NOCEの家具バイヤーズブログ 2010年12月17日 八王子でイタリアン

NOCEのバイヤーズブログ

2010年12月17日 八王子でイタリアン

今週は、全国的に一気に冬本番という天気になりました。
ヨーロッパやアメリカでは大寒波という事なので
日本にもいずれ来るのでしょうか。
週末は、土曜日に札幌、新潟で天気が崩れるそうですが
日曜日は回復するそうです。
他のNOCEのある地域は土日とも天候には恵まれるそうです。
日曜日は暖かくなるそうです。
少し寒く感じられる季節ですが、
イルミネーション輝く街にお出掛けはいかがでしょうか。
その際は、是非NOCEに足をお運びくださいますようにと
全国NOCEスタッフ一同みなさまのご来店をお待ち申し上げております。

今週の商品のご紹介は、ベンチの付いたダイニングセットと
ウォールナットのダイニングテーブルです。
どちらも正統派系ダイニングで
質感とデザインと価格のバランスが絶妙です。
まずは、ダイニングセットから。

1217WNNDAセット.jpg WANDAダイニングセット オーク
(テーブル×1、チェア×2、ベンチ×1のセット)
¥89,800
テーブル:幅150×奥行90×高さ72.5cm
チェア:幅47×奥行48×高さ83.5(47)cm
ベンチ:幅136.5×奥行44×高さ55(47)cm
Made in Malaysia
※組立式(チェアを除く)

テーブルのデザインはテーパードレッグ(脚の先が細くなる形状)を
外側に向け付けてあることから
北欧やミッドセンチュリーが基本になっています。
脚の根元をもう少し外側にして欲しい気もしますが、
そうすると脚の先が天板からはみ出す事になり
実用性がそこなわれます。
また、はみ出さないように作れば今度は脚の斜線角度が甘くなり
本来のデザインを阻害してしまいます。
ある意味バランスのとれたデザインといえます。

チェアですが、一見シンプルなデザインに見えますが
背もたれ部分にアクセントがあります。
後ろ脚のフレームを持ち上げて背もたれとの接合部分にエッジを入れて
背もたれの板とフレームの面を揃えているのです。
前からだとわかり難いのですが横から見るとよくわかります。
この辺がこのテーブルのデザインにマッチしています。

ベンチの特徴は、サイドの脚が上に伸びていて
取っ手の役割をしているところです。
ここにもラインを作っていているのでテーブルともよく合っています。
そしてこの取っ手がデザイン面だけではなく
機能的にも優れているのです。
座る時や立つ時にベンチ自体をずらす場合
この取っ手が活躍するわけです。
これは有りそうであまり見かけませんでした。
又、あったとしても何かデザイン的にしっくりくるものが
無かったような気がします。

素材はテーブル、チェア、ベンチ共にオーク材を使用し、
つやを落としてナチュラルな感じに仕上がっています。
ベンチとチェアのファブリックはグレーの織り柄で高級感があります。

ダイニングセットとしては、カフェ系でも
シンプルまたはナチュラルでも協調してくれそうです。
テーブルに個性がある分チェアやベンチが中和させているため
比較的に部屋を選ばないと思います。

さて、価格ですが89,800円と額面では高価ですが
実物から考えれば決して高いとは思えません。
また価格を安く設定するために今回はバラ売りをやめました。
もしバラで売るとなると売上にバラつきが出てしまい
管理にコストがかかるのと、
アイテムにより売れ残りが出てしまうからです。
また、それよりもセットの方がデザイン的に綺麗だからです。


