NOCEの家具バイヤーズブログ 2013年10月

NOCEのバイヤーズブログ

2013年10月25日 正義の見方

先週、「季節外れの台風が去った」と思ったらなんと今週末も台風接近です。
しかも、変な台風です。
2つ並んで、まるでカーリングのストーンのようにお互いに押し合いながら接近しています。
日本に接近しそうな27号は、巨大台風28号に押されたのか少し小さくなっていますが、秋雨前線に吸収されそうなので雨には注意が必要です。
それにしても、10月で28号のような巨大台風は見たことがありません。
台風は、ひとつひとつがまるで個々の生き物のようでくっついて更に大きくなることはないそうです。
巨大台風28号が作用して27号を弱めたとしたら、確かに正義の味方28号なんでしょうが向きを変えて日本に向かったら大変なことになります。
アウトオブコントロールの28号なんか見たくありません。
28号は常に正義の味方でなければならないからです。

今週末、NOCEのある地域の天候ですが、札幌、新潟は土日とも雨やくもり、他の地域は早ければ土曜、そして日曜日には晴れるそうです。
台風一過のさわやかな青空が広がると最高です。
お出掛けの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

今週の新商品の御紹介は、デンマークの巨匠が1945年にデザインしたソファのレプリカです。
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1人掛けの「イージーチェア」はジェネリックやヴィンテージでよく見かけますが2人掛けソファは珍しいかと思います。
デザインに関しては、いくら巨匠がデザインしたからといって個人の好みによるもので「良し悪し」を一言で語る事はできません。
いくら「これはいい曲だ」と聞かされても「は?」と同じです。
と、言い訳をしておいて話を進めます。

まず始めにデザインの特徴を言えばこのアームの曲線に尽きます。
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「世界一美しいアームの曲線」と言われるこのデザインはこのデザイナーを一躍世界の表舞台に導いたものです。
特にこの角度
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こちらは反対側ですが家具好きにはたまらないフォルムです。
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個人的な好みで言えばアームの先端が高くなっている点で、自分でオリジナルソファのラフを書く時もアームが自然に上がってしまいます。
そしての背もたれ部のアームのラインですが、他のレプリカ素材よりオリジナルに近く、全体の印象も柔らかいものとなっています。
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次の特徴は、バックビューです。
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背もたれの高さと曲線そしてアームのバランスが見事に調和し、「後ろから見た姿が美しい」と言われる所以です。
ただ真実を伝えなければなりません。
オリジナルのデザインは、シート部分がアームに固定され「シートが浮いたような」デザインになっていますが、フレーム後部の下部分と
正面シートの下部分にヌキが入っているのです。
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これは、フレームの強度を増加させるためのものです。
この辺の見解は分かれるところですが、全体の雰囲気から大きく逸脱していません。
僕も、数多くのレプリカを見ましたがムリにシートを独立させることにより全体のデザインが硬くなってしまう物もありました。
今回ご紹介させていただくソファは全体のバランスが優れていてソファのデザインとしてはポテンシャルが非常に高いと思います。
インテリアの観点からは、カフェ系、ナチュラル系、デザインに強烈なインパクトがあるのでモダン系でも馴染みそうです。
フレームの素材はアッシュ天然木無垢で、
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特にアーム部分の広くなった箇所に見える木目はアッシュならではの美しさがあります。(天然木なので木目は個体により全て違います)
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ファブリックのカラーはグリーンと
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ブルーの2色になります。
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シートに付いているクッションは価格に含まれています。
硬めのソファというよりチェアに近いのでゆったり浅く腰かける時にかなり重宝します。
さて、価格ですがなんと88,000円です。
このデザインと素材また、職人の手間を考えれば有り得ない安さです。
勿論、これは機械生産ではありません、というか不可能です。
ウッドフレームの曲線美を是非NOCEでお確かめいただければと思います。
(展示店舗が限定されているためお手数ですが御来店前にご確認をお願いできればと思います)

RY928Aソファ
¥88,000
幅122×奥行76×高さ84(43)cm


ところで冒頭で言った「正義のために戦う28号」って操縦する人が誤ってミスしてビル破壊したら罪に問われるのでしょうか。
まず、器物損壊ですがこれは未必の故意には該当しないと思います。
なぜならば大きなロボットを操縦する過程で生じたもので充分予見できるものだからです。
それでも業務上過失として28号と少年に賠償請求は社会通念として難しそうです。
正義のために戦う過程で生じたため「悪者ロボット」に損害賠償請求をするのはどうでしょうか。
大体請求相手である「悪者ロボット」は破壊されます。
この場合請求相手がいなくなるのでムリです。
「悪者ロボット」の背後にある巨大組織を相手取って損害賠償請求すれば、原告であるビルのオーナーが「いやがらせや復讐」のリスクもあるので泣き寝入りしかありません。
それでは、操縦ミスではなく設計や製造上に欠陥があったとしてPL法(製造物責任法)で博士に損害賠償請求してみてはどうでしょうか。
これは、操縦していた正太郎に「ミスではない」という立証責任があります。
おそらく、フライトレコーダーもヴォイスレコーダーもなさそうなので難しそうなうえ、正太郎は恩のある博士を裏切れないので「僕のミス」と言うはずです。

