NOCEの家具バイヤーズブログ 2015年11月

NOCEのバイヤーズブログ

2015年11月27日 天板が美しいダイニングテーブル(輸入秘話)


今週、寒い日が続き札幌では大雪により市内で44㎝の積雪になったそうです。
11月の積雪は、62年ぶりとの事でした。
今日も帯広では、冬型気圧配置の影響で大雪となり既に積雪が60㎝以上だそうです。
東京では、晩秋から初冬に入るところで黄色く染め上げられた銀杏の葉が青い空に映えています。
街は、北風が落ち葉を舞い上げ、残った街路樹の葉を揺らしていました。
来週から街が1年中で輝く12月です。
カフェ・ノルマーレの前の庭には来週水曜日からクリスマスツリーが来ます。
窓の外のクリスマスツリー、大切なひとときをお過ごしいただければと思います。
今週末、NOCE(ノーチェ)のある地域のお天気ですが、札幌は土日とも雪、新潟は土日雨、福岡の日曜日が雨となるそうですが、他の地域は恵まれるそうです。
落ち葉舞う晩秋の街歩きは如何でしょうか。
お出掛けの際には是非NOCE(ノーチェ)にお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同、お客様の御来店をお待ち申し上げております。

いつものように「今週の新商品・・・・・」と始めたかったのですが、色々あってようやくリリースできた商品なので、その苦労話から始めるかそれとも商品紹介の後でするか・・・・悩むところです。
始めからネガティブだと、折角の商品がダメージを受けそうなのでいつもの展開でいかせて頂きたいと思います。

今週の新商品ご紹介は、北欧ヴィンテージスタイルのダイニングテーブルです。
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バイイングは今年の3月で「一目惚れ」でした。(とりあえず経緯は後で語るとして)
デザイン、質感、価格ともにバランスがよく、直ぐに発注となりました。
デザインは、随所に北欧ヴィンテージの香りを感じさせてくれます。
横方向と
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縦方向に開いた脚が、「全体のヴィンテージ感」に大きく寄与しています。
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特にこのようなスタイルのテーブルの場合、正面から見て脚が横方向には開かず垂直に落とすデザインのものが多いように思います。
垂直に落とすと「硬質」なイメージになりますが、横に開く事により少し甘いイメージを与えているのです。
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又、脚にヌキを入れているところもヴィンテージ感を際立たせています。
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そしてこのテーブルの最大の「売り」は、この天板です。
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「この天板に惚れてバイイングした」と言っても過言ではありません。
まず形状ですが、角が丸く各4辺で少し膨らみがあります。
そして、天板の木目です。
4枚の「斜線になる木目」の板を天板中心に・・・・・・文章で書くと間が抜けてしまいそうなので画像をご覧いただければと思います。
ヴィンテージのテーブルでよく見かける手法ですが、コストがかかるため現行製品では珍しいと思います。
素材は天板がウォルナット天然木突板で
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脚はアッシュ天然木無垢になっています。
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インテリアの観点から、北欧系、カフェ系を中心にナチュラルや少しハードなブルックリン系まで幅広く対応できます。
例えばこれはナチュラル系、
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これは北欧系
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カフェ系
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少し硬派なブルックリン系
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これもブルックリンカフェ系などテーブルに主張があるのでチェアは「なんでもOK」な感じです。
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さて価格ですが、58,000円(税込)と充分なコストパフォーマンスがあるだけではなく、このテーブルに関してなんと全国送料無料、組み立て無料キャンペーンを付けさせていただきました。(WEBは申し訳ございませんが対象外となっております。)

