NOCEの家具バイヤーズブログ 2012年02月

NOCEのバイヤーズブログ

2012年2月27日 ドイツ、イギリス出張 最終回

今週前半は寒く後半の木、金は暖かくなりました。
週末NOCEのある地域では、土曜日は全地域で崩れるそうで、日曜日は新潟と札幌を除いて晴れるそうです。
お出掛けの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同
お客様の御来店をお待ち申し上げております。

先週、無事ホームページがリニューアルされました。
商品はグーンと見易くなり全体的にスッキリした印象です。
ブログも「ムダに長い」と言われても変わらず続けさせていただければと思います。
新しくなったNOCEのホームページを何卒よろしくお願い申し上げます。



先週からの続き。

地下鉄のロンドンブリッジ駅で降り
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とりあえず出口に向かう長いエスカレーターを上り
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外に出るとどこに何があるかさっぱりわかりません。
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テムズ川に掛かる橋なので視界の開けている方向に歩くと
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ロンドンブリッジと書いてある建物のような物がありました。
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その建物を階段で登ると夢にまで見た憧れのロンドンブリッジです。
しかし「チョッと待てよ。これってただの普通の橋で、絵葉書の写真と違うぞ。
もしかしたらオリンピックのために老朽化した橋は壊されて掛けかえられたのでは?」と思い遠方を見ると
遥か遠くにあの「ロンドンブリッジ」が・・・。
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ここまで来たら「見ないで帰る」わけにはいきません。階段を下り、
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川沿いの
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歩道を早歩きで歩くと
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何か興味をそそられる空間がありました。
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ヘイズガレリアと書いてある玄関を覗くと
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ミラノのドゥオーモ近くにあるガレリアに似た空間があり、
カフェやアパレルなどのお店がモールのようにあります。
(1856年に建てられた建物です。当時テムズ川が船による主要な大型物流の手段であった頃、
ここはヘイズワープという荷揚げ地でした。
この建物はその当時利用された倉庫で1990年にリノベーションにより新しく商業施設として生まれ変わりました。)
次回は時間のある時にと。
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「ロンドンブリッジ」はまだ遠い所にありますがかなり「巻きいれて」歩いてます。
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対岸に古城のような建築物が見えました。
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それにしてもこのエリアはディフュージョン地区なのでしょうか
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近未来的建物が目立ちます。
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つい惹かれてしまいそうですが、カフェで休む時間はありません。
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「ロンドンブリッジ」が歩く速度に比例して
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だんだんと
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近づいて
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とうとう
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真下に到達しました。
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階段を上ると橋を通る道路に出ます。午後の光が影を長くしていました。
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初めて知りました。この橋タワーブリッジでした。
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この時何もわからずに来てしまいましたが、後で調べた事を簡単に記述させていただきます。
このゴシック様式の2つのタワーを持つ橋は、1886年に着工され1894年に完成しました。
タワーブリッジは「跳ね橋」です。日本でいえば勝鬨橋のように(現在は固定化)船の航行の際、
左右に持ち上がりその進行を可能にさせます。
タワーブリッジは現在でも大型船舶航行時には文字通り左右に跳ね上がります。
タワーブリッジの名前ですが、先程、対岸に見た古城「ロンドン塔」のタワーと景観をあわせた事に由来しています。
因みに、僕が間違えたロンドンブリッジは、♪ローンドバシ落ちた~♪に登場する橋に間違いなく、
ローマ人によって西暦46年に掛けられた木製のものが起源と言われています。(当時日本は弥生時代でした)
その後、嵐や火災などで破壊された橋を掛け返し、1209年に石造りの橋が完成しました。
その後老朽化に伴い1831年に5錬のアーチを持つ近代の橋に生まれ変わり、
交通量の増加に伴い1968年に現在の橋になりました。
ところで、「ローンドバシ」の歌ですが、「2人が対になり手を繋ぎ高く上げその下を数人が輪を作ってくぐり
対の2人が手を下ろし1人を捕まえる」という遊びの時歌われるものです。
僕はその下ろす動作が「跳ね橋がおりて船が捕まる」ものだと思っていましたが、
ロンドン橋の歌詞の中心は「落ちた橋を新しく作ろう」というもので橋の再建築を祈願したものなのです。
捕まった人は船ではなく「人柱になる人間」だそうです。けっこう怖い歌でした。


タワーに向かい
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アーチをくぐり
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歩くと
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跳ね橋が上がる中央線がありました。
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渡り終えると
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先程の古城があります。
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これも後でわかったことですが、世界文化遺産に登録されているロンドン塔でした。
ロンドン塔は、1098年に当時のイングランド国王ヘンリー3世が完成させました。
その後宮殿として1625年まで使われ、銀行や動物園に変化し現在も女王の所有になっています。
13世紀から監獄、処刑場にも使用されました。
当時の残虐極まる拷問は今も博物館としてこの古城内に記録されています。
ユートピア思想を唱えた「トマスモア」も国家反逆の思想の持ち主として処刑されました。
数々の処刑により人々の怨念がたまってしまいロンドンの心霊スポットとしても有名です。


