NOCEの家具バイヤーズブログ 2012年11月9日 高畠メルロー

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2012年11月9日 高畠メルロー

今週は、寒暖の差があり日中は半袖で過ごせそうな日もあれば、コートを羽織りたくなるような日もありました。
今週末のNOCEのある地域のお天気ですが、土曜日は新潟を除いて晴れるそうですが、日曜日は、札幌、仙台を除いて雨や曇りになるそうです。
お出かけの際には是非NOCEにお立ち寄りいただければとお客様の御来店を全国スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

今週の新商品の御紹介は、2つのオケージョナル・テーブルです。
まず御紹介の前にオケージョナルとは何かをご説明させていただきたいと思います。
オケージョナルを直接和訳すると「時折」または「たまの」とありますが、オケージョナルファニチュアーと言うと「時々使われる家具」とはなりません。
どちらかと言えば、オケージョンの「特定のことが起こる場合、時」または「機会」の方が近い気がします。
「その場の状況で必要に応じて様々な用途で使える小型家具」が正しい意味です。
急な来客や、大人数での来客など「場に応じて臨機応変」に使えなければならないため、移動し易く小型である事が特徴です。
エクステンダブル・ダイニングテーブル(伸長式食堂用机)はオケージョナルに使用できますが、大型のため通常オケージョナル・ファニチュアーとは言いません。
ただ、ゲートレッグ・テーブル(ドゥローリーフ・テーブルとも言う。天板が折りたためるタイプのテーブル。)は、オケージョナル・テーブルと言う場合もあります。
オケージョナルなオケージョナル・テーブルと言うわけです。
くだらなくなってしまったので、本題に入ります。
まず始めにネストテーブルから。
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ネストとは「巣」ではありません。
「入れ子」と言う意味です。
NOCEでもネストテーブルは多く扱ってきましたが、円形はめずらしいと思います。
なぜならば、ネストテーブルは入れ子状なので効率を考えれば「円」は非効率になってしまうからです。

この部分は、脚を3本にする事によりそれぞれ2本の脚のクリアランスが確保され、すっぽりと小さなテーブルがおさまる事で解決されています。
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それぞれ独立させて使ったり
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重ねてテーブルの表面積を増やしたりと状況に応じて使い分けることが出来るのです。
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天板の素材にはウォルナット天然木突板を使用し、脚をテーパードにしてあるのでカフェ系インテリアを中心にナチュラルやシンプルと幅広く使えそうです。

次はサイドテーブルです。
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一見、よくある円形のカフェ系サイドテーブルですが、よく見ると
テーブルの端が直線にカットされています。
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このカットが重要な働きをするのです。
円形テーブルにはメリットとデメリットがあります。
メリットは、正方形テーブルよりも多く、また自由に着席できる事と、なんと言っても丸と言う柔らかさの究極であるデザインです。
一方、デメリットは、空間をスポイルしてしまう事です。
正方形テーブルの角を落とした形が円形テーブルと考えれば、タテヨコの長さは円形テーブルの直径に相当します。
空間では、円形の落とされた角の部分は反映されず、直系の長さのみが優先されてしまうので、落とされた部分だけがテーブルの表面積から差し引かれテーブル本来の効率としては不利なのです。
そこで円の端を直線にするメリットが生まれるわけです。
例えば、これは、ソファの横に置いてサイドテーブルとして使用した時ですが、ソファに着いている面は直線です。
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もし、これが円だとするとテーブルは、ソファから離れて置かなければならなくなるという事なのです。(円の先端があたるため)
ソファの前に置いても同様のメリットがあります。
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このサイドテーブルは直線にカットされているので壁に着けてランプテーブルや花台としても使えます。
また2つ揃えれば、多人数の来客時に2つ合わせて大きなサイドテーブルとしても使えそうです。
素材は、ネストテーブルと同様ですが、こちらはテーパードの脚が少し外側に開いています。
こちらも、カフェ系を中心にナチュラルからシンプルまで幅広く対応してくれそうです。
さて価格ですが、ネストテーブルが8,800円、サイドテーブルが4,980円とNOCEならではのお手頃プライスになっています。
ソファ購入時には是非、御検討いただければと思います。

ネストテーブルBF6965
¥8,800
L:Φ60×高さ44cm、M:Φ37×高さ38㎝
※組立式
サイドテーブルBF6966
¥4,980
幅45×奥行41×高さ43.5㎝
※組立式