こんなくだらない散文途中で止めなかった数人のために正解を言います。

それは、「正太郎が小学生なので責任を問う事ができませーーーーーーん!」でした。
むしろ、あんな大きなロボットを操縦させている親の管理責任が問われます。
まぁ天才少年に「悪者ロボット」を退治してもらうので仕方ありません。
ただ物語の設定上、あのコントローラー悪者に盗まれたら正太郎にも攻撃してくるそうです。
ロボットに感情がないからですが、この人間の感情の儚さを正太郎とロボットの関係で描く場面もあるそうです。
でも正太郎も成長するわけで、もしその過程で正太郎が暴走して「全部破壊してやる」とぐれたら28号が暴れ出し正太郎にも28号も誰も手を付けられなくなります。
正太郎が放課後のドッジボールでライン超えてボールをぶつけても反則しても誰も何も言えません。
正太郎にボール当てるのは危険なので誰も当てません。
あとで何されるかわからないからです。
球技大会では、正太郎のチームが必ず勝ちます。
正太郎に文句を言うと28号を使って復讐されます。
こうなったら、もう完全アウトオブコントロールです。
「28号がいるから正太郎は強気でいられる」のでコントローラー奪うの悪者に協力を要請するのはどうでしょう。
正義のない悪者ロボットと28号の戦い。
どれだけ破壊されても誰も損害賠償請求はできません。
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  1. 2013/10/25(金) 15:17:04|
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2013年10月18日 2013年 下北沢カレーフェスティバル

今週は、季節はずれな大きな台風が関東地方沿岸を通過しました。
下北沢でも激しい雨と風が一晩中吹き荒れました。
翌朝、地下に移った小田急線下北沢駅に雨水が浸透し、冠水により電車が全線ストップしてしまいました。
朝、下北沢駅周辺に報道の人たちが沢山いたので「何が起こったのか?」と思っていたら、このニュース全国区らしく「大丈夫?」というメールや電話をもらいました。
問題は下北沢の小田急線のホームだけで街は全く問題ありません。
ただ、この台風は東京都の大島に甚大な被害を与えました。
又、次の台風27号も発生しているため進路が心配です。
週末、NOCEのある地域の天候ですが札幌と仙台の土曜日を除いて全地域でくもりや雨とスッキリしない天候になるそうです。
スッキリしない天候とはいえ荒れることは無さそうなので少しひんやりとした雨の街はいかがでしょうか。
その際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

先週まで「上海出張ブログ」が続いたため、4週間ぶりの新商品の御紹介です。
今回の商品は、左右に交換可能なシステムソファの御紹介です。
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デザインはシンプルが基本になっていますが、アーム上部に斜線を施す事によって柔らかな印象になりました。
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これによってシステムソファの「硬さ」が無くなりインテリアの幅が広がりました。
システムソファは、足を投げ出して座るカウチと一体化するためにどうしても直線が基本になってしまいます。
もっともこのシステムソファ自体が直線を強調するイタリアモダン全盛期に流行したという背景もあります。
現在流通しているシステムソファのほとんどが「そのイタリアモダンに影響を受けている」と言っても過言ではありません。
又、背もたれ中央部を横に切り込んだデザインも柔らかくするエッセンスにもなっています。
それでも一番の特徴はファブリックにあります。
チェック柄の座面と背もたれにフレームを対応するカラーで包んだ点です。
かなり大胆な選択ですが、これもシステムソファの硬さを和らげる効果に繋がっているのです。
チェック柄のソファと言えば、ブリティッシュカントリーやアメリカンカントリーを連想しますが、ソファの形状がシンプルなのでその雰囲気はあまりありません。
インテリアの観点からは、カフェ系、ナチュラル系が主体ですがシンプルでも充分いけそうです。
木製系家具との相性もよくコーディネートの仕方によってはお部屋の雰囲気がガラリと変わってしまいそうです。
ファブリックのカラーは茶系のチェックとダークブラウン
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グレー系のチェックとライトグレーのコンビネーションの2タイプになります。
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ファンクションとしてのシステムソファですがスツールを動かすことにより
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右にも
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左にも動かす事ができるのでお部屋の事情を選びません。
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クッション2つは
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価格に含まれています。
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ソファのシート部分とスツールのシート部分にはポケットコイルを使用しているので座り心地も抜群です。
さて、価格ですが43,800円(税込)とNOCEならではの抜群のコストパフォーマンスです。
横幅170cmというスペックを見ると大きく感じてしまいますが、実際はそのスペックより小ぶりでコンパクトに見えます。
そのためお部屋に設置した時の圧迫感がありません。
チェック柄の雰囲気やポケットコイルの座り心地など、実物をNOCEでお確かめいただければと思います。

