NOCEの家具バイヤーズブログ 2010年4月23日 Another Place 1

NOCEのバイヤーズブログ

2010年4月23日 Another Place 1

今週も4月とは思えないような寒さが続いていました。
今日も下北沢は冷たい雨が降っていて
息が真っ白になるほど寒くまるで真冬のようです。
週末は久々にNOCEのある全国各地では晴れて
少し暖かくなるそうです。
ただ朝晩はまだ寒いようで農作物は心配です。
最近すっかり「家飲み」が多くなったせいか、野菜の高騰が気になります。
キャベツ1玉500円でした。
「春キャベツ」も今年は季節同様、遠い気がしました。

今週の新商品のご紹介は、NOCEですでに人気のある
ウォールナット素材の商品をオークナチュラルに変えた商品です。
このシリーズは「おうちカフェ」の定番ともいえる商品で
オークのバージョンでもその王道を行っています。
写真では少し判りにくいのですが、オイルフィニッシュに似たステインが
素材感を一層引き立てています。
つや消しなのでナチュラルオークそのものです。
アイテムには今回80×80のスクエアタイプのダイニングテーブル、
チェアの座面にグリーンとオレンジ、
ローテーブルのニュータイプが加わりました。

T0902 80 OAK2.jpg T0902ダイニングテーブル 80 オーク
¥15,800

幅80×奥行80×高さ72cm
※組立式

スクエアのテーブルですが、デザインのコンセプトは
レクタングラー(125×78、品番T0902)と変わりありませんが、
コンパクトなサイズをお探しの方にはおすすめです。

C0918 OAKGR2.jpg C0918 OAKOR 2.jpg
C0918チェア
(左から、オーク×グリーンオーク×オレンジ
幅45×奥行52.5×高さ78.5(44)cm

チェアは従来、座面がウッドのものしかありませんでしたが、
グリーンとオレンジを追加する事により一層カフェっぽくなっています。

CT0903 OAK2.jpg CT0903コーヒーテーブル オーク
¥12,000

幅110×奥行50×高さ40.5cm
※組立式

CT0915 OAK.jpg CT0915コーヒーテーブル オーク
¥12,800

幅95×奥行40×高さ40.5cm
※組立式

ローテーブルには引き出しが付いたものと、
さらに棚が付いたものの2タイプがあります。
デザインはシンプルですが、ナチュラルオークの質感が
全体をあたたかい雰囲気にしています。
引き出しには両者とも取っ手が無く、
スッキリとしたデザインを強調しています。

このオークバージョンは、ウォールナットバージョンと
コーディネートしても使えます。
例えば、スクエアテーブルのオークとウォールナットのチェアとか、
又その反対のケースでもいけます。
どの商品も部屋を選ばず溶け込みそうです。

さて、値段ですが衝撃のプライスです。
オークを使ってこの価格は正にNOCEプライスです。
テーブル15,800円、チェア7,980円、
ローテーブル12,000円と12,800円。(全て税込み)
テーブルにチェア2つ付けて31,760円です。
勢いで8047Bソファを買っても50,000円でおつりがきます。
このセットでも充分「おうちカフェ」が楽しめます。
実際のカフェでも8047Bは使われています。

せっかくここまでお勧めして「落とす」ようで申し訳ないのですが、
このメーカーすごく「グッジョブ」なのに、とにかく納期が「ノーグッド」。
注文してから5ヶ月です。
こんな安く売ったら直ぐになくなりそうですが、
プライスにウソはつけられません。
実は、ウォールナットもリピートオーダーを去年の12月にしていますが、
出荷の報告はまだ来ていません。
御興味のある方は早めのご購入をお勧めいたします。
なぜならば、この商品はカフェ需要も高く
カフェのオーナーが数十脚まとめてご購入されるケースが多いからです。
一日で売り切れるケースも考えられます。
そうなると次回入荷が半年後になってしまうのです。
バイヤー泣かせの商品ですが、価格と商品のパフォーマンスからすれば
止めるわけにはいきません。

今週は、僕は胸をなでおろしています。
なぜならばミラノの展示会に行く予定だったからです。
ケルン同様、「ウーン、今ミラノかぁ」と悩み
また高額な出張費をかけて行く必要があるかと悩み、
上司に「熱は無いんですけど、あたまが痛い」と言って
急遽中止してもらいました。
そしてアイスランドの火山が噴火して飛行機が飛ばなくなったわけです。
知り合いにミラノに行った人が複数いますが
空港に6日間閉じ込められています。
僕も2日が最高なので辛さがよくわかります。
出展者の人たちはタクシーで帰ったそうです。
ミラノからブラッセルとか、アムステルダムとか気が遠くなりそうです。
「チェア035」でおなじみのTONからも招待されていたのですが、
「来なくて(ミラノ)君はラッキーだった」とメールが昨日きていました。

