NOCEの家具バイヤーズブログ 2014年10月

NOCEのバイヤーズブログ

2014年10月31日 NEW ANGLE

日々、秋が深くなっていきます。
10月も今日が最後の日で、朝の気温は今秋最低でした。
これからクリスマスまで、街が1番着飾る季節です。
いちょうの葉も薄くなってきました。
3連休の絡む週末、NOCEのある地域のお天気ですが前半の2日間は全地域でぐずつくそうですが、3日目の「晴れの特異日」関東以西では恵まれるそうです。
日中はまだ20度を超える日も多く、街歩きには最高です。
日が暮れたばかりの街のテラスで、かすかに聞こえる虫の声にシャンパンはいかがでしょうか。
3連休、お出掛けの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同、お客様の御来店をお待ち申し上げております。

今週の新商品のご紹介は、左右にカウチ機能を設定する事が出来るシステムソファです。
141031_1_1.jpg

141031_1_2.jpg

もともとこのソファはロングセラー商品「アングル」、を基本にデザインと機能に手を加えた商品です。
大きな変更点はカウチ機能です。
元のアングルは、2つのソファ、正確に言えば片袖のベンチと片袖のカウチを合体させて1つのカウチソファを完成させたものでした。
所謂、イタリアモダン全盛の手法で当時大流行しました。
ただ、このシステムだとどうしても2つのソファを組み合わせるため、大柄になってしまい居住スペースの問題で万人受けしません。
また左右ワンセットのソファのため、ベンチとカウチのアームが異なり左右選べるように在庫を持つと最低4つ持たなければならなくなり非効率な物になってしまうのです。
そこで今回のモディファイになったわけです。
チェンジの方法はシステムソファにあるこのタイプと全く同じで、付属のスツールに
141031_2.jpg

長いシートをソファに対して縦に置いて完成です。
141031_3.jpg

次の変更点は、張地です。
141031_4.jpg

従来は、ブラックとホワイトのモノトーンでややハードな感じでしたが、ビンテージ系PUやPVCを使用し、柔らかさを強調させました。
更にアームの高さを若干低くし、伴って背もたれのクッションも小さくしました。
141031_5.jpg

そして脚もスティールから木製(ウォルナット色)に変更しました。
141031_6.jpg

以上のデザインと素材の変更を加えた事で全く別のソファになりました。
インテリアの観点から、カフェ系、ナチュラル系が中心ですが、色によってはシンプルでもいけそうです。
大型ソファなのでスペースに余裕のあるお部屋ならあまりインテリアを選ばず素直に溶け込んでくれそうです。
カラーは、ライトブラウン
141031_7.jpg

ブラウン
141031_8.jpg

ブラックの3色です。
141031_9.jpg

ライトブラウンは、PU素材を使用していますのでよりビンテージ色が反映されています。
ブラウン、ブラック色はPVC素材ですが従来のものより滑らかでワンランク上の質感になっています。
張り地の素材は、ブラウンとブラックがPVC、ライトブラウンがPUで、脚はラバーウッドをウォルナット色に仕上げてあります。
さて価格ですが素材によって異なり、PU素材で98,000円(税込)PVC素材が88,000円(税込)となっています。
幅が2メートル以上あるソファにこの機能とデザインを考慮すれば、かなりコストパフォーマンスの高い商品だと思います。
デザインと素材を変更させた事により、大柄なソファでもカフェ系インテリアにマッチするソファになりました。
この雰囲気、座り心地を是非NOCE各店にてお確かめいただければと思います。

NEW NGLEソファ ライトブラウン
¥98,000(税込)
幅205×奥行150(80)×高さ80(43)cm
※部分組立

NEW NGLEソファ ブラック
¥88,000(税込)
幅205×奥行150(80)×高さ80(43)cm
※部分組立

NEW NGLEソファ ブラウン
¥88,000(税込)
幅205×奥行150(80)×高さ80(43)cm
※部分組立
スポンサーサイト
  1. 2014/10/31(金) 15:29:33|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2014年10月24日 ハロウィン2014

