NOCEの家具バイヤーズブログ 2008年6月20日リバーシボォ 2

NOCEのバイヤーズブログ

2008年6月20日リバーシボォ 2

今週は、梅雨らしい天気が続き、
蒸し暑くじめじめとはっきりしません。
この週末も同じようです。

先週、事件が起こりあのブログを書いた後、
必死に相手に残業して抗議のメールを送りました。
少しでもバイヤーとして仕事を持ち越したくなかったからです。
かなり怒りを込めて書きました。
「現段階では、この問題を公表しないとか、
中国の公的機関に相談する用意がある、
返品返金にすぐに対処しなければ事態は複雑になるだろう」とか
かなり長々と強く主張し、
証拠の写真を倉庫に撮ってもらい添付しておきました。

月曜日にメールを開けると当然
「組立て方が悪い、
出荷前に一個一個検品しているのでそんなことありえない。
どこで検査しようとかまわない」と。
いよいよ戦争開始となりました。
バイヤーにとってこれほど悲しいことはありません。
当然、夢をもってバイイングするわけですから。
とはいえ、ビジネスはビジネスです。
負ければ全部廃棄処分となります。
しかも今回は単価が高く、
上司からとんでもない無言の圧力がかかります。
相談などできません。

とりあえず、相手に構造的な問題を指摘したところ、
「見本を見て買ったのだから責任はむしろこちらにある」と。
使われている部品が見本と違うと言うと
「あり得ない証拠を出せ」
「組み立て方が悪いので組立て後の写真を添付する確認しろ」となりました。
当然その写真には「そんなのわかってるよ」という、
当たり前のチェアが写っているだけでした。
アメリカやヨーロッパの市場で通用するわけがないというと、
輸出先をアメリカから中東に至るまで国名を書いてきて
「どの国にも文句をいわれたことはない。
日本の習慣が違うのが問題だと」きました。
それでは、日本にだけコストダウンして出した訳だというと
「見本を見て買った」に逆もどりし始めました。
You should admit this issue 「あなたはこの事を認めるべきだ」と書くと
とうとうこのフレーズが逆鱗に触れたのか
完全に相手が切れました。
How you can say us “You should admit” 
「どうして認めろなんて言えるんだよ」と一言のみ。
過去に何度か中国の公的機関に相談したこともあるのですが、
今回は相手が悪すぎます。
ここまで酷いのは例外だといえます。
と、そんな時倉庫から朗報がありました。
2ウェイで使えるものを少し加工して寝て使う、
1ウェイのみにしたらなんとか販売できるのではないかと。
しかも、寝て使うほうがかなり気持ちいいのです。

せっかく作った商品に責任などありません。
捨てることなど絶対できません。
そこで最初からラウンジチェアで販売できるなら
価格を下げてトライしようということになりました。
いずれ上司からきつい一言と
損失補てんの責任追及があるでしょうが、
こんな人たちと関わっているより
逆転ヒットを狙った方がいいと思いそれ以来メールはしていません。

このチェアもう既にNOCEにならんでいます。
かなりワンダフレますし、コンフォータブレます。
色もデザインも良しです。
価格もおかげで落とせました。
(会社は損ですが)
そしてリバーシブレないチェアとして生かす事が出来ました。
(もちろんNOCEではこんな変なネーミングはしていません)
うーん待てよ。
Y6051リラックスチェア BR.jpg 時制の一致としては、
リバーシブレていただろうチェアが正しいかァ。
でも僕としては、リバーシブレて
欲しかったチェアなのです。
でもそれ以上にチェアは、
きっと「リバーシブリたかった」と
言っているでしょう。
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  1. 2008/06/20(金) 10:05:13|
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