先日といっても結構前になるのですが、
偶然「スカイツリー」新東京タワーの近くに行きました。
0423-1.jpg













だんだん迫ってきます。
0423-2.jpg 「当たり前の生活感のある街に突如現れる」と言った感じで、
僕は不気味に感じられました。
0423-3.jpg












とても無機的でこの先どうなるのか実際わかりませんが、
この界隈のレトロなイメージとは釣り合わないと感じてしまいました。
0423-8.jpg










この鉄塔は青空を目指していました。
0423-4.jpg これでも充分高いのですがまだ半分以下です。
ちなみに完成時の高さは634メートルで
この時は300メートルくらいでした。
今現在は349メートルだそうです。

駒形橋を渡り振り替えると、
0423-5.jpg












スカイツリーのとなりに
「フィリップ・スタルク」の作ったオブジェがありました。
(別名ウ○チビルで有名。こちらのほうがメジャーで
誰が作ったかを知らない人のほうが多いのですが、
家具バイヤーとしては「スタルクのヤツね」と
サラっと言わなければなりません。)
なにか切なさを感じていました。

それは御成門の近くにある
0423-6.jpg 東京タワーが心配になってしまったからです。
0423-7.jpg













新しく出来るものの陰には消え逝くものもあるのです。
東京の象徴です。
僕はどんなに時代が変わっても
「東京タワー」であって欲しいと思っています。
時代が代わりどことなく昭和を懐かしく思うこのごろ
東京タワーはレトロの象徴なのです。
いわゆる今のカフェの原点なのです。
「高い建物が邪魔をして電波が飛ばなくなってしまい、
東京タワーが用無しになるのだったら、
高い建物なんか作らなければいいじゃない」と叫びたくなります。
「絶対壊すなよ」と祈るばかりです。
パリのエッフェル塔を壊そうとする人いますか?
なんかみんな壊してしまうのですか。
歌舞伎座も蔵前国技館も東京駅もパレスホテルも
僕の「JAZZマサコ」(ちょっと違うか)も全部
無くなってしまったじゃないですか。
どうしてくれるんですか「マサコ」。
でもスカイツリーもいつか世界から伝達手段が発展して
電波が無い時代になれば、平成の象徴として
時代の中に埋没していくのかもしれません。
形あるものはいつか必ず「さよなら」しなければならないのです。
では諸行無常ということで頭を冷やして。

地名が店名になっている有名な「どじょう屋さん」があるこの界隈は
いわゆる下町であり、江戸情緒が残っています。
僕は同じ東京でも西側の育ちなので東側の地理が全くわかりません。
駒形、浅草、向島、蔵前などわくわくしそうな有名な地名ですが
どこにあるのかさっぱりわかりません。
江戸川区、江東区、墨田区、葛飾区となると全滅です。
ちなみに浅草は台東区でした。
これが、東側の人も同じで世田谷区、杉並区、大田区、目黒区となると
全くわからないそうです。
ちなみに高級住宅街のある田園調布は
世田谷区と大田区にまたがっています。
また田園調布という住所でも下町のようなところもあります。
と、全国的に有名なところはまだいいのですが、
調布市、府中市、狛江市、三鷹市、小金井市国分寺市となると
全滅だそうです。
これらの市名には必ず駅があります。
それではNOCEのあるコアな街である吉祥寺は
「吉祥寺市」ではありません。
武蔵野市です。
そして吉祥寺から歩いてすぐの有名な井の頭公園は、
実は三鷹市と武蔵野市にまたがっています。
人間失格、斜陽などで有名な文豪、太宰治が自殺した場所は
定かではありませんが、この井の頭公園を分けている玉川上水で
入水したと言われているのでおそらく、
武蔵野市でも三鷹市でもありません。
市の境上だからです。
武蔵境という駅が三鷹駅の先にありますが
これは武蔵野市境という住所にあります。
三鷹駅の半分は武蔵野市で三鷹市役所南側は調布市にまたがっています。
三鷹台の駅は三鷹市にありますがその直ぐそばの立教女学院は
武蔵野市でも三鷹市でもなく杉並区です。

どうですか!
完璧に東側の人間の脳が「臨海」に達しました。

もひとつ。
我が街下北沢に下北沢という地名はありません。
正確には代沢と北沢から成り立っています。
どこからが下北沢なのかがわかりません。
三軒茶屋の近くでも下北沢と呼んでいる人もいます。
正確に言えば下北沢界隈です。
ここがサンジェルマンみたいで好きなところです。

ところで蔵前国技館ってなんで蔵前にないのでしょうか。
川を渡った両国にあります。
東側の人は当たり前ですが、今は両国国技館といって
住所は墨田区横綱1丁目にあります。
ここで僕の脳は50度超えてしまいました。

(つづく)

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  1. 2010/04/23(金) 01:04:22|
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