今週、秋本番に突入した感じで朝晩寒い日がありました。
この秋、初めて暖房器具を使いました。
それでも、昼間は暖かく気持ちのいい日が続いています。
これから冬に向かう間、街路樹の葉も色づいて一年で一番センチメンタルな季節になっていきます。
コートを羽織る季節の前に、少し着飾って「街」はいかがでしょうか。
早い夕暮れが街に灯りを灯す頃、冷たい風が枯れた葉を鳴らしていきます。
今週末、NOCEのある地域のお天気ですが、日曜日の札幌を除いて全地域で恵まれ絶好のお出掛け日和になりそうです。
銀杏並木が黄色く色づく前の季節、街歩きには絶好です。
お出掛けの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同、お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

今週は、上海ブログで「新商品のご紹介」をお休みしていていたので再開させていただきたいと思います。
今回ご紹介させていただく商品は、ラウンジチェアとしてもサイドチェアやダイニングチェアとしても幅広く活躍しそうなソファです。
1024-1.jpg

デザインの特徴は、箱型のシート形状と
1024-2.jpg

長いテーパードレッグにあります。(先が細くなる脚)
1024-3.jpg

箱型のソファというとやはりシンプルなソファを想像してしまいますが、この「ハの字」に付いた円筒状のテーパードレッグがミッドセンチュリーの雰囲気を醸し出し全体を柔らかな雰囲気に導いています。
箱型と言っても完全なスクエアではありません。
後方から見ると湾曲した背もたれが上に向かって開いている事がわかります。
1024-4.jpg

又、背もたれの開きに伴いアームも自然に開いています。
1024-5.jpg

その開いたアームも曲線を作りながらボトム部分で丸くしてあるのです。
箱型でありながら曲線を描くフォルムと丸くハの字に開くテーパードレッグの絶妙なコンビネーションが、北欧ミッドセンチュリーを彷彿させる上質なデザインとなっています。
インテリアの観点から、カフェ、ナチュラル系が中心ですがシンプルやモダン系でも使えそうです。
カラーは、ブルーと
1024-6.jpg

グリーンの2色です。
1024-7.jpg

ブルーもペールトーンを使用しているため、お部屋を選ばず幅広く対応してくれます。
1024-8.jpg

脚部は、ナチュラル仕上げのアッシュ無垢材を使用しています。
1024-9.jpg

さて価格ですが、29,800円(税込)と1人掛けソファ単体として高価に感じられるかと思いますが、このパフォーマンスから考えれば決して高いとは思いません。
このソファ自体、完成度が高い商品なのでお部屋に単体で置いても雰囲気を変えてしまう程のパフォーマンスがあります。

実物を是非NOCE各店にてお確かめいただければと思います。

MK2252ソファ 1人掛け
¥29,800(税込)
幅73×奥行69×高さ69(45)cm


先週、街を歩いているといつものミッキーがギターを持っていませんでした。
「今日は、ギター持ってないけど、ロックスターやめたの?」
RIMG0050.jpg

「Trick or treat !」
RIMG0051.jpg

「エッ?」
「Trick or treat !」
「あー、ハロウィンね。下北沢でも今週末ハロウィンパーティらしいよ」
「Trick or treat !」
「ねぇ、そのギターの代わりに持ってるスティックって何? わかった!お菓子くれないと魔法かけちゃうぞ!みたいな?」
「Trick or treat !」
「ハロウィンって、キリスト教と全く関係ないの知ってた?」(ハロウィン2012参照)
「・・Trick or treat !」
「君のふるさと、葛西はお祭りらしいよ、帰らなくていいの?」
「Trick or treat !」
「ところで、ハロウィンはTrick or treatって子供が{お菓子くれないと悪戯するぞ}と言ってお菓子もらうんだけど、君は子供なの?このあいだ、ギター持ってたよね」
「・・・・・Trick or treat !」
「お菓子もらえる子供の権利っていくつまで? {元カレが子供っぽくって}っていわれる元カレとか、心はいつも少年とか言っちゃってるオッサンはお菓子もらえると思う?」
「・・・・・Trick or treat !」
「君、本当はいくつ? ねー質問があるんだけど、君は、大人のようなミッキーなの、大人のようなマウスなの、それともミッキーのような大人のマウスなの、マウスのような大人のミッキーなの、本当はミッキーと言う人生の見えない時空に彷徨う大人になれないマウスなの?」
「Trick or treat ! 大人ってなに? 大人ってなんなんだ!大人になるって・・・、大人って・・・大人って・・・・」
「今なんか言った?」
「Trick or treat ! Trick or treat ! Trick or treat !・・・・・」
  1. 2014/10/24(金) 16:00:19|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2014年10月17日 皆既月食 2014

