NOCEの家具バイヤーズブログ 2011年7月15日 セミが鳴かない2011

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2011年7月15日 セミが鳴かない2011

今週も強烈に暑い日が続いています。
ただ夜は少し涼しい日もあり
まだ熱帯夜本番という感じではありません。
週末にかけての3連休ですが、
NOCEのある地域では札幌を除いて天気に恵まれそうで
絶好のお出かけ日和になりそうです。
ただ少し奇妙な発生と動きの台風は来週日本に接近し、
海から直撃すると勢力が衰えないため厳重警戒が必要です。

日中は暑くても真夏の夕暮れは
ビールやシャンパンの泡物が似合います。
テラスのあるお店で「夕暮れに乾杯!」などいかがでしょうか。

お出かけの際は水分補給や日陰の確保など
熱中症対策は万全にしましょう。
そしてその際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと
全国スタッフ一同お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

今週の新商品のご紹介はポーランド製のオリジナルサイドボードです。

0715サイドボードD.jpg サイドボードD ウォールナット
¥69,800

幅135×奥行43×高さ89cm
Made in Poland
※部分組立

このサイドボードのデザインが完成したのは2年位前でした。
はじめに中国で2社とポーランドの3社に見積もりを依頼し
一度は中国に決定しました。
しかしサンプル段階で細部のつめがうまくいかず
最終的にポーランドに決定ということになりました。

デザインのソースは「北欧ヴィンテージがベース」というより
そのままです。
これを製作しているポーランドの工場は実際スウェーデン、デンマークなど
北欧のショップやメイルオーダーの家具を手がけているので
デザイン面で苦労することなく量産にすぐにもっていくことが出来ました。

前面にはヴィンテージでお馴染みの開きのドアが付いています。
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その隣りにはスライドレール付きの5杯のドロワーがあります。
0715-4.jpg 0715-5.jpg 0715-6.jpg













ドアのノブは雰囲気を壊さないように丸くシンプルなものになっています。
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ドロワーの取っ手は木製でヴィンテージに近い形状をしています。
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このサイドボードのデザインの要ともいえる脚ですが、
長めのテーパードレッグ(先が細くなる形状の脚)が垂直に伸び
ヴィンテージの特徴を表しています。
0715-9-1.jpg 0715-9-2.jpgのサムネール画像 全体のデザインはクセがなくカフェ系はもちろん、
シンプルなインテリアでも対応できそうです。
0715-10.jpg 0715-11.jpg















素材はウォールナット天然木突板のオイルフィニッシュで
上質な雰囲気を演出しています。
ヴィンテージの場合、素材がチークの場合が多く
ややクセがある分インテリアを選んでしまいますが
(そこがヴィンテージファンの心をつかんでいるのですが。)
ウォールナットオイルフィニッシュを使用することにより
スッキリとした雰囲気になりました。

価格は69,800円です。
相対値としては決して高いとは思いません。
天然木の高級感とオイルフィニッシュのテクスチャーが
絶妙なハーモニーを生み出しています。

リビングの収納としても、インテリアのアクセントとしても
幅広く活躍してくれそうです。

ご紹介には各角度からの画像を多用させていただきましたが、
全体の雰囲気を表現することは難しいと思います。
是非一度NOCEで実物をお確かめいただければと思います。



いよいよ梅雨が明け夏本番となり
まだ7月だというのに連日35度の日が続いています。
3.11以来はじめての夏ということですが
世の中の事態はあまり変わっていません。
余震と放射能、電力供給問題。
僕の諸外国の「お取引先さん」も来日はあれ以来ゼロのままです。
僕達は日々この中で暮らさなければならないのですが、
少し海外に目を向けると結構大変なことになっています。

ヨーロッパでは、ギリシャのデフォルト(債務不履行)問題が
EC内経済力3位のイタリアと4位のスペインに波及するのではないか
という懸念から、これらの国の債権が売られ、
一方それを支えているECB(ヨーロッパ中央銀行)にも影響するという
思惑からユーロが下落しています。

デフォルトはヨーロッパの問題かと思えば、
信じられないことにアメリカまで大騒ぎです。
オバマ大統領と共和党が債務(国の借金)を問題に合意が出来ず
連邦法に定められた借金の上限に見合わないと
予算が成立せず債務不履行(デフォルト)になるということなのです。
なんとその期限は8月2日です。
僕も毎日アメリカのニュースソースを見ていますが
最近「これあるかも」と思いはじめるほど紛糾しています。
アメリカが債務不履行になれば世界は3.11以上のパニックになり
放射能も地震も関係なくなるほどです。
今日金曜日の議会がヤマだそうです。

一方中国では、ひどいインフレ(物価の上昇)に伴い賃金が上昇し、
いままでのように世界の工場として安くものを提供することが
出来なくなりそうだということです。
現実問題、取引している工場も現金に余裕がなくオーダーを入れても
「資材を買うことが出来ないので先払いして欲しい」
という事になるケースも最近めずらしい事ではありません。
余裕があれば先払いもOKでしょうが
余裕がなければその工場との取引を断念せざるをえません。
これはなにも家具に限った話でも日本のメーカーに限ったことでもなく、
あらゆる産業で中国が世界と向き合う問題です。
中国がインフレを抑制するために自国の通貨を切り上げれば
輸出価格が上昇し輸出に頼る中国経済を直撃します。
先月、中国で豚の価格が50%以上上昇し政府が異例の
「積極的に豚肉を市場に出すように」と促したくらいです。

