NOCEの家具バイヤーズブログ 2012年2月17日 ドイツ、イギリス出張4

NOCEのバイヤーズブログ

2012年2月17日 ドイツ、イギリス出張4

今週はホームページ大幅リニューアルにともない、ブログも変則的になっています。
ホームページの何処が変わったのかというと(直接の担当では無いので簡単に)
1番はコーポレートサイトとオンラインショップの統合です。
内容では、商品にズームアップ機能が付いた事と
コーディネートというページでカラーによるコントラストをイメージし易くさせた所でしょうか。
コーディネートの部分を簡単にご説明させていただきますと例えば、背景の色を選択します。
これはイメージでカーテン、壁紙、フロアだとします。
ここにNOCEの家具を並べて「コントラスト例」を見る事ができるというわけです。
そしてそのままご購入する事もできます。

今後ともNOCEを変わらずお引き立ていただければと
全国スタッフ一同なお一層努力させていただく所存でございます。


前週からの続き

翌朝、教会の鐘の音が響く前の4時に目が覚めてしまい、
今日が帰国となるためそのまま起きてバスタブに浸かり、
その後ストレッチを1時間やって身体を目覚めさせました。
レストランのオープン時間6時にはその席に着いていました。

ここはロンドンの朝、イングリッシュブレークファーストです。
ハムとエメンタール(チーズ)にパンをスライスしてトースターで焼いて3枚。
オレンジジュースにヨーグルトでワンクール。
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セカンドクールは、ベーコン、スクランブルエッグ、
ここはブリティッシュだけにフライドエッグも忘れずに。
そしてトーストを更に2枚。
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そして!
〆はお決まりのクロワッサンで。
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朝食を終え、
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部屋に戻ると窓の外には、昨晩鳴っていた教会の鐘が7時を告げていました。
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8時にチェックアウトを済ませ外に出ると
晴れ渡ったロンドンの朝の薄い「あおいろ」が飛行機雲に切り取られていきました。
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教会を後にして
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駅前の通りを小走りで渡ると
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ユーストンの駅に着きます。
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駅の電光掲示板の前には多くの人たちが自分の列車を待っていました。
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通常、発車時刻が近づかないとホームの番号が判りません。
番号が表示され、そのホームに向かうというシステムです。改札口もありません。
アナウンスがない場合もあるので自由席で座りたい人は
釘付けで見ていないと先を越されてしまうのです。


今日はバーミンガムの往復で又、ここに帰ってくるのでキャリーバッグを預ける事にしました。
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レフト・ラゲージはマニュアル(人が預かる)でカード支払いもOKです。
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身軽になったところで電光掲示板の前に戻るとまだホームの表示はありませんでした。
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8時50分発(日曜日のためこの列車が1番)ウォルバーハンプトン行き特急のホームが12番と確定され
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12番ホームに向かいます。先ほどの記述のように改札も何もありません。
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ホームにはバージンと書かれた列車が待っていました。


このバージンですが、あの「CDショップでお馴染みだった」
今は飛行機会社で有名なバージン社が運営しています。
イギリスは鉄道発祥の国として知られていますが、
現在完全民営化され同じ路線を別の会社の列車が走ることも珍しくありません。
現実にこの1本前の各駅停車はロンドンミッドランド社が運営していました。
ここで気をつけたいのは、料金が各社違うという事です。(また来たぞ)
つまりローカルな話で申し訳ありませんが
下北沢から成城学園まで千代田線乗り入れの多摩急行に乗ると
小田急の急行とは別料金になるという仕組みです。
あり得ない話ですが、おそらくレールの権利を会社間で賃貸借するのではないでしょうか。
こうすれば新規参入もし易くなり運賃の競争にもなるというわけです。
世田谷線にNOCEの運営するカフェ電車を走らせる事も論理的には成立するわけで、
2両編成の列車を改造して下高井戸から三軒茶屋までお茶とケーキ付きで1000円とか。
内装は全てソファ席。なーんて。



ところで突然ですが、あの懐かしいCDストア「バージンメガストア」の
バージン社の運営する列車ですが次のもので実際「あるもの」は何でしょう。

① 全英ヒットチャートトップ10を、無線LANからスマホやタブレット端末を通し聞く事が出来る。
② バージン航空のCAコスチュームの車内販売員が懐かし系の
レディオヘッドやオアシスなどのCDを限定販売で売りに来てくれる。
③ 1等車では、バージン航空ビジネスクラス同等の食事が出てくる。
④ 無料で3曲まで無線LANで25,000曲の中からダウンロードできる。
⑤ イギリスだけに1等車ではビール飲み放題。
⑥ チケットの番号が月1回の抽選で当たるとバージン航空の無料往復航空券がもらえる。

  答えは最後に。


ドアを開け
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指定されたシートに着くと窓のガラスが枠にかかってしまい折角の外の景色を見る事が出来ません。
列車のシートは、窓上に付いているデジタル表示で行く先が示されています。
この場合は「そこの駅まで指定されている」と言う意味で
「誰かが指定している」という事になります。
表示が無ければ自由席というわけです。
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外が見える窓側の自由席に移動すると
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列車はゆっくり動き出し
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ロンドンの朝が
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遠ざかっていきました。
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郊外の駅をいくつか通過すると


車窓は田園風景を映し出す
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ピクチャーウインドウへと変わり


