NOCEの家具バイヤーズブログ 2011年04月

NOCEのバイヤーズブログ

2011年4月28日 木漏れ日

今週は、春らしく天気の移り変わりの激しい週でした。
突然の雨や強風と空を眺めていると様々な表情が見られました。
いよいよゴールデンウイーク突入です。
初日の金曜日は、NOCEのある地域では
札幌と新潟が少し崩れるそうですが他の地域は晴れそうです。
土曜日は全地域で晴れて日曜日は関東を除いて雨になるそうです。
来週の3連休はほぼ全地域で天候に恵まれそうです。
絶好なゴールデンウイーク日和になりそうです。
お出かけの際には、花粉対策、
またはこの時期は紫外線が強いので
紫外線対策をしっかりとした方がよさそうです。
そしてその際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと
全国NOCEスタッフ一同
お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

今週の商品のご紹介は、僕がデザインしたキャビネットです。

0428-1.jpg KARUP2
¥74,800

幅135×奥行44.5×高さ145cm
Made in Japan
※部分組立

コンセプトはズバリ「北欧ヴィンテージと現代との融合」です。
カフェ系を中心にシンプル、モダンまでとあらゆるジャンルで
インテリアと実用性を兼ね対応できるようにしました。

まず、こだわったのが高さ145cm、幅135cmという
微妙に正方形ではないという「タテとヨコの比率」です。
0428-2.jpg

















この比率は横に拡がらず高すぎずとなり、
「こぢんまりとせず、圧迫感も与えない」という
バランスの取れた配分になりました。
そこが本来の食器棚やサイドボードの常識からはずれた所なのかも
知れません。

最初のスケッチの段階では、「形」にとらわれ過ぎてしまい
全くあり得ないくらい実用性がありませんでした。
ちょうど真中の隙間の高さが僅かで
ワインボトル1本も置けませんでした。
ここでメーカーさんに相談して
実用的にレンジや炊飯ジャーが収納できるようにしてもらいました。
0428-3.jpg










本意ではありませんが、家具は実用性あってのものなので
許容範囲で広げました。
コンセントも電気コードの穴も付けました。
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かえってオーディオなどにも使えそうで良かったのかもしれません。

脚はヴィンテージにならい、テーパー(先が細くなるもの)で
長めの脚がついています。
これがグッと雰囲気を盛り上げます。
0428-5.jpg













上の棚は、引き戸が4枚の構造になっていて、
左右に最大2枚分開くので
幅のあるものでも収納できるような仕組みになっています。
0428-6-1.jpg 0428-6-2.jpg











また引き戸のガラスには格子を入れてレトロ感を強調しました。
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下の棚は、ヴィンテージでよく見る手法を取り入れました。
2枚のシンメトリカルな引き戸が3段の引き出しを挟んであります。
0428-8.jpg













引き戸を動かすと引き出しが隠れて
中の棚が現れ通常では引き出しが自由な状態となるのです。
引き戸を利用した合理的な手法です。
0428-9.jpg














最後に表面の仕上げですが、プリント紙化粧合板ですが、
「日本の技術もここまで来たか」と言うほど
ウォールナット天然木そのものです。
かえって天燃のベニヤを使うとここまで出来ません。
仮に出来たとしても価格が3倍を軽く越えてしまいます。
価格を考慮すればそこまでこだわる必要はないような気がするほど
「いい感じ」になっています。

さて価格ですが74,800円と
このパフォーマンスからすれば格安といえます。
一度是非実物をNOCEでご覧いただき、
実際の感触をお確かめいただければと思います。

高さが抑えられているのでこのボードの上には
オブジェなどの小物も置けます。
また、壁につけての御使用では壁にスペースができるので
大きめな絵などが掛けられます。

ボード上の壁にはミロ、カンディンスキーなどのポスター、
真中の棚にオーディオでカフェミュージックやラウンジ系や
インストなどが流れれば、
あたりはお気に入りのカフェに早変わりです。



