NOCEの家具バイヤーズブログ 2011年4月22日 おさかな

NOCEのバイヤーズブログ

2011年4月22日 おさかな

今週は、春の天気で不安定な日が続きました。
スッキリと晴れたという日は無かったような気がします。
今週末、NOCEのある地域で土曜日は雨、
日曜日は、札幌、新潟、仙台が引続き雨で、
他の地域はまずまずになるそうです。
日曜日がお出かけ日和となりそうです。
お出かけの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと
全国NOCEスタッフ一同
お客様のご来店をお待ち申し上げております。

今週の商品のご紹介は、
シンプルなフリーラックと小ぶりでレトロなTVボードです。

まずは、BF6176フリーラックから。

0422BF6176_WN.jpg フリーラックBF6176 ウォールナット
¥14,800

幅65.3×奥行39×高さ182cm
Made in Taiwan
※組立式

このラックの特徴は、横にシンメトリーではない左右の棚を
4段縦に配置した構造です。
大きな棚にはバックボードが有ります。
これがまるで「1つの箱が縦に不安定に重ねられた」ような
錯覚を起こさせます。
構造としては4段シェルフをそれぞれ縦にひとつずつ仕切っただけの
いたってシンプルなものですが、
この視覚的作用でオブジェのようにも見えます。

カラーはウォールナット1色となっています。
ウォールナットの落ち着いた感じと不思議な感じの棚が
上手くミックスされて、モダンからシンプル、カフェ系までと
幅広く対応できそうです。

さて価格ですが14,800円とこの大きさとパフォーマンスなら
充分納得できるプライスです。

スペースに余裕があれば、棚が交互になるように
2つ並べて使ってみてはいかがでしょうか。


次はBF6195TVボードです。

0422BF6195.jpg TVボードBF6195 リアルウォールナット
¥12,800

幅60×奥行40×高さ49cm
Made in Taiwan
※組立式

デザインの基は北欧ですが、
むしろジャパニーズレトロといった方が正しそうです。
長く外側に伸びた脚が60年代の
日本の「白黒ブラウン管テレビ」のようなデザインに似ています。
ウルトラマンや長島選手が出てきそうです。
部屋全体のインテリアがカフェ系でも
フラットパネルTVが無機的になってしまうという時にピッタリです。
パネルTVを乗せても充分レトロ感を損なわずカフェ系を維持します。

素材は、ウォールナット天然木の突板なので
「木の素材感」があり、カフェ系のムードを盛り上げてくれます。

2段目の棚はスライドするのでAV機器を置く時に重宝します。

さて価格ですが、12,800円と
天然木の素材感とデザインを加味すれば
充分コストパフォーマンスがあると思います。
小ぶりなTVボードというと無味乾燥なものが多いので、
あきらめずにこだわる時は是非、ご検討いただければと思います。


最近、昨晩の地震くらいでは驚かなくなってしまいましが、
それよりキャンディーズの田中好子さん(スーチャン)の
突然の訃報におどろかされました。

色々な事が起こりすぎていて先週ミラノサローネ
(イタリア、ミラノで毎年行われる家具の展示会。
世界の大きな展示会のひとつで最近はデザインに特化していて、
ニューヨークのファッションウイークのように街全体が会場のようになる)
のことなど忘れていました。
2月頃、計画していたのですが3.11以降すっかり抜け落ちていました。
今年は50周年記念だそうです。
テーマは「50年前と現代の掛け橋」ということで
過去のデザインと現代のデザインを融合させたもの、
また50年前でも未だに若いというものらしいです。

考えてみれば日本のインテリアでも60’Sのどこか懐かしいものが
現代で新しい感覚として脚光を浴びているのと
近いものがあるのかも知れません。
モダンデザインとはクラシックの対極に位置するものであって、
クラシックというテーゼがなければ最もモダンというもの単体では
存在する事はできません。
クラシックに広がりがない事を考えれば
モダンにも限界があると言うことになってしまうというわけです。
(哲学的になってすみません。)
世界の家具シーンもデザインをリードする「ミラノ」を頂点として
この壁にぶつかっているような気がします。

僕も2年位前からヨーロッパ、アジア、中国の展示会を見ていて
「壁」を感じていました。
これは、デザイナー自身のアイデアの枯渇が原因だと思っていましたが、
今年のミラノを外から見ていると「それは必然」だと思いました。
勿論、その背景には中国家具産業の躍進(価格の低下)と
グローバルリセッション(世界的不況)が重なり、
デザインのエンジンである高級家具市場が
打撃を受けたことにもあります。
半世紀、世界の家具デザインをリードしてきた「ミラノ」は
半世紀前に何を見るのでしょうか。
ミッドセンチュリーを越えたイタリアモダンがポストクラシックになり
ネオモダンとして復活するのでしょうか。