雲のかけらが橋の欄干に映っていました。
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古城の
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横にある遊歩道を歩くと
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大きな交差点に出ます。
このままロンドンブリッジまで歩くか適当な地下鉄の駅を見つけるか迷ったのですが、
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教会と
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広場が見えたのでとりあえず行ってみる事にしました。
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すると、「トラディショナル、フィッシュ&チップス」という看板が目に入りました。
イギリスに来て昨晩のパイ以来何もイギリスっぽい食事をしてません。これはやはり入るしかありません。
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席に座り
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コーヒーと「フィッシュ&チップス」をオーダーしました。
フィッシュ&チップスとは「タラ系の白身魚を揚げたものとフライドポテトがワンディッシュにのってくる」という極めて単純なものですが、イギリスの名物のひとつです。
レモンを絞っても各店による「自慢のオリジナル、タルタルソース」をタップリ塗ってもOKです。
因みに僕は東京でもメニューにあれば必ずオーダーします。
ビールやスパークリングワインによく合います。
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かなり待たされてやっと出てきました。
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半分はレモンでシンプルに、残りはタルタルソースを塗ってと。
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ここで時計を見るとだんだん時間がおしていて「のんびりしてる余裕なし」という事に気がつきました。
マズイ、頭の中を「パリで買い物に夢中になって飛行機に乗り遅れてしまった」事が
字幕スーパーのように回転し始めました。

「食後のセットのアイスは要らない」と言って会計をし、お釣りもチップだと言って
急いで店を出ました。
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すると目の前にテムズ川の水上バス乗り場があり、
しかも対岸のヘイズガレリア近くまで行く船が間もなく来るとはなんてラッキー。
しかもテムズ川の上から「タワーブリッジも見られるし」と乗船券を買いに行きました。
7ポンドです。今晩、帰国なので両替できないコインのお釣りを避けるため
10ポンドの代わりにカードを出しました。すると暗証番号のテンキーを差し出されました。
暗証番号は忘れてしまったので「サインではダメですか?」と聞くと
首を横に振りカードとレシートをくれました。
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そのレシートをガイドに見せると「あそこの乗船場に行け」と言われ
「このレシートが乗船券代わりなんだ。そういえば地下鉄のチケットもあのパディントン、
エクスプレスのチケットも暗証番号もサインもなかったし。」と思い
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言われた乗船場に向かいます。
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船が来て
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乗り込み
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後部デッキに出て
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「やったー。テムズ川の上からタワーブリッジ。」と。
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対岸に着き船を出ようと先程のレシートを見せると「ダメよ。これ」です。
「エーッ」とよく見るとVOID(無効)と書いてあります。僕は「タダ乗り」を疑われているのです。
「今すぐ支払うから降ろしてくれ」と抗議すると乗船中の他の客が必死の僕を
「そこまで見なくても」という程全員で見ています。慌てる僕と若いブロンドの女子船員。
「船内で発行できるから少し待って」と。
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次の瞬間、ドアが閉まり僕が「待ってくれ」と言うと「船は待てないんだよ」ですと。
そして先程の観客となった乗船客一同全員でうなずいています。これってアリですか!
ロンドンの地下鉄なんか平気で遅れるのが常識とか言ってるくせに。
エンジン音が無情に響き船が動きだしました。彼女が「どこから乗ったの?」と聞くのですが、
パニックで記憶喪失になってしまい理解できません。すると思いっきりゆっくり「Where?」と。
これに反応してしまい「I came from Japan !」(にぽんか~らき~まし~た)って感じです。
ここで先程の「ムッツリうなずく暗い観客」大笑いです。
ジョークの大好きな英国紳士を笑わせるほどのジョークです。
笑いながら困り果てた彼女が対岸を指差してようやく意味がわかりました。
「タワーブリッジの近く」と言うと「7ポンド」と言われ今度は10ポンド紙幣を払って3ポンド硬貨を受け取りました。
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次の乗船場に着くと今度は先程僕を阻止した船員が急いでいる僕を見て
「さっきの所にはお前の足なら3分40秒でいける。お前なら必ずできるぞ」と。
ここで「いや僕なら3分で行って見せる。実はロンドンオリンピックの短距離選手だから」とジョークで返せば
立派なイギリスフリークなのでしょうがムリです。
3分40秒で行けるわけありません。がんばっても15分です。
ところでなんでイギリスの方ってジョーク大好きなんでしょうか。
ついでにプレゼントもらった時の大げさなリアクションも。
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ドアが開き
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走りました。頭の中では日の丸をつけた飛行機が離陸しそうです。
フィッシュ&チップスがまずかったのか、船を選択したのが悪いのか、
そもそもロンドンブリッジ観光そのものが失敗だったのか。自分を責めています。
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走ります。なんかシェークスピアに関係するものらしいです。(グローブ座)
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路地を見て
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数々の美味しそうな
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レストランを越し
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「ロンドンの空が暮れていきます」って言う余裕もなく
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ロンドンブリッジをくぐり
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ワインバーがたくさんある路地に「今度は絶対来る」と言い
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「何かわからない寺院」(サザーク教会)を過ぎ
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地下鉄の駅までたどり着きました。本当に5分くらいでした。
ただ3分40秒の壁は越せませんでした。
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地下に伸びる長いエスカレーターを駆け
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地下鉄でユーストン駅に戻り
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上りエスカレーターも駆けあがり
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キャリーバッグを受け取り
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外に出て
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歩道を走り
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パディントンに向かう
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地下鉄に
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乗り
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パディントン駅から空港行きのエクスプレスに乗りました。
飛行機にはなんとか間に合いそうです。
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車窓にロンドンの空が暮れていきました。
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成田には翌日の夕方到着しました。雨でした。
そのまま下北沢のバールにいました。
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スプマンテ(イタリアの発砲性ワイン)で疲れを癒し
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フィッシュ&チップスと赤ワインをやっていると「フィッシュ&チップスかぁ?」と笑ってしまいました。
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製造業というものがこれからどのように変わっていくのでしょうか。
イギリスで始まった産業革命は中国を世界の工場に変えその中国も曲がり角に来ています。
生産される以上に印刷される紙幣に物の価値は変わっていきます。
大量生産の時代も変わろうとしています。メーカーから最低ロットの引き上げ要求が最近多くなりました。
中国の大きな家具見本市が今年から大幅に縮小されました。
去年だけで広州にある製造業者が数千の単位で無くなりました。
バイヤーが家具だけ買う時代も変わって行くことだと思いました。