5月のゴールデンウイークを控え、
この時期は新緑の綺麗な季節です。
今年は世相のせいか新緑の並木で飾られた表参道も
観光客の激減でとても静かです。
「ある意味これもありかな」とも思いますが、
これが続けば経済的にも影響は必至です。
それでも今は、どうにも出来ないのが実情です。
ちょうど地震の直後に来日を予定していた外人サプライヤーは、
渡航自粛勧告により延期をしていました。
「5月も過ぎれば落ち着くだろう」と考えて
予定を連休過ぎに変更していましたがやはり再延期となりました。
電話で話すと心配事は、1放射能、2地震、3停電とのことでした。
「どうなったのか?」と聞かれても
「何も変わっていない」と答えるしかありません。
「安心だから来い」とは責任上言えません。
それは、今の東京の現状を客観的に見る事ができる瞬間でした。
街はいつも通りに戻ったように見えますが
状況は全く変わりません。
例えばこの事が外国の都市で起これば、
その時は僕もそこに多分行かないと思います。
3つの危険のうち「どのひとつのファクター」があってもNGです。
そして現実問題としてその他に
放射能から派生した「食」もあるわけです。
実際東京で暮らしているとわかりませんが、世界からみれば
「かなり際どい所で生活している」という事がわかりました。
「地震も放射能も早く無くなってしまえば・・・」と祈るばかりです。


まるで初夏のような午後の渋谷は、
28-1.jpg


















どことなく人もまばらです。
28-2.jpg 完成間近の「ヒカリエ」を見て
28-3.jpg

















新緑の明治通りからキャットストリートを歩くと
28-4.jpg 落ちかける最後の八重桜の花が変わりゆく季節を告げていました。
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静かな
28-6.jpg
















通りに
28-7.jpg 少し強い春の風が
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抜けていきました。
28-9.jpg 背の低いガラスのビルの間に午後の日が砂埃に霞んでいきます。
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ブランドショップの脇を抜け
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通りの
28-12.jpg 歩道橋を
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登ると
28-14.jpg 新緑の
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表参道が見えました。
28-16.jpg 歩道橋を降り
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通りを
28-18.jpg 少し
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歩くと
28-20.jpg 薄い雲に遮られた淡い日が
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ほんの僅かに葉の隙間から差し込みました。
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少し短くなった「ハワイのパンケーキやさんの行列」は
それでも50分待ちます。
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(原宿の新名所のひとつ。1時間以上は待つのは当たり前で
新宿のドーナッツ初出店の頃に似ている。
「たっぷりのホイップにパンケーキ」と並びたくなる気持ちはわかる。)



神宮前の交差点を渡ると
緑の表参道が青山通りにつづいていました。
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今は行列もなくなった一世風靡したファストファッションのビルの前には、
いつも通り今年もつつじの花が咲きはじめました。
28-25.jpg
















地下シェルターへと続くような駅の階段を下り、
少し暗いプラットホームで地下鉄を待ちました。

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  1. 2011/04/28(木) 03:34:21|
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2011年4月22日 おさかな

今週は、春の天気で不安定な日が続きました。
スッキリと晴れたという日は無かったような気がします。
今週末、NOCEのある地域で土曜日は雨、
日曜日は、札幌、新潟、仙台が引続き雨で、
他の地域はまずまずになるそうです。
日曜日がお出かけ日和となりそうです。
お出かけの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと
全国NOCEスタッフ一同
お客様のご来店をお待ち申し上げております。

今週の商品のご紹介は、
シンプルなフリーラックと小ぶりでレトロなTVボードです。

まずは、BF6176フリーラックから。

0422BF6176_WN.jpg フリーラックBF6176 ウォールナット
¥14,800

幅65.3×奥行39×高さ182cm
Made in Taiwan
※組立式

このラックの特徴は、横にシンメトリーではない左右の棚を
4段縦に配置した構造です。
大きな棚にはバックボードが有ります。
これがまるで「1つの箱が縦に不安定に重ねられた」ような
錯覚を起こさせます。
構造としては4段シェルフをそれぞれ縦にひとつずつ仕切っただけの
いたってシンプルなものですが、
この視覚的作用でオブジェのようにも見えます。

カラーはウォールナット1色となっています。
ウォールナットの落ち着いた感じと不思議な感じの棚が
上手くミックスされて、モダンからシンプル、カフェ系までと
幅広く対応できそうです。