さて、日本では最近「夏なのにセミが鳴かない」という話題で
騒然としています。
下北沢では井の頭線のホームでもスタバや飲み屋でも
どこへ行ってもこの話題であふれています。
「セミが鳴かない」といって街中がパニックになっています。(それはない。)
理由については大地震の前兆や放射能の影響という
4次元の話から環境問題まで様々ですが、
議論に熱中しすぎて昨日は下北沢でも救急車で「熱中症」として
運ばれていきました。

なぜ今年はセミが鳴かないのでしょうか。

3月の原発の時に降ったセシウムなどの放射性物質が地中に堆積し
セミの幼虫の成長を妨げているのでしょうか。
これはまず無いと思います。
なぜならセミの幼虫の餌はアミノ酸などのたんぱく質で
カリウムと間違えてセシウムを取り込む植物とは違うからです。
ただ、地中の放射性物質が残存することを考えると
将来なんらかの影響が生じる可能性はありますが
今年はないと考える方が妥当だといえます。

地震の前兆説はどうでしょうか。
これは直接の因果関係はありませんが、
地震の前にカラスが減少する(これも仮説)事により
カラスが天敵の野鳥が増え、セミの天敵である野鳥の増加により
セミが減ってしまったという生態系破壊説という事も考えられます。
セミが羽化するのに地中で7年と言われています。
すると今年のセミは2004年頃の「たまご」ということになります。
その頃東京都ではカラス撲滅作戦の名のもとに駆除が行われました。
東京都の発表によれば2001年から実施して、
2005年にはほぼ半数に減少したといわれています。
時期は一致しますが野鳥の増加のタイムラグを考えると
セミの減少が顕著になるのはこれからです。
ただ最近、体感ではカラスが減って野鳥が最近増えたような気がします。
それは、餌になるゴミの中に含有されるホルモンの関係による
カラスの少子化のためか地震を予知してどこかへ避難したのか
判りませんが、本当に最近「ここはどこか」という程
さまざまな野鳥の声がします。
そしてカラスの声は前程しなくなりました。
ちなみに野鳥の増加か最近アゲハ蝶も見なくなりました。
大地震の準備は万全にしておきたいものです。

都内でセミの声と言われているのはアブラゼミです。
アブラゼミは湿気を好みます。
土が無くなり乾燥度が増した都会では減少傾向にあるというのが
一番理にかなっているようにみえますが、
実際計測したという研究結果がなく減少の真偽はわかりません。
「ジーーー」と言う声が減った気がします。
そして「シャンシャンシャン」と鳴くクマゼミや
「ミーンミーンミー」と鳴くミンミンゼミが増えたような気がします。
(あくまでも気)

アブラゼミのあの鳴き声を聞くと夏休みです。
「ジーーー」とジリジリとする夏の午後、
「まるで油を揚げているような音」から名付けられたアブラゼミの声。

夏休み。ドリル、絵日記なんてどこかにやってしまって
遊ぶことしか考えていなかった子供の頃。
おばあちゃんの甘すぎるカルピス、泥だらけの自分、
塩ふって欲しくなかったスイカ、親せきのある湘南の海、
子供達に振舞われるおかわりし過ぎて気持ち悪くなる
「味のないバーモントカレー」、
「夏休みが永遠だったら」と思っていたあの頃を
「ジーーー」の音と共に思い出します。
そしてスズメに追われ「鳴かなければ落とされないのに」と思っていた
アブラゼミが力尽きて路上に落ちる頃、
「オーシーツクツク」とツクツクボウシが鳴き始めます。
この声を聞くと夏休みも2週間を切り
花火大会やお祭りの頃になるわけです。
そして「カナカナカナ」と鳴くヒグラシの声が少し遅い午後に響くと
すっかり長くなった影と早くなった夕暮れが
すこし涼しくなった風と共に夏休みの終りを告げていきます。
この夏休みのカーテンコールを聞くと終わってしまう夏休みが悲しくて
夕焼けの空を見ていました。
するといつもひとつ大きな流れ星が見えました。
(8月はペルセウスに代表されるように多くの流星群が見られます。
夏の終り頃の夕方近くは「はくちょう座カッパ流星群」です。)

そういえば、夏のドリルと絵日記ですが、
忙し過ぎてひとつもできませんでした。

話をアブラゼミに戻すと今年は梅雨明けが早いため
人間がフライングしてアブラゼミより夏を先取りしてしまっているのです。
連日すでに夏ですが例年なら今は梅雨です。
しかも小学生の夏休みは来週です。
ちょうど夏休みのはじまる頃に「ジーーー」と聞こえてくるものです。

少し発生の仕方が奇妙な台風のせいで来週半ばに雨になるそうですが、
アブラゼミは雨などの湿気の多い時に羽化するため
おそらく来週から鳴き始めそしていよいよ夏本番になると思います。
もしそうならなければ、オカルト系仮説を疑って
熱い議論に加わりたいとおもいます。

今週の3連休中、大切な人から「およばれ」があります。
前から一度は行って見たいと思っていたレストランで
こんな機会にしか行けないと楽しみにしていました。
ワインはフレンチにこだわらず常時600本以上。
シャンパンで乾杯。
至福のテーブルが仮想の現実の中で回っています。

当日はワインに合う「シェフおまかせフルコースディナー」だそうです。
思わずそのレストランのホームページを覗いてしまいました。
アミューズ、オードブル、魚は「鹿児島産カサゴのポワレ」。
えーーーと、
メインは「厳選国産黒毛和牛の炭火焼き」だそうです。

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  1. 2011/07/15(金) 04:22:32|
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