流れていく


空と


大地が


澄んで行く空気の中に溶けていきます。


どこまでも続く


景色には



キース・ジャレットの「ケルンコンサート」が似合いそうです。
(全曲即効演奏のピアノソロオンリーアルバム。
アルバム名の地名でもある(今回滞在した)ケルンは正しく
ドイツのケルンで行われた事からつけられました。
リリカルでメロディアスなピアノは心に深く透き通って行きます。)
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列車は


速度を落とし


ミルトン・キーンズ駅に着きました。冷たい風が通り過ぎていきます。



ドアが閉まり出発し
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木立を抜けると
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ラグビー駅に到着です。ラグビーとは文字通り球技の一種であるあのラグビーです。
ここに在るラグビー高校のある生徒がフットボールの試合中、
ボールを手に持って走った事が「ラグビー」の起源だと言われています。
当時のフットボールは現在のサッカーとは違いある程度手を使う事が許されていたとも言われ、
彼自身が起源というよりその時代からルールが変化してきたという説もありますが、
いずれにしてもラグビー発祥の地である事に間違いありません。



朝の太陽が少し高くなった頃
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列車は目的地バーミンガム・インターナショナル駅に到着し
(この先にバーミンガムの中心である中央駅がありますが、見本市はこの駅で下車します)
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グリーンのボタンを押してドアを開け
(特急でも基本的にヨーロッパの鉄道のドアは自分で開けます。待っていても開きません。)
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ホームに降り
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階段を登り


サインに歓迎されながら


NECの方向に歩きます。
(NECは日本電気㈱の英語名ではありません。New Exhibition Centerの略です。)


レセプションで受け付けを済ませました。
そうです。僕は旅行で来ているわけではありません。
NOCEのバイヤーとしてきているのです。
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会場はインテリアの見本市なので、ステージによって


色分けされています。
取りあえず「Furniture」からスタート。


歩き始めてすぐ「これなんか、違ってませんか?」と感じてしまいました。
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イギリス仕様のデザインで中国、東南アジア製のもが多く、
インターナショナルと言うよりドメスティック(国内向け)という感じです。
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たまに見るMade in Englandはクラシックなカントリー調で
「ドリカム」じゃなくって「ムリかも」です。


それでも結構広い会場


すべて
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見なければ帰れません。
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上司から「収穫ゼロでもいい」と温かいお言葉を頂戴しましたが、全て見終わってしまい、
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「こりゃ、アカン。」(なぜか関西アクセント)とめまいで気絶しそうでした。


通路のベンチに座ると空が窓枠に縁取られていました。


光がその窓枠を壁に映していました。
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完敗です。「とぼとぼ」とエスカレーターを上り
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人のいなくなったレセプションを通り
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「Thank you」と言われてもね、と思い


ホームに下りると、ひときわ冷たい強い風が右の頬をすり抜けていきます。
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ロンドン行きの特急が来て席につくと
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帰りの車窓にピアノ曲はなく、
代わりに沼で群れを作っていたカラスの泣き声が落ち込んだ心に深くしみていきました。
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コベントリーを過ぎ


ミルトンキーンズを越えると


ロンドン郊外から
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ロンドン・ユーストン駅に着きます。
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あまりにも早くバーミンガムが果ててしまい予定より2時間早く着いてしまいました。
ホームをうなだれて歩いているとこのままドーバー海峡の底まで落ち込みそうなので
「この2時間に何かしよう!」と考えました。
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キャリーバッグは預けたままにしてと。
そう言えばロンドン10回位来ているのに観光名所は何処も見てないぞ。
ロンドンと言えば・・・。
バッキンガム宮殿、ロンドンブリッジ、ポール・スミスでシャツ、
ドクター・マーチンのブーツでしょうか。
(パラブーツ{フランス}のファンですが最近高価で手がでません。)
買い物は時間も無く場所もわかりません。
やっぱり、ロンドンブリッジですか?
地下鉄1本でしかもユーストンから5個目。
ガイドブックも何もありませんが、形は知っています。
映像を残すだけでも価値アリです。
上司に「収穫ゼロではない。自分の記憶に収穫があった」と
わけのわからない言い訳も出来るし。
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と、気を新たにエスカレーターを駆け下ります。2時間なので。


高くても地下鉄のチケットを買い


ロンドンブリッジ×2とつぶやきながら更に下まで駆けて


ホームに出て


ロンドンブリッジ駅を確認します。間違いない。ロンドンブリッジです。
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ロンドンブリッジ行きの(ではありません。単なる途中駅です。)
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地下鉄が来ました。「ロンドンブリッジ、ロンドンブリッジ♪♪♪・・・」と。
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憧れのロンドンブリッジのドアが開きました。
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ところであのくだらない「バージンのクイズ」正解は「ビール飲み放題」の⑤でした。
バージンと言えばCDストアでしたが時代はダウンロード。
日本には、渋谷はもちろん一軒もありません。
数年前に大手CDレンタル会社が引き継ぎ今はそこの会社の名前になっています。
ロンドンにもありません。
バージンが無くなり、HMVはオンラインになり、
渋谷に残るCDメガストアは「タワレコ」だけになってしまいました。
僕はやはり「ポチッ」よりヘッドホンで試聴したり、
ジャケットの雰囲気だけで買ったりする方が好きです。
それよりも「あのメガストアに入店する時のワクワクする」気持ち。そしてあの独特の匂い。
バージンは飛行機や列車でしか会えなくなってしまいました。

つづく
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  1. 2012/02/23(木) 10:45:18|
  2. バイヤー&スタッフのブログ
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