外の雨を見ていると「うとうと」としてしまいました。
「雪ですよ」と夢の中で懐かしい声がして驚いて起きるとマスターでした。
「なーんだ。マスターか」と外見ると
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雨が雪に変わっていました。
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下北沢にシンシンと降っています。
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僕の大好きな東京の雪は
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下北沢の街を白く塗り替えていきました。
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  1. 2012/02/24(金) 15:08:52|
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2012年2月17日 ドイツ、イギリス出張4

今週はホームページ大幅リニューアルにともない、ブログも変則的になっています。
ホームページの何処が変わったのかというと(直接の担当では無いので簡単に)
1番はコーポレートサイトとオンラインショップの統合です。
内容では、商品にズームアップ機能が付いた事と
コーディネートというページでカラーによるコントラストをイメージし易くさせた所でしょうか。
コーディネートの部分を簡単にご説明させていただきますと例えば、背景の色を選択します。
これはイメージでカーテン、壁紙、フロアだとします。
ここにNOCEの家具を並べて「コントラスト例」を見る事ができるというわけです。
そしてそのままご購入する事もできます。

今後ともNOCEを変わらずお引き立ていただければと
全国スタッフ一同なお一層努力させていただく所存でございます。


前週からの続き

翌朝、教会の鐘の音が響く前の4時に目が覚めてしまい、
今日が帰国となるためそのまま起きてバスタブに浸かり、
その後ストレッチを1時間やって身体を目覚めさせました。
レストランのオープン時間6時にはその席に着いていました。

ここはロンドンの朝、イングリッシュブレークファーストです。
ハムとエメンタール(チーズ)にパンをスライスしてトースターで焼いて3枚。
オレンジジュースにヨーグルトでワンクール。
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セカンドクールは、ベーコン、スクランブルエッグ、
ここはブリティッシュだけにフライドエッグも忘れずに。
そしてトーストを更に2枚。
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そして!
〆はお決まりのクロワッサンで。
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朝食を終え、
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部屋に戻ると窓の外には、昨晩鳴っていた教会の鐘が7時を告げていました。
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8時にチェックアウトを済ませ外に出ると
晴れ渡ったロンドンの朝の薄い「あおいろ」が飛行機雲に切り取られていきました。
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教会を後にして
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駅前の通りを小走りで渡ると
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ユーストンの駅に着きます。
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駅の電光掲示板の前には多くの人たちが自分の列車を待っていました。
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通常、発車時刻が近づかないとホームの番号が判りません。
番号が表示され、そのホームに向かうというシステムです。改札口もありません。
アナウンスがない場合もあるので自由席で座りたい人は
釘付けで見ていないと先を越されてしまうのです。


今日はバーミンガムの往復で又、ここに帰ってくるのでキャリーバッグを預ける事にしました。
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レフト・ラゲージはマニュアル(人が預かる)でカード支払いもOKです。
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身軽になったところで電光掲示板の前に戻るとまだホームの表示はありませんでした。
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8時50分発(日曜日のためこの列車が1番)ウォルバーハンプトン行き特急のホームが12番と確定され
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12番ホームに向かいます。先ほどの記述のように改札も何もありません。
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ホームにはバージンと書かれた列車が待っていました。


このバージンですが、あの「CDショップでお馴染みだった」
今は飛行機会社で有名なバージン社が運営しています。
イギリスは鉄道発祥の国として知られていますが、
現在完全民営化され同じ路線を別の会社の列車が走ることも珍しくありません。
現実にこの1本前の各駅停車はロンドンミッドランド社が運営していました。
ここで気をつけたいのは、料金が各社違うという事です。(また来たぞ)
つまりローカルな話で申し訳ありませんが
下北沢から成城学園まで千代田線乗り入れの多摩急行に乗ると
小田急の急行とは別料金になるという仕組みです。
あり得ない話ですが、おそらくレールの権利を会社間で賃貸借するのではないでしょうか。
こうすれば新規参入もし易くなり運賃の競争にもなるというわけです。
世田谷線にNOCEの運営するカフェ電車を走らせる事も論理的には成立するわけで、
2両編成の列車を改造して下高井戸から三軒茶屋までお茶とケーキ付きで1000円とか。
内装は全てソファ席。なーんて。



ところで突然ですが、あの懐かしいCDストア「バージンメガストア」の
バージン社の運営する列車ですが次のもので実際「あるもの」は何でしょう。

① 全英ヒットチャートトップ10を、無線LANからスマホやタブレット端末を通し聞く事が出来る。
② バージン航空のCAコスチュームの車内販売員が懐かし系の
レディオヘッドやオアシスなどのCDを限定販売で売りに来てくれる。
③ 1等車では、バージン航空ビジネスクラス同等の食事が出てくる。
④ 無料で3曲まで無線LANで25,000曲の中からダウンロードできる。
⑤ イギリスだけに1等車ではビール飲み放題。
⑥ チケットの番号が月1回の抽選で当たるとバージン航空の無料往復航空券がもらえる。

  答えは最後に。


ドアを開け
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指定されたシートに着くと窓のガラスが枠にかかってしまい折角の外の景色を見る事が出来ません。
列車のシートは、窓上に付いているデジタル表示で行く先が示されています。
この場合は「そこの駅まで指定されている」と言う意味で
「誰かが指定している」という事になります。
表示が無ければ自由席というわけです。
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外が見える窓側の自由席に移動すると
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列車はゆっくり動き出し
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ロンドンの朝が
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遠ざかっていきました。
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郊外の駅をいくつか通過すると


