NOCEの家具バイヤーズブログ 2010年12月24日 2010年 クリスマスイブ

NOCEのバイヤーズブログ

2010年12月24日 2010年 クリスマスイブ

今週は、12月半ば過ぎにも関わらず驚く程暖かい日がありました。
その後も暖かい日が続いたり、
大雨が降ったりとあまり冬らしくない天気が続きました。
週末は、クリスマス寒波の襲来で寒くなるそうです。
NOCEのある札幌、新潟、福岡は土日とも雪、仙台は土曜日が雪で、
他の地域は崩れることはないそうです。
雪のない東京ではホワイトクリスマスがうらやましく感じてしまいますが、
降り過ぎても迷惑な話なのかも知れません。
イブの晩に路上の新雪をサクサクと歩きながら
曇ったガラス窓のオレンジの灯りの下でシャンパンで乾杯とは、
東京では夢の話です。
週末は全国的に寒くなるそうなので、
お出かけの際には暖かくして、
そして是非NOCEにご覧いただければと
全国スタッフ一同、皆様のおこしをお待ち申し上げております。


今週の新商品のご紹介はクリスマスイブにふさわしく
「家具好き」にはたまらないチェアとテーブルになります。
メーカーは、今年のNOCEカタログの表紙に写っているテーブルと同じ
ニューヨーク、ブルックリンのものです。
製造は中国、広州で
現地に住んでいるアメリカ人デザイナーが監修しているものです。
今や、世界一となった中国の家具ですが
なかなか感度のいいものが作れる職人が枯渇してきていて
この商品も製作に半年かかってしまいました。
キャプションが要らないほどよく出来ています。

それでは、テーブルから。

1224T339.jpg T339テーブル ウォールナット
¥58,000

幅140×奥行89×高さ72cm
Made in China
※組立式

いつもはデザインの特徴からご説明させていただいているのですが、
価格の高さが素材に関係しているため
素材からご説明させていただきたいと思います。
まず第一に、天板の素材も脚もウォールナットの突板ではなく
ソリッド(集成無垢)であるという事です。
今年、デザイナーと話した時に
「本来彼のやりたいオイルフィニッシュの風合い」は
突板では上手く表現できないそうでこのテーブルを作ったと言っていました。
確かにプロトタイプを見ると雰囲気はこちらの方がいいのですが
価格が割高になってしまうので随分悩んでいたのですが、
比較するとこの価格でも割安なので思い切って買いました。
最近時々ワックス仕上げのテーブルを目にしますが、
ウォールナットを使用していてこれほど風合いのいい
ワックス仕上げのテーブルは見た事がありません。
もちろんデザインとのマッチングもグッドです。
そしてまず無垢のウォールナットワックス仕上げで
このサイズのテーブルは、
100,000円以下ではまず買えません。

次にデザインですが、シンプルな構造で幕板の無い無垢の天板に
テーパードレッグが垂直に4本ついているといったものです。
基本的には北欧系ミッドセンチュリーでカフェ系にはピッタリです。
スッキリとしたデザインは「野暮ったさ」を感じさせません。
そしてなんと言っても全体のオイルワックス仕上げが
全体のデザインと雰囲気のバランスを保っています。

チェアは、基本的になんでも合うとは思いますが
やはり今回ご紹介させていただくチェアがベストマッチといえるでしょう。

さて価格ですが、58,000円です。
決して安いとは言えませんが
ウォールナット素材とこのデザインで比較すれば
市価の半分以下です。
突板ではでない味があります。

次はチェアCW620です。

1224CW320 1.jpg 1224CW620 2.jpg CW620チェア
¥19,800

幅56.6×奥行49.5×高さ95.5(43.5)cm
Made in China









デザインはこちらも北欧フィンランド系ですが、
ご覧の通り作り方が大変凝っています。
前脚を背もたれまで45度で上げて
その頂上でジョイントさせてあります。
そして後ろ脚は前脚にジョイントさせた横の棒に
別の2本の細い棒でつなげてあり
力が分散するように設計されています。
デザイン的にも機能的にもとても理にかなった美しい椅子としか
言いようがありません。
いわゆる「スピンドルチェア」の派生系なのですが、
なにか理念そのものが違うような気がします。

素材は、アメリカンウォールナットとヒッコリーのハイブリッドで
オイルとワックスで仕上げています。
使えば使うほど汚れが味に変わっていくようなチェアです。
雰囲気はカフェ系ナチュラルの王道といえます。
そのためテーブルは、DT7189やT339との相性がベストですが
チェアにこれだけインパクトがあるので
ウォールナットのテーブルなら間違いはないと思います。

最後にCW621チェアです。

1224CW621 1.jpg 1224CW621 2.jpg CW621チェア
¥19,800

幅50×奥行53.5×高さ93(44.5)cm
Made in China







こちらのデザインもフィンランド系です。
スピンドル系のチェアは少しカントリーな感じがしますが
このチェアにはそれがありません。
全体的にバランスがよく前述のCW620よりクセがなく
リアルカフェに普通に置いてあっても違和感がありません。
このメーカーのウリでもあるヒッコリーとウォールナットのハイブリッドが
このデザインにこれほど美しく調和しています。

