NOCEの家具バイヤーズブログ 2012年10月

NOCEのバイヤーズブログ

2012年10月26日 ハロウィン2012

今週は、寒く感じる日も多く長袖を着る日もありました。
今日は暖かいので半袖ですが、11月になったら寒暖に関係なく衣替えをしようと思っています。
ハロウィン絡みの今週末、NOCEのある地域のお天気ですが、土曜日は、広島、福岡を除いて晴れるそうですが、日曜日は全地域で崩れてしまうそうです。
ただ強い雨にはならないそうです。
お出掛けの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければとお客様の御来店を全国スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

今週の新商品の御紹介は、シンプルで本格的なソファです。
デザインは90年代の北欧系シンプルが基本になっています。
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バイイングのモチュベーションは、シンプルでありながら暖かみのある丸みを帯びたデザインとクオリティでした。
まずデザインの特徴は、アームが少し外側に向けられている部分です。
このデザインは、薄めのアームにボリューム感を与え、ソファ全体のデザインを安定させています。
アーム自体のデザインは前部から背もたれにかけて曲線を描いて背もたれの上部に繋がっています。
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この手法はしばしば北欧ミッドセンチュリーで見かけますが、このソファでの処理は全体のデザインによくマッチしていてとても上質な仕上がりになっています。
そしてこのアームが背部で背もたれとまるで一体化したようにカーブを描いて取り付けられていて、全体を一層柔らかい印象にしています。
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インテリアとしては、ミッドセンチュリーや北欧色が濃いので、カフェ系、ナチュラル、シンプルと言った所が合いそうですが、クセの無いデザインは、どんなお部屋にも溶け込んでくれそうです。
カラーは全部で4色の
ブラウン
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グリーン
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グレー
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ブルーとなります。
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どの色も落ち着いた色目でウォルナット素材の家具との相性は抜群です。
脚の素材はアッシュ天然木でつや消しのウォルナットでステインされています。
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ヴァリエーションは、1,2,3シーターを各色でご用意させていただいておりますのでセットでのご購入も可能です。
更に、内容も充実しています。
シートにはポケットコイルを採用させていただいておりますので、快適な座り心地を得る事ができます。
又、布は脱着可能でドライクリーニングのみですが洗う事がでます。
さて価格ですが、これだけのディテイルとデザインで1シーターが32,800円、2シーターが44,800円、3シーターが49,800円とNOCEならではのお手頃価格になっています。
これだけのパフォーマンスから考えればかなりお買い得だと思います。

TD1914ソファ
1人掛け:¥32,800 幅81×奥行76×高さ80(42)cm
2人掛け:¥44,800 幅140×奥行76×高さ80(42)cm
3人掛け:¥49,800 幅160×奥行76×高さ80(42)cm
※部分組立

セットでのご購入時は、違う色で揃えてもお部屋がカフェっぽくなってお勧めです。
実際の質感や座り心地を文章や画像で表現する事には限界がございますので、是非NOCE各店で実物をお確かめいただければと思います。

