NOCEの家具バイヤーズブログ 2012年2月10日 ドイツ、イギリス出張3
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2012年2月10日 ドイツ、イギリス出張3

今週は、1日だけ暖かな日がありましたが寒さは続いています。

新潟などの日本海側は大雪で大変な事になっていますが、

ヨーロッパは大寒波でかなり深刻な状況になっているようです。



デンマークやチェコの取引先から

連日の挨拶は「今朝は何度だった」から始まります。

今週初めデンマークではマイナス23.8度だったそうです。

温度計の画像が添付されたメールが届きました。

チェコの取引先は「シベリアになってしまった」と嘆いていました。

因みにモスクワの最高気温はマイナス20度だそうです。

最近メールの交換をはじめたデンマーク人に

冗談で「東京の最高気温は8度でここはもう春だ」

とメールしたところ「夏なのに随分涼しそうだ。

デンマークのような気候なのか」と。

彼、日本について全く知りません。

日本はオーストラリアのように現在夏か、

シンガポールのように常夏だと思っているみたいです。

最近、日本を知らないヨーロッパ人が増えてきました。

少し寂しい気持ちになっています。



さて週末のお天気ですが、NOCEのある地域では

新潟、札幌は雪でその他の地域は概ね晴れそうです。

ただ晴れる地域でも気温は低そうなので

外出の際は暖かくしてお出掛けください。



そしてその際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと

お客様の御来店をお待ち申し上げております。



尚、ホームページが大幅リニューアルするため

来週のブログ更新は翌週の火曜日を予定させていただいております。

このホームページでのブログは今日でおしまいです。

新しいホームページでも「ムダに長い」と言われつつも

続ける所存でございますのでよろしくお願い申し上げます。

それでは次回新しいホームページで。



先週からの続き。




ケルン見本市を見終わって、

時間が余ってしまったので市内を歩き回って

買い物までさせていただいて、

ロンドンに行くためケルン空港に着いたら

朝から何も食べていなかったので強烈な空腹感に襲われ

カフェで、ロンドンでのディナーのために、

機内食もあるので控えめに

小さなパンとコーヒーとミネラルウォーターで

空腹感を満たせました、と。



さて、ケルンを見終わって少しだけ感想を書かせていただくと

家具製造業、強いて言えば製造業そのものが

変化していく過程にあると思いました。

耐久消費財である家具の大量生産時代は

世界経済の変化と共に収縮していくのではないでしょうか。

今回の見本市を見ても消滅していくメーカー、

統合されていくメーカーが目立ちました。

本来、ヨーロッパ製品の輸出を促進させるための見本市が

ヨーロッパ域内というよりドイツ国内向けに

輸入品を紹介する見本市のような感じです。

一方、残っているメーカーはハイエンドユーザーを目的として

値段も高くデザインはコンサヴァティブで面白くありません。

(2,3年前モダンと呼ばれたメーカーも含む)



そして、面白くて「かわいい」デザインを持っているところは

小規模でコストが高く、しかも少量生産の商品を

ネットで直販するため卸価格は存在しません。

産業革命により実現した大量生産、大量販売は

少なくとも家具業界では大きな曲がり角に来ています。

続きは、またこの出張ブログで書かせていただきます。

(少しまとめるため)

 


出発時刻が来たのでゲートに向かい

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ロンドン・ヒースロー行きLH3414

(ルフトハンザですがブリティッシュ・ミッドランド航空です)

の入り口からシートに座ると

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窓に付く雨粒ひとつひとつが

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空港のオレンジの灯りに照らされていました。

飛行機は滑走路に進むと

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すぐにケルン空港は眼下に消えていきました。

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しばらくすると、機内食が出てきました!