今週、珍しい10月の台風上陸がありました。
連休明けの14日未明、北関東上空を通過し福島、宮城を通り三陸沖の海上に抜けていきました。
下北沢でも未明の3時ごろから暴風雨になりましたが、明け方には青空が見えました。
それから、秋らしい心地良い天気が続いています。
木曜日、朝の気温がこの秋最低を記録しました。
季節はゆっくり寒い季節に動いています。
今週末、NOCEのある地域のお天気ですが、全地域で秋らしい晴れのお天気になるそうです。
絶好のお出掛け日和です。
連休中、千駄ヶ谷にある東京体育館の長水路(50mプール)に行ってきました。
世田谷のプールが来年の3月まで休みだからです。
通称「千駄ヶ谷のプール」ですが水深が2,2mあるのでとにかく気持ちよく、レーンも沢山あるのでノンストップで1時間クロールが出来ました。
終わった後ここから表参道や原宿までの散歩も楽しく、翌日わざわざこの近くの有名カフェに飲みに来てしまいました。
カフェを後にして原宿まで歩くと、少し冷たくなった夜風に微かに金木犀の香りが残っていました。
今度は、下北沢から歩いて行こうと思います。
週末、お出掛けの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同、お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

先週10月8日の夜、全国各地で皆既月食が見られました。
下北沢でも夕方6時くらいから夜空に浮かんだ満月が欠け始め、7時半前から月は白い光を落とし、雲に見え隠れしながら赤銅色に輝きました。
下北沢の街でも路上には空を見上げる人であふれました。
当たり前だと思っていた皆既月食ですが、街の人たち意外と知りません。
「何を騒いでいるのか?」とカメラを月に向ける僕に相当数の人達から聞かれました。
まず、皆既月食とは月が地球の陰に入る事です。
結果、満月の時しか見る事はできません。
満月は、地球の真裏に回った太陽の光に月が照らされた状態です。
太陽の周りを自分も回りながら回る地球、その周りをまた回りながら回る月、この3者の関係で月の満ち欠けが変わるのです。
つまり、太陽の光が当たっている月を見る人(地球)が角度を変えながら見ているわけです。
光の当たったボールを「光を背にして正面から見る」とボールに全て光が当たった状態で丸く見えます。
これが満月です。
今度は、光とボールが同じ状態で体をボールとの距離は変えずに直角に縦方向に(前後どちらでもいい)動かし、横からボールをみます。
この時、ボールは真正面で光は左(右)斜め方向に見えるはずです。
光が側面からボールに当たるため、ボールの半分に光が当たった状態になります。
これが半月なわけです。
因みに、ボールを真ん中に置いて光を正面に見ると当然ボールに当たる光は反対になるため見えません。
これが、新月です。
メカニズムは異なりますが、このボールを見ながらボールの周りを回ると月の満ち欠けになるわけです。
さて皆既月食ですが、月の満ち欠けとは全く無関係な事がわかります。
先程の満月の状態(光とボールの間に体を置く)にして自分の頭で光を遮ると頭の影でボール上の光は見えなくなるのです。
これが皆既月食の仕組みで、満月の時しか見えない理由がわかります。
因みに、地球の影は月の約3倍と言われています。(月までの距離に対して)
その陰にすっぽり入る状態を皆既月食、一部が入る場合を部分月食といいます。
地球も月も角度を付けて回っているのでこの小さい影に隠れるのは「多くはない」と言っても考え方によっては少なくもありません。
月食が昼間起こったり、日本で見えない所で起こったりすれば見えないことになりますが、次回の月食は、2015年4月4日(皆既)で、その次は2017年8月8日(部分)、2018年1月31日(皆既)と続きます。

その日、下北沢の宵の口に浮かんだ月が
1017-1_201410171526388ad.jpg

少しずつ
1017-2_20141017152216b06.jpg

欠け始めていました。
1017-3_2014101715221875c.jpg

本多劇場の上の月も欠け始め少し欠けた部分が赤くなり始めていました。(これは地球の大気が太陽の赤い光を通しているためです)
1017-4-1_20141017152221eb6.jpg

