NOCEの家具バイヤーズブログ 2012年4月27日 The Band
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2012年4月27日 The Band

今週は季節の移り変わりなのか暑い日も少し肌寒い日もありました。
今日は雨が降っています。
明日からいよいよゴールデンウイーク前半戦に突入です。
僕は明日、明後日と前回の展示会で目星をつけた中国の工場に又、出張です。
バイヤーに休みは関係ありません。
その代わり、日曜日に香港に立ち寄って休日を満喫できる事になりました。
今度は、「ワインあり」なので「ヌーベルシノワーゼを夜景と一緒に」と
この日のためにがんばろうと思っています。
そして「炒麺も忘れずに」です。
ゴールデンウイーク前半、NOCEのある地域ではほぼ全地区でお天気に恵まれそうです。
こんな事ここ最近のお天気であまりありませんでした。
(何故、僕の居ない時だけ晴れるのでしょうか。)
絶好のお出かけ日和になりそうです。
その際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと、
全国スタッフ一同お客様の御来店をお待ち申し上げております。

前回まで中国出張ネタが続いてしまったので
今週は久々に新商品のご紹介をさせていただきます。
ご紹介させていただくのはソファです。


これは、現行のTD9811Aというモデルの3シーターバージョンです。
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TD9811Aソファ 3人掛けセット ブラウン
¥74,800

ソファ:幅200×奥行92×高さ80(42)㎝
オットマン:幅80×奥行60×高さ42㎝
Made in China
※部分組立


デザインはシンプルそのものでアームに厚みをもたせる事により
全体的に「ドッシリ」とした安定感を与えています。
角張っていながらアームの位置を低くしてあるためあまり重さは感じられません。
90年代の北欧ソファのデザインを彷彿させます。
インテリアの観点では、デザインがシンプルなのでカフェ系、ナチュラルなど
どんなお部屋にも対応してくれます。
他に合わせるダイニングやカップボードなどの素材が木製なら素材に関係なく
マッチしそうです。
素材はファブリックで色は現行TD9811Aとおなじブラウンです。
ただブラウンと言ってもクセがないブラウンなので
他に合わせるものが奇抜なものでなければオールマイティです。
そしてシートにはポケットコイルを使用していますので座り心地もOKです。

また、付属のオットマンは充分な大きさがあるので
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ソファで足をのせてくつろぐ時だけではなく
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ローテーブルを使えば大きなスツールとして多人数の時にも使えます。
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このソファの魅力は大きさにもあります。
座面の奥行きがあるのは現行の2シーターも同じですが
幅が増えた分だけ余裕が生まれ座った時にソファらしい安心感が増しました。
又、幅が200cmあるので後部のクッションを外せば充分寝る事ができます。
(個人差がありますので全ての方ではありません)

さて、価格ですがこの大きさとパフォーマンス、オットマンを付けて74,800円(税込み)と
抜群のコストパフォーマンスです。
大き目のソファをご検討されていらっしゃるお客様は、
是非1度NOCE各店にてお確かめいただければと思います。

暖かく少し湿った風が吹き込む午後、
このソファでまどろむと気づかないうちに夢の世界があたりを包んでいきます。



ある晩、ワインバーで飲んでいる時に突然メールが来ました。
去年もこのブログで取り上げた、最年少ガールフレンドからのもので
「明日、バンドの練習があるから見て欲しい」と。
このバンド中学3年の女子バンドでベースがいません。
バンドには、ピアノやギターのどちらかが居れば成立しますが、
基本的にドラムとベースが居ないと絶対無理です。
(シンセベースでキーボードが代わりに出来ますが少しバンドとは違います。)
それでもなかなかベースをやる人が見つからないようです。
僕がベーシストである事は彼女たちにあまり関係のない事でバンドのコーチとして呼ばれていますが、
折角なのでチャッカリとベースとしても参加させてもらっています。