今週の日曜日、下北沢ではハロウィンフェスティバルが行われるそうです。
ハロウィンと言うと「オレンジのカボチャを意地悪そうな顔にくり抜いてろうそくを灯す」事を連想しますが、そもそもハロウィンとはなんでしょうか。
ディズニーやアメリカで仮装した人達や子供達で盛り上がるのは有名ですが、日本ではそれほど盛り上がりません。
これは、宗教的慣習に起因するのかと思ったらそうでもないみたいです。
ケルトの慣習に起因しているのです。
紀元前1500年前の鉄器時代に馬車などの車輪付きの移動手段を持った中央アジアに居たケルト人(ローマ時代のガリア人)が分散し、紀元前400年前にはヨーロッパからロシア、イギリス全土にまで広く分布するようになりました。
ケルト人はその後、ゲルマン人の迫害を受け西のフランスやスペインに追いやられました。(後にフランス人になったと言われています。ガリアはフランス語でゴロワといいますが、ローマ時代は「フランスの」と言う意味でした。ゴロワーズというフレンチタバコやル・ゴロワというワインもここからです。)
一方、イギリスのケルト人は、ローマ支配後のアングロサクソン人に追われ初めから支配の及ばなかったウエールズ地方やスコットランドやアイルランドに定着しました。
(民族問題の原点ですが話しがずれるのでやめておきます)
日本でも昨今、アイリッシュパブやケルトミュージックを見かけるようになりましたが、ケルトとは正にこれです。
バイオリンとギターで奏でるサウンドは独特なものがありますが、どこかジプシーミュジックと共通する所があります。
それは、西に逃げたケルト人とイギリスに渡ったケルト人の文化によるものなのでしょうか。
定住したケルト人は長調で定住できずに彷徨ったケルト人が短調と言うと以前書いたマイナーとメジャーの話になりますが、無関係ではなさそうです。
ケルトミュージックと言えばエンヤを思い出しますが、僕の好きな「カリビアンブルー」も西に渡ったケルト人の悲哀を歌っているのでしょうか。
ケルトミュージックはビートルズにも影響を与えているとも言われ、現在のロックの原点はこのケルトミュージックのリズムと言う説もあります。
オルタナティブの代表でレディオヘッドやコールドプレイもよく聞いてみると関連がありそうです。
さて西に渡ったケルト人ですが、フランス、スペイン、イタリアなど現在も農業が盛んな事から農耕民族だったと言われています。
さてここでハロウィンになるわけです。
ハロウィンはケルト人の1年の終りが10月31日にあたり、この区切りに収穫に感謝する祭典として始まったのが起源だと言われています。
その後、ケルト人の宗教はアングロサクソン人の支配下でキリスト教に改宗されカトリックになりました。
カトリックでは11月1日が諸聖人の日(聖人や殉教者を称える日)という行事の1つでした。
その前の日の10月31日が前夜にあたり、聖人の日のAll HallowsとEveが合わさりHallowseveがHalloweentoなったとされています。
カトリックが宗教改革によりプロテスタントになった後、カトリックの聖人の日が薄れハロウィンだけが残ったとされています。
ハロウィンの夜は、精霊や死者の霊が降りてきて家族を尋ねたりすると言われ、これらから守るために、火を焚いて仮面をかぶり魔よけをしたと言われています。
ケルト人の収穫祭でも火を焚いて作物や動物を神に捧げたそうです。
この行事が31日の夜、カボチャを怖い顔にくり抜いてろうそくを灯しランタンを作り、子供たちがお化けの仮装をして霊を追い払うというものになったのです。
仮装した子供たちは「Trick Or Treat」(お菓子をくれないと、悪戯するぞ)と一軒一軒周りお菓子をもらうという行事になりました。
ハロウィンは、実はキリスト教とは関係ない行事なのです。
現実に、カトリックの強い国やプロテスタント諸国のカトリック内では、「カルト宗教の儀式」として禁じているところもあります。
ロシア、イタリアやスペインなどカトリックの強い地域では盛り上がらず、プロテスタント諸国で賑わっていますが近年商業色が濃くなりその意味は薄れてきています。
と、ここで終わるつもりでしたが、深い疑問に突き当たってしまいました。
ここからは、あくまでも僕の勝手な推論なのでご興味のある方は掘り下げていただければと思います。
まず、この行事何かに似てませんか?