さて、何故「それ程いいテーブル」なのに付加サービスなの?
理由を書かないと「どんなわけあり」なのかわからなくなるので簡単に書かせていただきます。
そもそも、展示会で一目惚れです。
天板に。
いや、天板と脚とのバランス、質感、価格・・・と理由はたくさんあります。
すぐに発注です。
発注するとシッパー(メーカーの事。輸出する、シップするのでシッパーと呼ぶ。)からコンファメーション、プロフォーマインヴォイスと呼ばれる確認書が来ます。
支払いは、大きく銀行が保証するL/C(信用状)と現金があります。
シッパーは、今回現金決済を希望してきました。
現在、注文時にデポジットとして30%、商品出荷後あるいは商品レディ・トゥ・シップで70%支払うと言うのが主流です。
今回もそれでした。
ここで、ひとつ問題が起きてしまいました。
メーカーからのコンファメーション到着後に手違いで30%の支払いをスルーしてしまったのです。
僕は、メーカーに商品の現況を確認すると「まだ支払いがないのでペンディングだ」と。
慌てて経理に確認するとやはり手違いで抜けていました。
そこで、メーカーに手違いを詫び「まだ作ってもらえるか」を確認すると「大丈夫」との事です。
どうしても欲しい商品だったので胸をなでおろしました。
早速、150万程送金されました。
その晩は祝杯です。
「お気に入りの商品ゲット!チンッ」です。
ところが、先のメールで「天板は見た通り?」と聞いたところ「念のため確認したいからサンプルを作ってそこから生産したい」と。
支払った後で。
ガーーン!それってあり?です。
勿論、「あの展示会で確認した筈だから」とメーカーに伝えました。
サンプルと言って「違う物作られたら」たまらないからです。
しかも、お金払ってるし。
バイヤーの責任問題に発展しそうだし。
あの時、商品を確認しているから「サンプルの話をするならキャンセルしてお金も返して欲しい」とメールしました。
支払い終わってからなので完全「後出しじゃんけん」です。
多分、サンプル作って展示して「客付いたら生産」と思います。
しばらくすると「想い出した!これでOK?」と展示会の写真を添付して、「生産に入る」とメールが来ました。
よかった!・・・祝杯です。
「これで本当に来るぞ!チンッ!」と。
それから3カ月が過ぎました。
「もう生産は終わったはず、いつ出荷出来るか」と聞くと「品質に問題があったのでやり直しているので1週間待ってほしい」と。
10日後にメールしました。
返事はありません。
毎日メールをしましたが返事はありませんでした。
電話も通じません。
そこで、現地の船会社を通じて連絡を取ると「前担当者が突然辞めたので混乱していた。荷物は出来ているので来週出荷」との事でした。
よかった!・・・・祝杯です。
「出荷だ!チンッ!」と。
それから1週間・・・。
船会社から「連絡がいっさい取れなくなった」と。
そして1週間、船会社から「私たちに出来る事はなくなった」と。
ガ―――ン!
「もうキャンセルするからお金を返して欲しい。展示会に仲裁してもらってあなたの会社をブラックリストに載せる要請をする」とメールしてもダメでした。
150万位だと国際間の裁判費用と時間の問題でムダです。
泣き寝入りやむなし、いくら僕が負担しなければならないか・・・・。
スル―したところで諦めるべきじゃなかったのか。
惚れた弱みでしょうか。
そんな最悪の思いの中、9月に展示会に行きました。
すると、なんと名前は少し違うものの「同じ系列の会社が出展」してるじゃあーりませんか。
担当者を呼んで聞くと同じ会社との事。
僕は必死でマシンガントークの如く経緯を話しました。
「落ち着け!私が責任もって解決する」と営業部長から。
涙が出ました。
成田に夜おそく帰国して下北沢で祝杯です。
奇跡が起こった!チンッ!と
家に帰って荷物を整理していると名刺ケースがない事に気付きました。
どこを探してもありません。
チーン!合掌。
どこかに落としてしまいました。
当然、その中に大切な営業部長の名刺もありました。
1週間・・・途方に暮れていると・・・なんと営業部長からメールがきたのです。
「2週間後に荷物ができるので残りの70%を支払って欲しい」と
今度は大丈夫と思っても祝杯はやめておきました。
そして、荷物の写真を送ってもらい船会社に確認をとって送金し、無事出荷されました。
やった!・・祝杯です。
コンテナが東京に来た!チンッ!
その3日後倉庫に着いて各店に展示用に出荷されました。
「穴が合わなくて組み立て困難」だそうです。
もういいです。
クレーム付けても多分ムリです。
倉庫で一本一本組み立てて検品し、それをバラして再梱包して出荷です。
「お客様組み立て」は難ありです。
それなら、売り切れ御免リピートなしの商品なので、「組み立て料無料」それに「送料も無料」という事になったのでした。
それでも商品はいい物です。
商品に責任はありません。
全部ぅ・・・ああ僕がああ・・・ああーわるいんですうううううううう・・・(涙)