車窓は田園風景を映し出す
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ピクチャーウインドウへと変わり


流れていく


空と


大地が


澄んで行く空気の中に溶けていきます。


どこまでも続く


景色には



キース・ジャレットの「ケルンコンサート」が似合いそうです。
(全曲即効演奏のピアノソロオンリーアルバム。
アルバム名の地名でもある(今回滞在した)ケルンは正しく
ドイツのケルンで行われた事からつけられました。
リリカルでメロディアスなピアノは心に深く透き通って行きます。)
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列車は


速度を落とし


ミルトン・キーンズ駅に着きました。冷たい風が通り過ぎていきます。



ドアが閉まり出発し
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木立を抜けると
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ラグビー駅に到着です。ラグビーとは文字通り球技の一種であるあのラグビーです。
ここに在るラグビー高校のある生徒がフットボールの試合中、
ボールを手に持って走った事が「ラグビー」の起源だと言われています。
当時のフットボールは現在のサッカーとは違いある程度手を使う事が許されていたとも言われ、
彼自身が起源というよりその時代からルールが変化してきたという説もありますが、
いずれにしてもラグビー発祥の地である事に間違いありません。



朝の太陽が少し高くなった頃
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列車は目的地バーミンガム・インターナショナル駅に到着し
(この先にバーミンガムの中心である中央駅がありますが、見本市はこの駅で下車します)
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グリーンのボタンを押してドアを開け
(特急でも基本的にヨーロッパの鉄道のドアは自分で開けます。待っていても開きません。)
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ホームに降り
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階段を登り


サインに歓迎されながら


NECの方向に歩きます。
(NECは日本電気㈱の英語名ではありません。New Exhibition Centerの略です。)


レセプションで受け付けを済ませました。
そうです。僕は旅行で来ているわけではありません。
NOCEのバイヤーとしてきているのです。
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会場はインテリアの見本市なので、ステージによって


色分けされています。
取りあえず「Furniture」からスタート。


歩き始めてすぐ「これなんか、違ってませんか?」と感じてしまいました。
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イギリス仕様のデザインで中国、東南アジア製のもが多く、
インターナショナルと言うよりドメスティック(国内向け)という感じです。
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たまに見るMade in Englandはクラシックなカントリー調で
「ドリカム」じゃなくって「ムリかも」です。


それでも結構広い会場


すべて
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見なければ帰れません。
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上司から「収穫ゼロでもいい」と温かいお言葉を頂戴しましたが、全て見終わってしまい、
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「こりゃ、アカン。」(なぜか関西アクセント)とめまいで気絶しそうでした。


通路のベンチに座ると空が窓枠に縁取られていました。


光がその窓枠を壁に映していました。
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完敗です。「とぼとぼ」とエスカレーターを上り
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人のいなくなったレセプションを通り
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「Thank you」と言われてもね、と思い


ホームに下りると、ひときわ冷たい強い風が右の頬をすり抜けていきます。
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ロンドン行きの特急が来て席につくと
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帰りの車窓にピアノ曲はなく、
代わりに沼で群れを作っていたカラスの泣き声が落ち込んだ心に深くしみていきました。
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コベントリーを過ぎ


ミルトンキーンズを越えると


ロンドン郊外から
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ロンドン・ユーストン駅に着きます。
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あまりにも早くバーミンガムが果ててしまい予定より2時間早く着いてしまいました。
ホームをうなだれて歩いているとこのままドーバー海峡の底まで落ち込みそうなので
「この2時間に何かしよう!」と考えました。
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キャリーバッグは預けたままにしてと。
そう言えばロンドン10回位来ているのに観光名所は何処も見てないぞ。
ロンドンと言えば・・・。
バッキンガム宮殿、ロンドンブリッジ、ポール・スミスでシャツ、
ドクター・マーチンのブーツでしょうか。
(パラブーツ{フランス}のファンですが最近高価で手がでません。)
買い物は時間も無く場所もわかりません。
やっぱり、ロンドンブリッジですか?
地下鉄1本でしかもユーストンから5個目。
ガイドブックも何もありませんが、形は知っています。
映像を残すだけでも価値アリです。
上司に「収穫ゼロではない。自分の記憶に収穫があった」と
わけのわからない言い訳も出来るし。
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と、気を新たにエスカレーターを駆け下ります。2時間なので。


高くても地下鉄のチケットを買い


ロンドンブリッジ×2とつぶやきながら更に下まで駆けて


ホームに出て


ロンドンブリッジ駅を確認します。間違いない。ロンドンブリッジです。
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ロンドンブリッジ行きの(ではありません。単なる途中駅です。)
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地下鉄が来ました。「ロンドンブリッジ、ロンドンブリッジ♪♪♪・・・」と。
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憧れのロンドンブリッジのドアが開きました。
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ところであのくだらない「バージンのクイズ」正解は「ビール飲み放題」の⑤でした。
バージンと言えばCDストアでしたが時代はダウンロード。
日本には、渋谷はもちろん一軒もありません。
数年前に大手CDレンタル会社が引き継ぎ今はそこの会社の名前になっています。
ロンドンにもありません。
バージンが無くなり、HMVはオンラインになり、
渋谷に残るCDメガストアは「タワレコ」だけになってしまいました。
僕はやはり「ポチッ」よりヘッドホンで試聴したり、
ジャケットの雰囲気だけで買ったりする方が好きです。
それよりも「あのメガストアに入店する時のワクワクする」気持ち。そしてあの独特の匂い。
バージンは飛行機や列車でしか会えなくなってしまいました。

