NOCEの家具バイヤーズブログ 2011年7月8日 七夕 2011

NOCEのバイヤーズブログ

2011年7月8日 七夕 2011

今週も暑い日が続いています。
毎晩、熱帯夜です。
それでもまだ夏本番の暑さではありません。
朝早くはひんやりして「薄い掛け布団」を掛け直すくらいです。
この先が思いやられそうです。
平年であれば来週後半に梅雨明けとなり
いよいよ本当に暑い日がやってきます。
今週末、NOCEのある地域で日曜日の仙台、広島、福岡、
そして新潟は土日とも天気は崩れるそうですが、
他の地域はまずまずとなるそうです。
お出かけ日和になりそうですのでその際は、
是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国各店NOCEスタッフ一同
お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

今週の新商品のご紹介も
先週に引続きポーランドからのダイニングテーブルです。

0708TOKIOWN150.jpg TOKIOテーブル ウォールナット 
150×80:¥39,800  幅150×奥行80×高さ74cm
135×80:¥36,800  幅135×奥行80×高さ74cm
Made in Poland
※組立式

0708TOKIOOAK150.jpg TOKIOテーブル オーク 
150×80:¥39,800  幅150×奥行80×高さ74cm
135×80:¥36,800  幅135×奥行80×高さ74cm
Made in Poland
※組立式

0708TOKIOチーク150.jpg TOKIOテーブル チーク 
150×80:¥41,800  幅150×奥行80×高さ74cm
135×80:¥39,800  幅135×奥行80×高さ74cm
Made in Poland
※組立式

今回入荷の商品は前週とたまたま入荷時期と原産国が同じだけで
メーカーは全く違うものです。
先週ご紹介させていただいたテーブルと
大きなコンセプトは同じですがディテイルが違います。

デザイン面ですが、北欧を基本にして
微妙に日本仕様にアレンジしています。
どこが日本なのかと聞かれると、残念ながら確たるものがなく
「すみません。イメージです。」としか答えられません。
特別に日本を意識したわけではないのですが
出来上がりが抜群に良く北欧と日本の「いいとこどり」の
シンプルなデザインになったからでしょうか。

天板は、エッヂを大きくラウンドさせトップを直線で結びました。
大きなラウンドが天板全体のデザインを柔らかくし
トップの直線部分で引き締めています。
0708TOP.jpg このラウンドと直線の割合が
このテーブルのデザインを支配しているわけです。

通常のレクタンギュラー(長方形)テーブルのエッヂを丸くすることを
ご想像していただければ御理解していただけるかと思います。
例えば、それがほんの僅かなラウンドであれば
通常の長方形とあまり変わりません。
堅いイメージが残りますが、角を丸くさせる事による安全性と
テーブルの表面積は確保されます。
次に大きくラウンドを入れ全体を楕円に近づけると
堅さが削ぎ落とされイメージが柔らかくなります。
ヨーロッパのモダンと言われた10年位前によく使われた手法です。
これはデザインが柔らかくなる一方でシャープさが失われ
脚の処理を上手くしないと全体的にボケた感じになってしまいます。
そしてフルラウンド化させることにより天板の先が伸びてしまい
部屋のスペースを無駄にしてしまうというわけです。

次に脚のデザインですが、テーパードレッグ(先が細くなる脚)を使い
微妙にハの字になるように角度を付け
1本、1本が外に向くようになっています。
0708TOKIOLEG.jpgのサムネール画像 この微妙な角度が実はデザインにも寄与しているわけです。
テーパードレッグをストレートにもっていくと
無味乾燥なものになってしまいます。
一方ハの字の角度をもう少し付けると北欧っぽくなりますが
「やりすぎ感」により天板の繊細性がそこなわれてしまうというわけです。
補足をさせていただきますが、脚の角度は
天板がラウンド(円)か長方形、正方形の時は
割と角度を付けた方が艶っぽく見えます。

次に素材ですが、脚は共通でブナ材を使用し
天板は天然木のオーク、ウォールナット、チークの3種類から
お選びいただけるようになっています。
どの素材もツヤ消しのオイル仕上げで
その「木」本来の素材感を活かしたものになっています。
この仕上げが全体の雰囲気を尚一層上質なものにしている事に
間違いありません。