惚れた弱みですか。
それでも、商品に愛情もってなきゃダメなんですよ!
と、ワインバーのカウンターで慰めてもらいました。
祝杯はなしで。
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  1. 2015/11/27(金) 16:45:17|
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2015年11月20日 ボジョレーヌーボー 2015

今週も、暖かな日が続きました。
季節は晩秋ですが、あまり季節感がありません。
TON社とのメールは今週、やはりパリの事件と難民が話題でした。
平和を願うばかりです。
3連休が絡む週末、NOCE(ノーチェ)のある地域のお天気ですが、札幌は3連休とも雪で新潟も雨やくもりとハッキリしないお天気だそうで、他の地域は月曜日を除いて恵まれるそうです。
イルミネーションに包まれる前の晩秋、街歩きは如何でしょうか。
お出掛けの際には、是非NOCE(ノーチェ)にお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同、お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

今年のボジョレーヌーボーの解禁日は、11月19日午前0時でした。
それは、11月19日が11月の第3木曜日に当たるからです。
「はっ?・・・・何の事?」です。
最近は・・・。
あまり話題にもなりません。
ボジョレーヌーボーって、芸術関係?・・・ではありません。
それは、アールヌーボーです。
確かに、ヌーボーはフランス語で「新しい」ですけど。
もしかして、料理に関係する?
惜しい!・・でも違います。
それは、深夜番組の「新チューボーですよ!」です。
正解ですが、ボジョレーヌーボーとはズバリ!ワインに関係する事です。
と言っても、お酒を飲まない人が増えたためでしょうか、最近知らない人が増えました。
ワインはブドウから造られるお酒です。
アルコール度は13%前後でそれぞれです。(ビールは5%、日本酒は16%、焼酎は25%)
他のお酒と比べ、水を使わない唯一のお酒でアルカリ性です。
種類は大きく分けて3種類、シャンパンに代表される発泡性(シャンパンはフランス、シャンパーニュ地方で作られるものだけを指し、他の発泡性ワインは一般的にスパークリングワインと呼び、イタリアではスプマンテ、スペインではカヴァなど特別に呼ぶ事もあります)白ワイン、赤ワインがあります。
白ワインは、乳酸菌飲料のように白くなく薄く黄色がかった透明のもので、白ワイン用ブドウから皮と種を除いて作ります。
一方、赤ワインは赤ワイン用ブドウ品種から作られ皮や種も除かず作られます。
一般的に発泡酒は食前、白ワインは魚料理、赤ワインは肉料理やチーズに合うと言われています。
ワインは、ヨーロッパ各国(ロシアや旧東欧圏含む)を中心にアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、南アフリカなど有名産地から中国、インド、タイ、フィリピンまで作っていない国が少ないくらい生産しています。
勿論、近年山梨を代表として長野、山形、新潟、北海道など日本でも盛んに生産されています。
ワインは、食事とともにいただくお酒で、ヨーロッパ文化圏ではなくてはならない存在です。
30年前、食からファッションまでフランスやイタリア文化のブームが起こりました。
原宿や表参道にオープンテラスのカフェが続々とオープンした頃です。
スパゲッティをパスタと呼び、ピザやスパゲッティではないイタリア料理店が出来、この店を「イタ飯屋」と呼び、ホテルではない独立したフランス料理店が次々に出来ました。
有名店は行列が出来、予約が取れない店も沢山ありました。
見た事もない料理にみんな驚きました。
そして欠かせないのがワインです。
ブランド物に身を包まれたカップルが、テーブルに着き大きなグラスにソムリエから注がれるワインをグラスに入れクルクル。
なんかすごい「おしゃれ」でした。
こうしてワインは徐々に浸透していきました。
ここで登場するのがボジョレーヌーボーです。
ボジョレーとは、ワインの産地であるフランス、ブルゴーニュ地方にあるボジョレー地区で生産されるワインでブドウ品種はブルゴーニュの主流であるピノノワールではなくガメイを使ったワインです。