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これ15CMくらいのパックに

野菜を少しマリネーゼした物と

10CMくらいのグリッシーニ

(細長い乾パンのようなものでイタリアンでは生ハムと共に出てくる)

前菜かと思ったらなんとこれだけ。

ビールやワインはフリーですが、

僕は出張中のアルコールは仕事に影響すると困るのでNGです。

おとなりの席ではイギリスビールの銘柄を指定して飲んでいます。

多分ラガーです。

でもここはグッとがまん。

残念な機内食、葉っぱ一枚残さず食べて

暫くすると下に見える雲が夕焼けのようにオレンジになりました。

時差がロンドンとケルンの間には1時間あるので

初めは本当に夕暮れかと思っていましたが、

雲を抜けると窓の下には無数のオレンジの光に彩られた

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ロンドンの街が拡がりました。



飛行機は空港が混んでいる為か

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何度か旋回を繰り返し滑走路にランディングし

ゲートに向かい

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ドアが開き

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通路を

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出口方向の案内板に従って

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早歩きで前を行く人を追い越しながら

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「動く歩道」も

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当然早歩きで

最後のパッセンジャーをロックオン。

動く歩道を早歩きすれば歩く速度に動く歩道の速度が

加算されるため、走る速度くらいになるわけです。

「I won !」とようやくイミグレ(入国審査)

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に着きましたが、その甲斐なく長蛇の列です。

アジアの方々が殆どですが、日本の方はほぼ皆無でした。

パスポートコントロールで滞在期間を聞かれ

「今日を含めて2日」と答えると

怪訝そうに「何処に行く?」と聞かれ

「バーミンガム」とニッコリ答えると

「気をつけて」とニッコリ答えてくれました。



イミグレを終え、

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外に出ると

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ブロンドの若い女子が

(髪の色と年齢関係ないでしょ!って)

「パディントンに特急で行くなら、チケットここで買えるけど」

と「カードもOKよ」と流暢な英語で話しかけてきました。

(ワーア!英語だ。って当たり前です。ここは英国です)



実は、このヒースロー・エクスプレスは、13年前はありませんでした。

当時は市内まで地下鉄ピカデリー線かバスで

1時間以上かかっていました。

今は、ロンドン・パディントン駅までノンストップで15分です。

(少し停車駅の多いコネクトと言うものもあり、

料金は安いが少し遅い)

本当は自動券売機で買いたかったのですが、

ニッコリされては仕方ありません。(チョッと、違うぞ!)

「I’ll take it」と言ってカード

(ユーロからポンドに両替前だったので)を差し出すと、

彼女は首から提げた「車内精算用のポスのような物」で

ものの10秒で発券してくれました。

チケットを手に

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エレベーターを

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(深いので待ってもエレベーターがおすすめですが、

エスカレーター走って競争も楽しそうです。

{マイケル・冗談です}

因みにロンドンのエスカレーターは

右がストップで左側が追い越しレーンです。

左側通行のイギリスとしては少し違和感がありますが、

大阪のルールと同じと言うわけです。

東京は右が追い越しレーンで車と一緒。)

下り

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エクスプレスの示す方向に

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結構長く歩くと

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ホームの案内表示があります。

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掲示板上段にエクスプレスと

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下段はコネクトと言う快速が表示されています。

ちょうど、成田エクスプレスとエアポート快速の関係と同じです。

時刻は19時12分。

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ケルンとは1時間の時差がありロンドンは19時12分。

東京は朝の4時12分です。

今朝「ケルンで見本市を歩いていた」という記憶が

彼方に飛んでいきそうでした。

ヒースローセントラル、ターミナル1,3駅の

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プラットホームで待っていると

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ヒースロー・エクスプレスが来ました。

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ドアが開き

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(Qと表示されているのは

Quiet{静か}のQでケータイ禁止の意味です。

下のWIFIのような表示は

「車内に無線LANがある」という表示です。)


シートに座ると

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すぐにドアが閉まり

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15分でパディントン駅に到着しました。

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(結構速い。最高時速は160キロだそうです)

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クラシカルで荘厳なパディントン駅は1854年に開設されました。

今でもその頃の趣が残っています。

パディントンというと

日本ではマイケル・ボンドの童話「くまのパディントン」が有名です。

命名はペルーから密航してきたクマの紳士が

パディントン駅でブラウン一家によって見つけられた時、

本名はペルー語で難しいため

駅名のパディントンと命名したとされています。



パディントン駅から地下鉄で

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今日の最終目的地ユーストン駅に向かいます。

なぜならば明日のバーミンガム行きの特急は

このユーストン駅から出発するため利便性を考慮したからです。

自動券売機でチケットを買います。

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地下鉄はゾーン制でゾーン1から2~6と離れ、

料金も連動します。

買い方は目的の駅のゾーンを確かめて指示に従って買うだけです。

カードは暗証もサインも無しです。

(暗証が必要な所もあり)ゾーン1、つまり初乗りが

4.3ポンド(516円)と恐ろしく高くなるため、

地下鉄を同日複数回利用する場合は

割引が摘要されるオイスターカードや

トラベルカード(PASMO,ICOCAのようなもの)

