NOCEの家具バイヤーズブログ 2009年1月16日 値下げラッシュ

NOCEのバイヤーズブログ

2009年1月16日 値下げラッシュ

ここのところ寒い日が続いています。
晴れているのに寒いとよけいに冷たさを感じてしまいます。
週末はこの寒さも少し和らぐようです。
天気も崩れることはなさそうです。

今週の商品は先週入荷したソファです。
まさにレトロとモダンを融合させたようなデザインです。
布地にはヴェルヴェットを使用しているので質感もかなり良しです。
シートとバックにボタンを施すことによってレトロが強調され、
角ばったデザインと丸いクッションがモダンを強調しています。
色はパープルとレッドがあり今のトレンドにも合っていて、
またそれほどくどくない雰囲気はどんな部屋にもマッチしそうです。
ダーク系の部屋でも白黒グレィ基調であるモダン系の部屋でもいけそうです。
価格ははっきり言ってかなり安いと思います。
NOCE全体では割りと高い部類に入ってしまうのが残念ですが
一度実物を確かめていただければと思います。

FK0725.jpg FK0725ソファ 2人掛け グリーン
¥59,800
W175×D97×H91(49)cm
Made in China
※部分組立

☆サイズ違いで3人掛け(W214cm、¥79,800)、
  色違いでレッド、パープルがあります。
☆展示店舗
  グリーン ・・・ 堀江店(2人掛け)
  レッド    ・・・ 横浜駅前店(2人掛け)、名古屋店(3人掛け)
  パープル ・・・ 吉祥寺店(2人掛け)、港北ニュータウン店(3人掛け)

今年もまた年間イベントであるケルン国際家具見本市の季節がきました。
家具バイヤーである以上、
これをはずすわけにはいきません。
去年は、原材料や原油高騰に伴って消費者心理が落ち込み
史上最悪と感じたのに
今年は消費環境のいっそうの悪化により
さらに最悪感を更新してしまうのでしょうか。
世界中のあらゆるビジネスショー、
家電から自動車に至るまで会場は閑散としているので、
家具も影響を受けないわけがありません。
たった一年でここまで変化するとは想像をはるかに超えています。
去年、ヨーロッパのメーカーは
ユーロ高と原材料高に泣いていました。
今年はもっと深刻です。
単純に世界レベルで物が突然売れなくなってしまったからです。

最近、日本でも(去年ヨーロッパの都市では当たり前)
全品50%引き、70%引きのセールが目立つようになりました。
これからももっと激しい値引き競争が展開されると思います。
それ程値引きしなければ売れないからです。
全ての店がアウトレットモールのようになってしまうかもしれません。

上司からもアウトレット対応商品を探してくるように
執拗にいわれているのですが、
現場である僕の立場からいえば事態は
かなり深刻だと言わなければなりません。
なぜならば、ちょっと難しくなって申し訳ないのですが、
現在、
いたるところで、
あらゆる商品で「値引き合戦」をしているその商品は
「在庫である」ということなのです。
在庫については、すでに出来上がっているものなので
支払いに関係なく処分することはできますが、
処分後に仕入れをする時
メーカーは7割引で出すことなど到底でないということになります。
それは、まだ原材料価格がそれほど落ちていないという事と
工場の設備に投資してしまっているための借金返済、
また労賃もそれほど安くなっていないからです。
僕のところには毎日のように「買ってほしい」というオファーが
世界各地から来るのですが、
こちらが期待するほど安くなっていません。
「値段を言ってくれ」と言われて答えると
「その値段は採算の半分」だそうで
とても対応できるものではないといわれます。
現実に世界の工場と呼ばれていた中国でも
数え切れないほどの工場が閉鎖や倒産に追い込まれているのです。

市場価格は消費不況で安くなっています。
それに合わせるための値下げ合戦が拍車をかけます。
そして一旦安くなった商品を値上げすることなどできません。
一方、メーカーの原価は簡単に下げることができません。
努力とか大量発注のレベルではなく物理的に無理なのです。
この差が縮まらない限り、
現在の問題を解決することは困難だとおもいます。

来週からのドイツ出張では、
バイヤーとしてどうしたらいいのかを考えさせられることになるでしょう。
ユーロ安で少し買いやすくなっているかもしれませんが、
それ以上にメーカーの数が減っていることが気がかりです。

来週のブログはお休みにさせていただきます。
 
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  1. 2009/01/16(金) 02:32:59|
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