今回は、卒業のイベントにバンドとして参加するためのオーディションだそうです。
メールには、下北沢のスタジオの場所と時間、曲名が書いてありました。
「いきもの(がかり)の気まぐれ(ロマンティック)で譜面はFAXしてあるのでよろしく♪。」と。
ワイン、結構飲んでいて今から音符拾うの無理です。

ところで何で、「いきものの気まぐれ」で通じるのでしょうか。
短縮言葉のひとつですが、「いきものがかり」を「いきがか」とか
「気まぐれロマンティック」を「きまロマ」(こっちはあるかも)とは言いません。
セブンイレブンも「セブイレ」ではなくセブンです。
ロイヤルホストも「ロイホス」でなくロイホです。
2つ以上の単語を合わせて短縮言葉が生まれますが、
これら短縮言葉は、「ムネアツ」のような短縮形スラングではありません。
その背景には恒久的普遍性認知度があります。
認知度がなければ短縮された場合、理解されずそのままスラングとなってしまうのです。
それでは何故セブンなのでしょうか。
言葉は伝達手段であるため、出来るだけ短くてインパクトがある方がいいわけです。
幅広い人達の認知度があり頻度が高くなればなるほど省略言葉は短くなります。
3文字が最短で、「ミスド、ケンタ、ファミマ、スタバ、マクド(マック)、スマホ」などが代表挌です。
(ローソンやデニーズが短縮形を取らないのはそれ自体が単語だからです。
マクドナルドは、本来単語ですがマックとドナルドという2つの単語から形成されているので短縮形が取れます。
ただ、一部でデニーズに行く事を「デニる」とも言うようですがこれは動名詞ではなく
完全な動詞的用法で「デニ」単体での名詞的用法はあまり聞きません。デニムと混同するからでしょうか。)

「気まぐれ」に戻すと、話の流れ抜きに「気まぐれ」と言われてまず一般的に曲名は連想されません。
「いきもの」でも同じです。
バンドの中の共通認識があるからこそ通じるわけです。
「昨日、リハスタで「いきもの」の「気まぐれ」のリハしたんだけど、
ギリになっちゃたんでスマホにダウンさせてモニターに繋いでオケさせてみた」
と言う感じですがこれでバンドの中では普通に通じます。
他人には全く理解できません。
この認識が深まると「いきも」と「気まロ」で通じます。
更に、「いきの気ま」という複合単体名詞が生まれ
「いきの気まリハする」で完全なセンテンスを構成していくのです。
(リハはリハーサルで練習の意味で「る」を取る事により動詞的用法となる。
この文は英語で言えば典型的なSVO構文で主語のSが脱落した形)
この間亡くなられた「ばなな」さんのお父さんの有名な論理はこれにかなり近いものがあります。
共通認識から派生した言語を持つ集団は
「オタクにはわからないけど」というあらたな集団を形成していきます。
この集団の中での言語や価値観はこの集団の普通になっていきます。
これが集団外での軋轢を生じさせ排他的になり、やがて攻撃的になっていくのです。
終わらなくなりそうなのでこの辺で止めておきます。

ワインバーを出て家に戻ると「気まぐれ」のバンド譜がFAXされていましたが、
眠いので次の朝に回しました。
朝、起きて見ましたが「この短時間で暗譜ムリ!」とわかり、速攻で五線譜に写譜しました。

少し、プロを目指していた昔が懐かしく感じました。
あの頃、朝突然電話があり、「ベース倒れちゃったんで譜面送るからたのむね」です。
iPadで曲をダウンロードさせ、ベースで合わせてからスタジオに向かいました。

午後の下北沢を
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楽器を担いで歩き
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寄り道は
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ダメと言いながら
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スタジオに着きました。
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何ともいえない「ワクワク」する気持ちと共に階段を登り
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ドアを開け
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アンプにシールド(コード)を差し込みました。
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「ダーリン、ダーリン心の・・・」と練習が始まり、
色々指導しながら時間が過ぎていきました。

