NOCEの家具バイヤーズブログ 2009年3月13日 梅にうぐいす 春告鳥 2

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2009年3月13日 梅にうぐいす 春告鳥 2

今朝はまだ風も冷たく春という感じはしません。
天気は、今晩から崩れはじめ明日まで少し荒れ模様になるそうです。
日曜日は回復しそうなので、久しぶりに散歩にでも出かけようかと思います。
来週は、いよいよ春らしく暖かくなりそうです。

今週の商品は、S6062ー60ソファです。

S6062-60.jpg S6062ー60ソファ ダークブラウン
¥69,800

W155×D90×H106(51)cm
張地:マイクロファイバー、中身:ウレタンフォーム、脚:木製
Made in China
※部分組立

※色違いでグレー、ブラックがあります。
<展示店舗>
ダークブラウン ・・・ 港北ニュータウン店、名古屋店
グレー ・・・ 相模原店

こちらも引き続きクラシックスタイルになりますが、
なんといってもハイバック(背の高い背もたれ)が特長です。
5年前にもっと高い背もたれでこれを少しモダンにした感じのソファを
ミラノで見たことがありました。
とにかく斬新で注目されていて、
フランスのインテリア雑誌の表紙に飾られていたこともあります。
その時は確か赤だったような気がします。
これだけ個性的だと、「赤はちょっと」となってしまうため、
落ち着いた色にしました。
ソファが個性的なので部屋が引き締まります。
ある種の緊張感があります。
灯りを落として例えばフロアライトだけにして腰掛け、
頭を背もたれ両サイドにあるランバーサポートにゆだねれば、
すっかりホテル気分です。
好きな雑誌や、興味のある新聞記事に目を通しながら、
JAZZをBGMにバーボンはいかがでしょうか。

話変わって先週の写真なのですが、
あれはメジロが梅の花の蜜を吸っているのですが
最初のアップの段階で間違えて上下が逆さまになっていました。
月曜日に戻したのですが、理由はこのメジロが枝に止まって
下に向かって咲いている花を逆さになって吸っている様子だからです。
夢中になっているメジロを僕も夢中になって撮ったのですが偶然です。
撮ろうと思っても撮れないかもしれません。

メジロとウグイスの関係については先週書きましたが、
今週も引っ張らせて下さい。
ウグイスは、その鳴き声が有名で野球のバッターをアナウンスする女性を
ウグイス嬢と呼んだりしています。
また、ウグイスを籠に入れて飼育し、
その鳴き声を楽しんだり競わせたりという風習は中国古来からあり、
それが遣唐使の時代に日本に伝わったとも言われています。
そこで思い出すのが
「鳴かぬなら、鳴かせてみせよう、ほととぎす」と
3大武将の気質を表した句です。
(ここからは、僕の勝手な推論に突入します)
「鳴かせてみせよう」と詠ったのは秀吉で、
「鳴くまで待とう」は、家康で「殺してしまえ」が信長になるわけですが
3者とも時代背景が微妙に違うので、同時にこの句を詠んだのではなく、
後世になってそのキャラクターを例えて誰かが詠んだものか、
3人のうち誰かひとりがこの句を詠んで残る2人のキャラクターに
誰があてはめたかですが、
ここで「なぜ、ほととぎす」かという疑問がのこります。
ホトトギスは、「てっぺん、かけたか」とたまに山間で
カッコウとならんで聞くことができますがまれです。
しかも、カゴにいれて飼うことは、
飼育環境の整っていなかった家康以前の時代では不可能だとおもいます。
それと決定的なのは、
ホトトギスが秋に越冬のため南下するという渡り鳥だからです。
いくら「鳴かせてみせよう」の家康といえども
渡り鳥をカゴにいれて飼うのは困難なことです。
鳴かせる前に「飼ってみせよう」とならないと辻褄があいません。