毎年、日本で夏に行われる「お盆」です。
祖先の霊が地上に降り、各家に帰ってくるという行事です。
実はこれも仏教行事だけでは説明できないもので、起源も明らかになっていないのです。
迎え火に送り火、灯篭流し、霊のための乗り物であるキュウリやナスで作った馬や牛。
農耕民族である日本人が自然崇拝する神に感謝する収穫祭の名残とは考えられないでしょうか。
自然崇拝が基本なので神ではなく先祖や死者に感謝を捧げるわけです。
ケルト人も火を焚き動物を生贄として捧げたそうです。
日本では、北海道のアイヌのイヨマンテの祭りでクマやシマフクロウが捧げられます。
神の精霊を宿ったシマフクロウは神として祭りの間丁重に扱われ、最後に死を持って神に返すというのが定説だそうです。(知人から聞いた話)
ここに自然崇拝を基本とした農耕民族と絶対的な神を持つキリスト教との間に決定的な違いがあるのです。
死者が甦る事など在り得ません。
自然や先祖に感謝する事もないのです。
ハロウィンはイメージとして、「何か恐ろしい事が起こりそうな日」と言う感じがします。
アメリカでラジオしかなかった時代にオーソン・ウェルズのラジオドラマ「火星人襲来事件」と言うのが1938年のハロウィンの前日に起こりました。
火星人の来襲のドラマをニュースと勘違いしてパニックになってしまったのです。
先程のアイヌのお祭りですが、実際僕も「生贄」と聞いただけで「不気味」と思ってしまいました。
どうも、大勢(マジョリティ)と違う小数(マイノリティ)が違う事をすると排他的になってしまいます。
以前取り上げた「ひなまつり」はどうして悲しい音楽なのかと同じです。
ジプシーであるロマ族の基本的旋律は短調です。
少数民族(マイノリティ)であるジプシーが奏でる旋律はマイナーなのです。
ジプシーはもの悲しい。
「マイナーは悲しい」となるわけです。(過去のブログから)
さて、ケルト人はキリスト教になる前は自然崇拝だったと言われています。
ここで本論です。
ケルト人は農耕民族でした。
このケルトに似た言葉にCult(カルト)という言葉があります。
地下鉄内で劇物をバラ蒔いた宗教団体で一般的に知られるようになった英語の名詞です。
勿論、英語でもネガティブな名詞です。
英和辞典には「教祖に洗脳されてしばしば集団生活を営む反社会的な擬似宗教、狂信的集団」「礼賛、崇拝、熱中、流行」とあります。
カルトの語源はラテン語の「耕す」という意味です。
Cultivate(耕す)、Agriculture(農業)Culture(耕す、文化)はこのCultから派生しているのです。
と言うことはです。
ケルト人の語源は、「農耕する人」ではないのでしょうか。
ケルト人の自然崇拝的宗教、死者が甦ったり、火を焚いて祭ったりは、キリスト教思想に反するわけで、これでカルト(ケルト人の宗教、文化)という名詞になったとも考えられます。
さて、ケルト人ですが紀元前1500年に鉄の車輪の馬車に戦車のような物で攻撃したそうで、相当な高度な技術を持った彼らが何故、国家を形成できなかったのかが謎です。
西に追われたケルト人は、フランスやスペイン、イタリアとラテン系になりましたが、東方に攻めたケルト人はどうなったのでしょうか。
位置から考えると、人類史上世界制覇を成し遂げたチンギス・ハーンのモンゴル帝国に当たります。
勢力は、東ヨーロッパ、中国、アラブまで及びました。
日本はその時代は鎌倉幕府で「元寇」と言う形で攻められました。
戦場は九州北部でしたが、日本の勝利に終り、蒙古軍は国内に逃亡したと言われています。
ここにお盆とハロウィンの関係が存在したらと思うと壮大なロマンを感じてしまいます。
イギリスのロンドンの西に世界遺産である「ストーンヘンジ」という巨大な石でできた建造物があります。
これはケルト人による礼拝のための物と言う説が主流です。
ハロウィンの夜はケルトミュージックをアイリッシュパブで聞く事にしましょうか。
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  1. 2012/10/26(金) 15:53:09|
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2012年10月19日 IFFT (International Furniture Fair Tokyo)2012 東京国際家具見本市