この地区で、その年の出来を見るために試飲用に特別な醸造方法で作られた新酒がボジョレーヌーボーなのです。
そして、毎年11月の第3木曜日に業者に試飲させる事がイベントとなり、やがてボジョレー村で収穫に携わった人たちに(ボランティアで収穫を手伝う)ワインや食べ物を振る舞うお祭りになっていきました。
これが、日本でも大手酒類販売業者や航空会社(空輸されるため)などの協賛とメディアにより一大イベントとなったのです。
時代は、「イタ飯」の頃、クリスマスに東京中のレストランが予約で満席になる頃でした。
あの「グラスに赤ワイン注いでクルクル」がボジョレーのおかげでグッと近づきました。
そして、空前のワインブームに火が付いてワインが身近になり、ボジョレーヌーボーの解禁日である11月の第3木曜日は、日本でもすっかり定着したのです。
ボジョレーが日本でブレークした背景に、現地時間との時差で現地より8時間早く木曜日が訪れるため「世界で最も早くボジョレーが飲める国」もありました。
その後、日本でのボジョレー祭りは盛り上がり、コンビニ、スーパー、居酒屋に至るまで取扱い始めました。
スーパーは、山積みでしかも即日完売でした。
なんと、ボジョレーヌーボー出荷量の半数を日本が占めるという異常な事態になってしまいました。
何故異常かと言うと、各国の国民一人当たりの年間ワイン消費量に対するボジョレーの消費比率が日本だけ異常に高いのです。
つまり、「日本人はボジョレーヌーボーしか飲まない」とも考えられるのです。
「今日はお祭りだから」とか「話題だから」とかで普段ワインを飲まない人達もボジョレーヌーボーを飲んだものです。
しかし、「ちょっと待てよ」です。
これってもともと試飲用ですよね・・・。
普段、ワインを飲んでいる人が今年の出来を占うとか、「今年もワインに感謝!」が基本です。
このワインは、試飲用なためレギュラーボトルの造り方と違います。
味もレギュラーボトルに較べ良いとは言えません。
毎年「過去50年で最高の出来」とか「素晴らしい味わい」などのコピーはあくまでもボジョレーヌーボーだけの話で、ワイン一般との比較ではありません。
寧ろ、ボジョレーヌーボーと他のワインは別と考えてもOKな位です。
これを間違えて、普段飲みなれない人が「お祭りだから」とガッツリいくと大変なことになるのです。
実際、ボジョレーヌーボーを飲んで赤ワインが苦手になってしまった人を数多く知っています。
最近、前ほどボジョレーヌーボーが話題にならなくなったような気がします。
昨日も下北沢の飲食店でボジョレーより野球の看板が目立ちました。
スーパーの売り場も最盛期の10分の1くらいで毎年減っているように感じます。
それは、全般で「お酒を飲む人の減少」とワインを飲むうちに「ワインは安くない」事に気が付いてあまり飲まなくなってしまった事が考えられます。
ワインはお酒です。
お酒は体に良くありません。
それでも、心にはいいので「病は気から」と考えれば体に全て悪いとは言えません。
フランス人の寿命が長いのは「赤ワインのおかげ」とも言われています。
ただ実は、僕も最近控えています。
週3、プールで「約3キロ、1時間ノンストップクロール」を続けていますが、泳いだ後すぐに体重を測ると大体1.2キロくらい減っていて更に汗をかくのでそれ以上減っていると思います。
そして、その後飲むワイン。
まずスパークリングから。
それが、体が水分を求めているぶん「たまらん」です。
そして「異常な空腹感」で揚げもの中心にガッツリ食べ、スイマーズハイの余韻で、更にハイになりワイン2本(それ以上は記憶無しなので計測不可)以上いってしまいます。
ワインは水ではありません。
アルコールは、体にとって毒なので水と一緒に体外に排泄しようとするので、水を飲みながらお酒を飲まないと軽い脱水状態になるのです。
基本的に水とやりません。
ひどい時は、スパークリングワインがチェーサーです。
これで体にいいわけありません。
体脂肪率16%だし、メタボでもないし、風邪も引かないし、と自信満々でしたが、引っかかってしまいました。
健康診断です。
人生初胃カメラで。
全てお酒が原因です。
プールを続けてお酒を控えるか、それともプールを控えてお酒を続けるか、うーーん・・・難しい問題だぁ。
バカもの! 
酒、控えるべきです。

