NOCEの家具バイヤーズブログ 2012年10月5日 静かな接待
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2012年10月5日 静かな接待

 先週の日曜日の夜は、大きな台風が関東を通過していきました。
今週ももう1つの台風が直撃かと思いましたが、これが日本列島から逸れて北海道沖で異常に育っています。
朝晩は少し涼しくなりましたが、日中はこの時期とは思えないほどの暑さが残っています。
そして今週末は、3連休です。
NOCEのある地域のお天気ですが、札幌の土曜日と新潟の日曜日を除いて全地域で恵まれるそうです。
久々の好天で気候も良さそうなのでお出掛けには最高です。
その際には、是非NOCEにお立ち寄りいただければとお客様の御来店を全国スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

今週の新商品の御紹介は、1951年にオーストラリアのデザイナーによってデザインされたジェネリック商品です。
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薬品などでよく聞くジェネリックとは、特許権の切れた薬品を他の製薬会社が同じ成分や製造方法などで製薬する場合です。
薬の開発には莫大なコストがかかるため、ある年月までは特許権により保護されていますがその分薬剤の価格が高くなってしまうのです。
そこで特許権の切れた薬剤は、開発コストが無いため安価で提供できるわけです。
家具のジェネリックも同じ考え方で、経年により意匠権が消滅した商品をそのまま再現させるものです。
さて今回御紹介させていただくアームチェアとオットマンのセットはオーストラリアのグラント・フェザーストーン(1922-1995)によるものです。
グラントは、オーストラリアのジーロング生まれで、独学でデザインを学んだ後に家具だけではなく様々なデザインを手がけました。
後に、イギリス出身のメアリーと結婚し共同でデザイン活動を続けました。
このチェアもグラント&メアリー・フェザーストーン作とも呼ばれています。
さて、恥ずかしながら実はこのチェアのセットが作家物ジェネリックとは知らずに、どこかの欧米インテリアショップの「オリジナル流れ」だと思って買い付けてしまいました。
考えてみれば当たり前の話ですが、こんな「いいデザインチェア」が普通に存在しているわけありません。
アームと背もたれを結び背もたれの形状を作りだす曲線は美しく、フィンランドの巨匠デザイナーにインスパイアーされた感じです。
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又、ミッドセンチュリーの特徴でもあるハの字に開く脚はデンマークの巨匠に影響を受けていそうです。
脚の素材は、アッシュの無垢材を使用しています。
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ファブリックの色はグリーンのみでボタンの色はオレンジを使いました。
さて価格ですが、デザイナー物として意識せずにいつもと同じような値付けをして、セットで59,800円となりました。
個人的見解からすれば、ジェネリックならではの格安価格と言えます。
ハイバックにオットマンと座り心地とリラックス感も抜群なので是非NOCE各店でお試しいただければと思います。

F155-1チェア+フットスツール
¥59,800
チェア:幅69×奥行76×高さ94(38)cm
スツール:幅51×奥行37×高さ38㎝
※部分組立

今週、チェコのTON社の人が来日してきました。
彼とはもう10年以上の付き合いです。
ちょうど去年の5月に来日予定でしたが、当時は地震直後、放射能問題や余震の危険性もあり見合わせていました。
今回、NOCEの店舗が見たいと言うことで浅草蔵前店を見せる事にしました。
一通り見せた後、「東京観光はした事がない」と言うので「それならやっぱり浅草寺」とタクシーに乗り(ワンメーター)雷門に着き、仲見世を浅草寺に向かって歩きます。
この時期本来、中国の国慶節にあたり、長い休みを利用して「多数の中国人観光客がいるはず」ですが、殆ど皆無でした。
こんな空いている仲見世、近年見たことがありません。
彼は、ソウルから東京に来たのでその活気のギャップに驚いている様子でした。
聞くと、ソウルは日本旅行を中止して韓国旅行に変更した中国観光客で予想以上の人出だったそうです。
しかも、彼が接待を受けた高級韓国料理店は「日本人でいっぱい」だったそうです。
日本人観光客数は減らず、中国観光客数が上昇すれば「すごい事になる」のは当たり前でさぞ活気に満ち溢れていた事かと思いました。
それからのディナーですが、彼のリクエストで「ユーロピアンかチャイナ」という事で僕の行きたかった「ワインとモダンチャイナ」のレストランに行きました。
ヨーロッパの人たちは、イタリア人を除いて基本的に日本料理はNGです。
すき焼きはあの醤油のにおいが「ダメ」みたいで、街にそば屋の醤油やおでんの匂いがするだけで気分が悪くなる人もいました。
僕が、タイに行った時ナンプラーでアウトになってホテルから出られなくなってしまったのと同じです。
すしも違います。
江戸前にぎりは、「本当のすしじゃない」と思っていると思います。
まだ日本食が浸透しかけた10年前は少し近かったように感じましたが(もちろん江戸前とは程遠い)今では、酢豚の付け合せに出ることもあります。
中国料理店はヨーロッパの小さな村にもあるほどアジアンフーズとしては最もポピュラーです。
ということで結局チャイナになりました。
ところが、ワインの味も料理の味もとてもおいしかったのですが彼と入ったチャイナはノーゲスで、
少し高級と言うこともあったかも知れませんが、生のピアノ演奏が少し寂しげでした。
ワインも空き、「これも(日中の)影響か?」と聞かれ「多分そうだ」と答えました。
彼は営業の立場でしかも韓国帰りなので詳しく触れません。
ヨーロッパの人なので理解する事は難しいとおもいますが、GDP世界第2位の国と3位の国が争えば2国間だけではなく世界経済にも確実に影響する事を心配していました。
そしてお互いの貿易相手国としては1位同士(中国にとって日本への輸出は3位)が何故争うのかと首を傾げていました。
まだ10時だと言うのに静かな街を後にして彼をホテルに送った後、これだったらもっと賑やかな渋谷か下北沢の方が良かったと思いましたが、平日の渋谷も最近はそういえば静かだった事を思い出しました。
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  1. 2012/10/05(金) 15:51:59|
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