今週は、秋めいた日が続きました。
台風一過の今日は素晴らしい秋の青い空に包まれています。
今週末のNOCEのある地域の気候ですが、札幌を除いて全地域で秋の好天に恵まれそうです。
絶好のお出かけ日和で、風に吹かれながの街散歩は如何でしょうか。
その際には、是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同お客様の御来店をお待ち申し上げております。

今週の新商品の御紹介は「かわいさ」にビターなエッセンスを加えたチェアです。
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このチェアも先週と同じメーカーのものでユーロデザインの香りが漂っています。
多分、同じデザイナーによる物だと思います。
丸みを強調したシートと背もたれが全体のデザインの特徴になっています。
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特にシェル状の上部を円錐形にカットしたデザインはその形状だけではなく座りやすさにも寄与しています。
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次にこのチェアにビターなテイストを与えているのがなんと言ってもこの脚でしょう。
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ハの字に外に向かう脚は、北欧やミッドセンチュリーの特徴ですが、このチェアの形状は北欧やミッドセンチュリー定番の丸脚テーパードではなく角を採用しています。
そして形状をよく見るとなんと3角形なのです。
丸脚テーパードだとスゥイート過ぎてやや重い感じになり、また四角形にすると堅くて「野暮ったい」雰囲気になってしまいます。
3角形はこの両者の長所を活かしまさにビターな味わいになっているのです。
もっとも3角形の脚は、背もたれのカットしてあるデザインと連動なので理屈から考えれば必然とも言えます。
インテリアの観点では、カフェ、北欧、シンプル、ナチュラル、リゾートと優しく締まったデザインなので、どんなシーンでも対応出来そうです。
脚の色はウォルナットで、ファブリックはブラウンの他に
グリーンもあり、どちらの色もこのデザインによくマッチしています。
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さて価格ですが、15,800円(税込み)と少し高く感じられるかとも思いますが、このデザインと座り心地を考えればコストパフォーマンスは充分あると思います。
その座り心地ですが、このシートと背もたれの結合部分のアールにより腰をしっかりと又優しく受け止める事が出来るのです。
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是非NOCE各店でお確かめいただければと思います。

8813チェア ブラウン、グリーン
¥15,800
幅49×奥行56×高さ81(46)cm

このチェアのあるダイニングで食事を終えた後、ペール・エールの缶を開け、読みかけの本のページを捲ると、ホップのビターな香りが長くなりかけた夜の時間を少しだけ短くしていきました。

IFFTと聞いて東京家具国際見本市とすぐに答えられる人は、家具業界でも少なく、普通は「そんなのあったの?」と言う感じです。
昔、ある大手の家具メーカーが主催していた頃、隆盛を極め、会場を晴海から今のビックサイトに移し東館全部と西館まで使っていました。
それから、規模が段々と小さくなっていきましたが、10年位前でも東館6ホール全てを使っていたような気がします。
当時は、海外からの出展も多く実際、僕も商談をよくしていました。
日本のメーカーも出展意欲旺盛でIFFTに出展することが、ひとつのステータスでもありました。
会期中は混んでいて、全国の家具店、ホームセンター、インテリアショップ、雑貨店などのバイヤーからインテリアを勉強している学生、インテリアデザイナー、コーディネーター、個人客に至るまで各ブースで商談をしていて通路は歩けないほどでした。
その後、徐々に来場者が減り始め(たように見えた。主催者発表はいつも前年を上回っていた。)とどめは、主催者である日本を代表する大手家具メーカーが2008年に残念な事になり主催者が変わった頃から更に縮小が加速されました。
去年のIFFTも今年僕が行った「イギリスのバーミンガムで行われた小さいと感じた見本市」の6分の1程度でした。
ヨーロッパのインテリアに対する感覚の違いなのかも知れませんが、寂しい限りです。
そう言えば、本屋さんの棚からも通販以外のインテリア専門誌が消えそうです。
最も、本屋さん自体も街から消えています。

別にIFFTの出席簿に「欠席」としたくないからでも、トレンドの調査や商談をする目的でもないのに、やはり今年も行く事にして、下北沢で井の頭線に飛び乗りました。
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終点渋谷で降りると
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曇ったスクランブル交差点を見下ろす
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コリドーには岡本太郎の「明日の神話」がありました。
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ベーカーリーカフェでピザとクロワッサンでエクスプレスランチを済ませ
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改札を通り
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埼京線の渋谷駅ホームまで歩き
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湘南新宿ラインに
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乗りました。
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向かい合わせの席が空いていたので滅多に座らないのですがついめずらしくて座ってしまいました。
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外の車窓も少し違って見えて不思議でした。