ベース抜きなのでどうやって橋折るかなどですが、
キーボードが音大志望なので中学生とは思えないくらい飲み込みが早く終りの時間がすぐに来ました。

僕のベース初公開です。
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全部で7本あるうちのひとつで、シェクターの5弦フレットレスです。
(ネックの指板上にフレットが打ってないもので、フレットがない分だけ音の立ち上がりが柔らかく又、
指板と弦が指で押さえた時に振動し独特な音色になる)
このベースはスルーネックと言いネックがボディまで一体化しています。
このためボディに音が共鳴しサスティンはボルトオン
(ネックとボディがボルトで接合されている)より勝ります。
僕は、イコライザーをミドルとトレブルをフルにしてベースを6くらいにして、
リア8、フロント1から2くらいで調整しています。
5弦なので低音部のB弦を確保するためプリアンプが内蔵されているアクティブベースですが、
フレットレスなのでいやらしさはありません。
普段はこのアクティブのフレットレスか78年製フェンダージャズベースのフレッテドを使っています。
この「ジャズべ」はプリアンプのないパッシブでボルトオンですが
ボディにアッシュ材、ネックがローズウッドなのでボディの共鳴はアクティブくらいあります。
特に張りたてのラウンド弦でスラッピング
(爪弾く奏法ではなく、親指で弦を叩いたり人差し指で引っ張ったりする奏法。
ソウル系R&Bのビート系でよく使われる)するとビビーン、パキパキと素晴らしい音がします。
この他は、72年製フェンダー、フェルナンデスのジャズべのフレットレスと
メイプルネックのジャパンフェンダーのフレッテドのジャズべ、78年頃のスティングレィ、
玄関の前によろしくと立てかけてあった「捨てベース」のYAMAHAのBBです。
「親バカ」のようですがシェクターを画像にするとネックが長く実に美しい形をしています。
芸術的フォルムです。まさに機能美です。

練習が終り、みんなにオーデ(ィション)健闘するように言って別れた後
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そのまま帰れずに目の前にあるバーの前で立ち止まり
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席に着きました。
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レーベンブロイが乾いた喉を潤していきます。
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赤ワインが少し隙間の出来た気持ちと時を埋めていきます。
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あのままベースを続けていたら・・・と。
ワインボトルとグラスの横にスタジオがありました。
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まだ「My sweet sweet darling」と 響いていました。
ベースを担いで外に出ると心地いい風と肩に楽器の重さが染みていきました。
まだ今日の終りが見つけられず、馴染みのバールで最後の一杯。
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部屋に戻りベースを立てかけると
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なぐり書きの譜面の上を
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音符がはじけていきました。
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追記
その後、彼女たちのバンドはオーディションの日に2人インフルエンザで演奏出来ずに落ちてしまいました。
ヴォーカルが抜けてしまい解散かと思われましたが再結成するそうです。
ただなんとみんな今年から高校生です。女子高生バンドです。
選曲頼まれていますが、まだ未定です。
なんか「気まぐれロマンティック」じゃなくて「気おくれロマンティック」なーんてね。
(このギャグ本気で嫌われそうなので永遠に未使用にしておきます。)

最後に今月リリースされた女性ベーシスト、エスペランサ・スポルディングの
NEWアルバムをご紹介します。
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ジャズ系で彼女自身がヴォーカル、ベース作詞、作曲をやっています。
ジャズといっても4ビートではなく聞きやすく、歌も上手い。
彼女のセンスは天才に近いものがあります。
特にコントラバス1本で弾きながら歌う曲は圧巻です。
(今回のアルバムにはありませんが、ユーチューブで拾えます)
因みに、彼女のエレベは、フェンダーの70年前半のジャズべ、フレットレスだと思います。

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  1. 2012/04/27(金) 11:37:46|
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