月に向けてカメラを向けていると立ち止まった自転車の後部座席に乗った5歳くらいの女子が僕に
1017-4-2_20141017152213cd5.jpg

「月のうさぎさんいなくなっちゃうの?」
1017-5.jpg

「いや、月のうさぎさん赤くなっちゃうんだよ」
「・・・・・・・・・」
やや月に対して恐怖を感じたらしく目をそむけてしまいました。
ママに「あれは皆既月食です」と説明しておきました。
下北沢の街が月を見る人でいっぱいになった頃、
1017-6.jpg

月は時間とともに赤くなり雲に見え隠れする頃、
1017-7.jpg

カフェ系女子に「今日の月は特別なんですか?雲と月のコラボレーション?」
「いや、地球とのコラボレーションです。月に赤い地球の影が映ってあと少しで赤銅色の丸い月がみえます」
「へーー。天文学者ですか?」
「・・・・・・・・・・」
僕は笑いながら後にしました。
更に欠けて行く月の下を
1017-8.jpg

歩いていると
1017-9.jpg

いけてるオジサマに「オレ、酔っ払っているんだけどちょっといい?」
「ええ。」
「みんな月見てんだけど、どこにあるのか教えて」と。
「そこの角から2番目のお店の看板見えますか?」
「ああ、床屋だね」
「いいえ違います。それは5件目です」
「角から2番目の店に赤い看板がありますよね」
「ああ、蕎麦屋だね」
「それ3番目です」
多分この人、全然見えてません。
1017-10.jpg

「えーと。角わかりますよね。そこからひとつ、ふたつ、そのまま壁を直角に上がって・・・」
「あー!見えた!ありがとう!これで僕は幸せになれる!」と握手。
「よかったですね」
それから月は僅かな白い光を放った後、赤銅色の皆既月食になりました。
僕のカメラでは皆既月食を撮るのはこれが限界。
1017-11.jpg

この他にも様々な人たちに声をかけられ赤銅色の皆既月食を堪能した後、赤いうさぎに聞いてみました。
「地球は一体今、どんな風に見える?」
「いつも青く綺麗な地球が、今日は赤い炎に丸く包まれてるみたい。それは地球が怒っているから?」
僕は、そのまま近くのワインバーに行き、帰り道見上げた月はもとの満月になり、「うたかたの赤いうさぎ」は10月8日の時空に消えていきました。

(ここで書かせていただいた人間との会話は全て事実ですが、うさぎとの会話は秘密です)
  1. 2014/10/17(金) 11:45:52|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2014年10月10日 上海出張 2014 3

今週水曜日、皆既月食が見られました。
下北沢の空にも赤い幻想的な月が浮かんでいました。
街ではみんな空を見上げて写真を撮っていました。
夢中で撮っていると様々な人たちに声をかけられました。
皆既月食の事がわからない人や興味のない人が結構いらっしゃいました。
涼風の夜に薄く光る赤い月、うたかたの彼方に消えて行きました。
今週末、3連休の絡む週末NOCEのある地域のお天気ですが、土曜日は全地域で恵まれるそうですが、日曜日は台風の影響で名古屋以西は雨、月曜日は全地域でくもりや雨と言った生憎のお天気になるそうです。
台風の接近による急なお天気の変化に警戒が必要です。
今のところ史上最大の勢力となっています。
3連休お天気のいい日もありますので、お出掛けの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同、お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

先週の続き

昨日は、見本市やプールの疲れもあって10時に眠ってしまったので空が明るくなる頃には目覚めてしまいました。
141010-1.jpg

雨まじりの上海の白い朝が街を包んでいます。
雨に光る道路には車のテールライトが赤く反射していました。
1時間ストレッチをした後、6時に朝食のレストランに行きました。
141010-2.jpg

雨の見える窓際に席を取り、
141010-3.jpg

フライドエッグ、ターンオーバーをオーダーします。
作る人、今日はベテランの男子でした。
141010-4.jpg

ターンオーバー、無事成功です。
141010-5.jpg
今日は、帰国するだけなので量は控えめにしておきました。

これ、揚げ小龍包です。
141010-6.jpg

これは小さな「肉まん」をただ揚げただけのもので、上海の生煎(焼小龍包)とは全く違います
また所謂「小龍包」を揚げたものとも違います。
いままでどこでも見た事がありません。
味は・・・・・僕はリピートなしです。
階上のラウンジに行くと上海タワーが見えました。
141010-7.jpg