先日、渋谷のデパートの地下にあるワインセラーで日本産赤ワインを買ってきました。
どうも日本産と言うと「高くてコストパフォーマンスが悪い」というイメージがあります。
過去、NOCEの倉庫が日本を代表するワインの産地山梨県の勝沼に近いこともあり、倉庫に人の足りない時、よく荷捌きをしていた頃、随分山梨のワインを飲みました。
山梨のワインは日本のワイン生産の4分の1を占める所です。
ワインは、特別なものではないので、できればせいぜい1本1000円程度、高くても2000円が限界かと思っています。
勝沼で様々なワインを買って飲み、飽き足らずに甲府盆地の西側の穂坂(北杜)、やサントリーのワイン、更に県境を越えて長野の塩尻、桔梗が原、更に長野善光寺平の小布施、そして更に違う地域のワインまで試してみましたが、外国産ワインと較べると割高な気がしていました。
それから随分、日本産ワインとはご無沙汰していましたが、2年位前にソムリエから「日本のワインも最近がんばっていますよ」と言われ、小布施のビオロジックワイン(カベルネフラン100%)をいただきました。
正直ビックリしました。
フレンチに負けていません。
ただ、やはり6000円してしまうのでそうそう飲めません。
しかも希少で、東京で売っているセラーも限定されてしまうのです。(確か、表参道ヒルズのワインセラーで、お1人様1本でした。)
それから、ボーペイサージュ(山梨)、ドメーヌタカヒコ、(北海道)、日之城(山梨)等希少なワインからマニアなワインまで飲んでみました。
ドメーヌタカヒコは、小布施ワイナリーのオーナーの弟さんが栃木のワイナリー、ココファームで栽培指導をした後に作ったワイナリーでピノノワールが有名です。
ボーペイサージュはかなりマニアックなワインで品種も年によって異なります。
とにかく一般で手に入れる事ができません。
僕は、この明野(津金)にあるワイナリーまで行って買おうとしましたが、オーナーさんが畑に行ったままなかなか帰って来なくて無理でした。(ここは観光でやっていないブティックワイナリーなので訪問は控えましょう。置いてあるレストランやバーで飲むほうがベター。ただバーで飲むと1本10000円。在庫があればネットでも買えます。)
その後、ソムリエから1本分けてもらって飲みましたが、(ピノノワール)「素晴らしい」の一言でした。
日之城(山梨の穂坂)は、倉庫のある大月のマニアックなワインセラーでビンテージを特別に分けてもらい飲みました。
これはカベルネソーヴィニヨンで「ビオ」ではありませんが、フレンチボルドーに負けていませんでした。
残念な事に最近の気候変動の為かはわかりませんが、製造していないそうです。
あれから、また日本のワインから遠ざかってしまい「日本産安旨ワイン」は「がんこおやじの手造りわいん」(大阪、樽を使わずにステンレスで発酵させる製法。カベルネソーヴィニヨン主体)くらいでした。
これは、1本2000円とお手頃と言えるギリギリなラインですが、これもなかなか手に入りません。
そして2000円だと、スペイン、チリ、イタリア、ナパでないカリフォルニア、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、ボルドーでないフランス(南部)ブルガリア、ルーマニア、グルジア等、円高の影響もありそれ以下で買える安旨ワインが巷に溢れています。

ここで話を渋谷で買ったワインに戻します。
それは山形にある高畠ワイナリーのものでした。
2009年のメルローで2650円、値段は微妙なところですが以前から目をつけていたので1200円のスペイン(モナストレル)と思い切って一緒に買ってしまいました。
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そのセラーでも「最後の1本」と言われたのも効いたのかもしれません。
後日、仕事の後なのでスピードメニューを作ります。
スーパーで上級のすき焼き用牛肉が半額処分であったのでゲットして、割り下(今半)
とナガネギを買って「簡単すき焼き風、牛肉煮」(割り下で「ざく切り」にしたナガネギを少しクタクタになるくらいまで鍋で煮ておきます。約15分ほど。食べる直前に牛肉を投下。少し色が着くくらいで皿に盛ります。煮すぎると肉が堅くなるので色が付く程度)
で「高畠メルロー、2009」を飲んでみました。
開けたては少し堅いので、抜栓は早めが良さそうですが、飲んでいるうちにどんどん開いて、ボルドーのポムロールにも負けない味わいになりました。
感動の1本です。
これで2650円なら、充分コスパありでした。
ポムロールなら倍以上の価値ありです。
そしてなんとその日の翌日、このワインがANAのファーストクラスのワインに選定されたニュースを見ました。
2009年のメルローでした。
2009年ビンテージは手に入らないかも知れませんが、他のものも是非試してみたいと思っています。
因みに、高畠シャルドネ(白)2300円は既に評価を受けています。
これは下北沢のセラーにあったシャルドネ・クラシック1500円位。
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早速ゲットして、やはり居酒屋です。
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下北沢でも欧米ではお馴染みのBYO(Bring Your Own)ワイン持込OKの店が多数あります。
指定のセラーで購入したワインなら1本1000円の持ち込み料金でOKです。
高くなればなる程コスパが上がるわけです。
本日のワイン代は1500円プラス1000円で2500円。
2500円で高畠シャルドネを居酒屋でいただければ最高です。
このワインもメルロー同様、起き上がるのに若干時間がかかりました。
出来ればお店の方に頼んで早めに抜栓していただいた方がよさそうです。
このシャルドネは樽熟をかけていない(多分)ため、フルーティでパッションフルーツやマンゴーのような南の果物の香りがしました。
カキのガンガン焼き1500円(カセットコンロでその場で蒸し焼きにする)とやらせていただき至福の時が過ぎていきました。
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  1. 2012/11/09(金) 16:01:59|
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