NOCEの家具バイヤーズブログ 2010年5月28日 「おうちカフェ」ってなんだ? 3
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2010年5月28日 「おうちカフェ」ってなんだ? 3

今日は朝から、抜けるような青空が広がっていました。
今週は、天気がかわりやすく昨日は突然の雨にやられてしまいました。
週末は、東京、仙台以外のNOCEのある地域では晴れるそうです。
東京、仙台も曇りで雨がふっても通り雨くらいだそうです。
気温も調度いいので散歩のついでに
NOCEをのぞいて見てはいかがでしょうか。

今週の商品の御紹介は、以前このブログ(2010年中国出張2)で
取り上げた左右交換可能なカウチ型ソファです。

HY0061 BR-1 0528.jpg HY0061ソファ ブラウン
¥48,000

幅196×奥行144(85)×高さ87(40)cm
Made in China
※部分組立

◇こちらは色違いのグレイです。 HY0061 GY1 0528.jpg








これは、そのブログと重複してしまいますが、
現行モデルSLZ300廃盤に伴う後継モデルになります。
SLZに多少不満(納期が長い)があったので、
こちらの方の値段が上がったとしても
コストパフォーマンスがあると思い決定しました。

デザインですが、シンプルそのものです。
アームの部分がSLZのそれより厚いので
「ズッシリ」とした重厚感があります。
幅が2メートル位あるため、ラウンジ系が合いそうですが、
シンプルが基本のため部屋を選びません。
「おうちカフェ」でもいけそうです。

張り地には2トーンの平織りを使用していて、
レトロな雰囲気を出しています。

HY0061BRアーム0528.jpg







これもSLZにはなかったもので高級感さえあります。
色はオーソドックスにブラウンとライトグレィを使用しています。
どちらの色も生地の質感から、とてもエレガントに見えます。

脚部に関しても「木」になっているのでその質感を上げています。

HY0061アシ0528.jpg







レトロのような感じさえします。
このため「おうちカフェ」でもいけるわけです。

機能ですが、この手のソファ同様
シートを置き換えることにより左右にカウチを簡単にかえられます。

HY0061 BR 3 0528 .jpg また、ソファのクッションを利用して
オットマンを独立して使用することもできます。

HY0061 BR 2 0528.jpg








急に来客数が増えた時など、オットマンをスツール代わりに
使用することも出来るというわけです。

そして、また、なんとクッションの中に
ポケットコイルが内蔵されているのです。
この辺りがコスパが高いという事になるわけですが。
シンプルでありながら重厚なフォルム、高級感のある張り生地、
使い勝手の良い機能、そしてシートのインサイドにポケットコイルと
正に優等生なソファといえるでしょう。

価格は48,000円とこのパフォーマンスから考えれば安いと思います。
シンプルなデザインに少しカフェ系のエッセンスを加えたソファ、
ポケットコイル内蔵のシート、
是非NOCE各店で実物をご覧いただいて、
ポケットコイルの座り心地を是非お試しいただければと思います。


先週からのつづき。

時代は、小さな純喫茶を飲み込み70年代から、
激動の80年代に入ります。
実際世相も80年代は、現代(2010)を成熟期と考えれば成長期であり、
人生で例えれば青春期だったのかもしれません。
それは「カフェ」でも同じでした。
純喫茶に代わってコーヒーチェーンや
様々なファミリーレストランが次々と開店していきました。
1981年この年は、インテリアとカフェを結びつける重要な年でした。
渋谷にアフタヌーンティー、広尾のFOB COOP、
吉祥寺にペンギンカフェと、いずれも1981年の開店です。
雑貨店の中のカフェだったのですが
雰囲気が今までのカフェと違っていました。
現代のカフェに通じているのもこのあたりだとおもいます。
カフェオレを大きなカフェオレボールに入れて飲むのが流行りでした。
(カフェオレボールとは、中くらいのどんぶりのようなもの)
オールドパインのテーブル、
アンティークのダークブラウンのトーネットチェア(曲木チェア)
オフホワイトの食器とこの先のヨーロッパブームの
先読みだったのかも知れません。