ギンガムチェックのソファに委ねるとアコギとヴォーカルのナチュラルヴォイスが聞こえそうです。
早めに暮れていく空に冷たくなった風が窓から忍び込むと、昨晩仕込んでおいたフレンチトーストを焦がす香りが部屋の温度を少し温めてくれました。

HY5616ソファ
¥43,800
ソファ:幅170×奥行75×高さ72(40)㎝、オットマン:幅53×奥行53×高さ40㎝
※部分組立


先週、下北沢カレーフェスティバルについて触れましたが、この週末で終わりです。
カフェノルマーレも、オリジナルのカレーで作る「カレーパニーニ」をご用意させていただき参加しています。
おかげさまで好評につきフェスティバル終了以降、グランメニューに残すかどうか検討中です。
カレーについてですが、基本は牛ひき肉100%(オージービーフのみ使用)に淡路島の玉ねぎをアメ色になるまで炒め、スパイスを利かせたルー(極秘)と赤ワイン(シラーとカベルネソービニヨン)で煮詰めてあります。
こうすると本格的なキーマカレーになってしまい、パニーニのパンやグリルした時のオリーブオイルを焦がしたパンの香ばしさとぶつかってしまいます。
ここで試行錯誤を繰り返し、アップルジャムを少々混ぜることによりマイルドなパニーニに合うカレーが完成したのです。
この先、課題はチーズを加えたり、タルタルエッグを加えたりと結構ありますがプレーンをこの機会に是非ご賞味いただければと思います。
それでは、下北沢の駅から「カフェノルマーレ」までご案内させていただきます。

下北沢北口を降り
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右方向に進みそのままコーナーを道なりに左に進みます。
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今は無くなってしまったガランとした下北沢地上駅跡を右に
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その壁に貼ってある昔の下北沢を見て「へー、前ってこうなってたんだ」とつぶやきながら
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商店街を直進します。
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右手にここだけになってしまった「下北沢駅前食品市場」に昭和を感じながら
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更に
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直進します。
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お店の階段を上がろうとしている女子に「こないだの台風どうでした?」と聞くと
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もう一人の女子に「別に・・・・・」と言われ
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階段を駆け上がっていく・・・・。
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そう言えばこの間、すごい風の日二人が路上に倒れていたのを知っています。
路上に横たわる二人の女子。
風になびく二人の服。
脱げかけた帽子。
あまりにもシュール過ぎでした。
僕はこの衝撃にあまりにも無力で助ける事も出来ませんでした。
今度、二人に「ここって昔NOCE ROSSOっていう店だったの知ってる?」と聞いてみようと思いますが、きっとまた「別に・・・」と言われると思います。
無力だからです。

直進し突き当たると
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右に曲がりそのまま進むと
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左手にスレートブルーの格子の
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カフェノルマーレがあります。
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店のサインボードには
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目当てのカレーパニーニの表示があります。
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カレーフェスティバル参加店のアイコンです。
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席に着くと
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なにか
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どこか
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遠い所に
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置いてきてしまった物が
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ただの時の経過だけではなかったことを
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思いだしました。
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さてオーダーは「パニーニ2種セット」(1000円。ミニサラダ、ミニデザート、コーヒー。コーヒーは平日のみフリードリンク制)勿論、カレーパニーニです。
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もうひとつは、悩んだ結果カレーなので「アップルジャム」のパニーニにしました。

しばらくすると
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パニーニがきました。
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これがカレーパニーニです。
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店内で作ったパンにカレーを挟んでグリラーでプレスします。
まわりがサクサクで香ばしく、中はもっちり。
香ばしいサクサクの中にカレーがはさまり、何とも言えない食感です。
揚げたカレーパンとナンカレーの「いいとこどり」でしかもパンにはオリーブオイルしか使用していないのでヘルシーです。
中身は、こんな感じです。
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もうひとつの「アップルジャム」パニーニはジャムパンを焼いた感じでカレーとの相性は抜群ですが、ひとつが結構大きいので「ひとりで2つ」は少しきついかも。
二人で1種セットと2種セットをたのんでシェアするのがおすすめです。

是非、下北沢にお越しの際にはノルマーレにお立ち寄りいただければとスタッフ一同お客様の御来店をお待ち申し上げております。
  1. 2013/10/18(金) 16:16:24|
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2013年10月11日 2013年 上海出張 最終回