さて価格ですが14,800円とこの大きさとパフォーマンスなら
充分納得できるプライスです。

スペースに余裕があれば、棚が交互になるように
2つ並べて使ってみてはいかがでしょうか。


次はBF6195TVボードです。

0422BF6195.jpg TVボードBF6195 リアルウォールナット
¥12,800

幅60×奥行40×高さ49cm
Made in Taiwan
※組立式

デザインの基は北欧ですが、
むしろジャパニーズレトロといった方が正しそうです。
長く外側に伸びた脚が60年代の
日本の「白黒ブラウン管テレビ」のようなデザインに似ています。
ウルトラマンや長島選手が出てきそうです。
部屋全体のインテリアがカフェ系でも
フラットパネルTVが無機的になってしまうという時にピッタリです。
パネルTVを乗せても充分レトロ感を損なわずカフェ系を維持します。

素材は、ウォールナット天然木の突板なので
「木の素材感」があり、カフェ系のムードを盛り上げてくれます。

2段目の棚はスライドするのでAV機器を置く時に重宝します。

さて価格ですが、12,800円と
天然木の素材感とデザインを加味すれば
充分コストパフォーマンスがあると思います。
小ぶりなTVボードというと無味乾燥なものが多いので、
あきらめずにこだわる時は是非、ご検討いただければと思います。


最近、昨晩の地震くらいでは驚かなくなってしまいましが、
それよりキャンディーズの田中好子さん(スーチャン)の
突然の訃報におどろかされました。

色々な事が起こりすぎていて先週ミラノサローネ
(イタリア、ミラノで毎年行われる家具の展示会。
世界の大きな展示会のひとつで最近はデザインに特化していて、
ニューヨークのファッションウイークのように街全体が会場のようになる)
のことなど忘れていました。
2月頃、計画していたのですが3.11以降すっかり抜け落ちていました。
今年は50周年記念だそうです。
テーマは「50年前と現代の掛け橋」ということで
過去のデザインと現代のデザインを融合させたもの、
また50年前でも未だに若いというものらしいです。

考えてみれば日本のインテリアでも60’Sのどこか懐かしいものが
現代で新しい感覚として脚光を浴びているのと
近いものがあるのかも知れません。
モダンデザインとはクラシックの対極に位置するものであって、
クラシックというテーゼがなければ最もモダンというもの単体では
存在する事はできません。
クラシックに広がりがない事を考えれば
モダンにも限界があると言うことになってしまうというわけです。
(哲学的になってすみません。)
世界の家具シーンもデザインをリードする「ミラノ」を頂点として
この壁にぶつかっているような気がします。

僕も2年位前からヨーロッパ、アジア、中国の展示会を見ていて
「壁」を感じていました。
これは、デザイナー自身のアイデアの枯渇が原因だと思っていましたが、
今年のミラノを外から見ていると「それは必然」だと思いました。
勿論、その背景には中国家具産業の躍進(価格の低下)と
グローバルリセッション(世界的不況)が重なり、
デザインのエンジンである高級家具市場が
打撃を受けたことにもあります。
半世紀、世界の家具デザインをリードしてきた「ミラノ」は
半世紀前に何を見るのでしょうか。
ミッドセンチュリーを越えたイタリアモダンがポストクラシックになり
ネオモダンとして復活するのでしょうか。


話変わって、日本では地震と原発の話題でいっぱいですが、
こうしている時でも世界は確実に動いているのです。
どうも地震とか原発に気を取られていると
世界のなかでは「うらしま太郎」状態です。
(勿論、現状は竜宮城ではありませんが)

昨日、上海からのサプライヤーから
「上海でコンテナを運ぶトラックドライバーが
ストライキを起こしていて荷物が止まっているので出荷が遅れそうだ。
政府はこの事態を統制できていなくて、
又波及を恐れて報道管制をしているのでソースはそっちで取ってくれ。」
という緊急メールが入りました。
賃上げ要求のストライキですが、
「中国と言う国」の港湾で起こったと言う事実は
かなり衝撃的なことです。
これが中国全土に波及すれば大変な事態に発展します。
何故ならば、ただでさえあらゆる業種で労働者の賃上げ圧力が
高まっている時だからです。
今までの賃金が安すぎたといえばそれまでですが、
製品コストの上昇は避けられなくなります。

日本にも製品コストの上昇だけではない影響もでます。
中国ではインフレを抑制するため、
公定歩合を上げていてこれが人民元を吊り上げる事になり
(昨晩は対ドルで最高値)これに引っ張られる形で円高になっています。
一時、震災、原発後に円安に戻っていましたが
トレンドはまた円高になってしまいました。