次はウォールナットのダイニングテーブルです。

1217CROSSTONテーブル.jpg CROSSTONテーブル ウォールナット
¥38,000

幅150×奥行90×高さ75cm
Made in Vietnam
※組立式

デザインはかなり洗練されています。
まず天板の薄さと幕板が無いところに特徴があります。
幕板をなくす事により全体がよりシャープな印象になります。
また天板を薄くすることによりいわゆる重たさ、
「ボテ」っとした感じもなくなりました。
脚がマッシブなので天板が厚いと大変な事になるというわけです。
さて、薄い天板と幕板無しの理由は脚の構造にあります。
それはそれぞれサイド2本の脚と逆サイドの脚を
クロス(それでCROSSTON)させて天板を支えているのです。
通常の4本脚のテーブルだとこの役割を幕板がしているわけです。
又、NOCEにも幕板の無いテーブルも数多くありますが
脚の受けに負荷がかかるため、
受け側にもしっかりした物が必要になります。
必然的に天板の厚みは制限される事になるのです。
薄くできないというわけです。

先程触れてしまいましたが、脚は薄い天板に対して
ガッシリとしたものがついていて、
ここにデザインのコントラストが生まれ微妙に調和しています。
丸みを帯びたテーパー気味の脚が外側に向いていて北欧系ともいえますが、
イタリアモダン全盛時にイタリアンデザインとしてよく見かけました。
それが、北欧の影響なのかどうかはわかりませんが。

モダンっぽく見えますが全体的な丸さ
そして素材にウォールナットを使っていることから
カフェ系でもシンプルでもモダンでもと
かなりオールマイティに幅広く使えそうです。
これは、先程の天板と脚のバランスだと思います。
どんなチェアが合うかというと
NOCEのジェネリック系のチェアで
DC231A、DC594V、DC595、DC541などがおもしろいかもしれません。
DC231Aのグリーンやブラックとこのテーブルなど
想像しただけでワクワクします。

さて価格ですが、ウォールナット素材でこのデザイン、構造で
38,000円と信じられないほど格安です。
DC231A×4とこのテーブルで65,920円になります。
テーブルに主張がありそうですが
バランスのいいデザインなのでどこにでも合うとおもいます。

今日ご紹介させていただいた商品ですが、
是非とも実物をNOCEのお店でご覧いただければと願っております。


先日、「とある理由」で記念日のディナー会をやりました。
場所は何故か八王子です。
日野橋店のほど近くにあります。
八王子でアニバーサリーディナーといえば
ミシュランでも有名な鉄板焼の店ですが、
メンバーの中の一人が「ついこの前、行ったばかり」という事で、
折角なのでスパニッシュ、イタリアン、フレンチから
選択することになりました。
どの街にもジャンルNO.1の店がありますが、
候補に懐かしいイタリアンの名前があったので
「そこに行こう」という事になりました。

以前このブログでも、
イタメシを誤解していて大変な事になったと書きましたが、
「勘違い」「おうちカフェ」ってなんだ?4
今では普通にチャーハンまたはイタリアンチャーハン、
リゾットに至るまで間違えて当たり前の話になっています。
イタメシ自体知っている方がむしろ
少数派に属しているのかもしれません。
(「王将でイタメシを食べる」は
現代の省略話法としては正しいかもしれない。
炒飯を訓読みとして解釈すれば「炒め飯」となり説得力はある。
しかし王将のメニューの表記は「焼飯」でありこ
ちらの方が本来の呼称と言える。
なぜならば「焼そば」は「炒麺」
チャオメンであり、「イタメン」にも「イタソバ」にもならない。
又、「イタソバ」は山形の冷たい日本そばを板の上に盛って出てくる
有名料理の呼称なのでNG。
よって炒飯をイタメシと呼ぶには若干無理がある。
炒飯は「焼飯」。
イタメシは90年代前半に流行ったイタリア料理屋の呼称。
新進気鋭の現代イタリアンに「イタメシ行こう」は誤り。)

さて正しくは、イタメシとは漢字で「イタ飯」と書きます。
つまりイタリアのご飯というわけです。
1990年バブルも終りの頃から流行り始めた造語です。

それまでイタリア料理といえばスパゲッティ
(多くはやわらかめのスパゲッティを
ラードとケチャップとで鉄製の黒いフライパンで高温で炒める。
皿には必ず冷えたラードとケチャップが融合してできた
オレンジ色のツブツブが残る。)
しかなくイタリア料理といえば高級なイメージがありました。
高級店と言えば六本木にあるトスカーナ地方のワインの銘柄の店や、
本場ローマが本店の店などが代表でした。
どちらも敷居が高く一般人は入れない雰囲気です。