そして登場するのがウグイスとなるわけです。
古代のウグイスの飼育方法をひも解くとウグイスを飼育するには、
大人の鳥を捕まえて飼うのは難しいようで
「野山に分け入り」巣ごと卵を持ってきてヒナから育てるようです。
ここにミステリーがあるのです。
これはウグイスとホトトギスの険悪な関係のもとである
「托卵」(たくらん)という行為です。
聞きなれない言葉ですが、字の如く託児所の「托」に「卵」なので
卵を預けて育ててもらうということなのです。
ホトトギスは、自分で卵を温めてヒナを育てるという事をしません。
元祖、育児放棄です。
かなり調子がいいのですが、
習性なので「やめたら」と助言することもできません。
ホトトギスは、ウグイスの卵のある巣を見つけると
いくつかの卵を落として自分の卵を産み付けてしまうのです。
まさに託児所に預けてしまうわけです。
そこにウグイスが帰ってくると落とされた卵と
ホトトギスの卵が入れ替わっているにも関わらず
気付かずに暖めてしまうというわけです。
そして、ホトトギスのヒナはウグイスのヒナよりも早く卵からかえるので、
残った本物のウグイスの卵は死んだものとして
なんとウグイスは自分の子供達を巣から落としてしまうのです。
そしてウグイスは我が子としてホトトギスにえさをやり育てていくわけです。
ホトトギスは渡り鳥なので長距離飛行に耐える体を持っているので
ホトトギスは、ウグイスの2倍ぐらいあります。
ジャンボジェットのようなものです。
ウグイスは自分の体より大きい子供に
自分の子と信じてえさを与えつづけます。
それでも、所詮、渡り鳥。ホトトギスは、ウグイスになんの未練もありません。
冬になれば、南へと飛び立っていくのです。

ここで先ほどの「鳴かぬなら」に戻るわけです。
これは謎です。
こんな仮説を考えてみました。
それは、ウグイスを飼育する家来がウグイスの巣を持ち帰ったとします。
その中に托卵されたホトトギスの卵が入っていて、
知らずにウグイスだと信じてカゴの中で育ててしまったらどうなるでしょうか。
「ホーホケキョ」とは、絶対鳴きません。
それは、ウグイスではないからです。
こうなると句の解釈もニュアンスが変わってくるわけです。
そして句を詠んだ3人にこれがウグイスでないということを知っていたかです。
家来は、これがウグイスでないとなれば、失敗を認め失脚となるので
「殿、正真正銘のウグイスでございます」と言いはるのですが、
殿が知っていたらと考えると面白い結果となります。
「殺してしまえ」は、投資の失敗をすぐに認め、
またどうせ飼っていてもホトトギスは渡り鳥で越冬できず死んでしまうので
安楽死をさせてやろうという情けかもしれません。
「鳴かせてみせよう」は、ウグイスではないと知りつつも
「ホトトギスといえど、自分ならホーホケキョと鳴かせてみせる自信がある」
となり、
「鳴くまで待とう」は、ウグイスではないホトトギスをウグイスだと宣言し
「いつかは、鳴くはずだ」といって延命措置をしたのかも知れません。

大事にウグイスだと信じて卵から育てた鳥は、
実はホトトギスで、引っ込みがつかなくなった専門の家来が
「これは新種のウグイスで御座います」と宣言したものの、
戦国時代の武将は、ホトトギスと知りつつ、
どのようにこの難問に取り組むかを詠んだのかもしれません。
かなり、シュールです。

先日、飲み会があったのですが、
そのメンバーの一人が友達を連れてきました。
必ずいるノリの悪い人で場になじみません。

ここで一句。
「鳴かぬなら、連れてくるなよ、ほととぎす」

そしてこの人、飲み会って知ってて来てるのに飲まない。
「飲めないんで食っていいすか」
「そこまで食うか、ほととぎす」
それから、カラオケに行こうという事になったのですが、帰らないんです。
これが。
当然、「歌へたなんで」「歌ってくっさいよ」
僕は密かにこの間色々な言葉をあてはめて句を頭のなかで詠んでいました。
「はやくかえれよ」とか、「じっとしとけよ」とか、
「かねははらえよ」、「にどとくるなよ」と。
こんな事考えていたら、笑ってしまって彼と目があいました。
最後にこれで一句。
「鳴かぬなら、なぜかえらない、ホトトギス」五七五。

来週は、中国出張でお休みさせてもらいます。

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  1. 2009/03/13(金) 04:22:14|
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