NOCEの家具バイヤーズブログ 2015年5月22日 The monster has gone.

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2015年5月22日 The monster has gone.

今週は、なんとまた台風の接近がありました。
ただ先週のものと違って関東から遠かったためか、フェーン現象が起こらずに、むしろ涼しい「まるで秋のようなさわやかな風」が吹いていました。
今日も心地良い風が吹いています。
今週末、NOCE(ノーチェ)のある地域の天候ですが土曜日、日曜日とも恵まれるのは、札幌、仙台、新潟、で他地域は土曜日に関東、名古屋、大阪が恵まれるそうですが、日曜日はぐずついてしまうそうです。
広島、福岡は土曜日、日曜日ともあまりスッキリしないお天気になるそうです。
お出掛けの際には是非、NOCE(ノーチェ)にお立ち寄りいただければとお客様の御来店を全国スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

今週の新商品の御紹介は、既にリリースされているソファの新色です。
7220ソファとして6年前に初リリースしたソファで、当時からグリーンとブラウンの2色のみの展開でした。
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商品は、短命なものがあります。
流行性の強いもの、品質に問題があるもの、売れると思っても期待以上に売れないものなど様々です。
NOCEには20年というようなロングセラーもありますが、6年も売れ続ければロングセラー言えるでしょう。
クセのないシンプルな少し重厚感のあるデザインは、
マッシブなアームと低い背もたれのバランスに基づいています。
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そしてシートに内蔵されたポケットコイルがクオリティを上げています。
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今回、新しく加わった色はブルーです。
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デザインは普遍的でもカラーの流行は売り上げに反映されます。
ここ3年くらい前からブルーが売れるようになりました。
カラーの流行はサイクルのような気がします。
その昔、ソファのカラーと言えばブルーの時代がありました。
NOCEのソファで当時のソファのベストセラーは、ライトブルーのストライプ柄のソファベッドでした。
ドイツ製の88,000円のソファが月に300本以上売れていました。
今のブルーも流行なのでピークアウトは必ずあります。
「現在、どうか?」と聞かれても「すみませんが、お答えできません」と答えるしかありません。
それでもインテリアをカジュアルに楽しむなら、それが例え流行であっても「好きな色を選ぶ」事が正解だと思います。
さて、値段ですがビックリです。
この円安と消費税増税にもかかわらず、6年前の価格と同じ29,800円(税込)です。
「円安と増税で原価は確実に30%以上値上がりしている」にもかかわらずです。
ファブリックのクオリティもポケットコイルの数などの質など何ひとつ落としていません。
ひとえに企業努力ですが、ロングセラーの強みもあります。
「長くなってしまうので止めときます」ではマズイので簡単に。
商品をリリースするには、開発から始まって売れるまでに時間や手間がかかります。
これは全て経費です。
長く売れ続けると「この経費がかからなくなる」ので値上げコスト分を吸収する事が出来るのです。
申し訳ありませんが、これ以上企業秘密なので書けません。
ご容赦をお願い申し上げます。

7220ソファ
¥29,800(税込)
幅155×奥行88×高さ76(45)cm
※部分組立


今から一カ月前の出来事だったでしょうか。
朝、下北沢を会社に向かって歩いていました。
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別に変わった様子もありません。
「だんだん昔の線路が埋められていくなぁ」とぼんやり思っていました。
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そして、遠くを見ると・・・・・なんと「あの怪獣クレーン」が無い・・・・・・。
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「一体どうしたんだぁ!」
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「・・・・・・・・・・」
「なんでそんな姿になっちゃったの!」
「・・・・・・・・・・・」
「何で答えてよぉ!」
どうやら、あの壮大なクレーンと運転台が抜けてしまい、魂も無くなってしまったようです。
なんだか、いつもあるものが無いと少し寂しいものです。
「抜けがら」のシルエットがくもり空に切り取られていきました。
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その晩、僕は怪獣に言い忘れた事に気付いて
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走りました。
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「言っておかなければいけない事に気付いたんだ。僕のブログで、君の事、下北沢の空を奪う高層ビルを建てるデストロイヤーって書いたけど、本当はただ井の頭線のガードを付け替えに来ただけの心やさしい怪獣なんだよね。知ってたのに面倒くさいから訂正忘れてた。でも、君はずっとこの街のヒーローだったよね。街に来る人はみんな写真撮ってた。青い空とオレンジのコントラスト。上海行きの飛行機で空から見た事もある。そして、一番君が素敵だったのはあの晩・・・・皆既月食の晩・・・覚えてる?・・・・君とオレンジの皆既月食・・・・みんなのシャッター音がこだましてたっけ・・・・きっとみんなの心に刻まれてる・・・・はず。」
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「バイバイ・・・・ヒーロー・・・」
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翌朝、同じ場所に来ると怪獣は影も形も、そして残骸さえまったく無く消え去っていました。
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そして街は、何も無かったように1日が始まっていきました。
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行き交う人達の雑踏、そして当たり前のように過ぎて行く日々・・・・・。

それでも僕は、忘れない。
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  1. 2015/05/22(金) 15:18:18|
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