NOCEの家具バイヤーズブログ 2013年3月22日 下北沢駅が地下になってしまう日

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2013年3月22日 下北沢駅が地下になってしまう日

小学生の頃から見てきた下北沢駅。
中学、高校、大学、社会人と僕にとってのインパクトは計り知れないものがあります。
今日は、下北沢で様々なイベントがあるそうです。
居酒屋がオールナイト営業し「終電を見送って、地下の初電を迎えよう」という企画もあります。
下北らしくライブもあるそうです。
ただ、色々な想い出が詰まった下北沢に今日お別れを告げるのは悲しすぎるので、僕は参加するつもりはありません。
当たり前のようにいつものように駅を渡って家に帰るだけです。
ただ、忘れてはいけないことがあります。
それは、今日のイベントが今の下北沢が変わって行く序曲にしか過ぎないということなのです。
この後、駅は解体され(想像しただけで泣けてきます)大きな道路が小さな商店街を破壊しながら作られます。
少し難しい話ですが、大きな道路が出来ると建蔽率(けんぺいりつ)が緩和され高く大きなビルを建てる事が出来るようになるわけです。
小さな商店街や個性的な店、路地が独特な雰囲気を出していた下北沢も他の街と変わらなくなってしまう可能性があるのです。
街の同一化は結果として街の価値を下げ、今ほど人気のある街ではなくなるかも知れないという事なのです。
「代官山や吉祥寺、自由が丘で街の真中に横幅25メートの大きな道路作って大きなビルを建ててしまおう」って考えられます?
今まさに下北沢で始まろうとしているのです。
今、(昔も)下北沢に集う人達は、この街に当たり前の消費を求めて来ているわけではありません。
音楽や芝居そして街の雰囲気自体に文化やイベントを求めているのです。
消費の一部である下北沢を代表する「古着」も「安くて如何に着こなすか」の文化なのです。
これから出来る大きなビルのテナントは家賃も高く効率を求めるデベロッパーがどこにでもある無難な上場企業を誘致するでしょう。
こうして個性的な店がなくなり、その店で構成された個性的な街も無くなってしまうのでしょうか。

ところで、今週火曜日から中国に出張していて昨晩帰国しました。
発展し続ける中国。
主席が変わり激動中でした。
悲しいほど日本の事が話題に出ていませんでした。
「チャイニーズドリーム」を連呼し、所得を増やし、中間層を増やして格差是正をスローガンにするそうです。
昨日はベッカムが北京の中学でサッカー少年と触れ合っていて、「中国でプレーする可能性もある」とも言っていました。(中国にはプロのサッカーリーグがあります)
国家以上の権力を持つ鉄道省が3月10日で解体されました。
賄賂など旧体制の悪名高いところでした。
これで、自由な投資によりただでさえ発展中の鉄道が飛躍的になりそうです。
第一は、ヨーロッパとの高速鉄道網です。
今でも、北京とモスクワは列車がありますが、鉄道省の関係者しか乗れなかったそうです。(ここにも賄賂がありました)
これに高速鉄道を建設すると北京発、パリ行きが実現する可能性充分あります。
これにコンテナ輸送できる高速鉄道ができれば世界の経済が産業革命以上に変わる可能性もあるのです。(全くの自論ですが、新幹線に寝台車付けて夜通し250キロで走ること考えるとありえそうです)
実現すると大変なエポックメーキングになるのです。
世界地図を見て下さい。
ドイツ、フランス、イラン、サウジアラビア、ギリシャ、ロシア、インド、アフガニスタン、タイ、ベトナム、マレーシア、韓国、そしてロシア、中国が結ばれる事になるのです。
ここに、もしユーラシア自由貿易圏、統一通貨が実現すると世界は全く変わってしまいます。
今日、中国の主席が初めて訪問する外国であるロシア、モスクワに行くそうです。
「資源、エネルギーについて」が主題だそうです。
今回の出張も、行く前は「気が進まず、仕事だから」と思っていましたが、想像をはるかに超えていました。
地下鉄の中で中学生女子達がスマホを見ながら「カワイイ」と連呼していました。
僕は、なんだか少し胸を張りたくなってしまいました。

下北ブログと出張ブログは次回にさせていただきたいと思います。
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  1. 2013/03/22(金) 13:59:26|
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