構造は、いわゆるこの手のチェアのオーソドックスな作りになっています。
クセの無いデザインとは書きましたが、
充分他のチェアと較べれば存在感があります。
テーブルは前述同様DT7189、T339など
少し大きめのサイズのものが合いそうです。
なぜならば、このチェアが少し大柄なので
テーブルが小さいとバランスが悪くなりそうだからです。
それでも80cm位のスクエアに2本だけならいけそうです。

さて、今回のチェアですがどちらも19,800円です。
これについてはあえて「安い」と言わせていただきたいと思います。
この素材とデザインです。
絶対ありえません。
まずは実物をお確かめいただければと思います。

今回は初回入荷ということで数量が限定的になりますので、
すぐに売り切れとなる場合がございます。
又、手作りのため
次回入荷が3月を過ぎてしまう可能性もございますので、
ご興味のあるお客様には誠に勝手ながら、
お早めにNOCE各店にてお確かめいただければと思います。
(尚、展示のない店舗もございますので事前にご確認頂ければと思います。)



基本的に毎週金曜日にブログを更新しているのですが、
今日は偶然クリスマスイブの日になりました。
「イブ」というと年々盛り上がりに欠けてきたと言われてきましたが、
比較する「盛り上がっていた頃のイブ」がバブル期前だとすれば、
もう20年経っているわけで、
その頃を知らない世代にとっては例年変わらないイブとなるわけです。

本来クリスマスイブとは、
キリストの誕生日12月25日の前夜の事を指すわけですが、
このイブとはEvening「イブニング、夜」であり、
正確には12月24日の日没から
(宗派によっては25日午前0時とすることもある)
日付の変わる時間までを言うわけです。
つまり、正確に言えば24日の日没から25日の日没までが
クリスマス全体ということになるわけです。
つまりクリスマスイブとは、
クリスマスの一部(イブニング)にあたるというわけです。
例えば、仮に8月30日が誕生日の人がいるとすると
誕生日のナイトパーティはこの論理からすると
8月29日の夜しなければならないということになるのです。
24日全体がイブであると間違えている人や、
24日は子供のためのクリスマスで
25日は大人のクリスマスというのもおおきな誤りとなります。

高度成長期の昭和40年、50年イブの晩は、
子供だけではなく大人たちの間でも「飲み」の理由として
繁華街を賑わせていました。
おみやげにお父さんたちは「遅い帰宅の言い訳」として
クリスマスケーキを買って帰りました。
子供達の枕もとには
イブにサンタさんからのプレゼントがありました。

こうした傾向を劇的に変えたのがバブルも終りの頃、
JRのCMと共に流行った山下達郎さんの名曲「クリスマスイブ」です。
遠距離恋愛のせつなさを表現したCMのイメージと
歌詞の内容のイメージが重なり
すっかりイブは恋人達のものになっていったのです。
イブにカップルで過ごす事が常識となり、
相手にどれだけのプレゼントを渡すかが重要になりました。
ティファニーにイブが近くなると行列が出来ました。
東京中の夜景の見えるホテルが満室となり
チェックアウト時に翌年の予約をしても取れないという事もありました。
有名レストランは当然予約でいっぱいでした。
街は「クリスマスツリー」と
「銀色のきらめき」でいっぱいになりました。

その頃の騒ぎから較べれば
「今のクリスマス」が寂しく感じるのかも知れませんが
当時のほうが異常だったのかも知れません。
あるリサーチによるとクリスマスソングの一位は
今年も「クリスマスイブ」だそうです。
30代から50代までの圧倒的な支持があるそうです。
1988年にJRが採用したので40代以上はわかるのですが、
30代は?というとJRがリバイバルで2000年に復活させたからです。
ダブルトップを形成し支持層の厚みを増したという事です。
これは2000年組も含め
「銀色のきらめき」だった頃を知る世代であり、
「今のクリスマス」と比較するクリスマスのはこの時期なのかもしれません。
(10代トップは倉木麻衣さんのWinter Bellで総合では2位)
1988年の「クリスマスイブ」は1991年に始まり、
1998年に中止になった表参道のイルミネーションと連動しています。
(2000年組は入りません)
ちなみにイルミネーションランキングには
去年から復活した表参道はTOP10にも入っていません。
丸の内、ヒルズといった所がここ数年の常連です。
表参道はイルミネーションとしては少し地味なのでしょうか。
それでも、自然のケヤキに彩られるイルミネーションはやはり綺麗です。
今年は去年復活してから2年目で
LED90万球と過去最高だそうです。

少しだけクリスマスの
1224-1.jpg









夕方の下北沢から表参道にいきました。
1224-2.jpg








千代田線を降りて地上に登ると
すっかり彩られた表参道がありました。
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1本の街路樹が
1224-4.jpg















次々とつながっていきます。
1224-5.jpg















街角のクリスマスツリーが
1224-6-1.jpg 1224-6-2.jpg













喧騒の中で
1224-7.jpg 幻想の中に
1224-8.jpg










続いていきました。
1224-10.jpg











空間に伸びた光の先に月が見えました。
1224-11.jpg
















小さな光のひとつが
1224-12.jpg ひとつの木になって
1224-13.jpg













おおきな河になっていきました。
1224-14-2.jpg












表参道交差点からふり返ると光の河が流れていました。
1224-15.jpg それでは、「よいイブ」を。

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  1. 2010/12/24(金) 10:17:37|
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