NOCEの家具バイヤーズブログ 2011年6月3日 佐竹商店街
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2011年6月3日 佐竹商店街

今週の新商品のご紹介は、レトロ感あふれるネストテーブルです。

0602ネスト.jpg ネストテーブルBF6711 ウォールナット
¥5,680
大:幅48×奥行30×高さ43.5cm
中:幅39×奥行30×高さ41cm
小:幅30×奥行30×高さ38.5cm
Made in Taiwan
※組立式

別名ネスティングテーブルとも言われるこのテーブルは、
大きさの異なる3つのテーブルが入れ子になっていて
一番大きなテーブルの下にそれぞれを収容できるというものです。
一般的にオケージョナルファニチュアといわれるもので、
来客などその場の必要性に応じて大きさを調整したり、
バラして使ったりと臨機応変に使用できます。

ネストテーブルはイギリスのチューダー様式の家具でよく見られ、
クラシカルなデザインのものが多いのが特徴ですが、
今回ご紹介するものはレトロなカフェ系スタイルです。

真っ直ぐ下に伸びたテーパードレッグは、
極端に細くなるというものではなく
60年代ヴィンテージのダイニングテーブルでよく見られるものです。
この当時の日本の家具もこのスタイルが多く取り入れられました。
このあたりがレトロ感を感じさせてくれるポイントだと思います。

スタイルは基本的にカフェ系ですが、
デザインがシンプルに基づいているため
シンプル系インテリアでも使えそうです。 

素材は天板がウォールナット天然木突板に、
脚はラバーウッドにウォールナットカラーをステインしてあります。
これはコスト面から考えても
脚にウォールナット天然木を使うと桁が違ってしまうので
ラバーウッドにしてあります。
デザインや雰囲気を壊すわけではないので充分だと思います。

さて価格ですが、セットで5,680円と格安です。
カフェ系インテリアのコレクションとしての購入時にも
あまり財布に負担がかかりません。
NOCEのカフェ系ソファならどれでも似合いそうです。

ネストテーブルは、
現在のエクステンションできる機能型テーブルの原型です。
ただ平たく伸びません。
その代わり3つのテーブルを独立して使えます。
来客の時、花束をいただいたら
ひとつをその花束の花台として使えると言うわけです。

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先日、NOCE浅草蔵前店の近くで行われた
「モノマチ」というイベントを見てきました。
台東区はもともと江戸時代から「ものづくり」の街として
発展してきました。
桐ダンス、指物、人形、漆器、切子など
今でも営業しているところもあります。
そして江戸時代には一大問屋街として
その時代の商業の中心でもありました。
浅草橋には、人形、文具、玩具、手芸小物、包装資材、雑貨、
アクセサリーなど数多くの有名問屋があり、
合羽橋には店舗用の食器、厨房用品、家具、鶯谷には生地、
上野駅から伸びる仏壇通り(浅草通りの別名)には、
今も60店舗以上の仏壇店が通り沿いに営業しています。

「モノマチ」とはおそらくモノ作りの街を現代にアレンジして
復活させようと企画されたものなのでしょうか。
歴史的な背景を基盤としているだけに
次世代の街としてのポテンシャルは非常に高いと思っています。
既に成熟してしまった山の手側のコアな街よりも可能性を秘めています。
実際NOCEのある蔵前周辺には
実力派のビストロ系フレンチが数件あります。
洋文化と日本史との融合とも言え、
モノ作りから派生する新しい文化の創造といえるかも知れません。

新御徒町の出口を出ると
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レトロな佐竹商店街の入り口があります。
0603-2.jpg 少し歩くと
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モノマチに参加している江戸切子グラスをはじめ
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オリジナルボタンなど
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様々な露店がありました。
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最近見なくなった
0603-8.jpg レトロな
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お店が今も現役で有ります。
0603-10.jpg 道路を渡り
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次のアーケードを
0603-12.jpg 歩くと
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通りの隙間から建築中の大きなマンションのクレーンが見えました。
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このアーケードに沿って建てられるのでしょうか。
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マンションの分譲販売の広告の前で、
モノマチに参加している人たちが店を出していました。
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商店街に沿って建てられるマンションの1F部分は
店舗になるのかどうかはわかりませんが
商店街の顔を変えてしまうのはたしかです。

佐竹商店街は、この土地がもともと江戸時代、
秋田の佐竹藩の武家屋敷としての所有であった事に起因します。
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その後明治になり廃藩置県により一時は陸軍の所有となりましたが
民間に払い下げられ、やがて住宅街が形成されて
それに伴い露天商が「所狭し」と次々と店を出しはじめました。
これが商店街として発展してきたというものです。
大正初期には、この佐竹界隈には4000戸の住宅と
12,000人の人口を持つ東京でも指折りの住宅街になりました。
その後、関東大震災、空襲と様々な困難がありましたが
その都度見事に復興してきました。
今ではそのレトロな表情からドラマやCMのロケ地として
数多くつかわれているそうです。


幾千の場面が時間の奥に続いていました。
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時代という波が、前の時代の上に被さっていきます。
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商店街の
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ショーウインドウからは懐かしい香りが
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洋食屋さんの
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サンプルからはおいしそうな匂いが
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江戸風鈴の製造所からは
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夏の音が聞こえていました。
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注釈
<1>この洋食店、洋食フリークの期待は裏切らないとおもいます。
    実際この日も入りたかったのですが満席でした。
    ラードとケチャップたっぷりでスパゲッティを炒めて
    たっぷりのパルメザンチーズ(クラフトのやつ)。
    パスタではないナポリタン。
日本の伝統です。
    絶対イタリアに存在しません。

<2>江戸風鈴は、ここの御家族の経営するお店が他に1店舗あるだけで、
    世界に2店舗しかありません。
先週のブログつながりで
    (決してねらったわけではありません。本当に偶然です。)
    江戸風鈴の製造元にたどり着きました。
    交渉して分けていただけるとの事で限定的ですが
    NOCEで売ることにしました。
    今年は節電モードなので涼しそうな音色が
    時代を運んできてくれそうです。
    予定価格は1,500円くらいです。

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  1. 2011/06/03(金) 09:46:47|
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