バブルも終りのころファッションでは空前のイタリアブームが起こります。
アルマーニ、ヴェルサーチ、ブルガリです。
こんなバブルも終焉を迎えようとしている頃、
イタリア人シェフによるトラットリア
(リストランテよりももっと庶民的でイタリアの大衆食堂、
フレンチで言うとビストロといった感じ)が恵比寿に初めてできました。
インテリアも料理も
まるでイタリアのどの都市にもあるような感じです。
そして今までのような高級なイタリアンでもスパゲッティでもない
当時流行り始めた「原宿もNYイタリアン」でもない
「素のイタリア」がありました。
口コミはあっという間に広がり
予約が取れただけでデートの確約が取れたも同然という店になりました。
アルマーニやヴェルサーチが食堂をいっぱいにしました。
その当時の「カッティングエッジ」で
バブル期の「金があれば」と言う風潮より
本物を知っているという事がステータスになった頃です。
ここでこれらの店を気張って行く時に
「XXX予約取れたから」と言うより、
それをまるで行きつけのように
「今日イタメシ行く?」が出るわけです。
当然、当時の平均ディナー料金よりも高いわけで、
「これを普通のように使っている」ように見せかけるのは、
まだバブルの最中だったのでしょうか。
余談ですが、その後イタリア人シェフはイケメンシェフとして有名になり
いつしかその店も女子が多くなって行きました。
イタメシの起源は女子会の起源にもなっているのかもしれません。

イタメシ屋はその後、青山、六本木、広尾などに次々と出来ました。
どこも予約でいっぱいでした。
このブームは表参道のフレンチスタイルのオープンカフェ、
今は当たり前になった窯焼ナポリピザなどにつながり
その料理は多用的かつ専門的になって行きました。

そこで、広尾にあるイタメシの八王子店に向かいました。

早い夕方、下北沢は夜の準備をしていました。
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低い雲がホームから見るクレーンを包んでいきます。
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井の頭線を
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明大前駅で降りると
1217-4.jpg 網の外には明大前の冬がありました。
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京王線に
(新宿と八王子を結んでいる私鉄。東京と八王子で京王線。)
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乗り換え
1217-7.jpg 準特急で
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八王子に着きました。
1217-8.jpg クリスマスの
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街からタクシーで10分。
1217-10.jpg まるでイタリアの
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コリオにあるワイナリーのようなレストランに着きました。
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(イタリア北部フリウリ地方には、
数々の大きな丘の斜面にシャルドネ、トカイ、ピノグリージォ、
カベルネフランレフォスコなど赤白様々な
この地域を代表するようなワイン用のぶどうが栽培されています。
その雄大な景色の向こうにアルプスが見えます。
丘の上にはそのワイナリーのワインを出すリストランテが併設されています。)

エントランスの噴水を抜け
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着いたダイニングテーブルの向こうに
1217-14.jpg すっかり冬支度をした木々がありました。
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フランスの古城から持ち込んだレンガは今も光っていました。
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このレストランは外苑西通り沿いの広尾の地下に下りていく
指折りイタメシ屋の支店でした。
僕はたしか10年位前に一度行った事がありました。
ただここのインパクトはかなり違いました。
イタメシではなくイタリアのコリオのリストランテでした。
テーブルの前に降り積もる雪があったなら最高だと思いました。

八王子から
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また明大前で乗り換え
1217-20.jpg 下北沢に着くと
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終わりかけた夜が
1217-22.jpg 少しずつ
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少しずつ
1217-24.jpg 静かに続いていました。
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銀杏の葉が
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路地を黄色く彩っていました。
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  1. 2010/12/16(木) 06:35:53|
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