アメリカでは原油高、ドル安でガソリン価格が急上昇していて
これが、一般消費者にも影響し、
景気回復の足を引っ張るとも言われています。

ヨーロッパでは、ギリシャ、ポルトガルの債権問題が
深刻になっています。

アラブではリビヤでのNATO軍の軍事介入が成功せず
泥沼化するのではないかと言われています。

3.11以降、国内の問題で頭がいっぱいでも
世界は変わってきています。
確かに日本では暗い話題ばかりですが、
ふさぎこんでばかりいると世界から取り残されてしまいます。
こんな時、「希望を持て」といっても無理です。
将来を考えれば悲観的になってしまいます。
こんな時は、起こってしまった事象が変わらない以上
それを受けとめて自分自身の考え方を変えるしかないような気がします。
3.11前を懐かしがっていては、
バブルを懐かしんで「あの頃はよかった」と言っているオヤジと
同じになってしまいます。
僕は電気の消えた節電モードの渋谷も下北沢も好きで楽しんでいます。
その方が文化的で味があります。
街を歩いていてもなんとなく落ち着きます。
電力が回復しても前の明かりに戻って欲しくないというのが本音でしょうか。
このまま工夫してカフェや個性的なショップを増やして
一層のことレトロな街にしてしまえば世界の観光都市となり、
しかもそれはパリのコピーではなく東京オリジナルというわけです。

それでも自分の考え方を変えるというものは難しいものです。
あれから確かに外で飲む回数が減り「家飲み」が増えました。
それでも「外飲み」はやめられません。
つい「今日は家」でと思っても
節電モード中にオレンジの灯りの店があると引っかかってしまいます。

先日、上司から
「おごるから、暗いムードを吹き飛ばしてパーッと」と誘われました。
この上司、あまり食品に気を使いません。
魚も野菜も産地関係なしです。
僕は、取り合えず丁重にお断りしたのですが、
食事は僕に合わせるとの事で出かけました。
もともと僕は魚がそれ程好物ではないので「なし」でもOKなのですが、
魚好きはかわいそうです。
上司に「考え方をかえなければ」と助言したのですが
やはり食べたそうでした。
そこで僕は、メニューから川魚で子供の頃よく芦ノ湖や山中湖で見た
「ワカサギのから揚げ」をチョイスさせていただきました。
川魚なら僕も上司もOKです。
それでも上司は海の魚と違うらしくあまり食されませんでした。
責任をとって僕が食べる事になって数本食べてふと思いました。
「このワカサギどこの?」と。
山中湖や芦ノ湖では、経済的に合わないし。
ってもしかして関東のワカサギ漁獲量NO1は・・・・。
全部食べて気が付きました。
頭にベクレルの爆弾が炸裂しました。
気持ち悪くなってきました。
上司に「顔色悪いけどどうした?」と聞かれてもおごられの身、
さらに僕に食事を合わせていただいているため、
「ただちに影響がでた」とはいえません。
上司が席を立った隙にケータイで調べたところ旬は11月で、
しかも最近はそれ程漁獲量が多くないというのがわかりました。
具合もよくなり、最後に「この次は魚で」と言われましたが、
精神上の理由でしばらく「おさかな」はお休みする事にしました。

  1. 2011/04/22(金) 10:42:15|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2011年4月15日 2011年の桜

今週は、すっかり春の陽気で昼間は初夏を感じるくらい
気温の高い日がありました。
週末、土曜日は札幌、仙台、新潟、名古屋で雨が降りそうですが
他のNOCEのある地域は晴れそうです。
日曜日は全地域で晴れるそうです。
お出かけにはちょうどいい季節です。
その際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと、
全国NOCEスタッフ一同、
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

今週の商品のご紹介は、
新入荷ではなく「お買い得」になった商品です。
商品名はS6047‐60、S6062‐60のソファで
「お買い得」になった内容は、64,800円から59,800円に値下げした上に
なんと全国送料サービス(一部適用外あり)となりました。
この機会に是非ご検討いただければとおもいます。