つづく
  1. 2012/02/23(木) 10:45:18|
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2012年2月10日 ドイツ、イギリス出張3

今週は、1日だけ暖かな日がありましたが寒さは続いています。

新潟などの日本海側は大雪で大変な事になっていますが、

ヨーロッパは大寒波でかなり深刻な状況になっているようです。



デンマークやチェコの取引先から

連日の挨拶は「今朝は何度だった」から始まります。

今週初めデンマークではマイナス23.8度だったそうです。

温度計の画像が添付されたメールが届きました。

チェコの取引先は「シベリアになってしまった」と嘆いていました。

因みにモスクワの最高気温はマイナス20度だそうです。

最近メールの交換をはじめたデンマーク人に

冗談で「東京の最高気温は8度でここはもう春だ」

とメールしたところ「夏なのに随分涼しそうだ。

デンマークのような気候なのか」と。

彼、日本について全く知りません。

日本はオーストラリアのように現在夏か、

シンガポールのように常夏だと思っているみたいです。

最近、日本を知らないヨーロッパ人が増えてきました。

少し寂しい気持ちになっています。



さて週末のお天気ですが、NOCEのある地域では

新潟、札幌は雪でその他の地域は概ね晴れそうです。

ただ晴れる地域でも気温は低そうなので

外出の際は暖かくしてお出掛けください。



そしてその際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと

お客様の御来店をお待ち申し上げております。



尚、ホームページが大幅リニューアルするため

来週のブログ更新は翌週の火曜日を予定させていただいております。

このホームページでのブログは今日でおしまいです。

新しいホームページでも「ムダに長い」と言われつつも

続ける所存でございますのでよろしくお願い申し上げます。

それでは次回新しいホームページで。



先週からの続き。




ケルン見本市を見終わって、

時間が余ってしまったので市内を歩き回って

買い物までさせていただいて、

ロンドンに行くためケルン空港に着いたら

朝から何も食べていなかったので強烈な空腹感に襲われ

カフェで、ロンドンでのディナーのために、

機内食もあるので控えめに

小さなパンとコーヒーとミネラルウォーターで

空腹感を満たせました、と。



さて、ケルンを見終わって少しだけ感想を書かせていただくと

家具製造業、強いて言えば製造業そのものが

変化していく過程にあると思いました。

耐久消費財である家具の大量生産時代は

世界経済の変化と共に収縮していくのではないでしょうか。

今回の見本市を見ても消滅していくメーカー、

統合されていくメーカーが目立ちました。

本来、ヨーロッパ製品の輸出を促進させるための見本市が

ヨーロッパ域内というよりドイツ国内向けに

輸入品を紹介する見本市のような感じです。

一方、残っているメーカーはハイエンドユーザーを目的として

値段も高くデザインはコンサヴァティブで面白くありません。

(2,3年前モダンと呼ばれたメーカーも含む)



そして、面白くて「かわいい」デザインを持っているところは

小規模でコストが高く、しかも少量生産の商品を

ネットで直販するため卸価格は存在しません。

産業革命により実現した大量生産、大量販売は

少なくとも家具業界では大きな曲がり角に来ています。

続きは、またこの出張ブログで書かせていただきます。

(少しまとめるため)

 


出発時刻が来たのでゲートに向かい

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ロンドン・ヒースロー行きLH3414

(ルフトハンザですがブリティッシュ・ミッドランド航空です)

の入り口からシートに座ると

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窓に付く雨粒ひとつひとつが

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空港のオレンジの灯りに照らされていました。

飛行機は滑走路に進むと

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すぐにケルン空港は眼下に消えていきました。

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しばらくすると、機内食が出てきました!

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これ15CMくらいのパックに

野菜を少しマリネーゼした物と

10CMくらいのグリッシーニ

(細長い乾パンのようなものでイタリアンでは生ハムと共に出てくる)

前菜かと思ったらなんとこれだけ。

ビールやワインはフリーですが、

僕は出張中のアルコールは仕事に影響すると困るのでNGです。

おとなりの席ではイギリスビールの銘柄を指定して飲んでいます。

多分ラガーです。

でもここはグッとがまん。

残念な機内食、葉っぱ一枚残さず食べて

暫くすると下に見える雲が夕焼けのようにオレンジになりました。

時差がロンドンとケルンの間には1時間あるので

初めは本当に夕暮れかと思っていましたが、

雲を抜けると窓の下には無数のオレンジの光に彩られた

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ロンドンの街が拡がりました。



飛行機は空港が混んでいる為か

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何度か旋回を繰り返し滑走路にランディングし

ゲートに向かい

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ドアが開き

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通路を

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出口方向の案内板に従って

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早歩きで前を行く人を追い越しながら

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「動く歩道」も

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当然早歩きで

最後のパッセンジャーをロックオン。

動く歩道を早歩きすれば歩く速度に動く歩道の速度が

加算されるため、走る速度くらいになるわけです。

「I won !」とようやくイミグレ(入国審査)

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に着きましたが、その甲斐なく長蛇の列です。

アジアの方々が殆どですが、日本の方はほぼ皆無でした。

パスポートコントロールで滞在期間を聞かれ

「今日を含めて2日」と答えると

怪訝そうに「何処に行く?」と聞かれ

「バーミンガム」とニッコリ答えると

「気をつけて」とニッコリ答えてくれました。



イミグレを終え、

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外に出ると

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ブロンドの若い女子が

(髪の色と年齢関係ないでしょ!って)

「パディントンに特急で行くなら、チケットここで買えるけど」

と「カードもOKよ」と流暢な英語で話しかけてきました。

(ワーア!英語だ。って当たり前です。ここは英国です)



実は、このヒースロー・エクスプレスは、13年前はありませんでした。

当時は市内まで地下鉄ピカデリー線かバスで

1時間以上かかっていました。

今は、ロンドン・パディントン駅までノンストップで15分です。

(少し停車駅の多いコネクトと言うものもあり、

料金は安いが少し遅い)

本当は自動券売機で買いたかったのですが、

ニッコリされては仕方ありません。(チョッと、違うぞ!)