今週は、今まで見たことのないような対馬海峡を渡って日本海を北上する台風があり、影響で夏を思わせるような暑い日が続きました。
3連休が絡む週末ですが、下北沢では今日10月11日から20日の日曜日まで「カレーフェスティバル」が開催されます。
参加店舗は70店舗以上になります。
カフェノルマーレも初参加です。
僕が考案した秘伝のカレーをパニーニにしたものです。
パンのカリっとした香ばしさとカレーの相性が抜群で「いままで経験したことがない」カレーパニーニが出来ました。
揚げカレーパンと焼きカレーパンの「いいとこ取り」で、勿論店内でこねあげたパンに挟んでグリラーで焼き「あつあつ」でご提供させていただきます。
是非、お試しいただければと思います。
3連休、NOCEのある地域の天気ですが土曜日の新潟と日曜日の札幌を除いて全地域でまずまずとなるそうです。
お出かけの際には是非、NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。


先週の続き。
昨晩、早く寝てしまったのか、1時間の時差のためかわかりませんが5時にはすっかり目覚めてしまい、窓のカーテンを開けると夜の灯りは朝焼けに変わっていました。
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いつものように1時間ストレッチをして
朝食ビュッフェのレストランに行きます。
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毎度の事ですが、ホテルの朝食ビュッフェはオープンとほぼ同時が正解です。
大型ホテルの場合、勿論宿泊客数がテーブル席数を上回っているのでピーク時には席が混雑するのと同時に食事も取りにくく、朝の貴重な清々しい気分が台無しになってしまうからです。
窓際のテーブルをリクエストして
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おいしそうなパンを取って
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トースターでトーストして、サラダ、スクランブルエッグ、ソーセージ、ボイルドエッグ、ベーコン、ブロッコリー、ハム、小龍包、やきそば、チャーハン他を並べてオレンジジュースとヨーグルトで1クール。
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2クール目は、ロールパンにハムとエメンタールチーズ、フライドエッグにマッシュポテト更にトースト2枚と今日もランチの分をまとめて食べました。
〆はやはりコーヒーと焼き立てクロワッサンです。
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新聞を読み終えてテラスに出ると
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雑踏の中、上海の朝が始まろうとしていました。
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チェックアウトを済ませ
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外に出ると
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小雨混じりの通りは朝の通勤時間を迎えていました。
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上海の街に別れを告げ(と言っても今回一度もホテルから出ませんでしたが)
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券売機で乗車カードを買い
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自動改札機の
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読み取り機にカードをタッチさせ
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地下鉄2号線の案内に従って
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ピークは過ぎたもののまだ混んでいるエスカレーターを降り
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ホームで
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地下鉄を待ちました。
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間もなく来た地下鉄に乗り
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会場の駅で降り
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改札を抜け
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外にある
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大きな通路を通り
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昨日迷ったバス停に、今度は迷わず向かいバスに乗り
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見本市会場に
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着きました。
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今日は、このまま14時15分発の飛行機で帰るのでだいたいお昼頃までに昨日見られなかった所を見て仕上げる予定です。
逆算すると空港に30分前に着いて(預ける荷物はないとは言え、イミグレや保安検査所の所要時間を考えれば本当はかなり甘い見積もりです。1時間以上は余裕を持って行った方が安全です。)
リニアが8分、待ち15分、会場からバスでリニアの駅まで「待ち込み」で20分、会場内移動、クロークに預けたキャリーバックの引き取り20分で合計63分です。
という事は、12時45分が自主的ラストコールです。
ただ大事を取って12時15分、いや「正午で行動を起こした方が無難」です。
時間は9時半、正午まで2時間半です。
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「昨日の感じなら2時間半もあれば余裕でしょう」と入場しました。
朝なのであまり人はいません。
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似たようなチェアが数多く並んでいます。
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これは、バーテーブルとカウンターチェア、オーク無垢材にオイルフィニッシュでテーブルが16,800円、チェアが12,800円(価格は全て予価。為替変動や状況で実売価格とは異なる場合がございます)ホワイトとのコンビネーションとオールオークの2タイプをご用意させていただく予定です。
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こちらは、ホワイトのMDF天板とオークオイルフィニシュドのオーバルテーブル。
140cmの長さで29,800円になりそうです。
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このスツールもオークオイルとMDFホワイトのハイブリッド。
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3,800円前後でしょうか。

このダイニングテーブルとチェアはオーク無垢材、オイルフィニッシュドでチェアが9,000円前後、ラウンドテーブル直径90cmで28,000円前後です。
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チェアは、ホワイトとのハイブリッドもご用意させていただく予定です。
おっと!これは見過ごせない。
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と、時計を見ると12時です。
警告ランプが点灯し始めました。
取りあえず警告ランプ無視です。
オークオイルとホワイトのハイブリッドですが、ホワイトがマット仕様(艶消し)になっています。
チェアが組み立て式で9,000円前後、テーブルは160cmが29,800円、120cmが22,000円、80cmのスクエアが15,800円を予定しています。