大崎で
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臨海線の新木場行きに乗り換え
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国際展示場駅で
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降り
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改札を出ると
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小雨混じりの向こうにビックサイトの会議塔が見えました。
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少し濡れながら
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階段を登り
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会議塔の前を横切り
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東京ビッグサイトの
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エントランスホールから入ります。
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IFFTは、東館の5、6の2ホールだけで行われていました。
インテリアライフスタイル、リビング展との共同開催でIFFT単独開催はもうないのでしょうか。
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5、6ホールは1番奥でした。
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この時、1.2.3.4ホールでは別ジャンルの展示会が行われていて、「IFFT今年は盛況か!」と思っていたら各ホールを通過する度に人が少なくなって行きました。

案内板に従って東5ホールに降り
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その前にあるレセプションで登録を済ませ
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入場しました。
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会場内は人もまばらでした。
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実際IFFTと言われる家具の展示スペースは全体の3分の1くらいでしょうか。
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後は、雑貨とテキスタイル、カフェと催事のスペースでした。

ひととおり見終わって
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会場を出ました。
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家具の展示は有名なメーカーも出ていましたが、辛口に言わせていただくと去年目新しかった商品がどこのブースにも並んでしまっていて、みんな同じように見えてしまいました。
しかも、1本から注文生産できるメーカーが多いようです。
小売店のあり方が問われているような気がしました。
なぜならば、「1本から」が可能であればネットでも充分対応できてしまうからです。
これは、小売店に対するフィーも発生せず、顧客には安価で販売出来ます。
ただこれを実行すると既存の販売店から「掟破りだ」とクレームが来て取引中止になってしまうのです。
しかし、販売低迷が続けばメーカーがオンラインショップに移行していくことは必然なのかもしれませんが、少量生産なので劇的に価格は下がらないと思います。
ここでNOCEの宣伝をさせていただきますが、NOCEは常にロットによる大量発注で価格
を下げる努力をさせていただいております。
言い換えれば、売れ残りのリスクをオンする事により販売価格を下げているのです。
その代わり、カラーバリエーションやサイズの選択の幅が狭くなるというデメリットも発生するのです。
8万円のテーブルもロット100で発注していますが、売れなければ全てロスです。
このリスクテイクが価格に反映されているのです。
以上、CM終了。

出口に
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向かって歩きました。
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少し昔の賑わいが胸に染みてきてしまいました。
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バイヤーたちが「あれはよかった」とか「ここがダメなんだよ」とか真剣にそこらじゅうで大きな声で話していた頃、
出口を抜けると
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よどんだ空は気持ちを少し曇らせ、切れ目からこぼれた雨粒が肩を濡らしていきました。
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雨の国際展示場駅は、あの頃と変わりませんでした。
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  1. 2012/10/19(金) 17:34:38|
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2012年10月12日 パンケーキ

今週は、秋らしく気持ちのいい日が続きました。
それでも日中は、まだ少し暑く半袖でO.Kです。
今週末、NOCEのある地域のお天気ですが、土日の札幌と土曜日の仙台を除いて晴れるそうです。
この季節、外で風に吹かれているだけでも心地よく感じられます。
今週末は、絶好のお出かけ日和になりそうなので街歩きに出てみてはいかがでしょうか。
そしてその際には是非NOCEにお立ち寄りいただければとお客様のご来店を全国スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

