NOCEの家具バイヤーズブログ 2008年10月10日 気分転換

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2008年10月10日 気分転換

連休を迎える週末です。
天気は土曜日に少し崩れそうですが、
日曜日、月曜日とも晴れて秋のすがすがしさを満喫できそうです。
寒くも暑くもなく昼間なら半袖で歩けそうです。
テラスのあるオープンカフェなどいかがでしょうか。
とは言いつつ、実はそんな気分にとてもなれません。
上司にもう一年以上前から
「大変なことになりますよ」と言っていたのですが、
とにかく風当たりがきつい。
「メーカーに値引き交渉をして」とか
「もっと売れるものないの?」など
到底できない無理な要求をしてくるのです。
そしてここにきて株価暴落とか倒産ラッシュ、
景気低迷などマイナスなキーワードが世の中を回っているので
よけい拍車をかけてしまっているのです。
僕自身としては、あまりショックは感じていません。
なぜならば、
もう去年の段階でヨーロッパの様子がおかしくなってきていて、
この3月に中国に行った時、
途中で建設がストップしてしまった高層ゴーストマンションを
見ていたからです。
中国でさえ、一般レベルでは大変な事になっていたのです。
これは、おそらく海外に仕事で行っている人にしか
わからないかもしれません。
当然上司も同じなのです。
バイヤーにとってもかなり厳しい状況です。
それでもみんなが欲しくなるものを持ってくれば
需要がまったくなくならない限りクビにならないと信じてやっているのですが、
そんな簡単にいかないものです。
しかも、メーカーから電気が5時過ぎると止まってしまうので
納期に間に合わないというメールや、
部品工場がつぶれてしまったので
調達の目途がたつまで生産を保留させて欲しいとか、
リストラのため商品アイテム削減による突然の出荷停止など
およそ想像の世界を超越しています。
上司にはわかってもらえないので全部僕の責任になってしまいます。
この場合メーカーに交渉しても100%無理です。
「この商品を続けたければ会社ごと買わなければ無理です」
と言いたいのですが、
どうせ「努力が足りない」とか
「根気よく交渉しなければ」と言われるだけです。
上から下からと八方ふさがり状態です。

こんな時こそ流れを変えなければと思い昼休み本屋に行ってみました。
レストランやカフェの情報誌を見ようとすると、
「世界同時不況」「恐慌前夜」だとかいう本に
まるで夢遊病者のように引き込まれていってしまうのです。
頭の中でシャンパングラスが音をたててパリン。
会社の帰りに行き着けのバールに飲みに行くと
前はあんなに混んでいて「イタリアみたい」だったのが、僕だけ。
かなり気まずい。
オーナーに「景気どうなの?」と聞かれて
「電気止められないだけましです。」と冗談で返したら、
オーナー理解できず(っていうか無理なジョーク)本気にされて
余計気まずいことに。
酔う前に心のとびらがピシャリ。
家に帰って楽器をいじってみたのですが、
弦をしばらく替えていなかったのでいまいちクリアな音がでません。
替えようと買い置きした弦をみるとニッケル製。
世界的金属価格の上昇。
がまんして弾くかぁ。
この弦、週末になべで煮沸して再生すればまだだいけるぞ。
諸行無常の鐘の音が「ぼーーーん」。

今度こそ流れを変えるぞと行き着けではなく、飛び込みで居酒屋へ。
「はじめになになさいますか」。
流れを変えるぞ。
冗談で「とりあえず、豚の角煮をダブルで」と。
「よろこんで!」と飲み物も聞かずに厨房に消えていきました。
角煮がふたつ来た時にグラスワインを。
「よろこんで!」と彼、笑いこらえつつ。
「店の名前からして、うーんこれもありかぁ」と思いつつ、
気分が5度くらいいい方向に向いたかもしれません。

※注釈(弦をなべで・・・)
弦を煮沸すると弦に付着した油分が溶けて
若干もとの音にもどりますが、すぐにダメになります。
ダメになった音は煮沸前より悪化するので気付きにくくなります。
また弦の種類により茹で時間が異なりますのでご注意ください。

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  1. 2008/10/10(金) 09:24:04|
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