時代は、バブル景気の前夜です。
ここで初めて「カフェ」という言葉が一般化されました。
作家で現国会議員の書いた「なんとなくxxxxx」は
1985年にリリースされ、
その中に登場するカフェバー「キーウエスト」と、深夜まで営業する
西麻布の「レッドシューズ」です。
「レッドシューズ」は内装を担当した方がその後のバーなどのデザインに
大きな影響を与えました。
またTVCMにも出演され「職業アーキテクト」と言うキャッチが
カッコよく所謂「カタカナ職業」の元祖だったかもしれません。

表参道にあったキーウエストは、
まさにウエストコースト流行の原点でした。
レッドシューズはバーの色が濃いので、
現在のカフェよりもダイニングバーに近い存在でした。
キーウエストオープン当時、いつも行列でした。
しかも「お茶」する人にもドレスコードがありました。
雑誌「JJ」の最盛期で女子大生というだけでもてはやされる時代でした。
ウエストコーストミュージック、JDサウザー、ジャクソン・ブラウン、
ジェームス・テイラー、イーグルスなどが流行った時代でした。
原宿のボートハウスにはトレーナーを買うために徹夜で並びました。
SHIPSと胸に大きく書いたトレーナーはステータスでした。
フクゾーの巻きスカートに濃紺のハイソックス、
ミハマの靴にキタムラのバック、レイヤードのヘア、
所謂「ハマトラ」ファッションが「JJ」とともに時代をリードしていきます。
男子はまだそこまでファッションに気を使う時代ではありませんでしたが、
メンズクラブ、ポパイ、HOTDOGなどがバイブルでした。
大別するとVANの流れを継いだ「トップサイダー」の
デッキシューズ命の「アイビー」派と、
ビーサンにベルボトムのジーンズ、
細かい花柄、コーラで脱色させた「潮焼け」風のレイヤード系でしたが、
両者にあまりボーダーはありません。
ちなみにシャツはパンツの中にしっかり入っていて、
革のベルトにバックルが渋くきまっていました。
お嬢様に対して、男子はややワイルドな感じでした。
雑誌HOTDOGをかかえ、ゴルフ(車名)でハマトラの
お嬢様女子大生をナンパするために、
「髪をコーラで脱色すると本物の潮焼けに見える」と信じ、
タンニングマシーンで小麦色、ルーフキャリアには
「ゴッデス」のボードをネジで貼り付け、カーステレオからは
ジャクソン・ブラウンで夜の渋谷にくりだします。
当時、ファッションだけのサーファーを
「陸[オカ]サーファー、通称(陸[オカ]サー)」と呼びました。
雑誌にはお嬢様女子大生の読者モデル(ドクモ)が載っていて、
お嬢様もそうでない人もみんな模倣しました。
お嬢様と思いナンパし、サーファーだと思ってナンパされ
向かったキーウエストでは2人の「トロピカルドリンクの氷」にささった
花火がはかなく散っていました。

カフェバーは、そんな浮かれた時代に大ブームを起こしました。
その流れは日本全国に広がって行きます。
カフェバーとは、おそらく昼はカフェの機能を持ち、
夜はバーになるといった解釈だと思いますが明確な定義はありません。
イタリアのバール、フランスのカフェ、
アメリカのラウンジなどが似ていますが、
当時のカフェバーにこれらはあてはまりません。
日本独自のものだと思います。
喫茶店の看板を下ろして内外装を少しリニューアルし、
カフェバーと書いただけでも喫茶店は生まれ変わりました。

時代はいよいよバブルへと突入していきます。
同じ1980年代も前半と後半では全く異なるのです。
カフェバーもハマトラも陸サーも浮かれた時代とともに
次のジェネレーションの中に消えていくのです。
ただ、アフタヌーンティーなど
カフェバーブームに関係しなかった所は着実に基礎を固めていました。

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  1. 2010/05/28(金) 11:26:18|
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