NOCEの家具バイヤーズブログ 2016年7月29日 2016年、梅雨明けなのにお別れですか

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2016年7月29日 2016年、梅雨明けなのにお別れですか

今週、関東、甲信越でも梅雨が明けました。
ただ、例年と少し違うようです。
今朝、起きると青い空に真っ白な雲とグレーの雲、少し切なくなるような空でした。
まるで、北海道やドイツのような空です。
これは、本来梅雨前線を北に追いやる太平洋高気圧が弱く、北のオホーツク海高気圧に覆われているからです。
去年の今頃は、強い太平洋高気圧の影響で38位の猛暑日が続きました。
今発生している温帯低気圧も台風に変わってすぐ消えてしまうのでしょうか。
それでも夏は夏です。
しかも、日中過ごしやすく熱帯夜も無く大歓迎です。
オホーツク海高気圧。
今週末、NOCEのある地域のお天気ですが、札幌を除いて全地域で恵まれるそうです。
去年のような猛暑日は無さそうなので、お出掛けには良さそうです。
その際には、是非NOCEにお立ち寄りいただければと、全国各店スタッフ一同、お客様の御来店を心よりお待ち申し上げております。

春まだ浅い頃、柔らかい朝の光が
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下北沢の路地に降り注いでいました。
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いつもと
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何も変わらない、下北沢の朝の風景がありました。
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その朝の静けさを破るような
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光景に出合いました。
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えー!まさか?ウソだ!・・・・多分リニューアルのため・・・下北沢ではよくある事・・・。
「ねぇーー、あの黄色いのぼりって本当ですかぁ?」
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「・・・・・・・・・・・」
「ところで今、何やってるんですかぁ?」
「決意をしているところなの」
「えっ・・・何の決意ですか?」
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「それはね・・・・・大人の階段のぼる事・・・」
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「えー、ってその階段ですか?僕には、どう見ても下北沢のビルの階段にしか見えないんですけど」
「そんなこといいじゃない!他人に見えなくても私にしか見えない事があるの!だからぁ・・それが大人の階段なの!傷つけないでよ!・・・悲しくなってきた・・」
「ごめん・・・そんなつもりで言ったわけじゃなくって・・・その大人の階段の行き先って知ってる?・・・そして1度のぼったら振り返ることが出来ない事・・・そして2度と戻れない事、・・・・」
「そんな事、もちろん知ってる、だからそれが大人の階段・・・。ぜんぜん下北沢の階段じゃない・・。」
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「それでもここは、下北沢ですよぉ。それなら下北沢の大人の階段?大人の下北沢の階段?それとも階段の大人の下北沢ですか?あっ!わかった階段の下北沢の大人であたりでしょ!」
「バカにしないでよ!大人の階段の事なんか誰にもわからないんだから!・・・大人の階段・・・大人の階段なんて・・きっとみんな嫌いなはず・・・見ないふりしてるだけ!」
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「決めたわ」
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「えっ?」
「決めたの!」
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「何を?」
「のぼるの!」
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「のぼるのよ!大人の階段!ありのままで、自分を信じて、そうよ変わるの、私、少しも寒くないわ」
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「少し、違う方向行ってませんか?」
「いいの・・・・これでいいの」
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「ちょっと待って、これでお別れ寂し過ぎる!他の店で看板娘のバイトで雇ってもらうとか、ここに残って背中に(テナント募集中)背負うとか、何か方法あるでしょ!それなら不動産広告に(美しいお姉さん付き物件)で特集組んでもらうとか・・・なんとかできないの!」
「・・・・・・・・・」
「さてと、そろそろ行くね」
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「本当に?」
「私、もうのぼり始めたから振り向けないけど、忘れてた・・・ありがとう・・・私を知らない誰かに私がいた事を知らせてくれて・・・」
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僕は、悲し過ぎて最後まで見送る事は出来ませんでした。
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そして桜坂を
降りる途中、
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カフェ・ノルマーレで荒れた心をコーヒーで潤しました。
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「すみません!おとなの階段って一体なんでしょうか?」
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「うーーん、いい質問だ、それはな、人生は全てガラスのショーケースの中って事さ、つまり自由の中の不自由と不自由の中の自由って事」
「ところで、あなたはどちらでしょうか?」
「オレはな、自由と不自由の間に無限に広がり続けるブラックホールの時空の彼方から微かに見える光が幾重にも屈折して、見えないものが見えてくるような精神構造はまるでポケモンをスマホの中で見つける仮想現実からの逃避に迷走する心理構造から派生する邪推と戦う・・・・・・・○×△□☆・・∞・・・」
「ありがとうございます。大変よくわかりました」
梅雨明け前
下北沢の路地は
淡い雨に包まれ
彼女のいなくなった階段をうっすらと濡らしていました。
翌日、2016年の梅雨が明けました。

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  1. 2016/07/29(金) 17:06:05|
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