今週の新商品の御紹介は、エレガントな北欧シンプルデザインに少しミッドセンチュリーのエッセンスを加えたチェアです。
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このチェアのデザインの特徴は座面に対して垂直に上がったアームの形状です。
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この手法は、70年代後半から北欧チェアメーカーを中心に用いられ、80,90年代のイタリア家具黄金時代に多く見かけられました。
今回のこのチェアですがデザインはイギリス人によるもので
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背もたれとシートの付け根部分とアームとシートの付け根部分にそれぞれ切り込みを入れ
デルタ型のスペースを形成しています。
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またアームの薄さと背もたれ薄さのバランスの良さが
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イメージを軽くし、全体のデザインをよりエレガントにしているのです。
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一方、イメージを和らげているのは、ウォルナットでステインされたテーパードレッグです。
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少しレトロ感のあるミッドセンチュリーの雰囲気のある脚とシンプルでも少し個性的なアームや大きめの背もたれが融合しバランスのとれたチェアのデザインを作り出しています。
インテリアは、シンプル、カフェ、ナチュラルと割とどんなお部屋にも対応してくれそうです。
ファブリックのカラーはグレーとライトグリーンの2色でどちらもエレガントで優しくどんなインテリアにも溶け込みそうです。
さて価格ですが16,800円とパフォーマンスから考えれば決して高くありません。
アームチェアなので若干大ぶりですが、薄い背もたれとアームのデザインにより、繊細さが強調され圧迫感がありません。
また、座面や背もたれが大きく作ってありますので、体全体を包み込むように支えてくれます。
是非、その質感をNOCE各店でお確かめいただければと思います。

8801アームチェア 
¥16,800
幅54×奥行53×高さ83(47)cm

「TEA」と名付けられたこのチェアに腰をおろすと、窓からは差し込む10月の午後の日が、ダイニングテーブルの上のパンケーキとミルクティに優しくそそぎ、風がカーテンを揺らしながらメープルシロップの甘い香りを溶かしていきました。


先日、行きつけだったイタリアンワインバールが突然閉店となってしまい、次にどんな店が入るのかと思っていたら、なんとバールや立飲み、ピッツェリアでもない「パンケーキ専門店」でした。
最近のシドニー発、七里ヶ浜経由、表参道着の「最高の朝食」で有名なパンケーキの影響でしょうか。
半年前に下北沢でもデリカの店がパンケーキカフェに変わっていて、ランチのパンケーキセット980円とやや高めですが、結構賑わっています。
パンケーキと言うと何か「流行」を感じますが、所謂ホットケーキやクレープ、ガレットのカテゴリーに分類されます。(お好み焼き、チヂミなど似た物は世界中にありますが話がずれてしまうので今度にします。)
クレープは、「もともとのフランスのもの」とは違い、薄く作ることにより原宿経由で今や日本版フランス型パンケーキの派生型とも言えるほど日本ではポピュラーな存在になっています。
ガレットは、そば粉を使うので他のものより食事の要素が強く、渋谷や表参道のガレット専門店ではディナーがメインでワインもサービスしています。
さて、いま流行のパンケーキはやはりクレープよりホットケーキに似ています。
ホットケーキというと子供のころ「ホットケーキミックス」を溶いて「母親が焼く」おやつとして食べるものを想像してしまいますが、外国では朝食や昼食の時にパンやシリアルと同等の副食として考えられています。
海外のホテルの朝食では、パンケーキ専用のホットプレートや専門の「焼き人を置いている」ところがあるほど普通です。
そこでは皆さん、焼きたてパンケーキにジャムを塗ったり、メープルシロップかけたりしながら目玉焼きやソーセージと一緒に食べています。
以前は、「ホットケーキがおやつ」の僕には理解できませんでした。
今でも、パンケーキプレートをオーダーして同じ皿にのったサラダのドレッシングがパンケーキに流れて染みてしまうと悲しくなってしまいます。
「目玉焼き崩してパンケーキと・・・・・」など絶対ありえません。
そう言えば、パンケーキがこんなに流行る前から「昔の思い出」で時々むしょうに食べたくなる時がありました。
オレンジのファミレスかイエローのファミレスで「シーザーサラダ」と一緒にオーダーしてランチする事がありますが、6枚オーダーして4枚はバターで後はメープルシロップでデザート代わりにしていました。
どちらのパンケーキも薄く懐かしいホットケーキとは違います。
そもそも、ホットケーキとパンケーキの違いって何でしょうか?
パンケーキはフライパンで薄く焼く事から名付けられました。
ところでパンケーキは朝食時のパンの代わりで「パン」ではありません。
食パンのパンはポルトガル語で、ケーキは英語なのでパン・ケーキにはなりません。
それでは、ホットケーキとは市販されている粉から焼いて「焼きたてを熱いまま食べる」からホットなのでしょうか。
これには色々説があるそうですが、パンケーキのアメリカでの呼称で明確な定義はなさそうです。(アメリカでも両方使う)
ホットプレートで焼くからとか、飛ぶように売れるケーキ(Hot-Selling Cake)とか色々ありますが、共通項はパンケーキより若干厚めと言うことらしいです。
僕にとってのホットケーキも昔の分厚くて大き目のものです。
流行のしっとりしたリコッタチーズの入いったパンケーキでありません。
でもこれは、日本のスパゲティナポリタンをナポリでトマトソースのパスタを食べて「これ本物のナポリタンじゃない!」と叫ぶのと同じです。
それでは、ナポリタンは否定されてしまうのでしょうか?
これは、カレーライスと同じ日本の伝統食です。
パスタをソースに絡めるのではなく、ラードやバターでケチャップを少し焦がしながらパスタを焼かなければなりません。
決してフライパンの火を止めてソースを絡めてはだめで、はねるのを覚悟でやや強火でフライパンを振りながら焼き続けなければいけないのです。
そしてパスタはバリラやドゥチェコではだめです。
オーマイか昭和のスパゲッティに限ります。
ナポリには絶対存在しない伝統の味、それがナポリタン、ここにあります。
熱くなりそうなので話もどします。
ホットケーキも同じ伝統食の部類のような気がします。
最近のパンケーキやファミレスのものとも違います。
近頃僕は、食べたくなると自分で「ホットケーキミックス」買ってきて焼いています。
結構コツが要りますが何度も焼くうちに「これだ!」に当たりますので2,3回で諦めてはダメです。
フライパンで分厚く焼いて、ナイフで切り込みを入れて、タップリのバターかマーガリンをのせて、それがジュワーっとケーキに染み込んで、ナイフで切ると湯気とバターの香りがホワーっとです。
週末、焼く事に決定しました。
  1. 2012/10/12(金) 14:44:50|
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2012年10月5日 静かな接待