上海のスカイラインにコーヒーとヨーグルト、〆のクロワッサンをいただきます。
141010-8.jpg

行く事を愚図っていた今回の上海出張。
毎年、来る上海ですが街が変わっていくように展示会の家具は変わりません。
特にこの5年くらい、展示されている家具が似たようなものばかりになってきたような気がします。
それとも僕の見る目が慣れてしまったのでしょうか。

席を離れると
141010-9.jpg

窓の向こうに無数のビルに埋もれて行く上海タワーがありました。
141010-10.jpg

部屋に戻り帰りの仕度を済ませ、レセプションでチェックアウトをし、
141010-11.jpg

回転ドアから外に出ると
141010-12.jpg

南京東路でマーチングバンドが練習していました。
141010-13.jpg

振り返ると南京東路を仕事に向かう人達が流れて行きました。
141010-14.jpg

ソファにしてもチェアにしても「出尽くし感」があります。
新しい何かを求めるとどうしても奇抜なものになってしまい、実売りを考えると手を付けるにも勇気が要ります。
このままだと、おそらく多様性が無くなりみんな似たような家具か、1点ものに近い超高級家具だけになってしまうような気がします。
家具本来の楽しさって何なのでしょうか。
殺風景なガランとした部屋にチェアひとつ置くだけで生活が潤います。
そのチェアを探す時の楽しさ、見つけた時の喜び、部屋に入れた時の感動。
そのチェアは、値段でもデザインでもありません。
本人が気に入ればばいいと思います。
ただ僕はバイヤー、売れる家具を探さなければなりません。
デザインが良くても値段が高ければダメです。
一方、ただ安いだけでもダメです。
その微妙なバランスが難しいところなのです。
そこに「探す楽しさ」を見つけようとしますが、それが一層難しくさせます。
偉そうに言わせていただければ、「何時も自分の部屋に置くチェアを探すようにワクワクしていなければならない」のです。
そしてこの「ハイテンション」を持続させること、つまり「いつでもハイ」でいなければいけないと言う事です。
上海行きを躊躇してはダメです。
「上海に行ったらどんなワクワクする商品があるだろうか」と心躍らせていなければいけないのです。
もーいいですか。
あー面倒くさい。

南京東路に別れを告げ地下鉄の入り口から
141010-15.jpg

地下に下り2号線を目指し
141010-16.jpg

さらに下りて
141010-17.jpg

自動販売機でチケットを購入し
141010-18.jpg

ホームで地下鉄を待ちます。
141010-19.jpg

通勤ラッシュでホームは激混みです。
当然、来た地下鉄には乗れません。
ローカルルールなので列を抜け出して前に行ってはいけません。
2本目ダメです。
141010-20.jpg

3本目・・・難しい。
141010-21.jpg

4本目もう少し詰めれば・・・でもみなさん無理しません。
141010-22.jpg

5本目でようやく乗れましたが、やはり日本ほどではありませんがギュウギュウです。
141010-23.jpg

リニアの乗り換え駅で降り
141010-24.jpg

乗り場まで歩き
141010-25.jpg

エスカレーターで上がり
141010-26.jpg

自動改札機を抜け
141010-27.jpg

ホームに出るとこんな顔したリニアが来ました。
141010-28.jpg

リニアに乗ると9時ジャストに出発し
141010-29.jpg

3分で最高速度431キロに達しました。
141010-30.jpg

景色が時間より早く飛んで行きます。
141010-31.jpg

このリニアが開業したのは2002年、9,11の翌年です。
開業当時、初めて乗った時の衝撃はいまでも覚えています。
当時、実験線と言われ中国の様々な都市に伸ばす予定でした。
ただそれには、莫大なコストがかかる事と新幹線の発達とともに頓挫しています。
現実、最初の計画である抗州(ハンジョウ、中国のスイスと呼ばれる湖のあるリゾート。有名なアマンリゾートホテルもある)には上海駅から新幹線が先に開業しています。
リニアの速度は、現実という速度の壁を抜く事はできなかったのでしょうか。
そして時代というさらに大きな時間の単位に飲まれて行く事になるのでしょうか。