話変わって、日本では地震と原発の話題でいっぱいですが、
こうしている時でも世界は確実に動いているのです。
どうも地震とか原発に気を取られていると
世界のなかでは「うらしま太郎」状態です。
(勿論、現状は竜宮城ではありませんが)

昨日、上海からのサプライヤーから
「上海でコンテナを運ぶトラックドライバーが
ストライキを起こしていて荷物が止まっているので出荷が遅れそうだ。
政府はこの事態を統制できていなくて、
又波及を恐れて報道管制をしているのでソースはそっちで取ってくれ。」
という緊急メールが入りました。
賃上げ要求のストライキですが、
「中国と言う国」の港湾で起こったと言う事実は
かなり衝撃的なことです。
これが中国全土に波及すれば大変な事態に発展します。
何故ならば、ただでさえあらゆる業種で労働者の賃上げ圧力が
高まっている時だからです。
今までの賃金が安すぎたといえばそれまでですが、
製品コストの上昇は避けられなくなります。

日本にも製品コストの上昇だけではない影響もでます。
中国ではインフレを抑制するため、
公定歩合を上げていてこれが人民元を吊り上げる事になり
(昨晩は対ドルで最高値)これに引っ張られる形で円高になっています。
一時、震災、原発後に円安に戻っていましたが
トレンドはまた円高になってしまいました。

アメリカでは原油高、ドル安でガソリン価格が急上昇していて
これが、一般消費者にも影響し、
景気回復の足を引っ張るとも言われています。

ヨーロッパでは、ギリシャ、ポルトガルの債権問題が
深刻になっています。

アラブではリビヤでのNATO軍の軍事介入が成功せず
泥沼化するのではないかと言われています。

3.11以降、国内の問題で頭がいっぱいでも
世界は変わってきています。
確かに日本では暗い話題ばかりですが、
ふさぎこんでばかりいると世界から取り残されてしまいます。
こんな時、「希望を持て」といっても無理です。
将来を考えれば悲観的になってしまいます。
こんな時は、起こってしまった事象が変わらない以上
それを受けとめて自分自身の考え方を変えるしかないような気がします。
3.11前を懐かしがっていては、
バブルを懐かしんで「あの頃はよかった」と言っているオヤジと
同じになってしまいます。
僕は電気の消えた節電モードの渋谷も下北沢も好きで楽しんでいます。
その方が文化的で味があります。
街を歩いていてもなんとなく落ち着きます。
電力が回復しても前の明かりに戻って欲しくないというのが本音でしょうか。
このまま工夫してカフェや個性的なショップを増やして
一層のことレトロな街にしてしまえば世界の観光都市となり、
しかもそれはパリのコピーではなく東京オリジナルというわけです。

それでも自分の考え方を変えるというものは難しいものです。
あれから確かに外で飲む回数が減り「家飲み」が増えました。
それでも「外飲み」はやめられません。
つい「今日は家」でと思っても
節電モード中にオレンジの灯りの店があると引っかかってしまいます。

先日、上司から
「おごるから、暗いムードを吹き飛ばしてパーッと」と誘われました。
この上司、あまり食品に気を使いません。
魚も野菜も産地関係なしです。
僕は、取り合えず丁重にお断りしたのですが、
食事は僕に合わせるとの事で出かけました。
もともと僕は魚がそれ程好物ではないので「なし」でもOKなのですが、
魚好きはかわいそうです。
上司に「考え方をかえなければ」と助言したのですが
やはり食べたそうでした。
そこで僕は、メニューから川魚で子供の頃よく芦ノ湖や山中湖で見た
「ワカサギのから揚げ」をチョイスさせていただきました。
川魚なら僕も上司もOKです。
それでも上司は海の魚と違うらしくあまり食されませんでした。
責任をとって僕が食べる事になって数本食べてふと思いました。
「このワカサギどこの?」と。
山中湖や芦ノ湖では、経済的に合わないし。
ってもしかして関東のワカサギ漁獲量NO1は・・・・。
全部食べて気が付きました。
頭にベクレルの爆弾が炸裂しました。
気持ち悪くなってきました。
上司に「顔色悪いけどどうした?」と聞かれてもおごられの身、
さらに僕に食事を合わせていただいているため、
「ただちに影響がでた」とはいえません。
上司が席を立った隙にケータイで調べたところ旬は11月で、
しかも最近はそれ程漁獲量が多くないというのがわかりました。
具合もよくなり、最後に「この次は魚で」と言われましたが、
精神上の理由でしばらく「おさかな」はお休みする事にしました。

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  1. 2011/04/22(金) 10:42:15|
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