 先週の日曜日の夜は、大きな台風が関東を通過していきました。
今週ももう1つの台風が直撃かと思いましたが、これが日本列島から逸れて北海道沖で異常に育っています。
朝晩は少し涼しくなりましたが、日中はこの時期とは思えないほどの暑さが残っています。
そして今週末は、3連休です。
NOCEのある地域のお天気ですが、札幌の土曜日と新潟の日曜日を除いて全地域で恵まれるそうです。
久々の好天で気候も良さそうなのでお出掛けには最高です。
その際には、是非NOCEにお立ち寄りいただければとお客様の御来店を全国スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

今週の新商品の御紹介は、1951年にオーストラリアのデザイナーによってデザインされたジェネリック商品です。
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薬品などでよく聞くジェネリックとは、特許権の切れた薬品を他の製薬会社が同じ成分や製造方法などで製薬する場合です。
薬の開発には莫大なコストがかかるため、ある年月までは特許権により保護されていますがその分薬剤の価格が高くなってしまうのです。
そこで特許権の切れた薬剤は、開発コストが無いため安価で提供できるわけです。
家具のジェネリックも同じ考え方で、経年により意匠権が消滅した商品をそのまま再現させるものです。
さて今回御紹介させていただくアームチェアとオットマンのセットはオーストラリアのグラント・フェザーストーン(1922-1995)によるものです。
グラントは、オーストラリアのジーロング生まれで、独学でデザインを学んだ後に家具だけではなく様々なデザインを手がけました。
後に、イギリス出身のメアリーと結婚し共同でデザイン活動を続けました。
このチェアもグラント&メアリー・フェザーストーン作とも呼ばれています。
さて、恥ずかしながら実はこのチェアのセットが作家物ジェネリックとは知らずに、どこかの欧米インテリアショップの「オリジナル流れ」だと思って買い付けてしまいました。
考えてみれば当たり前の話ですが、こんな「いいデザインチェア」が普通に存在しているわけありません。
アームと背もたれを結び背もたれの形状を作りだす曲線は美しく、フィンランドの巨匠デザイナーにインスパイアーされた感じです。
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又、ミッドセンチュリーの特徴でもあるハの字に開く脚はデンマークの巨匠に影響を受けていそうです。
脚の素材は、アッシュの無垢材を使用しています。
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ファブリックの色はグリーンのみでボタンの色はオレンジを使いました。
さて価格ですが、デザイナー物として意識せずにいつもと同じような値付けをして、セットで59,800円となりました。
個人的見解からすれば、ジェネリックならではの格安価格と言えます。
ハイバックにオットマンと座り心地とリラックス感も抜群なので是非NOCE各店でお試しいただければと思います。

