NOCEの家具バイヤーズブログ 2009年6月12日 Petit Price(プチプラ)

NOCEのバイヤーズブログ

2009年6月12日 Petit Price(プチプラ)

今週、ついに梅雨に入ってしまい
これからじめじめとしたシーズンが始まります。
本来梅雨の意味とは、
梅の実が熟す頃に降る雨のことを表現することから名づけられたものです。
他にも語源はあるのですが
この方が綺麗でジメジメした嫌な気持ちも払拭してくれそうです。
(他方の語源はカビから派生)
週末は雨にはならないものの晴間はなさそうです。

今週の商品紹介は前回のブログタイトル「中国出張3」で紹介したソファです。
8045B .jpg 8045Bソファ 2人掛け ブラウン
¥15,800

W122×D65×H72(42)cm
張地:ビニールレザー、中身:ポケットコイル、脚:木製
Made in China
※部分組立
◇色違いでダークブラウンあり

その時、「普通に16,800円で売れるソファを仕掛けする」
と言っていたのですが
仕掛けを加えた上に価格が更に1,000円下がったとは驚きです。
少しレトロな感じのシンプルなデザインは、
「お家カフェでも本物のカフェでも使えます。
最近「お家」バーやカフェのようにするのが流行っているそうですが
ピッタリだと思います。
ラウンドテーブルBF2346、プライス3,580円とあわせても
商品代金だけで20,000円を切ります。
まさにNOCEプライスです。
さて、もったいぶっていましたが、「仕掛け」とは
なんとこのソファの中にポケットコイルを内蔵していることなのです。
ポケットコイル内蔵でこのデザインでこの価格はありえません。

最近NOCEのソファにもプチプライス商品が増えてきました。

プチプライスとはフランス語のPetitと英語のPriceを合わせた造語で
「プチプラ」と略します。
フランス語の辞書を引くと
一番相当なのは「かわいらしい」ではないかとおもいます。
つまりプチプラとは「かわいい価格または値段」ということになります。
ただこれはわざわざフランス語を使っているので
「激安」「値段で勝負」とは違います。
デザインもかわいくて値段もかわいくなければならないのです。
つまりデザインがかわいくても価格がかわいくなければ
「プチプラ」とはいえません。
また価格がかわいくてもデザインがかわいくなければ、これもダメです。
ただ、値段の感覚もデザインの感覚も人によって違うので
一概には言えませんが。

プチプラは、このブログでも紹介した原宿に出来た2つの
ファーストファッションを売りにしているグローヴァル企業の出店とともに
一般化してきました。
その前にいつから存在していたかはわかりませんが、
マルキュー成熟期にデザインが出尽くし価格競争に突入し始めた頃、
絶対的安さを誇る既存の古着店との価格競争が激化した
去年の初め位だと思います。
原宿にある古着店「私達は行く」の店の前には行列ができ
入場制限ができるほどでした。
もともと古着で有名だった下北沢にも多くのニューカマーが登場してきました。
先程の古着店も下北沢では古い方です。
ここにこだわり系岩手発の古着チェーン(古風な男性の名前)が加わり
古着店も競争になりました。
女子中高生には絶大な人気でした。
古着に対して抵抗は全くないようです。
ここにファッション誌が着目し「安さ」ではなく別の言い方で
プチプライスというネーミングを女の子向けにつけたのではないでしょうか。
どの雑誌かわかりませんが、
イニシャルで言うと「Z」「P」「S」「m」になります。
(四天王とも呼ばれています)