名称未設定 2.jpg S6047-60ソファ ブラック
¥59,800

幅154×奥行88×高さ100(52)cm
Made in China
※部分組立

S6047‐60は、レトロにルネッサンスをミックスさせたデザインで
背もたれにあるボタンが一層その雰囲気を盛り上げています。
基本的には、ラウンジ系、ホテル系インテリアですが、
レトロ感を強調すればカフェ系でも充分対応できます。
高級感と存在感の大きさは抜群で
ソファ中心のインテリアでお部屋をコーディネートすれば
異空間が生まれること間違いなしです。

ファブリックのカラーは、ダークブラウン、グレィ、ブラックの
3色で落ち着いた展開となっています。
素材はマイクロファイバーなので
ベルベットのような感覚でレトロ感が一層引き立ちます。

脚は、クラシックなデザイン「くり脚」で太くガッチリとしています。
ソファ自体の構造もしっかりした木製フレームなので頼りがいがあります。

ダイニングにネオクラシックなチェアとテーブル、
又はホワイト、レッド、ブラックなどの原色系のチェアを使うと
パリのアパルトマンのようになります。

次は、S6062-60です。

名称未設定 1.jpg S6062-60ソファ ダークブラウン
¥59,800

幅155×奥行90×高さ106(51)cm
Made in China
※部分組立

デザインの特徴はなんと言ってもハイバックの背もたれにあります。
ヨーロッパのインテリアシーンでは未だに根強い人気があります。
ハイバックの背もたれの両サイドにヘッドレストがありますので、
背もたれに背中を預けながら頭をヘッドレストにゆだねる事ができます。
背もたれはボタンが配置されていて、
高級感とレトロ感を兼ね備えたデザインになっています。
クラシックとモダンを融合させたデザインは
やはりホテル、ラウンジ系に合います。
一見少しクセのあるデザインですが、
存在感の大きさからそのクセはあまり気になりません。
お部屋のアクセント効果は絶大になると思います。

ファブリックのカラーと素材はS6047-60と全く同じ展開で、
脚の形状も同じです。
バイイングの時によりクラシカルな雰囲気を強調させたかったので
この脚をチョイスしました。

この存在感抜群のソファは、
置くだけで部屋のイメージを変えてしまうほどインパクトがあります。

お求めやすくなったこの機に
ソファ選びの候補に加えてはいかがでしょうか。
実物はボリューム感、高級感も抜群なので
展示のある店舗をご確認いただき
是非実物をNOCE各店でお確かめいただければと思います。


今週も大きな地震が連続して発生し、
実際地震が無くてもなにかいつも揺れているような気がしてしまいます。
原発はあの悪名高き「チェルノブイリ」と同じレベル7
ということなってしまいました。
「いつ東京直下型大地震がくるのか」、
そして「チェルノブイリ進行形」の200キロ近くという
とんでもない2つの巨大リスクの前代未聞の場所に
僕たちは暮らすことになりました。
こんな事一体誰が以前想像できたでしょうか。
それはこの大きな都市が一瞬のうちに変わってしまうという事なのです。
勿論、物事には始まりと終りが必ずあるのは知っていても、
この下北沢の賑わいも、渋谷の雑踏も、表参道の木漏れ日も
一瞬にして終りを迎えるかもしれないのです。
「こんな簡単に終わってしまう物なのか」と。
目に見えるもの全てはとてもはかなくて、
もろい事なのかも知れません。
ただ、「終りと言う事は始まりでもある」というわけで、
「3/11 前」が全てよかったわけではありません。
「これなんか違う」と思っていたことが変わったこともあります。

この時期は、日本が一番綺麗になる季節です。
下北沢を南に歩いて行くと北沢川緑道に出会います。
北沢川は、目黒川に合流して中目黒、目黒、大崎を越え、
天王洲あたりで東京湾に注がれます。
(以前、歩いた事をこのブログでもご紹介させていただきました。)
目黒川の桜は花見で有名ですが、
その上流にあたる北沢川は宴会で有名でした。

北沢川緑道沿いは桜並木になっていて、
0415-1.jpg











花の咲くこの時期が最高の季節です。
0415-2.jpg 小さな川に沿った
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道の
0415-4.jpg ほとりに
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無数の桜の花が
0415-6-1.jpg 0415-6-2.jpg












咲いていました。
0415-7.jpg


















風に舞う
0415-8.jpg 花びらのひとつが
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水面に浮き
0415-10.jpg その水面には別の満開になった桜の木が映っていました。
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枝に咲く無数の花の
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ひとつひとつの
0415-13.jpg 花びらに同じものはありません。
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大きく咲いた木から
0415-15.jpg そよ風に
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花びらがひとつひとつ舞っていきました。