これで心残りなしですが、時計を見るとなんと12時45分を回っています。
警告ランプは黄色から赤に変わり、「ハリーアップ!」と警告音が鳴っています。
結局、「見本市会場」は全部見きれませんでした。
自分の歩く速度が遅くなってしまったのかわかりませんが、とりあえず通常の筋トレにスクワットの回数を増やしウォーキングを強化するのが良さそうです。
そういえば最近ウォーキングしていません。
水泳に凝ってしまったからでしょうか。
会場を走ります。
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足には自信あります。(50m7秒前半はもう無理でも後半が8フラット位はいけます)
クロークは会場の800m先にあるのでここはカートで移動し
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急いでキャリーバックを受け取り
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別のカート乗り場から
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昨日間違えてしまったシャトルバス乗り場に今度は間違えずに向かいます。
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出口に着きました。
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1時でした。
なんとかなりそうです。(実際、無茶です。空港でムダな時間を過ごすのがイヤなのでこんなタイトな事をしていますが、よい子は絶対真似しないでください。海外で飛行機乗り遅れるとかなり悲惨な事が待っています。)
余裕です。
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ニ胡と琵琶と琴の三重奏です。
ブログネタに「こんなバイイングでよかったのでしょうか。ニ胡の響きが心に浸みてきます」とか。
これから起こる事も知らずに。
昨日の地下鉄行きのシャトルバス乗り場にバスが待っていました。
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発車寸前、乗り遅れるわけに行きません。
ダッシュで乗って直ぐ降りられるように運転席の真後ろに座りました。
バスは動き始めます。
噴き出す汗を拭っているとなんと「地下鉄駅を通過」しているではありませんか!
「えーーーーーー。なんじゃこれ」です。
しかも高速道路を走り始めたのです。
このバスかなり離れた別の見本市会場に向かうバスなのです。
当然、見本市を正午前後に帰る人は少ないので地下鉄行きのバスは出ません。
バスは満席にならないと出発しないからです。
このバスに行き先表示はありました。
地下鉄行きのバス乗り場から出るバスが全部そのバスとは限らないのです。
常識は国によって違います。
ヨーロッパなどそれが普通で行き先を確認しない方が悪いのです。
勿論、僕の自己責任です。
「上海は慣れたもの」と油断していました。
運転手の後ろにいたので、肩を叩いて必死に「降ろしてくれ!」と言いましたが英語なので通じません。
しかも高速道路。
降ろせるわけありません。
あまりの必死さに乗客のひとりが「どこに行きたいんだ」と英語で話しかけてくれました。
「時間がない、空港に行かなければならなんいだ」と答えると「どこかでタクシーを拾うしかない」といわれましたが、高速道路疾走中どんどん空港が離れていきます。
乗客同士で何か話しています。
「どこに帰るんだ」と聞かれ「日本です」と答えるとみんな「それは大変だ」というモードになりました。
別の乗客が運転手に多分「高速をいったん降りて降ろしてあげてくれ」とでも言ったのでしょうか。
バスは高速を降りました。
するとまた違う乗客が「ここはダメだ。タクシーなんか走ってない」と別の場所を指示しています。
バスは、少し大きな一般のバス停に止まりドアを開けてくれました。
僕は、どうお礼を言ったらいいかわからずただ「Thank you very much !」を連呼してしまいました。
せめて、「シェー、シェー」くらい言えたらと後悔しています。
みなさんの「Good luck !」に見送られてバスを降りましたが、全く人の気配のない工業地帯でタクシーの気配さえありません。
当然、自分がどこにいるかもわかりません。
するとまるで映画のワンシーンのように空車のタクシーが来たのです。
手を挙げ必死に乗車しましたが当然「エアポート」が通じません。
これはいつかのように筆談でと慌ててノートに「空港」と書きましたが通じません。
中国で空港ってなんだっけと必死に思い出しましたが時間がただ過ぎていきます。
いやな空気が流れ始めました。
「降ろされるかも」です。
この時、空港を思い出し「機場」と書いて「プドン」と言い飛行機のジェスチャーをするとなんと通じたのです。
タクシーがメーターを倒し空港に向かって動き始めた瞬間でした。
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空港まで40km、時刻は1時半です。
もうパニックになっていて20分前なら間に合うと勘違いしていました。
人生2度目の乗り遅れです。
パリの時、タクシーが意地悪で急いでいる僕を見てわざとゆっくり鼻歌を歌いながら高速を走ったのを思い出しました。
勿論、その時は乗り遅れてしまい預けていた荷物の財布は当然現金だけ抜かれていました。
(乗り遅れると預けた荷物は集積場に集められます。カードを盗むと足がつくので現金だけを抜くわけです。財布をバックに入れた人の自己責任です。)
そんなこともあって「絶対、急いでいる素振りはみせないぞ」と誓っていましたが、この運転手、関係なくかなりとばしてくれました。
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まるで神様です。
この人は神様なので「御布施」としてチップをはずまなければバチが当たります。
空港が見えてきました。
上海空港はターミナル1と2に分かれていてそれぞれ離れています。
高速の案内板に「Terminal1,China Air Line」と表示があったのでドライバーに「1」と伝え出発ロビー前に車を止めチップをはずんで「シェー、シェー」とドアを閉めました。
全速力で「China Air Line」カウンターを目指しましたが、「行きの飛行機」とマークが違うのです。
「まずい!間違えた」China Air Lineは、台湾のキャリアで僕の飛行機はAir Chinaです。
ここで、グランドホステスのお姉さんに「Air Chinaはどこか」を聞こうとしても焦っていて名前が出てきません。
苦し紛れに「スターアライアンスはどこ?」と聞くと「それはターミナル2でここはスカイチーム」ですと。
「どうすれば行けますか?」と聞くと「目の前にあるシャトルバス乗り場からバスで」と言われ待つとなんとすぐにバスが来ました。
「どこまでラッキーなんだ」と笑ってしまいました。
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向こうに見えるのが「ターミナル2」です。
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結構離れています。
「急いでくれ」とバスに言ってもムリですが、突然バスが前をノロノロ走る車に捕まってしまいました。
しかも抜かしません。
もうこうなるとタダのギャグです。
これでラッキーも全部使い果たしてしまいました。
バスを間違えたシーンからここまでのストーリーがフラッシュバックのように頭の中を走ります。
飛行機出発5分前でした。
犯人はこいつでした。
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故障した車をレッカー移動中というわけです。
ターミナル2に着き、又全速力でカウンターに行きました。
「ダメもとでも悔いが残らなければいい」です。
握りしめ過ぎてクシャクシャになってしまった予約票を見せ、「まさかムリですよね」と言うと時計を見て「間に合うかも」です。
なんと飛行機が遅れていて間に合ったのです。
奇跡でした。
なんか人生のラッキー、ムダに使ってしまったような気がしてしまいました。
それでも反省です。
「緊張感無さすぎ」です。
「もっと必死に仕事にも生き方にも精進します」と誓いました。
イミグレを終え
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ゲートに向かい
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飛行機に乗りました。
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外を見ると自分が今ここに居られるだけで感謝です。
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飛行機はやがて滑走路を
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滑り出し
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上海を飛び立ちました。
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  1. 2013/10/11(金) 13:20:21|
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2013年10月4日 2013年 上海出張 3