上海空港が見えてきました。
141010-32.jpg

改札口を出て
141010-33.jpg

出発ロビーでチェックインをして
141010-34.jpg

ゲートに向かいます。
141010-35.jpg

見慣れないゲート番号だと思ったら又、沖止めなのでバスで移動でした。
141010-37.jpg

飛行機に乗り
141010-38.jpg

席に着くと
141010-39.jpg

1時間半程で(上海空港は常に混雑していてまだ早い方)
141010-40.jpg

滑走路を滑り、上海を後にしました。
141010-41.jpg
  1. 2014/10/10(金) 15:39:15|
  2. バイヤー&スタッフのブログ

2014年10月3日 上海出張2014 2

今週、30度になる日もありましたが湿度が低いため、とても心地良い暑さでした。
10月に入り、秋本番です。
空を見上げると眩しいくらいの青い空が広がっています。
街では金木犀の香りが漂っています。
晴れた日は、目的もなくどこかに出掛けたくなってしまいます。
人もまばらになった海岸にあるレストランのテラスで、早くなった夕暮れにワイングラスはいかがでしょうか。
暮れかけた海岸線を歩くと少し冷たくなった秋の風の中に潮の香りが溶けていきます。
今週末、NOCEのある地域のお天気ですが、土曜日の札幌以外は恵まれ、日曜日は札幌、仙台、新潟以外の地域は曇りや雨とぐずついた天候になるそうです。
お出掛けの際には、是非NOCEにお立ち寄りいただければとお客様のご来店を全国スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。


先週の続き。

翌朝、5時くらいに目覚めると、窓の外では夜明けが昨晩灯した上海のあかりを消し始めていました。
141002-1.jpg

1時間程、ストレッチをして体をほぐします。
141002-2.jpg

外を見ると無数に立つ高層ビルが見えました。
6時、朝食ビュッフェのレストランに向かいます。
141002-3.jpg

オープンと同時に入ると空いている上、1人でも窓際の席に座らせてもらえます。
僕の中では、鉄則です。
まず、パンを焼いて
141002-4.jpg

フライドエッグをオーダーします。
141002-5.jpg

たいてい中国のホテルには、タマゴ料理と、麺を作るカウンターがあります。
タマゴ料理はオムレツの場合、前に並んでいる野菜やハムなどの具をチョイスしてオーダーします。
フライドエッグ(目玉焼き)は、サニーサイドアップかターンオーバーをチョイスします。
サニーサイドアップとは、フライパンに卵を落としそのまま白身が焦げない程度に焼きあげるもので、見た目も朝にはピッタリですが、黄身の部分の焼きがあまくなるため、「少し食べにくい」感があります。
一般的な目玉焼きはこのサニーサイドアップです。
一方ターンオーバーとは、フライパンでサニーサイドアップの状態からひっくり返して両面焼くものです。
この焼き方だと、「黄身の回りが固く中がトロっと」します。
サンドウィッチにはピッタリですが、サニーサイドアップより見た目がよくありません。
また作り方に慣れないと、失敗してグチャグチャになることがあります。
僕も自分で目玉焼き作る場合はいつもこのターンオーバーですが、最初はよく失敗しました。
ホットケーキ焼くのと同じ要領でフライパンのみで一気にひっくり返すのですが、タマゴが安定しないと上手く回転しないのです。
このターンオーバー、因みに僕はパラパラに炊いた「まるでパスタのような」玄米に乗せて上からソースをかけ、ナイフとフォークでつぶしながら玄米と絡ませて食べています。
忙しい時の朝食です。
さて、この日の調理はまだ新米の若い女子でした。
彼女の調理、前の人がたのんだオムレツもひどいものでしたが、おもわず「Turnover please !」と言ってしまいました。
結果、やっぱりやってくれました。
141002-6.jpg

グチャグチャです。
気を取り直して、上海の朝を見ながらたっぷり3人前以上のブレックファーストです。
141002-7.jpg

今日も一日の短期決戦なので、多分ランチは無しです。
たっぷり溜め込めないと1日もちません。
朝食を終え、階上のラウンジにモーニングブレークのコーヒーとクロワッサンをいただきに行く事にしました。
141002-8.jpg

