NOCEの家具バイヤーズブログ 2011年1月7日 謹賀新年2011

NOCEのバイヤーズブログ

2011年1月7日 謹賀新年2011

新年あけましておめでとうございます。
今年も旧年に引き続き「価格とデザインのバランスがとれた商品」を
お客様にご提供できますよう、尚一層努力する所存でございます。
今年もNOCEを何卒よろしくお願い申し上げます。

年末、年始と寒い日が続いていました。
東京では初日の出が見え天気に恵まれた正月でしたが、
雪で大変な地方もありました。
月曜日まで3連休となる今週末ですが
相変わらず寒さは厳しそうです。
天気は、NOCEのある所で札幌、新潟は3連休とも、
福岡は月曜日に雪になるそうですが、他の地域は晴れるそうです。
外出の際には、寒くなりそうなので
防寒対策を万全にしてお出かけください。
そしてその際には、ご足労頂きますが
是非NOCEをご覧いただければと
全国NOCEスタッフ一同お客様のご来店お待ち申し上げております。

新春、一番の新商品の御紹介は、
エンドテーブル、ナイトスタンド、サイドボードになります。

始めにエンドテーブルから。

0107MK5606テーブル.jpg MK5606テーブル
ナチュラル    ¥6,580
ウォールナット ¥6,980

幅45×奥行45×高さ50.5cm
Made in China
※組立式

エンドテーブルとは別名サイドテーブルとも呼ばれていますが
両者の間に明確な違いはありません。
ソファの脇(エンド、サイド)に置いて
ランプの台代わりに使用したり、
ティータイムのテーブル代わりにしたりと利便性があります。

デザインは4本の脚がそれぞれ外方向に向かって開くという
北欧系スタイルですが、丸みが無い分柔らかくなりすぎず
スッキリとしています。
このため、インテリアとしてはカフェ系からシンプル
そしてモダンまで幅広く対応できます。

素材はアッシュ材のナチュラルと
ウォールナット材ステインの2種類です。
どちらの素材も木そのものの風合いがこのデザインとマッチしていて
どんな部屋やソファにも合いそうです。
また結構存在感があるので単体で置いてもいけそうです。

価格は、この素材、デザイン、雰囲気で
アッシュが6,580円、ウォールナットで6,980円と
格安としか言いようがありません。

ソファは、どんなものでも合いそうな気がします。
ソファの脇に置いてランプの下で読書でもしながら、
ゆっくりとお酒でもお茶でもいかがでしょうか。
またチェアに座って軽いブランチの時でも使えそうです。


次はナイトスタンドです。

0107CRICKETナイトスタンド 2.jpg 0107CRICKETナイトスタンド.jpg CRICKETナイトスタンド
¥22,800

幅66×奥行46×高さ33cm
Made in Vietnam
※組立式





別名ナイトテーブル、ベッドサイドテーブルとも言いますが、
この辺の境界線もあまりありません。
ベッドの脇に置いて照明器具や
時計を置く台(スタンド)として使われます。

まずデザインですが、
これも基本的には脚をハの字に開くスタイルですが、
ボトムを丸くして天板を角張らせることにより
全体を引き締めています。
この事が今回ナイトスタンドの役割だけではなく、
広範囲にローテーブルやTVやオーディオスタンドとしても
活用できると思いバイイングしたきっかけとなりました。

素材はウォールナット突板で、
デザインとのマッチングもよく
充分リビングでも活用できそうです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、
結構大きさがありますのでTVを乗せてももちろん活用できます。
ただ、これは主観になってしまうかもしれませんが、
パネルが大きすぎて台からはみ出しすぎると
「絵的」には良くなさそうです。
オーディオは最近小型化していて
大体ipod対応しているので問題はなさそうです。

さて価格ですが、22,800円と用途を考えれば
決して高いとは思いません。
重複してしまいますが写真の見た目より大きいので
ボリューム感もあります。
もちろん本来の目的であるナイトスタンドとしてもOKです。


最後はサイドボードです。

0107PIERCEサイドボード2.jpg 0107PIERCEサイドボード.jpg PIERCEサイドボード
¥78,000

幅150×奥行45×高さ91cm
Made in Vietnam






かなり凝ったデザインです。
これは、以前ご紹介させていただいた
PIERCEテーブル&チェアと同じコンセプトに基づいています。
サイドボードとしてはアヴァンギャルドとしか言いようがありません。
このため単体としての主張はかなり強く、カフェ系でもモダンでも
このサイドボード自体がその部屋のイメージを塗り替えてしまうほどの
インパクトがあります。
天板の下に2枚の棚を置き
その間に「開きの収納」を置くといった斬新なデザインです。

素材はテーブルと同じ、
天板がオークで下部がウォールナットという
ハイブリッド構造になっています。
これも倉庫で撮影されたもので小さく見えますが、
実際は横幅が150cmあるので結構ボリュームがあります。
また、写真ではまるでテーブルのように見えますが
壁などにつけて使用するとイメージが違って見え、
本来のサイドボードとしてのシルエットが現れてきます。