10月に入り、昨日あたりから街には金木犀の香りが漂い始めました。
気温もちょうどよく、心地いい日が続いています。
ただ、来週は少し暑い日が多くなるそうです。
週末、NOCEのある地域のお天気ですが、札幌を除いた地域でくもりや雨とスッキリしないお天気になるそうです。
雨とは言え曇りが中心なので涼しい日中、街にお出掛けがよさそうです。
日の暮れる時間が早くなった初秋、暮れかけた宵にカフェでシャンパンを街の金木犀の香りをグラスに沈めながら乾杯などいかがでしょうか。
その際には、是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

飛行機は、上海空港の滑走路にランディングすると
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サテライトを越して
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沖止めになってしまいました。
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(沖止めとは通常のボーディングゲートを使わず離れた所に駐機させること。乗客はバスなどでターミナルビルに移動する。船舶などが港に接岸できない場合、沖に停泊させ小船で荷物を陸に運ぶ時に使われる言葉を飛行機に当てはめた言葉。)

飛行機が小型なのか乗客が少ないのかわかりませんが、上海で沖止めは多分初めてです。
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まぁこのバス一台で足りてしまう程なので仕方ないかも。
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(本当は、最近上海空港はオーバーキャパらしく、まず飛行機が定刻で出ることが出来ない程だそうです。この日もゲート目いっぱい泊めてもらえなかったのでしょうか)

