NOCEの家具バイヤーズブログ 2009年4月24日 中国出張 最終回

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2009年4月24日 中国出張 最終回

4月も後半に入り初夏のような陽気になったり、
涼しくなったりと季節の変わり目らしい天気が続いています。
週末はあまり天気はよくなさそうですが、
日曜日が早く通過すれば晴れるかもしれません。

列車が香港駅に着いたのは、2時間遅れの夜9時近くでした。
ここから地下鉄を2本乗りつないで九龍(カゥールーン)の
今晩のホテルに向かいます。
列車を降り駅の中にあるイミグレーションを通過します。
イミグレ.jpg
まだ返還されたとはいえ、香港と中国の間は外国のようです。
イミグレの後、通貨も違うので中国元(RMB)を香港ドル(HKD)に
交換しなければなりません。
日本円で1万円くらいの紙幣とコインをポケットに詰め込んで
(僕は基本的に一人歩きをする場合お金は財布に入れないで
カードを2枚くらいと現金をポケットに入れておきます。安全上のためです。)
切符の自動販売機へと向かいました。
切符はまるで使い古されたテレフォンカードのようなものが出てきます。
テレフォンカードのような.jpgのサムネール画像のサムネール画像 もちろん行く先も金額も書いてありません。
自動販売機の情報をこのカードの磁気に読ませているのだと思います。
このカードは到着駅の自動改札機で回収されるので 合理的なのかもしれません。


ホームで待っていると地下鉄が来ました。
地下鉄が来ました・・・.jpg












車内は、中国のものよりカラフルです。
カラフルな車内.jpg













別の地下鉄を乗り換え、
ホテルにチェックインしたのは10時をまわっていました。
九龍.jpg 地下鉄乗り換え.jpg

ホテルのある九龍はダウンタウンそのもので、
10時過ぎても人でいっぱいです。人気のあるアパレルやクラブから、
ファーストフードや庶民的な食堂までとにかくにぎやかです。
渋谷のような感じでしょうか。
夜はこのちょっと入りにくい地元の人でいっぱいの食堂に行きます。
炒麺(チャオメン、やきそばのこと)を食べるためです。
香港で餃子やシュウマイといった飲茶や炒麺を食べてから
病み付きになってしまいました。
高級中華もいいのですが、これは別格です。
日本で食べたことがありません。
まず、「地元の人でいっぱいで入りにくく、あまり綺麗じゃない店」、
世界共通ですが、
こういうところに入れば間違いなくおいしいものが食べられます。
一人なのでもちろん合い席になるのですが、
他のひとが食べているものが全ておいしそうに見えます。
だいたい注文するのは牛肉炒麺で、細い麺を油で炒め、
その上に牛肉を片栗粉まぶせて
炒め醤油ベースのあんでからめたものがかかっているというものです。
さすがイタリアンパスタの原点だけに麺もアルデンテでとにかくおいしい。
ついでに今日のおすすめのワンタンをたのんで
お腹いっぱいで店をあとにしました。
食事の合計は800円くらいで物価は東京と変わりません。
ただ日本ではたぶん食べられないと思います。
この日も激しく疲れていたせいで11時には寝てしまいました。


翌朝、9時発の飛行機に乗るため5時半に起きて
6時にチェックアウトをして、空港行きのバス停にむかいました。
まだ少し暗い朝もやの中、空港行きの2階建てバスが来ました。
バス停.jpg バスが来ました.jpg













2階に上がり一番前の席にすわりました。
上から見下ろすとタクシーもこんな感じです。
タクシー.jpg










バスに乗り込む人達です。
バスに来る人.jpg









朝もやの高速道路を走ります。
朝もやの・・・.jpg

空港に到着しチェックインを済ませました。
今回、上司に懇願して帰りの便だけアップグレードで
ビジネスクラスにさせてもらいました。
お気に入りの場所.jpg なぜかというとこの香港のキャセイのビジネスラウンジが とても気に入っているからです。
もしかしたら世界中のどの場所よりも気に入っているかもしれません。
ラウンジ内には、食事のスペースとバーとソファの席があります。
朝食を済ませた後、コーヒーとペリエを持ってお気に入りの場所に座りました。
ラウンジ.jpgのサムネール画像













「アニエスべー」によるパッケージデザインのペリエがとてもよく、
だんだんここが香港だかパリだか
コペンハーゲンだかわからなくなってきました。
ペリエ.jpg 空港内とはとても思えないくらいとても静かで
まるで上質な図書館のようです。
席の前にはマルチメディアプレイヤーが置いてあり、
CNNからCDまで幅広く見たり聞いたりすることが出来ます。
マルチメディア.jpg













収められているCDは、クラシックからジャズまで600枚くらいあります。
僕はとりあえずジャズを聞く事にしました。

成田に着いたらその足でまた会社に向かいますが、
出張の仕事はこれで終わりです。
家具といえども大きな経済の中で動いています。
いま激動の中にいることは確かだとおもいます。
NOCEのバイヤーとして今後を考えると答えはみえるような気がしますが、
どのようにやっていくかがいまいち見えてきません。
いままでの考え方ではやっていけないのは事実です。
また、デザインの流れも見えてきません。
中国でも倒産する企業が増えてきていて
その会社の質を見極めるのもバイヤーの仕事になってしまいました。

ちょうど今、選択しているCDは、
TORD GUSTAVSEN TRIO(ECM)のBEING THEREの1曲目なのですが、
ピアノの音色がしみてきました。
今聞いているのは・・・.jpgのサムネール画像のサムネール画像 ノルウェイのピアニストだったと思いますが、
この曲がこの図書館に妙にはまってしまい、
しばし仕事のことなど考えられなくなってしまいました。


現実に戻して。
僕はNOCEのバイヤーとして一体なにができるのでしょうか。
デザインコンシャスに走ればコストがかかる一方、
価格だけにこだわればデザインや品質を犠牲にしなければなりません。
そして何より売れるものを見つけなければなりません。
いままでの常識とはなんだったのか、
又それを変えていくとはどういうことなのでしょうか。

CX504 for Narita Last Call 最終御搭乗案内の表示が点灯しました。
まだもう少しここに居たかったのですがしかたありません。
帰国すれば本当の現実が待っているからです。

キャリーバックを引き寄せ、
ヘッドホーンからのハービー・ハンコック「Then And Now」の「処女航海」と
飲みかけのコーヒー、そして「アニベ」のペリエを残して。
コーヒーとペリエを残して・・・.jpgのサムネール画像のサムネール画像
残して・・・.jpgのサムネール画像
 







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  1. 2009/04/24(金) 12:24:35|
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