NOCEの家具バイヤーズブログ 2015年5月29日 ポーランドのチェア

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2015年5月29日 ポーランドのチェア

今週も初夏を思わせるような陽気の日が続きました。
今日は少し凌ぎやすそうです。
今週末NOCE(ノーチェ)のある地域のお天気ですが、土曜日は福岡を除いて恵まれそうで日曜日は全地域でぐずついてしまうそうです。
関東以西、来週梅雨入りかも?ですが梅雨入り前の週末、まだそれ程暑くないので新緑の街路樹に覆われた街は如何でしょうか。
お出掛けの際には是非NOCE(ノーチェ)にお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同、お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

今週の新商品のご紹介は、新しくナチュラル色が追加になったスピンドルバックチェアです。
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このチェアは今までウォルナット色のみで販売していましたが、テーブルにオークナチュラル色が追加される予定なのでそれに合わせてのナチュラル色の追加となりました
デザインのモチーフは、フィンランドのデザイナーチェアで、これをポーランドのトーネットチェアを作っていた曲木工場で作っています。
曲木工場と言っても実際、曲木を使っている部分はありません。
強いて言えば、シートに積層合板を使っているところが「曲木工場らしさ」を感じるところでしょうか。
ポーランドと言うと少し馴染みが薄く感じられるかも知れません。
場所はドイツの東側で、昨今問題のあるウクライナの西にあたり、南はチェコになります。
大国ドイツとロシアに挟まれたポーランドは、長い歴史の中で決して安泰とは言えませんでした。
先の戦争で首都ワルシャワが戦場になったのもそれ程昔の話ではありません。
僕は、ワルシャワとベルリン(ドイツ)の中間にあるポズナンと言う都市で家具の見本市が行われるため何度か行った事があります。
その当時まだ、ソビエト時代の影響が残っていて仕事で行っても面白いところでした。
街の佇まいは、まだ古く自動車もソ連製のラダや東ドイツ製のトラヴァントが多く走り、公共交通は路面電車(トラム)とトロリーバスが主流でした。
まるでモノクロームの映画の世界でした。
ポズナンの見本市のあと、約150キロ離れたヴロツワフと言うところにある家具工場に行き、川沿いにあるレストランでいただいたコルドンブルー(キエフ風鳥のカツレツと日本では呼ばれています。鳥胸肉の中に香草バターとハムを入れ衣を付けて揚げ焼きするウクライナ、キエフの伝統料理。あつあつの出来たてにナイフを入れると中からバターが飛び散ることから、ポーランド人は爆弾とよんでいました。コルドンブルーはフランスの呼び名。この場合バターがチーズになります。)が忘れられません。
氷の付いたウォッカのボトルをショットグラスで乾杯して・・・・。
当時のワルシャワも大都市と言う他はこのポズナンとあまり変わらない印象でした。
た。
今では地下鉄が2路線ある近代都市になっているそうです。
そして、家具の生産量は世界第4位と世界有数の家具輸出国となっています。
さてチェアに話を戻して、ナチュラル色ですが以前、ナチュラルとウォルナットとミックスして販売するとナチュラルが「さし色」(通常アクセントになるカラーを意味しますが、この場合は、ウォルナットを引き立てるアクセント色を言います。さし色は「さし色単体」で売れる事は全体の10%から20%と言われていますが、さし色がないと主流の色も売れない事もあるのです。)になってしまいナチュラルが売れ残ってしまう事がよくありました。
ただ最近は、その差が縮まってきたような気がします。
奥行きが深い座面とハイバックの組み合わせで座り心地も抜群なのは、色が変わっても同じです。
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素材は天然木ブナ無垢材をフレームに、天然木ブナ積層合板(プライウッド)をシートにと贅沢に木をふんだんに使用してあります。
価格はウォルナット同様の14,800円(税込)となっています。
ナチュラルは、使いこなしが難しいと言われていますが、チェアにデザイン性があるので比較的スムーズにお部屋に馴染んでくれそうです。
質感や座った時のフィーリングを是非NOCE(ノーチェ)各店にてお試しいただければと思います。

A5910チェア
¥14,800(税込)
幅41×奥行48×高さ82(43)㎝


今週、円安が進んでいます。
このまま一本調子で行くのか予断を許しません。
なぜならば円安は輸入価格、つまり原価の上昇に直結するからです。
この円安は2007年以来です。
チャートをひも解くと2007年から4年かけて円高が続き2011年(震災の年)をピークに円安が進み丁度、今年が4年目になります。
見事なⅤ字を形成しています。
2007年アメリカのサブプライムローン問題から発生した金融危機は2008年にリーマンショックを迎え世界同時不況へ突入していきました。
このころから円高が始まったと考えられます。
そして円安ですが、これは金融緩和によるものでこの円安がどこまで続くかは読み難いところです。
例えば来週、支払期限を迎えるギリシャがデフォルトすればトレンドは又変わっていくでしょう。
ただ、輸入価格は為替だけで考える事はできません。
なぜならば、海外の原価自体が7年前と違ってかなり上昇しているからです。
2007年時の原価が10ドルだとすると現在は大体17ドルから20ドル位に上昇しているのです。
付き合いの深い会社でも最低5割(15ドル)は上昇しています。
ラフに2007年から原価は、毎年約1割上昇していると考えられますが、2007年から始まった円高でこの上昇分を吸収できました。
これが、円安トレンドになると反比例するのです。
2007年に10ドルのものは、4年後の2011年には14ドルです。
円換算すると10ドル×124円=1,240円です。
2011年、円のピークを80円と考えると14ドル×80円=1,120円になるのです。
為替だけで考えれば、円高で利益が上がると考えられますが海外の商品価格の上昇から考えればそれ程の差はありません。
ところが17ドルに123円をかけると大変な事になるのです。
なんと、2,091円です。
2011年、4年前の約「倍」です。
そして、販売価格は7年前からたいして変わっていないのです。
どう乗り切るか、思案のしどころです。
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  1. 2015/05/29(金) 15:15:55|
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