F155-1チェア+フットスツール
¥59,800
チェア:幅69×奥行76×高さ94(38)cm
スツール:幅51×奥行37×高さ38㎝
※部分組立

今週、チェコのTON社の人が来日してきました。
彼とはもう10年以上の付き合いです。
ちょうど去年の5月に来日予定でしたが、当時は地震直後、放射能問題や余震の危険性もあり見合わせていました。
今回、NOCEの店舗が見たいと言うことで浅草蔵前店を見せる事にしました。
一通り見せた後、「東京観光はした事がない」と言うので「それならやっぱり浅草寺」とタクシーに乗り(ワンメーター)雷門に着き、仲見世を浅草寺に向かって歩きます。
この時期本来、中国の国慶節にあたり、長い休みを利用して「多数の中国人観光客がいるはず」ですが、殆ど皆無でした。
こんな空いている仲見世、近年見たことがありません。
彼は、ソウルから東京に来たのでその活気のギャップに驚いている様子でした。
聞くと、ソウルは日本旅行を中止して韓国旅行に変更した中国観光客で予想以上の人出だったそうです。
しかも、彼が接待を受けた高級韓国料理店は「日本人でいっぱい」だったそうです。
日本人観光客数は減らず、中国観光客数が上昇すれば「すごい事になる」のは当たり前でさぞ活気に満ち溢れていた事かと思いました。
それからのディナーですが、彼のリクエストで「ユーロピアンかチャイナ」という事で僕の行きたかった「ワインとモダンチャイナ」のレストランに行きました。
ヨーロッパの人たちは、イタリア人を除いて基本的に日本料理はNGです。
すき焼きはあの醤油のにおいが「ダメ」みたいで、街にそば屋の醤油やおでんの匂いがするだけで気分が悪くなる人もいました。
僕が、タイに行った時ナンプラーでアウトになってホテルから出られなくなってしまったのと同じです。
すしも違います。
江戸前にぎりは、「本当のすしじゃない」と思っていると思います。
まだ日本食が浸透しかけた10年前は少し近かったように感じましたが(もちろん江戸前とは程遠い)今では、酢豚の付け合せに出ることもあります。
中国料理店はヨーロッパの小さな村にもあるほどアジアンフーズとしては最もポピュラーです。
ということで結局チャイナになりました。
ところが、ワインの味も料理の味もとてもおいしかったのですが彼と入ったチャイナはノーゲスで、
少し高級と言うこともあったかも知れませんが、生のピアノ演奏が少し寂しげでした。
ワインも空き、「これも(日中の)影響か?」と聞かれ「多分そうだ」と答えました。
彼は営業の立場でしかも韓国帰りなので詳しく触れません。
ヨーロッパの人なので理解する事は難しいとおもいますが、GDP世界第2位の国と3位の国が争えば2国間だけではなく世界経済にも確実に影響する事を心配していました。
そしてお互いの貿易相手国としては1位同士(中国にとって日本への輸出は3位)が何故争うのかと首を傾げていました。
まだ10時だと言うのに静かな街を後にして彼をホテルに送った後、これだったらもっと賑やかな渋谷か下北沢の方が良かったと思いましたが、平日の渋谷も最近はそういえば静かだった事を思い出しました。
  1. 2012/10/05(金) 15:51:59|
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