「I’ll take it」と言ってカード

(ユーロからポンドに両替前だったので)を差し出すと、

彼女は首から提げた「車内精算用のポスのような物」で

ものの10秒で発券してくれました。

チケットを手に

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エレベーターを

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(深いので待ってもエレベーターがおすすめですが、

エスカレーター走って競争も楽しそうです。

{マイケル・冗談です}

因みにロンドンのエスカレーターは

右がストップで左側が追い越しレーンです。

左側通行のイギリスとしては少し違和感がありますが、

大阪のルールと同じと言うわけです。

東京は右が追い越しレーンで車と一緒。)

下り

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エクスプレスの示す方向に

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結構長く歩くと

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ホームの案内表示があります。

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掲示板上段にエクスプレスと

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下段はコネクトと言う快速が表示されています。

ちょうど、成田エクスプレスとエアポート快速の関係と同じです。

時刻は19時12分。

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ケルンとは1時間の時差がありロンドンは19時12分。

東京は朝の4時12分です。

今朝「ケルンで見本市を歩いていた」という記憶が

彼方に飛んでいきそうでした。

ヒースローセントラル、ターミナル1,3駅の

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プラットホームで待っていると

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ヒースロー・エクスプレスが来ました。

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ドアが開き

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(Qと表示されているのは

Quiet{静か}のQでケータイ禁止の意味です。

下のWIFIのような表示は

「車内に無線LANがある」という表示です。)


シートに座ると

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すぐにドアが閉まり

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15分でパディントン駅に到着しました。

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(結構速い。最高時速は160キロだそうです)

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クラシカルで荘厳なパディントン駅は1854年に開設されました。

今でもその頃の趣が残っています。

パディントンというと

日本ではマイケル・ボンドの童話「くまのパディントン」が有名です。

命名はペルーから密航してきたクマの紳士が

パディントン駅でブラウン一家によって見つけられた時、

本名はペルー語で難しいため

駅名のパディントンと命名したとされています。



パディントン駅から地下鉄で

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今日の最終目的地ユーストン駅に向かいます。

なぜならば明日のバーミンガム行きの特急は

このユーストン駅から出発するため利便性を考慮したからです。

自動券売機でチケットを買います。

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地下鉄はゾーン制でゾーン1から2~6と離れ、

料金も連動します。

買い方は目的の駅のゾーンを確かめて指示に従って買うだけです。

カードは暗証もサインも無しです。

(暗証が必要な所もあり)ゾーン1、つまり初乗りが

4.3ポンド(516円)と恐ろしく高くなるため、

地下鉄を同日複数回利用する場合は

割引が摘要されるオイスターカードや

トラベルカード(PASMO,ICOCAのようなもの)

の購入をお勧めします。



因みに僕は後で知ってその差額に驚愕でした。

オイスターと言えばバーです。普通は。

PASMOで渋谷まで行ったら120円が40円ってあり得ません。普通は。

オイスターカードってそんなモンスターですか、ブツブツ。

ロンドンオリンピックに行く方は是非、

事前にお調べする事をお勧めいたします。



自動改札機に

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先ほど購入した高額なチケットを差込み

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ユーストンに向かうサークルラインを目指します。

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プラットホームに出ると、クラシックな佇まいで

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まるで博物館の中を地下鉄が走っているようでした。

ロンドンの地下鉄の歴史は世界最古の1863年で

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このパディントン駅とファリンドン駅を結ぶ路線が最初でした。

当時は蒸気機関車が走っていたそうです。

初期の路線の大部分は現在のハマースミス&シティ線に

使われているそうです。


1863年ですが

日本ではペリーの来航が1853年と

「幕府が敵を驚かせるため港に力士たちを揃えた時代」です。

歴史観の違いを感じてしまいます。



暫く待っていると「向かい側のホームには人が待っていて、

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僕のホームに人がいない」事に気がつきました。

気にもしなかったアナウンスをよく聞いてみると

週末は工事のため運休だそうです。

「これありなの?」です。

ロンドンでは週末はよくあるそうなので気をつけましょう。

まいりました。



仕方ないので別の方法である、

ユーストン駅近くまで行く

ハマースミス&シティ線で行く事にしました。

当然、改札は出なければなりませんが、

高額なチケットは無駄にできません。

駅員の若いブロンドの男子(またですか?)に説明すると

親切にゲートを開けて

チケットはアヴェイラブル(有効)だと言ってくれました。

今度はハマースミス&シティ線のホームを目指します。

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また先ほどのエクスプレスの前を通り

ホームに着きました。

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最古の路線なのでしょうか。地上駅です。

この間ムダに40分かかってしまいました。

「こんなことなら最初から空港から

ピカデリー線で行けばよかった」です。

地下鉄が来て

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少し揺られて

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ユーストンスクエア駅で

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降り
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自動改札機に高額なチケット(未練がましいぞ)を入れ