さて価格ですが、78,800円と高く感じられるかもしれませんが、
実物をご覧いただければこのパフォーマンスからすればむしろ
「お買い得感」があるかもしれません。
リビングに置いてオブジェや花をおいても、
デュアリットのトースターやVICEVERSAのジューサーなど
クローム製の調理器具を置いてもかなり「絵」になると思います。



2011年もあっという間に松の内になってしまいました。
(15日のところもある)
今年のインテリアはどのように推移するのでしょうか。
バイヤーの視点から見ると大きな流れは去年と変わらない気がしますが、
海外の供給サイドと消費者のマインドが変わって行く年になりそうです。

海外の工場では、資源高やインフレによる労働者賃金の値上げで
商品自体の価格が上がってきています。
一方、日本ではデフレで価格に転嫁することはできません。
そこで売り手側は、企業努力で吸収するか、
思い切って価格に転嫁するか、
廃盤にして止めるかという選択しかなくなってきました。
どの選択肢も厳しいもので
海外への発注はどんどん制限されていきます。
これは、何も日本だけに限った事ではありません。
特に今まで消費をリードしてきた欧米でも顕著になっています。
この事が、海外の工場を圧迫して
今度は工場側が価格を上げないために、品質を下げる、
労働力カットで納期を延ばす、
工場自体が事業転換するか廃業してしまう、
やむを得ず価格に転嫁するといった選択肢になってしまっているのです。
これでは双方とも手詰まり状態です。
新しいものは何も生まれません。

ここで消費の構造が変化していくのではないかと思います。
これもインテリアに限った事ではありません。
アパレル、旅行、飲食に至るまで同じ事で、
価格の決定権は消費者にあるという事なのです。
ある商品、ホテルの1泊分、レストランの代金も
一般的に標準より高ければ売れる数は限定され、
安ければ売上数は伸びると言われています。
高くてまずければ誰も行かなくなります。
そこで激安が生まれてきたわけですが、
「激安でも美味い」が「本当に美味い」のかが問われてくるのが
今年ではないかと思っています。

例えばラーメン。
こだわり系のラーメン店は一杯1,000円でも行列が出来ます。
ラーメンがおいしい事に異論はありませんが、
僕はそこまでラーメンにこだわりがないので
まず並んで食べようとは思いません。
これが500円だったらどうでしょうか。
行列も倍になるので多分行きません。
それでは200円なら。
もしかしたら一度食べてみようと思うかも知れません。
ただ1,000円のものを200円で出すには
経営面でかなり変えなければ維持できません。
店舗を拡大して量で勝負しなければならなくなります。
一杯200円を維持するために
こだわりを捨てなければならない時が来るかも知れません。
それでも200円という価格でしばらくは世の中を席巻します。
ただこのラーメンの味にたいして
「本当に200円出して並んで食べる価値があるのか」となった時、
流れは一気に逆流するのです。

ラーメンでは多くは語れませんが
ワインではそれなりにこだわりがあります。
ボルドーの格付けシャトーからグルジアやインド、
中国のワインまで試しました。

例えば価格だけで言えば
有名なロマネコンティーやペトリュスは100,000円以上し、
少しいい物だと10,000円はするものです。
「ワインにこだわりがある」と自負していますが、
たいてい僕が飲むワインはまず1,000円前後、
よくても2,000円までのワインです。
それでは安価なワインを好んで飲む僕には
ワインラヴァー(ワイン愛好家)を語る権利はないのでしょうか。
それは絶対NOです。
僕は1,000円のワイン1本を選ぶために
1時間以上ショップにいることもあります。
それが1,000円の価値がなければリピートしません。
(最近ありがたい事に1,000円前後のワインが驚くほど
ショップにあるので選ぶ事が楽しみです。)

言い換えればリピートできないワイン
「それは、1,000でも高い」というわけです。
それでは500円ならどうでしょか。
実際、激安ワインとしてショップに並んではいますが
過去「おいしい」と感じたことはありません。
今度は500円でも高いというわけです。
そして10,000円のワイン。
これは、僕にとって絶対的に高く味に関係ありません。
いくらこれが
「普通なら30,000円するものが10,000円の70%OFFです」
といわれても無理です。

今年は、全てのジャンルで
価格と商品のバランスが問われる年になるような気がします。
それは、絶対的な価格の基準に
商品の価値が付加されたものになるのかも知れません。
3年前、高級旅館やリゾートホテルは
休日だと1泊50,000円位していましたが、いまは30,000円前後です。
フレンチやイタリアンのコースも10,000円位していたのが
6,000円位になりました。
そのころ、謳歌していた人たちは
「安くなった」と利用するかもしれませんが、
一巡したらその先はわかりません。
なぜならばそれが(安くなった価格)
ベンチマーク(基準値)になってしまうからです。
それでもその価値と価格が合っていれば
客数はむしろ増加するかもしれません。
しかし、客数を増やすために
価値をさらに落として価格を下げたらどうなるでしょうか。
おそらくその時は誰も利用しなくなるだけです。

長くなってしまいましたが(いつも長い)
今年はいわゆる形を変えた
「本物志向」「こだわり」が顕著になってくる年になると思います。
バイヤーにとってはシビアですが、
ここは「腕の見せ所としてがんばる」しかない事は確かです。

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  1. 2011/01/07(金) 11:02:31|
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