の購入をお勧めします。



因みに僕は後で知ってその差額に驚愕でした。

オイスターと言えばバーです。普通は。

PASMOで渋谷まで行ったら120円が40円ってあり得ません。普通は。

オイスターカードってそんなモンスターですか、ブツブツ。

ロンドンオリンピックに行く方は是非、

事前にお調べする事をお勧めいたします。



自動改札機に

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先ほど購入した高額なチケットを差込み

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ユーストンに向かうサークルラインを目指します。

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プラットホームに出ると、クラシックな佇まいで

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まるで博物館の中を地下鉄が走っているようでした。

ロンドンの地下鉄の歴史は世界最古の1863年で

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このパディントン駅とファリンドン駅を結ぶ路線が最初でした。

当時は蒸気機関車が走っていたそうです。

初期の路線の大部分は現在のハマースミス&シティ線に

使われているそうです。


1863年ですが

日本ではペリーの来航が1853年と

「幕府が敵を驚かせるため港に力士たちを揃えた時代」です。

歴史観の違いを感じてしまいます。



暫く待っていると「向かい側のホームには人が待っていて、

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僕のホームに人がいない」事に気がつきました。

気にもしなかったアナウンスをよく聞いてみると

週末は工事のため運休だそうです。

「これありなの?」です。

ロンドンでは週末はよくあるそうなので気をつけましょう。

まいりました。



仕方ないので別の方法である、

ユーストン駅近くまで行く

ハマースミス&シティ線で行く事にしました。

当然、改札は出なければなりませんが、

高額なチケットは無駄にできません。

駅員の若いブロンドの男子(またですか?)に説明すると

親切にゲートを開けて

チケットはアヴェイラブル(有効)だと言ってくれました。

今度はハマースミス&シティ線のホームを目指します。

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また先ほどのエクスプレスの前を通り

ホームに着きました。

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最古の路線なのでしょうか。地上駅です。

この間ムダに40分かかってしまいました。

「こんなことなら最初から空港から

ピカデリー線で行けばよかった」です。

地下鉄が来て

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少し揺られて

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ユーストンスクエア駅で

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降り
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自動改札機に高額なチケット(未練がましいぞ)を入れ

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外に出てホテルまでの地図を広げましたが

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全然わかりません。

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まず、理解出来る太い道を歩いてみましたが

ユーストンの駅が判りません。

30分位往復しました。

ひとけは無いし、情けなくなってきました。

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「こんなはずじゃなかった」と。

だんだん自力走行が困難になってきました。

すると向こうから人影が。ただあいにく女子です。

「いきなり夜道でアジア人に声かけられたら逃げられてしまうかも」

と思いつつも

「キャリーバッグ引いてるし、

旅行者が道に迷っていると思ってくれるはず」

と勝手に決め付け、思い切って聞いてみました。

なんと親切に教えてもらいました。

本当に助かりました。女神でした。



ユーストン駅の前から

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ホテルは

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すぐ近くでした。

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チェックインを済ませた後、

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明日の特急券を買うため駅に行きます。

チケットを買った後、

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「ホッ」としたのでしょうか。

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朝からディナーのためにケルンで小さなパンと

飛行機で残念な機内食しか食べていなかった事に気がつくと、

猛烈にお腹が空いてしまい

最後に開いていた駅のスタンドで

イギリスだけに「オニオンのパイ」と

ミネラルウォーターを買って

これが僕の楽しみにしていたロンドンのディナー

となってしまいました。

ただこのパイ、画像では小さく見えますが

かなり大きくズッシリきます。

最後の頃には飽きてきます。

30CMくらいありました。

ホテルに帰り、

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歯を磨いていると意識が混濁してきてしまい

シャワーも浴びずにベッドに潜り込んでしまいました。

近くにある教会の「午後11時の鐘の音」が

静寂に深く融けていきました。

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  1. 2012/02/23(木) 10:03:41|
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