0415-17.jpg













遊歩道を歩いているとどこかのケータイの
「ゆれくるコール」が突然鳴りました。
これが花見の色々な人のケータイから一斉に鳴り始め
「ゆれくる満開状態」です。
僕は、「エッ、こんな時ですか!」と隠れるところはありません。
花見で盛り上がり中のみなさん少しパニック気味です。
すると桜の木、電線、電信柱が揺れ始め
立っていてもわかるほど揺れました。
「えー、なにこれ!?」という声々が辺りを覆いました。
暫くして揺れは収まりました。
ホッとしました。

花見客は、「今年は自粛ムード」と言われていて例年の半分以下です。
いつ「ゆれくる」が鳴り出すかわからない中の花見は命がけです。
飲み過ぎでは「いざ」という時に逃げられません。
大量のバーベキューセットや飲食物も足かせになります。
裸になっている時に大きな揺れがくれば服を着る余裕はありません。
全身傷だらけになります。
ケンカで殴り合いの最中に揺れがくれば、
傷が地震によるものか過失傷害なのかの因果関係が証明できなくなります。

今年の花見はとても静かでした。
ブルーシートの団体さんもまばらで、
小グループで「アコギ」で静かに歌っている人や
語り合う人たちが多かったように感じました。
なにか盛り上がらないと揶揄する人もいますが、
僕はこれがいいと思います。
バカ騒ぎが繁栄の証ではないと思います。
一夜限りの泥酔者の大騒ぎ、ケンカ、翌朝の大量のゴミ、
そこらじゅうの嘔吐物、大小便の跡、
僕も今まで「まァ、こんなものか」と思っていましたが、
実際今年の花見を見ると「あの刹那的な花見はもういらない」と思いました。

満開の
0415-18.jpg












桜の花の隙間から
0415-19.jpg 午後の春の日がこぼれました。
0415-20.jpg

















見上げると花の隙間に青い空が透けていました。
0415-20-2.jpg












花をのせた小さな枝が空に伸びていました。
0415-21.jpg

















空の色は
0415-22.jpg やがて花の色になり
0415-23.jpg
















濃い青が全ての桜の木を包んでいきました。
0415-24.jpg
















窓の灯りに照らされたさくらの向こうに月がみえました。
0415-25.jpg













地上に降りたさくらの花は風に飛ばされ、
0415-26.jpg














雨に濡れながら形は無くなっていきます。


それは、全て来年の「さくらの花」のために。
  1. 2011/04/15(金) 10:56:48|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2011年4月8日 桜の咲く頃 

今週も春だというのに寒い日が続きました。
桜の花も満開になりそうですが例年のような盛り上がりはありません。
やはり世相なのでしょうか。
渋谷の大きなスクリーンには
放射能のレベルが表示されるようになりました。
天気よりもこちらの方が気になってしまいそうです。
ちなみに木曜日で0,089マイクロシーベルト/毎時でした。
24H×365日×0.089とすると基準は下回っているので
「ホッ」という感じで通り過ぎました。
ちなみに仙台は0.1なので東京とあまり変わりません。

週末の天気は、札幌と福岡、広島を除いて土曜日に雨が降るそうですが
日曜日には全国的に晴れるそうです。
雨の後なので水道や放射能の数値が気になるところですが、
問題なければお花見には絶好です。
こんな時だからこそ「バカ騒ぎ」ではなく、
しっかりと春を感じる「お花見」もいいかもしれません。
僕は近所か目黒川でシャンパン片手に「塩ヒナ串」で
しっとりと夕暮れに映える桜の花びらをグラスに添えて
「乾杯」といきたいところです。

今週の新商品のご紹介は、フレキシブルに横に広がるラックです。

0408BF6671 1.jpg フリーラックBF6671 ウォールナット
¥12,800

幅70―132×奥行30×高さ80cm
Made in Taiwan
※組立式

0408BF6671 2.jpg 0408BF6671 3.jpg









機能性を重視しているのでこれと言ったデザインの特異性はありませんが、
ウォールナット色にしてあるため、カフェ系やシンプル系、ナチュラルと
幅広く様々なジャンルのインテリアに対応します。

