NOCEの家具バイヤーズブログ 2010年4月2日 2010年春 中国出張2

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2010年4月2日 2010年春 中国出張2

今週の新商品は、シンプルな正統派系ソファです。
8810-0402.jpg ソファTD9810 3人掛けセット グレイ
¥78,000

ソファ:W198×D88×H86(43)cm
オットマン:W62×D62×H43cm
Made in China
※部分組立
2人掛けセット(ソファW152cm)は¥69,800

今まで「おうちカフェ」系ソファが多かったのですが、
今回はシンプルとそのちょうど中間といったところでしょうか。
デザインの基本は数年前の北欧系シンプルです。
このため、他のウォールナットのダイニング(カフェ系)や、
ガラスのシンプル系のダイニングにも合わせやすく
インテリア的には優等生といえます。
今回は「グレィ一色展開」です。
色々選べるのもいいのですがデザインに合う色は基本的に1色、
多くて2色だと思います。

例えば車でも同じで、巨匠ピニンファリナがデザインする
アルファロメオには赤が似合います。
(もちろんフェラーリでも同じですが)
シルバーメタリックやホワイトはあまり似合いません。
一方お堅いベンツに赤はNGです。
話、はずれます。
イタ車つながりで色と車なのですが
まるで「走るカフェ」ともいえる「FIAT500」。
少しレトロなデザインに独得なカラーヴァリエーションが特徴で
「ボサノヴァホワイト」とか「チャチャチャアズール」とか
ネーミングだけでラテン系のギターが聞こえてきそうです。
この間、表参道でこの「ヴィンテージグリーン」という
スモーキートーンにライムグリーンを混ぜたような色のこの車を見ました。
あまりにも合っていて思わず微笑んでしまいました。

話をもとに戻してグレィなのですが、これをブラウンにすると
シンプル系ガラスダイニングには合わなくなってしまうのです。
さて、デザインだけでなく中身も当時のデンマーク北欧系のように
シート、背もたれ、アームになんと!フェザー(羽毛)が入っているのです。
フェザーの感覚はなんともいえず、座った時にシートの空気が
少しずつ抜けていき、包まれるような感じになります。
反発の早いウレタンフォームとは明らかに違います。
これで価格なのですが、オットマンを付けて2シーター69,800円、
幅198cmの3シーターで78,000円と
このパフォーマンスとしては安いと思います。
NOCEならではの価格になっています。
是非お店でフェザーの感覚を確かめていただければと思います。

ここで重要なお知らせをさせていただきます。
こちらのソファですがカタログの表記に「ポケットコイル使用」と
書かれていますが、フェザーが入っているため使用されていません。
大変申しわけありませんでした。

(前週のつづき)
翌日の朝、5時に起き6時までストレッチをして
朝食を取るためにレストランに向かいました。
6時くらいだと空いています。
これだとフライドエッグを焼いてもらう時も
あまりストレスを感じません。

さて席に着いてコーヒーを。
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それから、昼を抜く事が予想されるため昼の分まで取ってきました。
0402-2.jpg 多すぎて書き切れません。
トースト、ハム、ヨーグルトから中国だけに焼そば、炒飯、
チャーシュー饅まで。
フライドエッグ2個ターンノーバーもわすれません。
(ターンノーバーとは目玉焼きをフライパンでひっくり返して焼くこと。
僕も自分で作る時はいつもこれ。ただテフロンじゃないと
「白身」がくっ付いてひっくり返す時に失敗しやすいので注意が必要です。
ちなみにひっくり返さない目玉焼きはサニーサイドアップ)
まわりを見ても僕以上食べている人はいません。
前にイタリアで相席したマッチョ君が僕の目の前で
目玉焼き8個に大量のハム、チーズというのが最高でした。
筋肉に炭水化物は不要なのでしょうか。

部屋に戻り、計算機、名刺、招待状を手提げに入れて
0402-3.jpg 歩いて会場に向かいました。








今日はこの会場から出ているはずのバスで
東莞(ドングァン)に向かいます。
いつも東莞から広州に向かう時に使う臨時バスです。
当然バス停はありません。
場所を事前にネットで調べておいたのですが、
バスの気配も待っている人もいません。

なんか広州の会場がやたら静かです。
0402-4.jpg







景気の影響でしょうか。
時間だけがただ経過していきます。
0402-5.jpg 「今日、広州にして明日、東莞に計画を変更しよう」としたのですが、
なんと僕とした事が1日間違えていたようで広州の展示会は明日からでした。
人がいるわけありません。