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外に出てホテルまでの地図を広げましたが

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全然わかりません。

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まず、理解出来る太い道を歩いてみましたが

ユーストンの駅が判りません。

30分位往復しました。

ひとけは無いし、情けなくなってきました。

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「こんなはずじゃなかった」と。

だんだん自力走行が困難になってきました。

すると向こうから人影が。ただあいにく女子です。

「いきなり夜道でアジア人に声かけられたら逃げられてしまうかも」

と思いつつも

「キャリーバッグ引いてるし、

旅行者が道に迷っていると思ってくれるはず」

と勝手に決め付け、思い切って聞いてみました。

なんと親切に教えてもらいました。

本当に助かりました。女神でした。



ユーストン駅の前から

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ホテルは

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すぐ近くでした。

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チェックインを済ませた後、

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明日の特急券を買うため駅に行きます。

チケットを買った後、

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「ホッ」としたのでしょうか。

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朝からディナーのためにケルンで小さなパンと

飛行機で残念な機内食しか食べていなかった事に気がつくと、

猛烈にお腹が空いてしまい

最後に開いていた駅のスタンドで

イギリスだけに「オニオンのパイ」と

ミネラルウォーターを買って

これが僕の楽しみにしていたロンドンのディナー

となってしまいました。

ただこのパイ、画像では小さく見えますが

かなり大きくズッシリきます。

最後の頃には飽きてきます。

30CMくらいありました。

ホテルに帰り、

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歯を磨いていると意識が混濁してきてしまい

シャワーも浴びずにベッドに潜り込んでしまいました。

近くにある教会の「午後11時の鐘の音」が

静寂に深く融けていきました。

  1. 2012/02/23(木) 10:03:41|
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2012年2月3日 ドイツ、イギリス出張2

今週は、強烈に寒い日が続いています。

特に今朝は氷点下2度で下北沢の道も氷が張っていました。

雪の多い地方は大変な事になっているそうです。

雪のあまり降らない東京に住んでいる身としては、

不謹慎ですが白銀の世界に憧れてしまいます。

静寂な夜にシンシンと降り積もる雪、

部屋にはビル・エヴァンスのピアノ、シャンパン、

曇るガラス窓の向こうには風に舞う結晶。



今週末のお天気ですが、NOCEのある地域では

札幌の土曜日、新潟の土日を除いてまずまずとなりそうです。

寒さは日曜日に若干緩むそうですが、まだまだ続くそうです。

外出の際には暖かくしてお出掛けください。

冬の街もあと少しで終わってしまいます。

コートに手袋、マフラーと少し着飾ってのお出掛けは

いかがでしょうか。



そしてその際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと

全国スタッフ一同お客様の御来店をお待ち申し上げております。






昨晩、食事もせず早く寝てしまい

朝4時に空腹感と共に起きてしまいました。

時差を身体に意識させないためにしっかり起きることにして、

バスタブに浸かり、ストレッチを1時間掛けてやり、

レストランの開店時間6時を待ちました。



「お腹空いた!」とつぶやきながらエレベーターでロビーに下り

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レストランに着くとまだ早いのか誰もいませんでした。

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席に着き「お楽しみ」の始まりです。

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ドイツの朝食程楽しいものはありません。

パンは世界で最も種類が多く特に酵母系パンは絶品です。

日本だとフランスがイメージされますが

パンと言えばドイツなのです。

(去年のブログ2011年ケルン出張2に詳しく書いてあります)



ジュースサーバーでオレンジジュース、

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エメンタールチーズを数枚

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(チーズフォンデュなどで使われる牛乳系チーズ。

クセがなく食べやすい。
日本では最近高くなってしまって

滅多に食べられなくなりました)



ハムと

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ソーセージと

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スクランブルエッグ、

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そしてドイツパン

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山型パン(シュロートミッシュブロートだと思います)

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をスライスしてトースターで焼き

テーブルへ。

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バター(これがまた格別)をカリカリに焼いた

香ばしいパンに塗り、エメンタールとハムをのせて

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ナイフとフォークで切り分けながら食べるわけです。

「これだけでもドイツに来てよかった」と。



エッグスタンドのゆで卵の先をナイフで削って(結構難しい)