目の前に、上海のスカイラインが浮かんでいました。
3つ見えるビルは上海ゴールデントライアングルと呼ばれる超高層ビルです。
右から上海タワー(632m地上128階建)、上海ワールドフィナンシャルセンター、上海ヒルズとも日本では呼ばれています。(492m地上104階建)、ジンマオタワー(421m地上88階建)です。
更に左に上海テレビ塔(468m)が見えます。
上海テレビ塔の完成は1994年、ジャスト20年前です。
当時、斬新なデザインとアジア1の高さを誇った建物として上海の象徴でした。
あれから20年。
1994年ジャスティンビーバーがカナダで生まれた頃、日本では、ゲレンデでロマンスの神様が恋人同士の神話を作り、街ではバブルの象徴的なディスコが閉店し、テレビでは、不幸な境遇にある小学生の少女が「同情するなら金をくれ」とバブルに奔走し、金にしか価値基準をもとめない大人を批判していました。
それから、6年後に六本木ヒルズが出来ました。
勝ち組、自己責任いう言葉が世の中に蔓延しました。
その1年後にニューヨークで9,11が起きました。
その日、僕はこの上海にいました。

部屋に帰り、仕度をして外に出て
141002-9.jpg

「いつものビル」の前にある
141002-10.jpg

地下鉄の入り口から地下に下り
141002-11.jpg

自動券売機でチケットを買います。
141002-12.jpg

通勤時間とは言え、券売機は空いています。
勿論、地元の人たちはみんなパスモ(のようなもの)だからです。
買い方はいたって簡単です。
141002-13.jpg

タッチパネル上の地図から「行きたい駅」の路線をタッチします。
次に路線が表示されるので、その駅名に再度タッチすると(画面はグリーンに色分けされた2号線)
画面に料金が表示されます。
141002-14.jpg

今回は5駅で4元(1元は今20円換算なので日本円80円です)なので、券売機に札かコインを入れると
いつものリサイクルチケットが出てきます。
141002-15.jpg

自動改札機に
141002-16.jpg

チケットをタッチさせて
141002-17.jpg

2号線と書かれた方向に行きます。
141002-18.jpg

ただ、ラッシュ時間なので駅は激混みで慣れないと路線を見つけるだけでも「ひと苦労」です。
141002-19.jpg

ホームに下り
141002-20.jpg

地下鉄を待ちますが、1回では乗れません。
141002-21-1.jpg

数回待たされることもあります。
日本のように、極限まで詰め合わせて乗る事もなく割と余裕な感じです。
141002-21-2.jpg

左右に待ち降りる人を待ちます。
その間に横入りする人はいませんが、まれに真ん中を急ぐ人がムリに乗ることもあります。
展示会場のある駅で下り
141002-22.jpg

先程のチケットを改札機に入れ
141002-23.jpg

外に出ました。
141002-24.jpg

外に出ると静かで去年あった展示会行きのバスの案内がありません。
「日を間違えたか」と思ったくらいでした。
解らないので取りあえず去年の場所に行ってみると案内がありホッとし
141002-25.jpg

シャトルバスで
141002-26.jpg

会場に着きます。
141002-27.jpg

毎年使える「VIP CARD」を持っているので登録なしで入場し
戦闘開始です。
141002-28.jpg

気になるチェアです。
141002-29.jpg

取りあえず検討します。
ひたすら商品を求めて歩きます。
141002-30.jpg

上海の展示会場は20万平米の広さです。
141002-31.jpg

東京ドーム4,5個分に相当します。
そこに目いっぱいの業者がひしめきあっているので、慣れないと全部見るためには3日位かかります。
これは、ポテッとしたかわいいスツール。
141002-32.jpg

アッシュナチュラルの脚が特徴でナチュラルなカフェ系で6,000円前後を予定しています。
現行ソファと似ていますが、全体のバランスが良く価格も50,000円前後と出来のいいソファです。
141002-33.jpg

どちらも、年末リリースを予定しています。
広い会場を
141002-34.jpg

更に歩きます。
141002-35.jpg

ドロー・リーフテーブル。
141002-36.jpg

バタフライテーブルとも呼び、左右の端が折れて伸ばす事ができるので場に応じてサイズが変更できる物です。
仕様を変更して25,000円前後。
こちらのチェアはテーブルの仕様にあわせて色はブルーと
141002-37.jpg