サイズは長さが135cmのものと150cmの2パターンとなります。

インテリアとしては、合わせるチェアによってカフェ、シンプル、モダンと
あらゆるジャンルで使えそうです。

さて価格ですが素材とサイズによってそれぞれで
135cmのオーク36,800円から150cmのアンティックチーク41,800円の
レンジで価格の差におおきな差はありません。
オーク               ウォールナット          チーク 0708OAK.jpg 0708WN.jpg 0708チーク.jpg
あくまでも素材と大きさによるものです。
このレベルでこの金額は有りえないくらい安いと思います。

名前のTOKIOですが、先方のメーカーに名付けさせたら
「NINJA」「SAMURAI」「GEISHA」と大変なことになってしまったので
「次候補を」と言ったところ「TOKIO」となりました。
TOKIOはフランス語でTOKYOのことですが、
日本では1970年後半にYMOと沢田研二が歌った
(曲はそれぞれ違う。沢田研二は曲名)事で爆発的に流行った言葉です。
フランス語つながりで当時はギャル(GIRL)、ギャルソン(BOY)から
ハウスマヌカン(HOUSEは英語、マヌカンはフランス語でマネキン)
という造語まで流行りました。
30年以上前、バブル経済前の高度成長経済下の頃です。

昭和の懐かしさもあるテーブルなので
「TOKIO」ということになりました。
ジャニーズのグループ名が語源ではありませんが
広い意味から考えれば「それも有り」かもしれません。

オリジナル商品を開発する上でヨーロッパメーカーに依頼すると
「もとになる線やスケッチ」が悪くても
自然に整ったものが出来上がってきます。
これが伝統だったりクラフトマンシップだったりするのでしょうか。
質感やニュアンスを画像だけで御説明することは大変難しいと思いますので
是非NOCE各店でお確かめいただければと思います。



昨日は7月7日七夕の日でした。
先週のブログつながりではありませんが
7月7日は中国の24節気のひとつ小暑(太陽黄系105度)にあたります。

昨晩は、薄曇りで雲と雲の間から僅かに星が見える程度でした。

七夕行事のもとは中国です。
日本では収穫した作物をご先祖様に備える「盆」と織姫にちなんで
織物の上達を祈願する中国の行事が合わさったものとされています。
精霊に衣服を着ていただくために機織りをする女性を
棚機女(たなばたつめ)と呼び七日の夕方から機織りをしたので
それが「七夕」となったという話です。
出来上がった服を精霊が降りるとされる笹に付けたのが
短冊に願いを書いて飾る起源だそうです。 

七夕といえばもうひとつ「天の川」にまつわるラブストーリーがあります。
もとは古代中国の寓話です。
牛追いで働き者の夏彦(彦星)と機織りが得意で働き者の織姫が
神様にみそめられ結婚したのですが、
結婚生活が楽しくなってしまって働かなくなった2人を神様は怒って
天の川を境に別れさせます。
あまりのショックに別れた後も彼らは仕事に身が入りませんでした。
ここで神様が働く事を交換条件に年に一度の再会を許したわけです。
この日が7月7日に当たるわけですが、この時期には雨が多く
2人の間に流れる天の川の水量が増えてしまうのです。
2人のために「かささぎ」たちが翼で繋げた橋もできず
2人はなかなか会うことが出来ませんでした。
この日の雨を再会できずに流した涙として
催涙雨(さいるいう)といいます。
「雨が降らないように」と2人の再会を祈願して
短冊に思いを託すというものが、今では自分の願い事を短冊に書いて
笹の葉に下げるという風習になっています。
昨晩の天候から推測すると2人の再会は微妙なところで
短冊の願いが叶うかどうかは、
祈願主の判断に委ねられることになりそうです。

ここで突然ですが「カロン」と聞いて何を想像されますか?