ただ古着にも仕入れに限度があります。
また最新のファッションを古着で表現するにも無理があります。
ここで中小アパレルが中国、韓国アパレルメーカーに
新品を古着価格で売れるようなものを作るように依頼しました。
価格競争に加えてパターン作製からこれを
「いかに店頭やネットに早く並べたりアップしたりすることができるか」も
競争になりました。
日本版ファーストファッションです。
このビジネスモデルはGirlie(ガーリー)と呼ばれる
日本独特のファッションスタイルとともに凄まじい勢いで伸びました。
先の雑誌も内容を古着からガーリーにシフトしました。
ガーリーの語源は、ロングマン英和辞書によると名詞的用法で言えば
「侮蔑的にお嬢ちゃん」または「女の子」とあり、
あまりいい表現ではありません。
「A Girlie Magazine」とは成人雑誌の意味です。
本当はGirlish(少女のような)のほうがしっくりいくのですが、
あえてこうしたのは
割と肌を露出するニューヨーク系ファッションの影響でしょうか。
そして時代はサブプラショックとともに消費不況をむかえます。
ガーリーファッションの走りはアナスイ、マークジェイコブス、
トレーシーリース、BCBGなどのニューヨーク系モードブランドにあるような
気がします。(これが割りと露出度が高い服が多い)
しかしこの辺の服になるとゼロの桁が違ってきます。
なかなか庶民には手がでません。
また胸の大きく開いた大胆な柄のキャミソールに黒のレギンスや、
チロリアンスタイルのフォークロアなどは日本の風土に馴染みません。
これが少しずつ形を変えてコピーされ、価格を古着並みに安くしたのが
「ガーリー」の始まりなのかもしれません。
海外ではあまり見ない日本の「ガーリー」スタイルは
どちらかといえばナチュラルです。
余談ですが、有名大物お笑いタレントの娘さんが
先程の雑誌「Z」に身長の低さで抜てきされたのも
ここら辺りに理由があるのかもしれません。

そしてこの流れとともに激安とは違う「プチプラ」が生まれたわけです。
いまやプチプラは上級の超人気誌「C」や「V」で始まるイニシャルの
ファッション誌でも当たり前になるだけではなく多種方面に波及しています。
アクセサリー、コスメ、美容室など何でもありです。
プチプラレストランと言うと
雰囲気がよくて安くておいしい料理がでてくるような気がします。
これは実は以前流行した「コスパ」とはちがいます。
なぜならば絶対的な安さがなければならないからです。
ランチで3,000円では
比較値で安くても(コスパ)プチプラとはいえないのです。

さて、ググっと話を戻して
(ここまで読んでいただいた方、
毎度無理な論理展開におつきあいいただき深く御礼申し上げます)
NOCEの家具ですが、一体いくらがプチプラなのでしょうか。
はっきり言ってソファは20,000円以下です。
ただ、NOCEは全部プチプラで行くことはないのですが
あえて並べてみました。

¥15,800
8066ソファ ライトグリーン           8006ソファ 2人掛け ダークブラウン
8066 2P GR.jpg 8006 2P ダークブラウン.jpg
¥17,800
8047Bソファ ブラウン             8023ソファ 2人掛け ホワイト
8047Bソファ 2P ブラウン.jpg 8023 2P WH.jpg







¥19,800
8047ソファ パープル             8019ソファ ライトピンク
8047.jpg 8019 2人掛け ライトピンク.jpg
2342ソファ 2人掛け ホワイト         3215ソファ ダークブラウン
3242 2P WH.jpg 3215 2P DKBR.jpg

Online storeでも購入できます。


今夜は、下北沢のワインバーでやりました。
今夜は.jpgのサムネール画像



今夜は2.jpgのサムネール画像のサムネール画像











ボサノバの生演奏があるからです。
僕の大好きな o barquinto 日本名「小舟」という歌を歌っています。
赤ワインのボトルが透けていきます。
ボサノバ.jpg
店をあとにすると、商店街は今夜もにぎやかです。
店を後に・・・.jpg









この商店街の真中にセンスのいいプチプラショップがあります。
この商店街の・・・1.jpg








今風ワンピース2着買うと3,000円です。
リピートなしの売り切り御免商品だそうです。
バイヤーの神経が持つのかバイヤーとして心配になってしまいます。

ただその価格、下北沢では特別安いとはいえません。
いまや100円単位で戦争しているからです。
トップス300円は当たり前の話で
「原宿で10,000円でOK」なら、
下北沢ではそこから2割から3割くらい安いかも知れません。

スポンサーサイト
  1. 2009/06/12(金) 10:35:57|
  2. バイヤー&スタッフのブログ