すみません、ボジョレーに話もどします。
昨日、2015年の第3木曜日、このブログでも「ボジョレーはちょっと」と言っていましたが、下北沢駅近くの輸入食品店の店頭でボジョレーの試飲をして少し考えが変わりました。
これが、けっこういけます。
アルコール度数も13.5%もあるのです。
え!こんなおいしかったけ。
と、隣にある「くじゃくストア」に冷やかしで見に行くと、ドミニク・ローラン(ブルゴーニュの有名な造り手)が監修するボジョレーがあるじゃありませんか。
アルコール度14%、樽発酵でかなりボジョレーヌーボーとしては特別な造り方をしているらしいです。
しかも残り1本 買ってしまえ、3,000円(税込)。
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ドミニク・ローランです。
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飲みました。
すごい! こんなボジョレー飲んだ事ありません。
バナナを彷彿させる香りに、すこしアロマを混ぜた感じで赤ワインの概念を変えさせるくらいです。
これ、すごいです。
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ワインを知っている方ならご存知かと思いますが、この早飲みワインでオリです。

このワインなら来年も買うかも、でした。
「過去、飲んだ中で最高」が今年の僕のコピーです。
ただ、市販で3,000円のワインがボジョレーのために買う人がいるかがワインのこれからの課題だとおもいます。
ところで僕は、ワイン控えています。
週4日程度に。
  1. 2015/11/20(金) 16:02:12|
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2015年11月13日 2シーターと3シーター

今週は、「立冬を過ぎた」と言うのに半袖で過ごせるほど暖かな日がありました。
曲木でお馴染みのTON社のあるチェコでも「いつもと違う暖かさ」だそうです。
今週11月11日、チェコでは(ポーランド、ハンガリー、スロヴァキア)セント・マルティンズ・デイという祝祭の日との事でした。(ポーランドでは、同時に独立記念日)
この日は「白馬に乗るセント・マルティン」に因んで初雪が降ると言われているそうですが、「この10年間降っていない」そうです。
又、11月11日、午前11時11分にワイナリーでは新酒の解禁日として祝う、チェコ版ボジョレーヌーボーの日でもあります。
人々は、この新酒(赤ワイン)とガチョウのローストなどの御馳走とともにこの日を祝うそうです。
ピルスナービールで有名なチェコもそれだけではないようです。
まだ、この日は多分「収穫祭」に当たると思いますが、どこもお祭りモードでプレゼントの交換やパーティで盛り上がるそうです。
一方アジアでは、中国が1111に因んで「独身の日」韓国ではお馴染みの「ポッキーの日」です。
今年は、その日に中国オンラインショップの大手が仕掛けたセールで「12分で1,900億円」の売り上げと、その日の売り上げがなんと1兆8,000億円という記録を作りました。
これからの小売の在り方を暗示しているのでしょうか。

今週末、NOCE(ノーチェ)のある地域のお天気ですが、日曜日の広島と福岡を除いて全地域でくもりや雨とスッキリしないお天気になるそうです。
お出掛けの際には是非、NOCE(ノーチェ)にお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