さてどうするか?
ここで東莞に行けないとなると出張経費が無駄になります。
上司から「大量の朝食を食べさせるために行かせたわけではない。
自腹を切って半分返せ」と聞こえてきそうです。
それにしても車もひともいない。
地下鉄ひと駅分歩いてしまいました。
「こうなったら自腹でタクシーで行くしかありません」
っと言ってもタクシーもいません。
しかもここから約70キロもあるので
「鴨られる」の覚悟で行かなければなりません。
空車の流しのタクシーが来ました。
手を上げ停め、東莞と書いた招待状を見せ
「価格」と書いた紙を見せると解らないという表情をされました。
東莞が解らないのか、価格が解らないのか。
せっかく停めたタクシーです。
あせってきました。
価格ではなく次に値段と書きなおしたのですがこれもダメ。
しょうがない。
「このひと東莞に行きたくなくてとぼけている」と思いました。
それなら「このタクシーを使ってホテルに帰り
コンシェルジュに相談した方が早い」ととっさに判断して
無理やりドアを開け乗りこみ、ホテルの名前を言おうとしたのですが、
気が動転してしまい「思い出せない」のです。
なぜか上海で泊ったホテルの名を連呼してしまいました。
ですが、ドライバーにわかるはずありません。
広州にはそんなホテル無いからです。
ドライバーがそろそろ「やっかいな外人(僕)降りろ」モードに
突入してきました。
ここで降りるわけには行きません。
その時、振り返ると遠くにホテルが見えました。
ドライバーの肩をたたいて「ジェガ、ジュウテン!」
(中国語でジュウテンは酒店と書きホテル、
ジェガは僕には解らないのですがよく中国の人が指差す時によく言っていて
多分「これ」の意味ではないかと思います)とその建物を指差しました。
火事場のバカヂカラで中国語で連呼していました。
もちろん僕は中国語、話せません。
とドライバー「XXホテルね」とあっさり。です。
なぜかこの時、忘れていたホテルの名前が思い出せた方が
うれしく思いました。
メーターが倒され、タクシーはホテルに向かいました。

ホテルに着きコンシェルジュに聞くとホテルの前に来ている
タクシーに交渉してもらいOKということになりました。
日本円で5,000円くらいです。
日本の感覚から言えば30,000円くらいでしょうか。

タクシーは東莞に向けて走りだしました。
0402-6.jpg 気がつくと全身汗ビッショリでした。







東莞まで1時間以上かかります。
0402-7.jpg








車窓を見ているとイタリアの郊外となぜかかぶってフリウリ
(ベネチアの北に位置する)の事を思い出していました。
あの時よくイタリア人に車でベネチアから
アウトストラーダ(高速道路)で送ってもらったなぁ。
0402-8.jpg 0402-9.jpg
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いつも時差で眠たくなってしまい
「日本はどうなんだとか、イタリアではこうなんだ」と気を使って
話し掛けてくれているのに話の途中で寝てしまったなぁ。
とか思い出しているうちに眠ってしまいました。

目が覚めると
0402-11.jpgのサムネール画像 もう東莞の見慣れた風景に変わっていて
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大変な渋滞に巻き込まれていました。
0402-13.jpg











ちなみに中国では車も人と同じで列を作りません。
先に入った方が勝ちです。
そのためどの車も絶対譲りません。
僕に「ここで運転しろ」といわれても絶対できません。

会場に着きレセプションで登録をして
0402-14.jpg 戦闘開始です。
0402-15.jpgのサムネール画像







前回と違い物凄い人の数です。
ケルンやミラノの最盛期をしのぐほどで、
ここ近年こんな活気のある展示会は見たことがありません。


アームがウォールナットのこの1人がけは、2万後半で入荷します。
0402-16.jpg









デザインに斬新さがあります。
香港デザイナーだと言っていました。


ボリュームがあってポケットコイル内蔵のこのシンプルなソファ、
0402-17.jpg 0402-18.jpg

0402-19.jpgのサムネール画像 29,800円です。
結構しっかり作っています。





カフェ系ソファです。0402-20.jpg










色もこのままで2シーター19,800円、
3シーター24,800円と入荷が楽しみです。


これは、現行のSLZ300廃盤のための次期モデルです。
0402-21.jpg









SLZ同様左右に長いシートを変える事ができ
また、オットマンを独立して使う事が出来ます。
価格は49,800円とSLZより高くなりますが、
ポケットコイル内蔵やクォリティ考えればSLZよりコスパがあります。
色はダークブラウンです。


これはウォールナットにPUを貼ったチェアですが
デザインが堅すぎてNG。
0402-22.jpg スタートが遅かったので3時間くらいしか費やせませんでしたが、
ほぼ完璧に全てを見ました。
広州に帰ります。

バス乗り場に行くと前回と違って物凄く多くの人たちが待っていました。
0402-23.jpg








案内係りがいるので一応列のようなものが出来ているのですが、
0402-24.jpg 横入りは当たり前。
バスが着いてドアが開くと一斉に突進します。
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マゴマゴしていると永遠に乗れません。
僕も争奪戦に参加しています。
するとなんとこの後、うしろのバスの運転手が
一指し指を一本上に上げたのです。
見逃しません。
走りました。
足には自信があります。
先に乗った者勝ちのルールです。

飛び乗ると一番後ろの席がひとつだけ空いていました。
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僕を乗せるとバスは、続行中のバスの争奪戦と
大量のバスを待つ人々を後にすぐ発車しました。
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広州のホテルに帰り、食事をしましたが今日は疲れていて
料理を注文しないバイキングスタイルでてきとうに済ませました。
0402-28.jpg 味は覚えていません。







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  1. 2010/04/02(金) 03:09:26|
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