何も思いつかない方が殆どかと思います。
僕は真っ先に思いつくのは「カロン・セギュール」という
ボルドーにあるサンテステフ村の
格付けシャトーの赤ワインしかありませんでした。
あのハートマークのエチケットです。
ヴァレンタインやクリスマスに贈る高級ワインです。

カロンでワインと答えればワインラヴァーです。

カロンで「星」と思いつけばかなりの天体通です。
数年前に太陽系から外されてしまった冥王星の衛星で
1978年に発見されました。
技術の発展と共にカロンの質量が判ると
必然的に冥王星の質量も判るわけです。
このため考えられていた冥王星の質量が太陽系に値する惑星としては
小さい事が判り太陽系から外されてしまいました。
カロンの発見が冥王星の格下げにつながってしまったわけです。
このニュースは一大センセーショナルでした。
冥王星のPLUTOから「格下げ」される事を
PLUTOEDという言葉まで生まれた程でした。
( plutoed government bondは格下げされた国債というわけです)

カロンの質量は冥王星に対して大きく
当時は冥王星との「2重惑星」ではないかといわれ
太陽系への昇格が予定されていました。
ところが母体である冥王星の「準惑星」への降格にともない
「準惑星の衛星」という一度は夢見た「惑星」から
一気に「惑星の衛星」を飛び越えて2段階格下げとなってしまいました。

これを上司と部下に例えて見ます。
(男女の方が面白そうですがどちらが男か女でストーリーが違い過ぎるのと、
おそらくブログに不適切な表現(性差別)が含まれそうなので
想像におまかせします。)

口先だけであまり仕事ができないくせに仕事が出来るふりをして
周囲や経営陣からも「出来る人」とされた部長がいました。
ある日突然転職してきた部下は、本当に仕事が出来ました。
また「部長、部長」と部長を慕いまた部長も仕事を任せました。
この部下の昇進も間違いなしです。
ただこうしているうちに
「実は部長、口だけで本当は仕事出来ない」ことが
有能な部下のおかげで役員にバレてしまったのです。
これで部長は左遷され違う部署でさらに降格。
その下でやっていた部下も「あの部長の下でやっていた人」という事で
部長と同じ部署へ左遷されてしまい将来の昇進もなくなり、
「あの部長の部下」というレッテルを貼られてしまったというわけです。

これは小田急線の準急にも各停にもなれない
「区間準急」のようなものでしょうか。
うーん。難しくなってしまったので本題にいきます。

ここまで読んでいただいた方、「すみませんここからが本題」です。
七夕、星、カロンとなんでここまで引っ張る?です。
「次回につづく」としたいのですが出来ないわけがあります。

カロンと聞いて曲名と言えば音楽好きと言えます。
(すみませんここからアーティストの敬称を略させていただきます)

カロンといえば「ねごと」です。
今年LISMOのCMで初めて聞いて衝撃を受けました。
CMではサビだけでしたが伸びのある独特の声は
1回聞いただけで残ります。
「YUI」でも「YUKI」でもありません。
CMのテロップに「カロン」とでるので
グループ名だと思っていました。
ある日偶然「J-WAVE」でフルコーラスを聞いて
「これただものじゃない」とビックリしました。
声と曲のバランスが今まで聞いたことないほどスゴイ。
それから下北沢の街頭放送で何度も繰り返し
「何度夢くぐったら君に会えるの」とやっていて
耳に焼き付いてしまいました。
個人的には、イントロから歌いだしのAメロとBメロのところが
好きですが「サビのもっていき方」とサビから間奏への
「イントロのキーボード」への返し方は絶妙です。

これまた「J-WAVE」でリミックスバージョン
(世界の終りの中島真一がてがける)を偶然聞いて
更にヴォーカルのすごさを知りました。
これ本当に泣けました。

調べてみると、カロンは曲名で「ねごと」がバンド名でした。
全員20才の女子大生だそうです。
この若さ考えられません。
どこにこの曲を作れる情報量があるのでしょうか。

僕にとって日本の女性アーティストで初期の曲で衝撃的だったのは、
古いところからaikoの「花火」、ボニーピンクの「オレンジ」、
アンサリーの吉田美奈子のカバー「レインボーシーライン」、
手島葵の「徒然曜日」、コトリンゴの「おいでよ」、
最近では少女時代の「gee」と思いつくものだけ書いてみましたが
この他にも数え切れない程のアーティストがいます。
1回だけ聞いてアルバムを買ったのは少女時代も含めても沢山ありますが
印象的だったのはこのくらいでしょうか。