今週は、以前ご紹介させていただいた3シーターソファに追加された2シーターソファをご紹介させていただきたいと思います。
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当初は、3シーターのみのリリースを考えていましたが、「もう少しコンパクトなものを」と言うご要望にお答えさせていただくためにリリースいたしました。
仕様、素材、カラーバリエーションは全く変わらず、ダウンサイジングのみです。
そのため、サイドヴューも変わりません。
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ただ正面と
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背面を見ると3シーターと印象が変わっている事がわかります。
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3シーターと2シーターですが、目的は用途や価格だけで決定されるとは思いません。
勿論、物理的なスペースの問題もありますが、やはりデザインの好みと全体のインテリアとのバランスやマッチングが重要なキーになるのです。
2シーターに見慣れてしまうと、3シーターは大きく「野暮ったい」イメージで、3シーターから2シーターを見ると「チマチマ」として「ソファーらしいどっしりとした」イメージがないように感じますが、これは裏を返せば両者の長所になります。
例えばこれは店内撮影ですが 2シーターが合っています。
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一方、この場合3シーターが充分置ける余裕もありますが、2シーターでも違和感はありません。
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寧ろ、空間に対しソファーが小さいため「かわいさ」が強調され、空間がさらに活かされるのです。
又、実用面でもアームが木製のためシートのクリアランスが106㎝もあるので2人で座っても窮屈な感じはありません。
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カラーは、ブルーと
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グリーンの2色です。
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フレームの素材はラバーウッドでナチュラル仕上げになっています。
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さて、価格ですが49,800円(税込)とリーズナブルな設定となっております。
フィーリングや座り心地など、是非NOCE(ノーチェ)各店にてお確かめいただければと思います。

NC130ソファ 2人掛け
¥49,800(税込)
幅125×奥行75×高さ76(43)cm


  1. 2015/11/13(金) 16:05:49|
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2015年11月6日 ミラノピザ

今週、朝晩寒い日がありました。
朝、起きると寒くておもわずストーブを入れてしまいました。
外気温は10度を下回っていました。
それでも日中は20度を超えるので、半袖で過ごせまました。
半袖の上にコートと不思議な服装の日が続いています。
そして、日曜日は「立冬」、いよいよ冬の到来です。
もう少しで「街角にはクリスマスツリー」・・・・・は、はやい・・はやすぎる・・1年。
今週末、NOCEのある地域のお天気ですが、札幌、名古屋、大阪の土曜日を除いて他の地域や曜日は曇りや雨とあまりハッキリしないお天気になるそうです。
立冬とは言え、秋の最中です。
少し着飾って街歩きは如何でしょうか。
週末お出掛けの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同、お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