空港ビルから
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行列しているイミグレーションを済ませ
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預ける荷物はないので荷物受取場は通過し
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そのまま出口から外に出ました。
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ロビーから
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マグレブと表示されたリニアの駅を目指します。
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見本市の会場はここから約30キロの場所に在り、リニア、地下鉄、高速道路で結ばれています。
勿論、リニアが一番早く約7分で結んでいます。
以前、空港内にあるリニアの駅まで歩く時間と終点の駅から会場までシャトルバスを使用しなければいけない時間を考えれば「タクシーの方が早いかも」と以前タクシーを使った事がありましたが、やはりリニアには勝てませんでした。
と、言う事でリニアの乗車券窓口に向かいます。
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因みに、地下鉄の選択肢はありません。
それは、「降りる駅がリニアと変わらず時間もかかる」からですが、上海中央に直接行きたい場合は乗り変え無しなので便利だと思います。
乗車券はこれ。
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カード型のもので発券と同時に情報が記憶されます。
始点の自動改札機に通し、目的地で回収されその後中身がリセットされ、又使用されるというリサイカブルなものです。
中国や香港などの地下鉄もこの方式が主流ですが、日本と同じで電子マネーが普及しているので切符を買うのは旅行者か外人です。
改札口から
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自動改札機に先ほどのカードをタッチさせて
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ロビーに入ると
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間もなく乗車のアナウンスがありホームに降り
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乗車し
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席に着きました。
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11時30分ピッタリに出発したリニアは
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5分53秒で300kmに達しました。
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このリニアの営業最速速度は430kmですが、時間によって違いこの時間は300km運転でした。
430km運転は13時から16時45分で午前は9時から10時45分だそうです。
理由はコストだと思います。
記念に乗るならその時間がおすすめです。
因みに到着時間は1分しか変わりません。
ところで、このリニアってどれだけ必要なんでしょうか。
例えばこの路線、見本市を際どく見る人には便利ですがそれ以外にはあまり利便性は感じられません。
増して、莫大なコストと維持費を考えれば時間に対する費用対効果もあるとは言えない気がします。
現実、このリニアも営業開始は11年前の2002年です。
当初、空港から上海万博会場を経由して杭州(ハンジョウ、上海から200km離れた観光都市。世界遺産に指定された西湖やレトロな街並みや水郷が見どころ。中国のスイスとも言われ世界的な高級リゾートホテル、「アマン」もある。)
そして北京とも言われましたが、現在も伸びていません。
終点の駅を見る限り伸びる気配もありません。
現在、上海と杭州には新幹線が走っていて所要時間は50分なのです。
わざわざリニアを作る必要はありません。
近い将来、新幹線の技術が発展し、400kmの営業運転が実現しそうです。
なぜならば試験段階で、フランスTGV,(574km)や中国新幹線(487km)があるので非現実的とは言えないからです。
因みに、東京、大阪を600kmと換算してリニアの時速500kmと新幹線の速度400kmと考えれば到達時間の差は18分です。
リニアを動かす電気量は新幹線の3倍といわれています。
この18分に莫大な建設コストと維持費に費用対効果はあるのでしょうか。
中国では、真空のトンネルで作る全く新しい輸送システムを研究中で営業速度はなんと
時速1,000kmだとか。
空気抵抗がないため時速2,000kmも夢ではないそうです。
新幹線営業距離世界一の中国で時速380kmの営業を目指しましたが、コストで運賃が上がってしまい現実的ではない事と安全性を考慮して、現在は250km運転に変わっています。
時速1,000kmの未来の乗り物が600kmの距離を走ると36分、時速500kmのリニアが72分、400kmの新幹線が90分。
まぁ、時速2,000kmで東京、大阪18分、現実的でない夢を語るならこちらの方が楽しそうです。
窓の外を見てビックリです。
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去年まで上海で一番高い「森ビル」(2008年では高層ビルランキングで世界1位、地上492m、101階)の隣になんと更に高いビルが建築中なのです。
来年完成予定で上海タワービルと呼ばれ632m、128階となりドバイのブルジュハリファビルに次いで世界第2位のビルになるそうです。
因みにスカイツリーのアンテナまでの高さが634m、展望台が450mなのでその高さがわかります。
最上階からの眺めはスカイツリーのアンテナと同じになるのです。
ただこの上海タワーが世界第2位の座も2年限りです。
2016年には、中国の武漢に636m、2017年に中国深センに660mのビル建築が予定されているからです。
それでも驚愕なのは、2019年にサウジアラビアに1,007 m, 167階ですって。
もう「山に住んだらええねん」です。(何故か関西アクセントになってしまう。「山に住んだらいいじゃない」や「山に住んじゃえば」でも「山に住んだらどう」でも「山に住めばいいじゃん」でもなんか違うからです。)
2019年には、高層ビルベスト20のうち12本が中国になるそうですが、1位2位のサウジとドバイは変わらないようです。
約8分で終点に着き
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リニアを降り
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駅の外に出ると去年と又、様子が違い「いつものシャトルバス」のバス停がありません。
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こんな所で短期勝負の貴重な時間を無駄にしてはいけないと歩きまわりましたが焦るとなかなか見つかりません。
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そして、とにかく暑い。
白いシャツは汗で絞れる程になってしまいました。
ビルを結ぶ途中に見なれた案内板を持って座っている人をようやく見つけ
指示に従って歩き
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バス停から
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バスに
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乗り
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降りて更に歩いて
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会場に到着しました。
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暑い!
時刻は12時30分くらいでした。
レセプションで登録を済ませいよいよ戦闘開始です。
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会場の地図はこんな感じですが、ひとつひとつのパヴィリオンが大きいので想像できないと思います。
