本来の使用目的以外にも使えそうな、
ある意味便利なものといえそうです。

今回、ご紹介させていただいた商品ですが、
写真では上手く表現できません。
両者ともおそらく価格以上の満足感があるかと思いますので
是非実物をNOCE各店にてお確かめいただければと思います。


先週、お台場の東京ビックサイトで開催された
IFFT、東京国際家具見本市に行ってきました。
上司から「肉まんのレポートしてる場合じゃない!」
(肉まんではありません。生煎です。)と
暖かい激励のお言葉をいただいたので、
今回は少し硬派に「家具バイヤーのひとり」として
感想を書かせていただきたいと思います。

年々、縮小してゆくIFFTですが、僕が初めて行ったころは、
パビリオン6個程使っていたと思います。
今は無き「コスガ」という日本の家具メーカーを代表する会社が
主催していました。
半分は日本のメーカー、半分が海外と諸外国から較べれば
小規模でしたが世界のゼネラルプレイヤーが参加していて
それなりの見ごたえがありました。
そして来場者も多く通路が人でいっぱいという事もありました。
またこの期間が来るとタイミングを合わせて来日する
海外メーカーのセールススタッフが多く来日し、
僕もよく接待するという事もありました。
出展者も海外メーカーが多くこの場で商談を成立させた事も数多くあります。
一方その当時から、海外出展者から
出展コストの割に商談成約率が低いという不評が出ていて
翌年の出展を見合わせるというメーカーが多く、
年々規模が縮小していきました。
本来、見本市に「国際」と付いていますが国内メーカーの色が強く、
また海外メーカーの思惑と日本の流通システムの違いから
なかなかビジネスに繋げるのは困難でした。
そして不況があり、主催者であるコスガの倒産が追い討ちをかけます。
存続には大変な苦労があったのではないでしょうか。
そして、海外メーカーは欧米の見本市を参考に開催される
シンガポール、マレーシア、タイ、そして中国などの見本市に
シフトしていくわけです。

IFFTに行くために
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クレーンが見下ろす下北沢を
1203-2.jpg 井の頭線で
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渋谷に行きます。
1203-4.jpg JRの改札を抜け
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りんかい線のホームに向かう横の
1203-6.jpg 網の向こうにセルリアンタワーが見えました。
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一体、僕達が網の中なのか、
セルリアンタワーが網の中なのでしょうか。

ホームには成田空港行きの特急が、
海外に旅立つ人達を今日も運んでいました。
1203-8.jpg 新木場行きの電車に乗り
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国際展示場で降ります。
1203-10.jpg 人もまばらなホームをぬけ
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エスカレーターを上がって
1203-12.jpg 外に出ると
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色づいた木々の
1203-14.jpg 街路樹の向こうにエントランスの建物が見えました。
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だんだん
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だんだんとエントランスが近づいてきます。
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案内板を越えて
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お台場の不思議な空を見て
1203-18.jpg 東京ビックサイトの入り口から
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大きな通路を歩いて
1203-20.jpg 東館を目指します。
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以前は西館3ホールと東館3ホールを使用していました。
今は東館2ホールだけです。
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時間の関係でしょうか、レセプションに並ぶ人もまばらです。
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登録を済ませ
1203-24-1.jpg 1203-24-2.jpg










ブースを歩き始めました。
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今年は「カフェ」がテーマのようで
1203-26.jpg 日本のリーディングメーカーが
海外のデザイナーによってデザインされたチェアやテーブルを使って
バーチャルカフェのブースを作っていました。
実際のカフェのブースもあり、バリスタがレクチャーしていました。

30分程でだいたい見終わりました。
以前に較べ規模が3分の1になってしまったIFFTですが、
驚くべき事は家具本来のブースがその3割程度で
残りは、雑貨やデザインのプレゼンテーションそしてカフェのエリアでした。
家具見本市というより
「家具に付随する物のプレゼンテーション」という感じです。
さて、「これをどうとらえるか」です。
僕も海外の見本市に参加しているわけですが、
大きさには意味がない事がわかっていました。
もっとも「見本市は量ではない」事もこのブログで上海の時に
書いていたと思います。
あの大きい上海や広州、東莞、ケルン、ミラノを歩いても
なにも見つからない事もあるわけで、
小さくコンパクトな中にパンチの効いたものがあれば、
それなりに充分クオリティの高い見本市になる可能性があるのです。
世界の見本市を見ていると必ずその広さと出展者、来場者の数の多さを
誇らしげにうたっています。
そして必ず去年を「上回った」と強調しています。
あまり意味がないような気がします。
僕も習慣で行ってしまうような気がする時があります。
毎年「変わり映えしない」品揃えと決まった場所にあるブース。
あの規模だけ大きい見本市に疑問を感じる事も多々あるわけです。
世界で家具の需要が落ちている中で
以前と変わらないスタンスでは見本市は続かないと思います。
今回、IFFTを見てもう一度生まれ変わるチャンスを見たような気がしました。
確実に質が向上しているのです。
デザインは「?」というものもありましたが、
ウォールナットのワックス仕上げを取り入れたり、
デザインも充分世界で通用しそうなものがあったりと
規模が1割程度になったとしてもクオリティは以前より高く感じました。
特に20代前半の若手デザイナーを起用して商品を作っていて、
以前のような「野暮ったい」イメージはありません。
この若手デザイナー達の成長がこの世界をリードしていかなければ、
IFFTも本当に終わってしまいます。
ただ、最後にバイヤーの立場からものを言わせてもらえば、
若手デザイナーが手がけた割にはあまりにもコンサヴァティブで
「綺麗だけど面白くない」という感がありました。
もちろん、メーカー付きのデザイナーなので売れ線を狙っているのでしょうが、
素材やディテイルにこりすぎてコストがかかってしまい、
一体どんな富裕層が買うのかという値段が付いていました。
これでは、デザイナーが萎縮してしまって
折角の若いデザインのアイデアを潰しかねません。
(デザイナー自体これでいいと思っていたら論外ですが)
世界の見本市を見ていると高校生位の若い子たちが沢山きています。
将来のデザイナーの芽です。
先日のIFFTは残念ながら年齢層が非常に高く、
裕福なシニア層狙いの家具の展示会という感じでした。
日本でも、折角デザインの芽が育ったところに、
もう少し土壌が必要な気がしました。
どうせ小さくするなら、若いデザイナーによるプロトタイプのオークションか
展示即売会でもした方がおもしろそうです。
と、言ってみたものの僕は自分の仕事で手いっぱいで
人の作品の批評などできませんが糸口はあるはずです。
時間は確実に前に進んでいるからです。

IFFTを後に
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来た道を戻っていきます。
1203-28.jpg エントランスを背に街路樹を見下ろすと
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お台場は暮れなずみ
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木々の葉が
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移り行く季節を告げていました。
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  1. 2010/12/03(金) 10:27:38|
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