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スプーンを入れると日本の卵よりやや薄い黄色の黄身が

トローンと出てきます。塩とコショウを振って優雅に。



先ほどのトースト止まらなくなり4枚食べた後、

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やはり丸パン(シュテルンゼンメル)に

またハムとエメンタールにバターをたっぷり塗って

食べてしまいました。

ヨーグルト(これもオリジナルでおいしい)に

ブルーベリージャムを落としてとりあえず終えた後、

〆は、やはり焼きたてクロワッサンです。

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コーヒーとバターの香りがケルンの朝を包んでいきました。

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今晩はロンドン泊なのでチェックアウトを済ませ

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外に出ると石畳の歩道を雨が濡らしていました。

街の朝が

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少しずつ明けていきます。

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駅の自動券売機で見本市会場までの

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切符を買いました。



今日のスケジュールをシュミレートしてみました。

もし見本市を早く見終えてしまったら、

「買い物でもするため」に会場から直接

Uバーン(地下鉄兼路面電車)で街の中心部まで行き、

18時発のロンドン行き飛行機に乗るために歩いて駅に戻り、

そこからSバーン(郊外を結ぶ普通の電車)で

空港に行こうと。

そうなると小さいとは言えキャリーバッグが

邪魔になると思い、駅の「自動預かりマシーン」に

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預けることにしました。

こうすれば、見本市も「街歩き」も楽チンというわけです。




マシーンにコインを入れるとドアが開きます。

バッグを入れ「OKボタン」を押すと

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扉が閉まりカードが出てきます。

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このカードを引き取る時にマシーンに差し込めば

また扉が開きバッグを引き取る事が出来るという

画期的なロッカーのはずでしたが、

扉が閉まりカードが出てくる前になんと

「フリーズ」してしまい、どの操作も出来なくなりました。

勿論、バッグは出てきません。

「まいった・・・・」です。

タイトなスケジュールのため1分のロスもアウトです。

「もしもの時はコールセンターに電話」と表示ですが

僕はケータイもなくあたりに公衆電話もありません。

「突然ドアが開いたら」と思うと

この場を離れる事もできません。

とりあえずパスポート、航空券、財布は身に着けていたので

「まァいいか」という感じでまず

駅のインフォメーションデスクに行ってみましたが

ドイツ語オンリーです。

「Something goes wrong with that machine」

は全く通じません。

だんだん焦ってきました。

服は買えば済みますが、

身体に合うシャンプーやコンディショナー、歯磨きは

ドイツで調達出来ません。

並んでいる人に迷惑と知りながら

何度かジェスチャーを繰り返すうちに

「あっちへ行け」と教えてくれました。

指先に従って行くと「手荷物預かり所」のような所がありました。

ケルン歴10回以上で

「マニュアルで荷物を預かるところがある」のを初めて知りました。

「最初からここに来れば良かった」ですが今はそんな余裕なしです。

窓口でおじさんに説明するとやはり英語が通じません。

すると奥から容姿端麗のブロンド(容姿と髪の色関係ないでしょ!)

の女性が「説明して」と流暢な英語で言ってくれました。

「助かったぞ」と胸をなでおろし、

彼女に説明すると「時々あるトラブル」だそうで

キーを持ってマシーンまで一緒に行ってくれました。




彼女はそのキーでマシーンの扉を開け操作を始めました。

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「コンピューターがダウンしてしまっているので

再起動しなければならない」そうです。

OSはウインドウズ4,0です。

「早く再起動しろ。スティーブ・ジョブスがんばれ!」

(ジョブスじゃないって、それ言うならビル・ゲーツだって)

と寺門ジモン自答(かなり古い)しているうちに

「直ったわよ」と笑顔で彼女が言い、

バッグが無事戻ってきました。

お礼を言ってバッグをまた入れるとカードが出てきて

今度はOKです。40分のロスでした。




10番線の階段を

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駆け上がり

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電車に飛び乗ると

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ドアが閉まり

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動き出し

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見本市会場駅に着きました。

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雨の中、駅から会場に真っ直ぐ伸びる道を歩き

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エントランスから入場し

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レセプションでチケットを購入し

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チケットをバーコードリーダーに通して

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会場を歩き

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始めます。

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次々に飛び込んでくる

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デザインが

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洪水のように

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溢れ出していました。

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ひとつひとつのブースの

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造り込み

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パフォーマンス

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演出もまだアジアの国々は遠く追いつく事はできません。

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少し気になるデザインの

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スツールがあったので(画像のものではありません)

値段を聞いてみました。

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日本円で60,000円だそうです。

コスト込みで売っても100,000円は越えてしまいます。

「輸出価格を知りたい」と言うと

「卸価格も輸出価格もない。

手作りなので1本でも100本でも同じ」だそうです。

ちなみにここのブースかなり賑わっていました。

こういった凝ったデザインの作家物は

直接ネットで売るようになるのかもしれません。

何も業者にわざわざフィーを支払って

自分のデザインを切り売りする必要などないからです。

これは小売や製造という

ビジネス自体の根幹が問われる問題なのです。

早く見終わってしまったので

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フェア会場に「さよなら」を言って

後にして

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地下鉄(Uバーン)の駅に向かい

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ホームに来た9番の地下鉄に乗り

(主要駅は路線が重複している事が多く

地下鉄の先頭に表示してある路線番号で目的地に行きます)

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ヌォイ・マルクト駅

(直訳は新市場、英語でNew Marketですが、

旧市街に対して新市街との理解でOKだと思います)

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で降り

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街を歩き始めました。

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細かい雨とグレーの雲が

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教会や

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街を覆っています。

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土曜日なので人がいます。

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ところで「なぜヨーロッパの人たち、

雨でも傘ささないんでしょうか?」



街のシューズショップで「定番のカンペール」と

アパレルでHUGO BOSSのジャケットをゲット。

合計30,000円でした。

日本で買えばおそらく100,000円は越えます。

これはユーロ安の恩恵ではありません。

この時期はバーゲンで

しかも僕の服のサイズが44か46で

ドイツ人には小さ過ぎるため激安となるのです。

こんなところでバイヤー魂発揮してもしょうがないのですが、

このHUGOのジャケットが面白い。

ジャケットの襟の部分がチャックになっていて

締めるとブルゾンに見え、開けるとジャケットになるのです。

レストランで

「ジャンパー預かりましょうか」と言われたら

「その必要ありません」とチャックを下ろして

ジャケットに早変わりという訳です。



大聖堂の

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前から

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広場を通り

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駅で無事にカードでキャリーバッグを引き出し

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10番線から13系統の

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Sバーンに乗ると

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ライン川の鉄橋と

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ケルンの郊外が去っていきました。

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ドアが開き

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空港でロンドン行きのチケットを受け取ると

急激にお腹が空いてきてしまい

カフェでコーヒーと小さなチーズパンをオーダーしました。

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朝から初めての食事ですが、

国際線なので機内食が出てくるため

控えめにしておきました。

ロンドン行きのアナウンスが聞こえゲートに向かい、

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振り返るとケルン空港のテーブルには

飲みかけのコーヒーカップとナプキンが残っていました。

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長くなってしまったので今日はここまでにしておきます。

  1. 2012/02/22(水) 17:42:39|
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