構造は極シンプルなものです。
入れ子のラックが横に伸びるといった仕組みで、
伸ばすと6つの空間が生まれます。
伸ばした状態で、バックパネルのない3つの棚ができますが、
ここにコンセントが裏から取れるAV機器や
デザイン性のあるトースターや電気オーブン、
クロームのミキサーやフードプロセッサーなどを置くと
雰囲気が盛り上がります。
他の棚にはレシピ本やフードストッカー、
小ぶりな絵などが似合いそうです。

色はウォールナット1色で、組立て式です。
写真で見るよりも小ぶりなのであまり威圧感はありません。
横に自由に伸ばせるので部屋にあわせて調整することができます。

価格は、12,800円(税込み)とNOCEならではの低価格となりました。

自由に伸ばせる棚は、少し伸ばしただけで雰囲気が変わるので
気分転換のための部屋のプチイメチェンに役立つと思います。
実物を是非NOCE各店でご覧いただければと思います。


先週このブログで述べた通り、「リハ」やってきました。
YUIさんの「Gloria」というなかなかいい曲です。
今まで聞くだけだったのですがバンドで実際演奏してみると
改めてYUIさんの音楽性に感動しました。
メッセージ性が強く、心に直に訴えてきます。
そのため「女子中バンドにできるのか」と心配していましたが、
これが結構さまになっていてビックリしました。
僕の頃とは大違いです。
こんな若い頃からバンドでこのクォリティの高い曲をやってしまうわけです。
一方僕のベースは譜面見て2、3回聞いてほぼ完璧でした。
腕は衰えていませんでした。
(こんなところで自慢してもしょうがないか。
このブログを見たら上司に「こんな厳しい時に余裕ありあり」と
心温まるお言葉を頂戴しそうです。)

リハも終わりスタジオから出る時
僕に「明日は放射能が降るんだって。ドイツの予報がでてたよ。」と。
情報化社会、いくら大人が隠してもケータイで小学生低学年レベルで
この程度は常識の範疇です。
そして基準を超えた放射能が本当に降れば
この無邪気な子供たちに影響が出る可能性があるわけです。
そして当の子供たちこそ現実の恐怖に向き合っているわけです。
YUIさんの「Gloria」で
「未来に漠とした不安を感じつつ
桜の咲くころに新しい自分と出会う事を信じている」というメッセージが
「さよなら」と笑顔で手をふりながら去る中学生の後ろ姿にしみてしまって、
涙が出てしまいました。

下北沢の踏切を渡るといつもと変わらない夕方がありました。
0408-1.jpg メインストリートも
0408-2.jpg
















あれから
0408-3.jpg 少しだけ
0408-4.jpg
















暗くなりました。
0408-5.jpg 暗い下北沢もこのままでいいとは思いませんが、
電気がもし復旧することがあっても以前の明るさはいらないと思います。
何かやたらと白い光が多くてレトロな感じが失われ、
他の街と変わらない気がしていました。
問題は電気の量ではなく電気の質だと思います。
蛍光灯から間引きして
街灯の灯りをガス燈のようなオレンジに色にしてしまえば、
レトロ感たっぷりな雰囲気でパリのマレのようになるのかもしれません。
電気がダメならいっその事、本当にガス燈にしてしまえば最高です。
そこに数多くの小劇場、ライブハウス、カフェ、古着店が
ひしめいているのです。
夜は蛍光灯禁止の景観条例とワット制限、
「新月と満月の日」は真っ暗にするとか想像するだけでワクワクしそうです。
コスモポリタンな街の誕生です。
カルチェラタンです。
路上パフォーマンスはオーディションで許可制です。
自動車乗り入れ禁止です。
ロマンスカー停車駅です。(少しちがうか)
と夢は広がります。

駅に向かう人達に逆らって
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下って行くと
0408-7.jpg 明かりが無くなってもあまり変わらない風景がありました。
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この路地も
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この路地も
0408-10.jpg この路地も
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本当は前と変わりません。
0408-12.jpg ただ暮れるのが少し早くなっただけです。
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  1. 2011/04/08(金) 11:02:44|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2011年4月1日

今週は、4月に入るというのに寒い日が続いています。
暖かい年だともう桜が咲いている頃です。
来週は暖かくなるそうなので桜も一気に満開になるかもしれません。
週末は、NOCEのあるところで札幌が雪以外は全て晴れそうです。