「ミラノピザって知ってる?」と聞かれて「知ってる!」答えられる方は相当なミラノ通です。
ヨーロッパでもアメリカはもちろん、ミラノ以外のイタリアでもあまり知られていません。
何故ならば、イタリアではナポリやローマなどのピザが主流で、アメリカもこれを基本的に準じているからです。
薪釜の前でイケメンピザイオーロがピザ生地をクルクル回し丸く成形した上に具材を載せていき、最後に生地と具材が載ったピザを「大きなスコップのようなもので釜に入れる」が日本でもお馴染みのナポリピザです。
まだそれほど釜で焼くピザが浸透していなかった頃、初めてミラノに行きました。
日本では、食べ放題のピザの時代に「サルヴァトーレ」(クオモとは別)がオープンした頃です。
当時、行列がめずらしい時代に行列して食べに行きました。
イタリア人が作るピザは格別でした。
僕がミラノに行く目的は、年1回のサローネ(家具)と年2回のマチェフ(雑貨の見本市)を見るためで、当時少なくとも年6回以上はミラノに行っていました。
初めて見るミラノの街は、まるで映画の世界に迷い込んだようでした。
古い建物、黄色い路面電車やトロリーバス、クラクションを鳴らしながら走る少し古いタクシー、そこを色とりどりのファッションで歩く人の波。
見本市が終わり地下鉄の「アメンドラフィオラ駅」からホテルのある「スタッジオーネ・チェントラーレ駅」(ミラノ中央駅)まで「ロレート駅」で地下鉄を乗り換えて帰ります。
そしてディナーです。
当時、まだ日本でイタリアンが浸透していない頃でした。
ミラノのレストランのメニューを見てもさっぱりわかりません。
しかも、お店は地元のイタリア人で賑わっています。
しかも、日本人など殆どいません。
ひとりでの入店・・・考えてしまいます。
ミラノ中央駅からロレート広場まで歩くと、ブエノスアイレス通りに出ます。
ここは、人通りが多く庶民的であまり気取った感じがしません。
通りを歩くとマックやバーガーキングなどの知られた店がたくさんありました。
「ミラノ来てマックかぁ?・・・でも疲れて探すの面倒なので」と諦めていたところ「PIZZERIA」の看板が目に付きました。
これってピザ屋さん?と思いながら近づくと店内は、大きなテーブルに相席らしく地元の人でいっぱいでした。
ここはとりあえずパスして、路地や街の看板を見るとあちこちに「PIZZERIA」の看板が見えたのです。
たまたま、あるPIZZERIAの前でメニューを見ていると、中からスタッフにナイフとフォークを持ちながら手招きをされたので思い切って入ってみました。
ここも大きなテーブルで相席でした。
メニューは、3種類。
ピザは、本日のピザとマルゲリータのみです。(本日のピザはマルゲリータに生ハムをのせただけのシンプルなもの。生のポルチーニをのせたフンギの日もある)
そしてスペチャーレは、ラザニアでした。
当時の僕は、マルゲリータが分かりません。
イタリア語オンリーで英語は通じません。
すると先程の彼が、笑いながら手招きで釜の前まで連れていき見せてくれました。
大きな釜の中で薪が燃え、大きなピザが焼かれていました。
レジの前には、10人くらい並んでいます。
直径60㎝くらいの大きなピザが焼き上がり釜から出すと、「ピザ焼き人」がすごいスピードで切ってお皿に載せると先程の彼がまたすごいスピードでテーブルに持っていきました。
一切れのサイズは、特大で大きな皿が隠れる程です。
次のピザが焼き上がると今度は、これもすごいスピードで箱に詰め、レジの前に並んでいる人達に次々と渡しました。
彼は、僕にピザを指して「マルゲリータ!」(がこれだよ)と言いました。
僕は、そのピザを指差して人差し指をたてると、彼が親指を立てたので席に戻りました。
彼が「ビッラ?」(ビールは?)と言うのでうなずくとすぐに、フォルストを持ってきました。
モレッティでもナストロでもありません。
ミラノではフォルストです。
ピザが来ました。
大きな皿からはみ出すくらいのピザです。(切り分けられているので丸ではなく、扇型です)
生地は厚みがあって、底は油で揚げたようにカリカリとしています。
その上にトマトソースとクリーミーなチーズ(モッツアレラ)が載っています。
まわりのみなさん、ナイフとフォークで食べています。
手で食べるのが普通と思っていたので驚きでした。
みなさんこれもまたすごいスピードで食べてしまいます。
「さっと来て、さっと帰る」です。
その時の感想・・・「これが本場のピザだ」とただただ感動でした。
それから、ミラノに行くたびに様々な「PIZZERIA」に通いました。
基本は、大きなピザの切り売りに厚手の生地とカリカリの底ですが、生地やカリカリ感が店によって微妙に違います。
ピザが4角のところもあれば、切り分けたピザの重さを計る「グラム売り」のピザまであり、店の特徴も様々でした。
仕事の拠点がミラノからフリウリ(ベネッチアの北)に移ってからミラノには行かなくなってしまい、ミラノピザも食べられなくなってしまいました。
その後、日本ではナポリピザの全盛時代が到来します。
ずいぶん日本のナポリピザを食べに行きましたが、僕にとってミラノピザは忘れられないものでした。(因みにパニーニは、それ以上)
「日本ではピザと言えばナポリ、何故ミラノピザがないんだろう?」と思っていたところ、10月下旬、原宿に「ミラノから本場ミラノピザ上陸!」との情報があったので、すぐに行ってきました。