以上の曲は2000年以降で
ねごとのメンバーが多感な10代の時のものです。
僕も未だ素人ミュージシャンですが
(それでも1日1回はスケールとクロマチックはやっています。
ディープな飲み会の日を除いて)
この時代が多感な10代とはうらやましい限りです。
僕の時代、カセットテープで耳コピーの時代です。
ジャコ、アンソニー・ジャクソン、マーカス・ミラー(全てベーシスト)を
テープに録音して擦り切れるまでやってもコピーできなくて
何本テープと「ウォークマン」ダメにしたことか、という時代です。

聴いている音楽と情報量の多さ、
それは「今」の「ねごと」の持っている音楽の捉え方が
全然ちがうわけです。

そこでセカンドインパクトが来ました。こ
れは先週「NACK5」を偶然聞いていたら「ねごと」のヴォーカルが
別の曲で聴こえてきました。
これだけインパクトのある声は他にいません。
「メルシールー」という曲でした。
はっきり「スゴイ!」と叫んでしまいました。
「カロン」がスゴ過ぎて「一発屋」(スミマセン)で
終わってしまうのかと思っていましたが、心配なしでした。
「カロン」の後に「メルシールー」作れるとは
やはりタダ者ではありません。
しかもバンドとしてのテクニックやまとまり方も
従来の「ガールズバンド」とかけ離れた実力を持っています。
知らないで聞けば男性バンドと間違えてしまいそうです。

ギターのシュールなフィルの入れ方、
特にカロンでのAメロのリフとストラト(ギターの種類)の泣かせ方。
ドラムとベースのノリもピッタリで
ドラムの16の入れ方もセンスがよく相当高いテクニックが感じられます。
ベースは僕もやっているので判りますが
左手のネック上の運指(指使い)を見れば、
キッチリ指が立ったフォームをしているので
ベーシストも相当うまそうです。
そしてヴォーカルのキーボード。
歌だけではなくシンセの使い方も抜群で
右手でシンセ音でベースをとりながら
左手で生ピの音でサティのようなフレーズを弾いているのです。
この均整のとれたバンドとヴォーカルの歌メロとの融合は
従来では有り得ないほどのものがあります。

「ねごと」と聞くとチャットモンチー、
(ガールズバンドというだけでコンセプトが全然ちがいます)、
東京事変、
(ヴォーカルの見た目の雰囲気が椎名林檎に似ているだけでこれも違う)、
YUI、いきものがかり、YUKI、などと比較されそうですが
何か根本的に違う気がします。

「カロン」と「メルシールー」だけしか聴いていませんが
曲の作り方もペンタトニックに頼らないもので
ジャズのモード系やクラシックのドビュッシーやサティ、
ラフマニノフといった印象派の音を連想させそうな程です。

そういえばこの人たちまだ20才です。
大切に成長して欲しいものです。
何故ここまで引っ張ったかというと
来週(7月13日)待望の初アルバムがオンセールになるからです。
その中の「七夕」という曲、今から楽しみです。(やっとつながりました)

「ねごと」は下北沢のライブハウス、GARAGE、BASEMENTBAR、
SHELTERとROCK系ライブハウスに結構来ています。
特に今年初めの「くるり」とのライブはプラチナものだったらしいです。

僕も「今度こそライブ」と思っていたら、
な、なんと次回は「学生限定」で学生証の提示が必要だそうです。
これにはお手上げです。
可能性はないのでしょうか。
下北沢大学は日程が合いません。
それなら「おうちゴハン」を極めるためにクッキングスクール、
大人のためのヤマハ音楽教室でベースのレッスン、
夏だけにサーフィンスクール、駅前留学、
スベリ止めに下北沢の駅前のスーパーピーコック内に
偏差値は不明ですが「ワインアカデミー」や「チーズ大學」もあります。
でも結局、調べたところ全部「学生証の発行」は無理でした。

多分、今以上にメジャーになって忙しくて
下北のライブハウスには来てくれなくなってしまうかもしれませんが、
それはそれで素晴らしいことです。

ところで「ねごと」の曲は星にまつわる曲が多いのですが
どなたか天文学、大学で学ばれていらっしゃるのでしょうか。

で、やっぱり学生証持ってないとダメですか。
(この執拗なところが既にダメ)

スポンサーサイト
  1. 2011/07/08(金) 02:19:25|
  2. バイヤー&スタッフのブログ