イエローの2色で14,000円前後を予定しています。
141002-38.jpg

チェア、テーブルとも年末か来年すぐのリリースを予定しています。
ここはパス。
141002-39.jpg

うーーん。
141002-40.jpg

最後のパビリオンを見終わってベンチに座ると猛烈に足が痛くなってしまってしばらく動けませんでした。
141002-41.jpg

「どうしたんだ!」こんな事、去年もありませんでした。
こんな時はなにかお腹に入れようとがんばって前にある「ファミマ」に行くと、おいしそうな「肉まん」がありました。
141002-42.jpg

ベンチに戻って「肉まん」を食べながら(この肉まんかなりおいしかった。日本のファミマでもヒットしそうなんですけど)考えました。
反省を込めて・・・痛くなった原因を。
まず、いつも上海は午前に着いて午後から半日、翌日「午前半日」なので1回の歩行距離が違います。
そして、1日勝負と歩行速度を上げたのがまずかったのでしょうか。
足が痛く、シャトルバス乗り場まで歩く自信がないのでカートで
141002-43.jpg

移動する事にしました。
141002-44.jpg

出口ではいつものように弦楽四重奏を音大生でしょうか、バロックを奏でていました。
141002-45.jpg

バスに乗る瞬間、いつも「これでよかったのか」と考えてしまいます。
141002-46.jpg

地下鉄に乗り
141002-47.jpg

「人民広場」で降り
141002-48.jpg

地下道を歩き
141002-49.jpg

19番出口を出て
141002-50.jpg

いつものビルを見ながらホテルに帰りました。
141002-51.jpg

さて足は痛みますが、心をリフレッシュさせるためにホテルのフィットネスに向かいます。
141002-52.jpg

ロッカーのキーをもらい着替えて
141002-53.jpg

階段を上がり
141002-54.jpg

プールです。
141002-55.jpg

1時間ノンストップクロール3キロです。
泳ぎ始めるとウソのように足が痛くありません。
多分、使う筋肉が違うからでしょうか。
1時間後、気持ちもリラックスし、外を見ると上海の街は「とばり」と灯りに包まれていました。
141002-56.jpg

部屋に戻ると足の痛み、「更に悪化し体はだるいし」と人間使う筋肉別じゃないみたいです。
よく、「べつ腹」とか言いますが消化器的根拠はなく、精神的なものです。
別筋肉もないわけです。
外に出て食事する気にもならないのでホテルのチャイニーズレストランに行きました。
値段が高い事を抜けば、味はまず日本では食べられないほど美味です。
窓際をリクエストして席に着くと
141002-57.jpg

南京東路は、始まる宵に浮かれていました。
141002-58.jpg

まずはサンペレグリーノ。(イタリアの発泡水。過去の経験から仕事の時、僕は海外ではアルコールを取りません。残念ですが仕方ありません。)
141002-59.jpg

次に冷菜。
141002-60.jpg

青菜とナッツ、アーモンドを和えたもの。
これだけでシャンパン一本いけます。
次は、コーンスープとスモールポーションの上海焼そば。
141002-61.jpg

ひとくちサイズの上海焼そば・・・たまりません。
141002-62.jpg

メインはサワーポーク(酢豚)ア・ラ・シャンハイ。
141002-63.jpg

薄く一口大にカットした豚肉を味付けされた衣でカリッと揚げ、ササッと甘酢で和えたものです。
甘酢も広州とは少し違い酢がすくなめです。
全然ドロドロしていません。
たっぷり2人前あります。
赤ワイン、カベルネソーヴィニヨン、メルローあたりがベストですが、モダン系のシラーやグルナッシュでもいけそうな感じでした。
でも、ここはスチームライスです。
141002-64.jpg

中国の香り米。
僕は好きです。
豚肉との相性もよく完食してしまいました。(少し肉は残してしまいましたが)
ロビーから上海タワーが「おめかし」をしていました。
141002-65.jpg

部屋からは、「いつものビル」が街を飾っていました。
141002-66.jpg

疲れていたのかバスタブに浸かったあと10時にはベッドの中で記憶をなくしていました。
外では喧騒の中、上海の夜が更けていきました。
  1. 2014/10/02(木) 11:09:59|
  2. バイヤー&スタッフのブログ