その日、デジカメのバッテリーの充電を忘れている事に気が付き渋谷から歩いて原宿に行く事にしました。
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渋谷駅
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昼近くのハチ公前の広場は、これから繰り出す人達で賑わっていました。
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ガードをくぐり
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銀座線のガードを振り返ると、東急東横店は姿を消しその跡にクレーンが見えました。
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バッテリーを買い
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明治通りを渡り
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ココチビルを過ぎ
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キャットストリートを歩きます。
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かつて一世風靡した通りで、休日は歩けない程でした。
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その後、プチプラショップの原宿進出やトレンドの変化により、人の減少が進みました。最近また「戻った」と聞きましたが、往年の盛況感はありません。
モールのような街なのでしょうか、街のようなモールなのでしょうか。
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以前、ここには全国から個性的なファッションを求めて人々が集まりました。
そして付随してカフェ、雑貨店、バーが出来てひとつの文化の集積を構築していきました。
今、各地に当時のファッションの代表店がモールの下に集積しています。
半ば、自然発生的に出来た街は、時間とともに成長していきました。
一方、モールは出店者を募り作る商業施設なので土地があればどんな所にでも作る事が可能です。
つまり、モールが出来てしまえば「わざわざキャットストリートに来る」必要がないわけです。
現実、「うちのモールにある店がある!」とか「知ってる店、少なくてつまらない」と僕の前を歩く複数の男女が会話していました。
街の出来る時空を共有し
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街ともに
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その時間を楽しみました。
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今、きっとその街は、降ってきたり湧いてきたりする感覚なのでしょうか。
通りに出る手前にいきなり人ごみと行列がありました。
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ロブスターの店です。
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「今なら、30,40分で食べらるんだって・・並ぼう!」だそうです。
席は「表の数席のベンチのみ」で、基本はテークアウトが「その辺で食べる」です。
通りに出ると時間が早いのか、「行列がまだ」のアイスクリーム店がありました。
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神宮前の交差点で信号を待っていると
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右手にはかつて話題の日本初上陸プチプラストアが見えました。
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当時、(このブログでも取り上げました)すごい行列で入場制限がありました。
交差点を渡り
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左に路地を曲がると、街の喧騒が嘘のような静かさがありました。
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つきあたりを左に曲がると目的のPIZZERIAがありました。
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どのくらいぶりでしょうか・・・・ミラノピザとの再会。
ここは、原宿から少し入った静かな場所で新しく出来た飲食の集積ビルです。
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その2FにあるPIZZERIAですが、ミラノで行った事はありません。
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大きなピザが焼かれ、切り分けたピザがお皿に載せられていきます。
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まだ、慣れていないのかミラノのようなスピード感はありません。
大きな薪ガマで、ミラノと同じだと思います。
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マルゲリータとコーヒーをオーダーして、番号をもらってテラスの席に着きました。(店内の方が席数が断然多い。テラスは多分8か10席。チェアはカルガリス)
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番号が呼ばれ、運命の再会です。
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ミ、ミ、ミラノピザ・・・。
厚めの生地にカリカリの底。
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所要時間、1分位。
チーズが固まる前に、糸引くチーズをナイフにくるくる巻いて、出来るだけ早く食べるのもミラノを想い出します。
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階段を下り
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原宿のポップコーン店を見て
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地下鉄の明治神宮前駅から
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下北沢に帰りました。
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補足
ミラノピザの店はミラノにこの店だけではありません。
味も生地も店によって様々です。
むしろ、こちらはミラノでチェーン展開しているので、日本でも馴染み易いかと思います。
日本で言えば、パンピザに近い食感ですが、揚げ焼きするところが根本的に異なります。
僕の通ったミラノのPIZZERIAは、生地がこちらよりも硬くてキメが荒いため、揚げてある部分が厚くクリスピー感が強かったような感じでした。
ここのピザはキメの細かさから来る「モチモチ感」が売りなので、僕の通ったピザとは正反対になるのです。
あくまでも好みの問題で、東京の店でどこの「天丼が一番おいしいのか」と変わりません。
日本でピザが食べたくなったら、僕はナポリではなく、ここに来るかとおもいます。
  1. 2015/11/06(金) 15:56:58|
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