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ここは、地図上で底の所からグリーンに塗られたパヴィリオンの列を見たところです。
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少し大きさがおわかりいただけたでしょうか。
そして、各パヴィリオンにはギッシリと家具が展示されているのです。
それでも慣れれば見るのに2日は要りません。
今回も午後からですが時間ギリギリまで目いっぱい頑張って、「おおよそ決着つけて明日の早い飛行機で帰れれば」と思い歩き始めました。
こんなチェアを見て
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大きなパヴィリオンの間を歩いていきます。
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様々な
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ブースに
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様々な家具が展示されています。
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こちらのソファはどうでしょうか。
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更に歩きます。
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外に出ると暑く汗が噴き出してきますが、中のパヴィリオンはエアコンがかなり効いていて寒いくらいです。
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そんな事もあっていつも1日3リットル以上、水を飲んでいるのを忘れていました。
そして「水を補給しなければ」と売店に行きましたがジュース類とお茶のペットボトルばかりで、水はエビアン以外ありません。
水は安いボトル80円位のものから売り切れ、エビアンは500mでなんと350円もします。
なんかムダに高い気がしたので次の売店まで我慢しましたが、やっぱり見つかりませんでした。
これはフランス人デザイナーによるもの。
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ミッドセンチュリーのデンマーク人デザイナーの有名なソファがモチーフになっています。
アームの曲線に特徴があり、モチーフになったデンマークソファより高さが低くクセがありません。
背もたれのボタンは様々な色に配色され、ミッドセンチュリーの雰囲気がよく表現されています。
1、2、3シーター、色はこの他にグリーン、ブルーをご用意して年末のリリースを予定しています。
価格は3シーターで8万前後になりそうです。
少し会場内が混んできました。
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趣味が悪いので画像に残しませんでしたが、人だかりに今はあまり見なくなった「キャンギャル」が立っています。(勿論、撮影はOK。カメラを向けると微笑んでくれますけど。)
家具も車のイベントと同じ位置づけなのでしょうか。
そんなところで気を散らしていては、短時間で制覇できなくなるので、人ごみを避け歩きます。
これは、ちと違います。
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これは、ひとつのパヴィリオンを横から見たものです。
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なんか、予定より遅いぞ。
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半分も見ないうちに6時の閉館時間が迫ってきました。
すごい疲労感です。
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滅多に使わない会場内の移動カートに乗ってしまいました。
最後に「もうひと頑張り」と取引先に行って商談をしましたが、商談の途中から英語が話せなくなりました、というより日本語もわからなくなりました。
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「このソファのコンテナ入り数ってなんですか?」何を言っているのかわかりません。
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そのうち、自分が今どこにいるのかわからなくなってきました。
「えーと、福岡じゃなくて、みんな中国語話しているからえーと。」です。
取引先に「オーダーは帰ってから出し直す」事をなんとか告げ
会場を後にしました。
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そして、当然「シャトルバスの着いた所から地下鉄の駅に戻るシャトルバスが出る」と思いその場所に向かうと誰もいません。
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慌てて周囲の人に聞くと「停留所は反対側です」と。
会場の移動カートは終了してしまいました。
意識もうろうで800mくらいを自力歩行です。
はっきり言って「ガチ死にそう」です。
ここでハタと気が付きました、この感じ。
そうです。
熱中症です。
インドや福岡で経験した「あれ」です。
第一症状で言葉が出なくなり、そして数字が数えられなくなる「あれ」です。
次は、猛烈な空腹感と頭痛とつながり、意識が混濁してくるのです。
「エビアンでもいい。水をくれ!」
と言っても売店はクローズしています。
なんとかバス停まで到達し
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バスに乗り
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地下鉄の駅に着くと
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夕暮れが夜に変わろうとしていました。
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自動券売機で切符を買って
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混雑した地下鉄に乗ります。
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「なんでこんな混んでるんだ!」って
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仕方ありません。
大都市の宿命だからです。
外に出ると夜でした。
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ホテルに向かいチェックインを済ませ部屋にあるベッドに仰向けになると部屋がぐるぐる回っていました。
キャリーバックに詰めた「スイムウエア」はただの「重り」になってしまいました。
この状態でプールでクロールあり得ません。
部屋にあったペットボトルを1リットル飲みほし少しすると強烈におなかが空いてきました。
「ホテルの外でお食事」もムリです。
ホテルのレストランのテーブルに着きサンペレグリーノ(イタリアの発泡性の水)をオーダーすると
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窓の外に上海の街が見えました。
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なんだか、情けなくて泣きそうでした。
コーンスープと、
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酢豚とブロッコリーの炒め物、ライスで食事を済ませ
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(このライス、日本のご飯と変わりませんでした。中国に来ると楽しみにしていたジャスミンの香りのする細長いパラパラのご飯ではありません。少し残念でした。)

テーブルを去り部屋に帰ると
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上海の夜が更けていきました。
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今日は、予定の半分も回れませんでした。
明日に賭けるしかありません。
「予定より早く帰ろう」など論外です。
それと絶対「水分補給も忘れずに」です。
シャワーを浴びベッドにもぐった瞬間から記憶がありませんでした。
  1. 2013/10/04(金) 16:46:38|
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