今週の商品のご紹介は、1人掛のソファです。

0401PHOENIX2.jpg PHOENIOXアームチェア ライトグレイ22
¥29,800

幅72×奥行81×高さ82(41)cm
Made in China
※組立式

まずデザインですがオーソドックスな北欧系ミッドセンチュリー
といったところでしょうか。
横幅を広く取り、深い座面に低めのアームと
セオリー通りのフォルムをしています。
そして一番の特徴である長めのテーパードレッグ(脚の先が細くなっている)が
このソファのデザインを引き締めています。
この手のソファだとどうしても「ラウンジ系」にいってしまうのですが、
この長い木の脚のおかげで全体的にデザインが柔らかくなりました。
その結果カフェ系からシンプルまでと
幅広いインテリアに対応するデザインになっているというわけです。

素材はウレタンフォームにファブリックで、
脚にはアッシュ材のナチュラルステインを使用しています。
カラーはメーカーの持っている生地が少なく、
このソファに似合うものはライトグレーのみで
結果的に1色のみとなりましたが、
このソファにはベストだと思います。
とてもエレガントで、このデザインをスッキリと見せてくれます。

さて価格ですが、29,800円と少し高く感じられるかもしれませんが、
このデザインとクォリティから考えれば決して高くはありません。

余裕があれば2つ揃えて、アッシュ素材はもちろん
ウォールナット素材の小ぶりなテーブルと合わせると
カフェ気分が盛り上がります。
アコースティック系のインストか、ナチュラル系のカフェミュージックでもあれば
時間を忘れて癒されるかもしれません。



今週もイヤなニュースが続きました。
海外からも「だいじょうぶか」というメールが届きます。
バイヤーとして3.11前も大変だったのにさらに受難の時が来そうです。

まず驚いたのは、船が放射能の影響で
東京、横浜への入港を拒否するというニュースでした。
これは大変な事になると思ったのですが、
アジア線はまだ大丈夫ということで安心しました。
神戸でコンテナを降ろして帰ってしまうそうです。
そうなると関東までコンテナを自前で持ってこなければなりません。
それには多大なコストがかかってしまうのです。
一方輸出では、海外の港で船まるごと入港拒否という事もありました。
飛行機は成田、羽田着陸拒否があるので当然といえば当然なのですが、
なにか悲しくなってしまいます。

そして次に、中東情勢です。
日本ではもちろん今回の災害であまり注目されていませんが、
実は大変なことになっています。
当然、原油価格の上昇です。
ガソリン価格が高い理由は今回の震災だけではありません。
船会社は、「エマージェンシー、バンカーサーチャージ」という
船賃の緊急値上げを実施してきました。
航空運賃もそのうち値上げになるでしょう。

その上、じわじわと円安が進んでいます。
マズイものは、少しずつきません。
必ず一緒にきます。

3.11前のことが夢のように感じられます。
いつものように下北沢のバーで飲んで帰ることが
今では日常ではなくなりました。
僕は節電モードの暗い下北沢は好きなのですが、
それは明るい下北沢を知っていてわかるわけで
暗い下北沢に初めて来ると「えー!、なにこれ?」になってしまいます。
春休みなので昼間の街は活気で溢れていますが、日が暮れると
「なんかー、やってんだかやってないんだかわかんなーい。」という声が
響いてしまうのです。

3.11前、確かに明かりはありました。
それは化粧みたいなものだったのかもしれません。
下北沢の明かりが少なくなっても、もともと演劇やライブハウス、
最初から節電モードのカフェやバーが多かった街なので
薄化粧になればそのコアなものが見えてくるのです。

この街に居ると「もともと現実から離れている街」だったのが、
現実が厳しくなればなるほどさらに現実から離れていきます。
もちろん現実を見なければいけません。
でもこんな時はいっそおもいっきり離れてしまうのもいいかもしれません。


僕の最年少の女性友達(中学生)が文化祭でバンドをやる事になりました。
「K-ON」の影響でしょうか、女子バンドです。
このたび「少し指導を」ということで
この日曜日にスタジオでリハをする事になりました。
ちょうどベースが居ないのでピッタリというわけです。
全員初心者です。
譜面を見てビックリ。
YUIのGLORIAですって。
どうなることやら。

  1. 2011/04/01(金) 10:41:53|
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